JTBC

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JTBCは、大韓民国で衛星放送やケーブルテレビ向けに放送を行っている中央日報系のテレビジョン放送局。日本の法的区分では「衛星又は有線一般放送事業者」に相当するが、地上波局並みの総合編成を行う点が日本とは異なる[1]

2011年3月21日に会社設立、12月1日開局。

概要[編集]

同じ中央日報系だった旧東洋放送を事実上の前身とする。1980年全斗煥軍政により言論統廃合策を以って強制廃局させられ、韓国放送公社 (KBS) に吸収されたという経緯から、開局に際しては「復活、TBC 誕生、JTBC」をキャッチコピーに採用した。現在のキャッチコピーは「多彩な楽しみ」 (Coloring Your World)

東洋放送廃局後長い期間を経て、中央日報は金大中政権下における改革を受け1999年に第一企画社から放送事業部門を買収し、衛星放送やケーブルテレビ局向けに番組を供給する会社「中央放送」を設立。カートゥーンネットワークなどのチャンネル供給を約10年にわたり展開した。この会社は、日本ではシーエス・ワンテンのようなものである。

李明博政権下で、新聞社にも放送局の所有を認めるメディア改革が実行されると、中央日報グループは2010年11月30日、韓国の放送通信委員会が受付開始した衛星放送やケーブルテレビ向け総合編成チャンネルの開設申請を行い、同年の大晦日、東亜日報朝鮮日報、専門チャンネルからの鞍替えを図った毎日経済新聞と共に事業者として選ばれた。開局にあたり、東洋放送廃絶後SBSネットワークの全国展開に際し系列局の大邱放送が「TBC」の略称を使ってしまったことから、中央日報が朝鮮語表記(중앙일보)のローマ字表記(Joong-ang Il-bo)から採ったロゴマークにもなっている「J」を頭に付けて「jTBC」を略称とした。また東洋放送が提携関係を結んでいた日本テレビ放送網が、SBS開局時に提携関係を樹立したこともあって、在東京の主要テレビ局で韓国放送界と関係が薄かったテレビ朝日が出資・業務提携した[2]

開局半年後の2012年6月からスポーツ中継を開始。最初となった2014 FIFAワールドカップ・アジア4次予選では韓国が入ったA組の試合を、翌年には野球の2013 ワールド・ベースボール・クラシックを、それぞれ独占中継、大きな波紋を呼んだ。また設立の経緯から、KBSと韓国文化放送 (MBC) に対しては特に敵意を顕わにしており、MBCが夜のニュース番組(『MBCニュースデスク』)をSBS(『SBS8ニュース』)の真裏にぶつける改編を行うと、夜のニュースを22時台から21時台(『KBSニュース9』の裏)に移動、その際PRスポットでは「KBS、MBCは忘れろ!!」という煽りメッセージを入れた。

放送媒体とチャンネル[編集]

提携マスメディア[編集]

国内提携新聞[編集]

  • 中央日報(母体紙)…報道番組にキャスターを派遣
  • 中部日報
  • 大邱日報
  • 済州日報

外国提携放送局[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 日本の衛星放送においては、NHKを含め各チャンネルはある程度の専門性を持たせた編成とすることが基本である。
  2. ^ “韓国TV局「jTBC(仮)」への出資および業務提携に関するお知らせ” (PDF) (プレスリリース), テレビ朝日, (2011年1月4日), http://company.tv-asahi.co.jp/contents/ir_news/0257/data/tvasahi_jTBC20110104.pdf 2013年5月29日閲覧。 NHKはKBSと、TBSはYTNと、フジテレビジョンはMBCと、それぞれ提携している。