障害を扱った作品の一覧
障害を扱った作品の一覧(しょうがいをあつかったさくひんのいちらん)は、視覚障害・聴覚障害・肢体不自由・発達障害といった障害、またそれらの障害を持つ人々をテーマにした作品の一覧である。
- 作品中である程度一貫して特定の障害(あるいは心身の障害全般)に焦点が当てられているものを扱う。「登場人物に障害を持つ者がいる」程度のものは扱わない。
- ノンフィクション書籍は、原則としてウィキペディア上に記事が存在するもののみ採録する。
狂言
視覚障害を扱った狂言
- 清水座頭 - 視覚障害者どうしの結婚
- 丼礑(どぶかっちり) - 座頭が川を渡る狂言
- 不聞座頭(きかずざとう)|不見不聞(みずきかず) - 視覚障害者と聴覚障害者が留守番をする
- 三人片輪 - 障害者の就職活動
- 月見座頭 - 座頭が月見の酒宴に参加する
- 伯養 - 二人の座頭の勝負
- 鞠座頭 - 座頭が鞠で遊ぶ
聴覚障害を扱った狂言
- 不聞座頭(きかずざとう)|不見不聞(みずきかず) - 視覚障害者と聴覚障害者が留守番をする
肢体不自由を扱った狂言
- 腰祈(こしいのり) - 山伏の祈祷で腰の障害の治療を試みる
- 芥川 - 肢体不自由の人が川を渡る
- 三人片輪 - 障害者の就職活動
言語障害を扱った狂言
- 三人片輪 - 障害者の就職活動
- 吃り - 言語障害がテーマ
小説
視覚障害を扱った小説
- 世間学者気質 - 視覚障害者を扱った作品
- 清作の妻(吉田絃二郎)
- 田園交響楽(アンドレ・ジッド)
- ベルナのしっぽ(郡司ななえ)
- 暗いところで待ち合わせ(乙一、2002年 幻冬舎)
- 仮面舞踏会(横溝正史) - 色覚異常を扱った作品
- 悪魔の設計図(横溝正史) - 連続殺人が盲目娘の遺産相続人に忍び寄る。
- 月の盾(岩田洋季) - 色覚異常を扱った作品
- 春琴抄(谷崎潤一郎 1933 中央公論) - 病気で盲目となる大店(おおだな)の娘の春琴と丁稚の佐助の愛情物語。
- 藏(宮尾登美子 1993 毎日新聞社) - 1992年3月から1993年4月までの毎日新聞の連載小説。大正時代の新潟の蔵元を舞台とした、網膜色素変性症で14歳で失明する賢く美しい娘と、家父長制の中で思うように振舞えない男女の葛藤の話。
- 光に向って咲け:斉藤百合の生涯(粟津キヨ/文藝春秋) - 陽光会を設立した人の伝記。
- バラはバラのようにスミレはスミレのように(小柳ゆみ/アイネック) - 中途失明者で精神障害者の相談ボランティアの著者の今までの交流の記録。
- 怒りの川田さん(川田隆一/オクムラ書店)
- 見えなくても、きこえなくても。(大平一枝/主婦と生活社)
- 生きてます15歳(井上美由紀(1984生))
- 星にとどけ、ベルカント(遠浜々/東洋出版)
聴覚障害を扱った小説
- 遠い音(フランシス・イタニ)
- レインツリーの国(有川浩/新潮社) - 中途失聴を扱った作品
- 四つの終止符(西村京太郎)
- 静かなるホイッスル(柴谷晋/新潮社)
- このゆびとまれ(江時久/文理閣)
- 聴覚障害者のための受診便利帳(高橋英孝)
- 可能性に挑んだ聴覚障害者(みみより会編集委員会/文理閣)
- こころの耳(早瀬久美/講談社) - 国家試験欠格条項を打破し日本で初めて薬剤師になった聴覚障害者の話。
- 聴覚障害者が見たアメリカ社会(しみず よりお/現代書館) - 米国の一般大学大学院に進んだ著者のADAの実態を報告。
- もう声なんかいらないと思った(大橋弘枝/出窓社) - 図書館協・学校図協推薦。先天性聾でダンサーである著者のダンスに目覚めるまでの半生。
- あなたの声が聴きたい(藤田保・西原泰子編/文理閣)
- ろうあ者の遺言(/新風社)
- みんなの声が聞こえる(アツキヨ/講談社)
- こころの声が聴きたくて(松橋英司/)
- ミス・アメリカは聞こえない(ダフネ・グレイ/高村真理子[訳・監]、瀧澤亜紀[訳]/径書房) - 聾となった愛娘がミス・アメリカになるまでのお話。
- 天国のベル(石田衣良/角川書店) - 短編集「約束」の中の1編
- 聞こえない親をもつ聞こえる子どもたち (ポール・プレストン)
- 筆談ホステス(斉藤里恵/光文社)
肢体不自由を扱った小説
- 芋虫 (江戸川乱歩)
- わたし、五等になりたい!(岸川悦子)
- ボーン・コレクター(ジェフリー・ディーヴァー)
- ゲゲゲの女房(武良布枝) - 左腕がない夫と妻の物語
発達障害を扱った小説
- 高野聖(泉鏡花、1900年〈明治33年〉発行)
- アルジャーノンに花束を(ダニエル・キイス)
- くらやみの速さはどれくらい(エリザベス・ムーン) - 高機能自閉症の男性が主人公のSF作品
- 夜中に犬に起こった奇妙な事件(マーク・ハッドン) - 自閉症の少年が主人公のミステリー作品
- 手をつなぐ子等(田中一二)
- 忘れられた子等(田中一二)
- 安宅家の人々(吉屋信子) - 1951年の毎日新聞の連載小説。家族愛と夫婦愛、女同士の友情を描いた作品。
- エデンの命題(島田荘司) - アスペルガー症候群の少年が主人公のSFミステリー
- ぼくはうみがみたくなりました(山下久仁明)
- オルタ(木地雅映子)
- 悦楽の園(木地雅映子)
- Myフェアリー・ハート~わたし、アスペルガー症候群。(成澤達哉) - アスペルガー症候群当事者が執筆した小説
- あの扉のむこうへ―自閉の少女と家族、成長の物語(藤家寛子) - アスペルガー症候群当事者が執筆した小説
- Marcelo in the Real World(Francisco X. Stork) - 日本語版未発売。アスペルガー症候群の少年の青春を描く作品。
言語障害を扱った小説
性別に関する障害を扱った小説
漫画
摂食障害を扱った漫画
- 脂肪と言う名の服を着て (安野モヨコ) - 女性の摂食障害を描く
視覚障害を扱った漫画
聴覚障害を扱った漫画
- あみーご×あみーが(瀬口たかひろ)
- 聞こえますか愛!(星野めみ)
- きみの声 ぼくの指(横谷順子)
- 君の手がささやいている(軽部潤子)
- 金魚奏(ふじつか雪)
- 遥かなる甲子園(山本おさむ)
- わが指のオーケストラ(山本おさむ)
肢体不自由を扱った漫画
- Flower〜フラワー〜(和田尚子)
- リアル(井上雄彦) - 車いすバスケットボールを扱った作品
- 歩いていこう。 ~車いすの女の子の結婚・出産物語~(折原みと)
発達障害を扱った漫画
- この星のぬくもり(曽根富美子)
- 光とともに…(戸部けいこ) - 自閉症を扱った作品。作者の死去により、未完のまま第15巻が最終巻となる。
- ヤジとボク(手塚治虫)
- だいすき!! ゆずの子育て日記(愛本みずほ) - 知的障害者の子育てを扱っている
- はだしの天使(さがわれん) - 自閉症を扱った作品
- おなかまるだしこちゃん(草野誼 ) - 自閉症スペクトラムを扱った作品
- 15の夜~いじめられているきみへ(漫画:市川正孝、監修:内山登紀夫) - 少年マガジン2007年10、11号に掲載された、アスペルガー症候群の中学生といじめを題材にした作品
- 晴れときどきアスペルガー(ごとう和、今村志穂)
- ニトロちゃん(沖田×華) - 発達障害が知られていなかった時代の、作者の子供時代の実体験を基にしたコミックエッセイ
- プロチチ(逢坂みえこ) - アスペルガー症候群の専業主夫を描いた作品
- のんちゃんの手のひら(金子節子) - ダウン症を扱った作品
重複障害を扱った漫画
- どんぐりの家(山本おさむ) - ビッグコミックに連載(1993年)。アニメーション映画あり。埼玉県立大宮聾学校、坂戸聾学校が舞台と言われている。話題となり、この作品で障害の世界を初めて知った健常者が多数いる。
性別に関する障害を扱った漫画
- ピンクとみずいろ(後藤羽矢子、2000年) - 性同一性障害を扱った作品
- オッパイをとったカレシ。(芹沢由紀子、2002年) - 性同一性障害を扱った作品
- IS~男でも女でもない性~ (六花チヨ、2003年) - インターセックスを扱った作品
- 性別が、ない!(新井祥、2005年) - インターセックスを扱った作品
- G.I.D(庄司陽子、2006年) - 性同一性障害を扱った作品
- ダブルハッピネス(寄田みゆき・杉山文野、2007年) - 性同一性障害を扱った作品
- 幻覚ピカソ(古屋兎丸、2008年) - 性同一性障害に悩む登場人物がいる
テレビドラマ
視覚障害を扱ったドラマ
- 愛の劇場 わが子よVI(1986年、TBS)
- ハッピー 愛と感動の物語(1999年・2000年、テレビ東京)
- 天国の階段(2003年、韓国)
- 仔犬のワルツ(2004年、日本テレビ)
- スタートライン〜涙のスプリンター〜(2005年12月17日、フジテレビ)
- 君だけに愛を(1991年1月- 3月、日本テレビ) - 出演:野村宏伸、松下由樹ら。交通事故で被害者の兄を死亡させ、妹を失明させてしまった主人公の苦悩の話。肝臓癌と分かり、死後の角膜提供を申し出る。日本に臓器移植法が制定される前の話。
- 愛し君へ(2004年4月-6月、フジテレビ) - 原作は『解夏』、出演:菅野美穂・藤木直人
- まだ見ぬ父へ、母へ(2007年12月21日、フジテレビ) - 出演:小池徹平・いしだあゆみ。全盲のテノール歌手・新垣勉の軌跡。
- チャレンジド(2009年、NHK)
聴覚障害を扱ったドラマ
- 名もなく貧しく美しく(1976年、TBS)(1980年、日本テレビ)
- 叫んでも...聞こえない(1989年、日本テレビ) - 24時間テレビ『愛は地球を救う』内でのドラマ
- 愛していると言ってくれ(1995年、TBS) - 第33回ギャラクシー賞テレビ部門大賞。聾唖の画家榊晃次(豊川悦司)と劇団員水野紘子(常盤貴子)の恋愛ドラマ。手話を学ぶ女性を倍にしたと言われる社会現象を起こした。
- 星の金貨(1995年、日本テレビ)
- 続・星の金貨(1996年、日本テレビ)
- 君の手がささやいている(1997年-2001年、テレビ朝日)
- 新・星の金貨(2001年、日本テレビ)
- フジ子・ヘミングの軌跡(2003年、フジテレビ)
- オレンジデイズ(2004年、TBS) - 将来を期待されたが病気で聴覚障害となり失意の日々のバイオリニスト(柴咲コウ)と、彼女と社会福祉心理学を専攻の大学4年生結城櫂(妻夫木聡)とのロマンス。
- 号令もサイレンも聞こえなかった ~ろうあ者の戦争体験(1988年、NHK)
- わが町 –火曜サスペンス劇場- (1992、日本テレビ) - 事件解決物語。森田吾郎・刑事(渡辺謙)の妻(有森也美)役として聴覚障害者が登場。原案は87分署シリーズ。
- F.B.EYE!! 相棒犬リーと女性捜査官スーの感動!事件簿(2002 、PAX TV) - 聴覚障害者のスーが聴導犬と共に難事件を解決する話。
- すずがくれた音(2004年、TBS) - 愛の劇場シリーズ、出演:高田万由子、尾美としのり
- ラブレター(2008-2009年、TBS) - 愛の劇場生誕40周年記念作品。主人公・美波の15年間の忘れられない初恋・純愛・真実の愛のかたちを丁寧に描いていく。
- 心の糸(2010年11月27日、NHK)
肢体不自由を扱ったドラマ
- 男たちの旅路#車輪の一歩(1979年、NHK)
- 小児病棟(1980年、日本テレビ)
- 車椅子の花嫁(1987年、日本テレビ) - 24時間テレビ『愛は地球を救う』内でのドラマ
- ダイアリー-車いすの青春日記-(1988年、日本テレビ) - 「カネボウヒューマンスペシャル」
- 車椅子からウィンク(1989年、テレビ朝日)
- 車いすの金メダル(1998年、TBS)
- Beautiful Life 〜ふたりでいた日々〜(2000年、TBS)
- ダンシングライフ(2003年、TBS)
- ふたり 私たちが選んだ道(2003年、日本テレビ) - 24時間テレビ『愛は地球を救う』内でのドラマ
- DOOR TO DOOR(2009年、TBS「感動ドラマ特別企画」) - 脳性麻痺を扱った作品
- 毒姫とわたし(2011年、東海テレビ)
発達障害を扱ったドラマ
- おふくろに…喝采!(おふくろシリーズ8)(1992年、フジテレビ) - 松岡昌宏が自閉症の息子役
- ピュア(1996年、フジテレビ)
- オンリー・ユー〜愛されて〜(1996年、よみうりテレビ)
- 聖者の行進(1998年、TBS)
- 天使が消えた街(2000年、日本テレビ)
- 君が教えてくれたこと(2000年、TBS) - ともさかりえが高機能自閉症の主人公を演じる
- アルジャーノンに花束を(2002年、フジテレビ)
- 抱きしめたい(2002年、NHK) - 無名時代の加瀬亮が自閉症者を演じる
- 光とともに…(2004年、日本テレビ) - 自閉症を扱った作品
- たったひとつのたからもの(2004年、日本テレビ) - ダウン症を扱った作品
- 3年B組金八先生(第7シリーズ)(2004年-2005年、TBS) - 3年B組の生徒の飯島弥生(ヤヨ)が軽度の自閉症という設定
- 僕の歩く道(2006年、フジテレビ)
- アイムヒア 僕はここにいる(2007年、朝日放送など) - 主演杉浦太陽。大阪府教育委員会がアスペルガー症候群の啓発のために制作したドラマ
- マラソン(2007年、TBS「感動ドラマ特別企画」)
- だいすき!!(2008年、TBS)
- 安宅家の人々(2008年、東海テレビ)
- 輪廻の雨(2010年、フジテレビ)
- ハガネの女(2011年、テレビ朝日) - クラスにアスペルガー症候群の設定の児童
- ATARU(2012年、TBS) - サヴァン症候群の男性を主人公とした推理ドラマ
性別に関する障害を扱ったドラマ
- 29歳の憂うつ パラダイスサーティー(2000年、テレビ朝日) - 性同一性障害を扱った作品
- 3年B組金八先生(2001年-2002年、TBS) - 第6シリーズで性同一性障害をテーマに扱っている
- 相棒(2005年、テレビ朝日) - Season 3に性同一性障害を扱った作品がある
- 私が私であるために(2006年、日本テレビ) - 性同一性障害を扱った作品
- ラスト・フレンズ(2008年、フジテレビ) - 性同一性障害を扱った作品
- ママは昔パパだった(2009年、WOWOW) - 性同一性障害を扱った作品
映画
視覚障害を扱った映画
- 清作の妻(1924年、1965年、日本)
- 街の灯(アメリカ) - チャップリンの代表作。盲の花売り娘を助ける話。
- 春琴抄(1935年、1954年、1961年、1972年、1976年、2008年、日本)
- 田園交響楽(1938年、日本)
- 田園交響楽(1946年、フランス) - ミシェル・モルガンが主人公のジェルトリュード役で第1回カンヌ国際映画祭 女優賞を獲得。
- 美徳のよろめき(1957年、日本)
- 暗くなるまで待って(1967年、アメリカ)
- 八月の鯨(1987年、アメリカ)
- セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年、アメリカ)
- ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年、デンマーク)
- デアデビル(2003年、アメリカ)
- Ray/レイ(2004年、アメリカ)
- ベルナのしっぽ(2006年、日本)
- 暗いところで待ち合わせ(2006年、日本)
- 武士の一分(2006年、日本)
- ヘレンケラーを知っていますか (2006年、日本)
- ふみ子の海(2007年、日本)
- 山のあなた〜徳市の恋〜(2008年、日本)
- アイス・キャッスル(1978年、アメリカ) - オリンピックを目指しフィギュアスケートに打ち込むヒロインが登り調子の中の気の緩みから事故を起こし強度の弱視に、一度は離れていた地元の幼馴染みに励まされ再起をかける話。
- ミラクル・ペティント(1998年、スペイン) - 幼馴染の盲目女性と結婚して子宝を待ち続ける。
- 解夏(2003年、日本) - 視力を失う恐怖を描いた作品。
- 星に願いを(2002年、日本) - 事故で視力と発話を失った少年と看護婦の恋。
- ブラインドサイト 小さな登山者たち (2006 イギリス)
- まぼろしの邪馬台国(2008 日本) - 堤幸彦監督、吉永小百合出演。全盲の郷土史家の夫と、支える晴眼の妻の話。
- RISE UP(2009年 日本)
聴覚障害を扱った映画
- 肉体の門(1948年、1964年、1977年、1988年、日本)
- ジョニー・ベリンダ(1948年、アメリカ) - ベリンダ役のジェーン・ワイマンが第21回アカデミー主演女優賞に輝く。
- 名もなく貧しく美しく(1961年、日本) - 松山善三監督、出演:小林桂樹、高峰秀子。聾唖夫婦の話。
- 喜劇特出しヒモ天国(1975年、日本) - 森崎東監督、出演:山城新吾、池玲子。出産費用を稼ぐためにストリッパーを目指す聾唖夫婦が出てくる。
- 山の焚火(1985年、スイス)
- 愛は静けさの中に(1986年、アメリカ) - 主演のマーリー・マトリンが21歳で第59回アカデミー主演女優賞に輝く。これは2009年の現在でもアカデミー賞の歴史上、主演女優賞の最年少受賞者である。
- あの夏、いちばん静かな海。(1988年、日本) - 北野武監督の初期作品。聾の若者の純な愛情と悲劇を淡々と描いている。
- 息子(1991年、日本)
- 音のない世界で(1992年、フランス)
- ビヨンド・サイレンス(1996年、ドイツ)
- 風の歌が聴きたい(1998年、日本)
- アイ・ラヴ・ユー(1999年、日本)
- きれいなおかあさん(1999年、中国)
- アイ・ラヴ・フレンズ(2001年、日本)
- アイ・ラヴ・ピース(2003年、日本)
- 雨鱒の川(2004年、日本)
- Dear フランキー(2004年、イギリス)
- バベル(2006年、アメリカ)
- 過去は今(1996年 日本) - ジャパンデフ映像プロダクションの制作。
- コップランド(1997年、米国) - シルベスタ・スタローンが難聴者を演じた。
- きれいなおかあさん(1999年、中国)
- リード・マイ・リップス(2001年、フランス) - 難聴で孤独な女が犯罪に巻き込まれて行くサスペンス。
- ギター弾きの恋(1999年、米国) - 天才的ギタリストと喋る事の出来ない少女の恋。
- 化粧師(2002年、日本) - 大正時代を舞台とした一化粧師の半生。
- 龍の耳に生きる(2003年、日本) - 大原秋年(1945年生)監督。
- 機関車先生(2004年、日本) - 菜名島に臨時赴任した若き男性聾教師の話。
- ユニバーシティライフ(2005年、日本) - 今村彩子監督による聾者の大学生活とその問題を描いたドキュメント。
- 迂路(2006年、日本) - 大館信広監督、トロント国際聾映画祭で大賞。
- 神童(2007年、日本) - 天才ピアニスト少女、でも彼女はメニエル病。
- あなたになら言える秘密のこと - 無口な看護婦のお話。
- ゆずり葉-君もまた次のきみへ-(2009年、日本) - 全日本ろうあ連盟結成60周年記念作品。脚本・監督を務める早瀬憲太郎氏は聴覚障害者。スタッフ、出演者にも聴覚障害者が多数。
肢体不自由を扱った映画
- キャタピラー(2010年、日本)
- 我等の生涯の最良の年(1946年、アメリカ) - ホーマー役を演じたハロルド・ラッセルは戦争で両手を失った負傷兵であり、第19回アカデミー助演男優賞に輝く。および、第4回ゴールデングローブ賞最優秀ノンプロフェッショナル演技特別賞に輝く。
- しいのみ学園(1955年、日本)
- 典子は、今(1981年、日本)
- マイ・レフトフット(1989年、アイルランド・イギリス合作) - 主役のダニエル・デイ・ルイスが第62回アカデミー主演男優賞に輝く。主役の母親役のブレンダ・フリッカーも第62回アカデミー助演女優賞に輝く。
- パーフェクト9 〜ある障害者野球チームの記録〜(1999年、日本)
- ボーン・コレクター(1999年、アメリカ)
- AIKI(2002年、日本)
- 障害者イズム 〜このままじゃ終われない〜(2003年、日本)
- ウイニング・パス(2004年、日本)
- ジョゼと虎と魚たち(2004年、日本)
- ミリオンダラー・ベイビー(2004年、アメリカ) - 監督・製作・主演はクリント・イーストウッド。第77回アカデミー賞 作品賞受賞作品。
- 潜水服は蝶の夢を見る(2007年、フランス)
発達障害を扱った映画
- 手をつなぐ子等(1948年、日本)
- 忘れられた子等(1949年、日本)
- カルメン故郷に帰る(1951年、日本) - 日本劇映画初の国産フィルムによる長編総天然色(カラー)映画
- 白痴(1951年、日本)
- 安宅家の人々(1952年、日本)
- 白夜の妖女(1957年、日本)
- 愛と希望の街(1959年、日本)
- にっぽん昆虫記(1963年、日本)
- 手をつなぐ子ら(1964年、日本)
- まごころを君に(1968年、アメリカ) - 主演のクリフ・ロバートソンが主人公のチャーリー役を演じ第41回アカデミー主演男優賞に輝く。
- 高野聖(1983年、日本)
- レインマン(1988年、アメリカ)
- 二十日鼠と人間(1992年、アメリカ)
- ギルバート・グレイプ(1993年、アメリカ)
- フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年、アメリカ)
- 学校II(1996年、日本)
- カーラの結婚宣言(1999年、アメリカ)
- アイ・アム・サム(2001年、アメリカ)
- able エイブル(2003年、日本) - ダウン症、自閉症をもつ2人の日本人青年がアメリカでホームステイをする。
- ニワトリはハダシだ(2004年、日本)
- モーツァルトとクジラ(2004年、アメリカ) - アスペルガー症候群を扱った作品
- マラソン (映画) (2005年、韓国)
- Believe ビリーブ(2006年、日本) - 発達障害を持つ9人がスペシャルオリンピックス冬季世界大会・長野を取材。
- リンガー!替え玉★選手権(2005年、アメリカ<日本公開2007年>) - スペシャルオリンピックスに知的障害者のフリをした健常者が賞金目的で出場するという、ブラックだがしかしヒューマンなコメディ。
- スノーケーキを君に(原題 Snow Cake)(2006年イギリス・カナダ) - 主演アラン・リックマン、シガニー・ウィーバー。日本ではCS放送のシネフィル・イマジカで放送されたのみで、劇場未公開・未DVD化
- 筆子・その愛 -天使のピアノ-(2007年、日本)
- プライド in ブルー(2007年、日本) - 知的障害者による「もう1つのワールドカップ」。
- 音符と昆布(2008年、日本) - アスペルガー症候群を扱った作品
- 彼女の名はサビーヌ(2007年、フランス) - 自閉症を扱ったドキュメンタリー
- ぼくはうみがみたくなりました(2009年、日本) - 自閉症を扱った作品
- 星の国から孫ふたり(2009年、日本) - 自閉症を扱った作品
- 恋する宇宙(原題 Adam)(2009年、アメリカ) - アスペルガー症候群を扱った作品
- マイ・ネーム・イズ・ハーン(2010年、インド) - アスペルガー症候群を扱った作品
- Temple Grandin(原題)(2010年、アメリカ) - 自閉症の動物学者テンプル・グランディンの半生を映画化。第62回エミー賞でテレビ映画部門作品賞などを受賞
- 海洋天堂(2010年、中国) - ジェット・リーがアクション封印で自閉症の息子を持つ父親を演じる。
- メアリー&マックス(2008年、オーストラリア) - アスペルガー症候群を扱ったクレイアニメーション
- ちづる(2011年、日本) - 大学生が卒業制作で自閉症の妹を追ったドキュメンタリー作品
- I rymden finns inga känslor(原題)(英題:simple simon)(2010年、スウェーデン) - アスペルガー症候群を扱った作品
- Wretches & Jabberers(原題)(2011年、アメリカ) - 自閉症の男性二人の旅を追ったドキュメンタリー作品
重複障害を扱った映画
- 奇跡の人(1962年、1979年、アメリカ) - ヘレン・ケラーの伝記の映画化。本作でサリバン先生役のアン・バンクロフトが第35回アカデミー主演女優賞に、ヘレン役のパティ・デュークが同回のアカデミー助演女優賞に輝く。
- 八日目(1996年、ベルギー・フランス)
- どんぐりの家(1997年、日本)
- もも子、かえるの歌がきこえるよ。(2003年、日本)
性別に関する障害を扱った映画
- クライング・ゲーム(1992、イギリス) - 性同一性障害を扱った作品
- ぼくのバラ色の人生(1997、フランス) - 性同一性障害を扱った作品
- ボーイズ・ドント・クライ(1999年、アメリカ) - 性同一性障害を扱った作品
- ロバート・イーズ(2001年、アメリカ) - 性同一性障害を扱った作品
- ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ(2001年、アメリカ) - 性同一性障害を扱った作品
- アグネスと彼の兄弟(2004年、ドイツ) - 性同一性障害を扱った作品
- トランスアメリカ(2005年、アメリカ) - 性同一性障害を扱った作品
- プルートで朝食を(2005年、アイルランド・イギリス合作) - 性同一性障害を扱った作品
美術作品
- 盲人の寓話(ピーテル・ブリューゲルの絵画)
- 足なえたち(ピーテル・ブリューゲルの絵画)
その他
- さっちゃんのまほうのて(絵本、1985年)
- かたわ少女(ゲーム、2012年)
複数作品にわたるもの
以下、複数の作品やシリーズが発表されているものや、小説・映画等多岐のジャンルに登場する人物を挙げる。