潜水服は蝶の夢を見る
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『潜水服は蝶の夢を見る』(原題:Le scaphandre et le papillon、潜水鐘と蝶 英題:The Diving Bell and the Butterfly)は、ジャン=ドミニック・ボービーの小説、及びそれを原作としたフランス映画。
原作は1997年に発売。日本では1998年に講談社より発売(日本語翻訳は河野万里子が手掛けている)。
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あらすじ[編集]
世界最大手のファッション誌『ELLE誌』の編集長であるジャン=ドミニック・ボービーは、ある日、長男を乗せて新車を試乗中脳溢血に襲われたが、 一命を取り留め、リハビリのためパリから北部海岸の街ベルク(Berck)の療養所へと移床される。
3週間におよぶ昏睡の後、意識と記憶は回復し、音は聞こえるが、言葉を発することはできず、全身に亘っての重度の麻痺が残った、閉じこめ症候群(Locked-In syndrome)の状態になってしまった。
全身の運動機能を完全に失ってしまった現在、唯一動かせたのは左目のまぶたのみだった。
絶望の後、彼は、左目のまばたきのみで、自伝を書くことを決意する。。。
映画[編集]
| 潜水服は蝶の夢を見る | |
|---|---|
| Le scaphandre et le papillon | |
| 監督 | ジュリアン・シュナーベル |
| 脚本 | ロナルド・ハーウッド |
| 製作 | キャスリーン・ケネディ ジョン・キリク |
| 製作総指揮 | ジム・レムリー ピエール・グルンステイン |
| 出演者 | マチュー・アマルリック エマニュエル・セニエ マリ=ジョゼ・クローズ アンヌ・コンシニ マックス・フォン・シドー |
| 音楽 | ポール・カンテロン |
| 撮影 | ヤヌス・カミンスキー |
| 編集 | ジュリエット・ウェルフラン |
| 配給 | |
| 公開 | |
| 上映時間 | 112分 |
| 製作国 | |
| 言語 | フランス語 |
- 2007年5月22日に第60回カンヌ国際映画祭で上映。5月23日にフランスとベルギーで公開。日本では2007年10月25日に第20回東京国際映画祭の特別招待作品として上映。2008年2月9日にアスミック・エース配給で公開。
- 第33回セザール賞では作品賞、監督賞、主演男優賞、脚色賞、音響賞、編集賞にノミネートされ、第80回アカデミー賞では監督賞、脚色賞、撮影賞、編集賞にノミネートされた。
キャスト[編集]
役名:俳優(ソフト版吹き替え)
- ジャン=ドミニック・ボービー(愛称:ジャンドー、主人公):マチュー・アマルリック(吹替:てらそままさき)
- セリーヌ・デスムーラン(ジャンドーの元妻、子3人の母):エマニュエル・セニエ(吹替:西海真理)
- アンリエット・デュラン(言語聴覚士):マリ=ジョゼ・クローズ(吹替:岡寛恵)
- クロード・マンディビル(口述筆記者):アンヌ・コンシニ(吹替:松熊つる松)
- パピノ(ジャンドーの父):マックス・フォン・シドー(吹替:大木民夫)
- ルパージュ(医師):パトリック・シュネ
- マリー・ロペス(理学療法士):オラル・ロペス・ヘルメンディア
- リュシアン神父/ルルド売店の店主:ジャン=ピエール・カッセル
- ジョゼフィーヌ(信心深い元恋人):マリナ・ハンズ
- ローラン:イザック・ド・バンコレ
- ウジェニー皇后(ナポレオン3世妃):エマ・ドゥ・コーヌ
- ピエール・ルッサン(ハイジャック後人質になった乗客):ニエル・アレストリュプ
スタッフ[編集]
- 監督:ジュリアン・シュナーベル
- 製作:キャスリーン・ケネディ、ジョン・キリク
- 製作総指揮:ジム・レムリー
- 脚本:ロナルド・ハーウッド
- 撮影:ヤヌス・カミンスキー
- 編集:ジュリエット・ウェルフィング
- 美術:ミシェル・エリック、ローレン・オット
- 音楽:ポール・カンテロン
- 衣装デザイン:オリヴィエ・ペリオ
主な受賞[編集]
- カンヌ国際映画祭:監督賞(ジュリアン・シュナーベル)
- ヴェネツィア国際映画祭:グッチ・グループ賞
- サン・セバスチャン国際映画祭:ヨーロッパ映画賞
- AFI映画祭:観客賞
- ナショナル・ボード・オブ・レビュー:外国語映画賞
- 放送映画批評家協会賞:外国語映画賞
- ロサンゼルス映画批評家協会賞:撮影賞(ヤヌス・カミンスキー)
- ボストン映画批評家協会賞:監督賞(ジュリアン・シュナーベル)、撮影賞(ヤヌス・カミンスキー)、外国語映画賞
- ニューヨーク・オンライン映画批評家協会賞:作品賞
- ワシントンDC映画批評家協会賞:外国語映画賞
- シカゴ映画批評家協会賞:撮影賞(ヤヌス・カミンスキー)、外国語映画賞
- サンフランシスコ映画批評家協会賞:外国語映画賞
- ブロードキャスト映画批評家協会賞:作品賞、監督賞(ジュリアン・シュナーベル)、外国語映画賞
- 女性映画ジャーナリスト連合EDA賞:編集賞、外国語映画賞、年間優秀女性賞(キャスリーン・ケネディ)
- ラスヴェガス映画批評家協会賞:外国語映画賞
- セントルイス映画批評家協会賞:外国語映画賞
- フロリダ映画批評家協会賞:外国語映画賞
- オクラホマ映画批評家協会賞:外国語映画賞
- ヒューストン映画批評家協会賞:外国語映画賞
- カンザスシティ映画批評家協会賞:監督賞(ジュリアン・シュナーベル)、外国語映画賞
- オンライン映画批評家協会賞:外国語映画賞
- リュミエール賞:作品賞、主演男優賞(マチュー・アマルリック)
- ゴールデングローブ賞:監督賞(ジュリアン・シュナーベル)、外国語映画賞
- セザール賞:主演男優賞(マチュー・アマルリック)
- 映画館大賞「映画館スタッフが選ぶ、2008年に最もスクリーンで輝いた映画」第24位
制作の背景[編集]
- 監督のジュリアン・シュナーベルは言語を英語にしようとしていたが、フランス語に変更された。
- 当初はジョニー・デップ主演で制作が進んでいたが、スケジュールの都合(『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』の撮影)によりマチュー・アマルリックに変更された。
- 撮影の一部は、実際にジャン=ドミニク・ボビーが療養した、パ=ド=カレー県のベルク海軍病院にて行われた。
外部リンク[編集]
- 公式ウェブサイト (日本語)
- 公式ウェブサイト (フランス語)
- 公式ウェブサイト (英語)
- 潜水服は蝶の夢を見る - allcinema
- Le scaphandre et le papillon - インターネット・ムービー・データベース(英語)