カストラート (映画)

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カストラート
Farinelli Il Castrato
監督 ジェラール・コルビオ
脚本 アンドレ・コルビオ
ジェラール・コルビオ
マルセル・ボリュー
原案 アンドレ・コルビオ
ジェラール・コルビオ
製作 ヴェラ・ベルモン
製作総指揮 リンダ・グーテンバーグ
ドミニク・ジャンヌ
アルド・ラド
ステファン・テノ
出演者 ステファノ・ディオニジ
音楽 クリストフ・ルセ
撮影 ウォルター・ヴァン・デン・エンデ
編集 ジョエル・アッシュ
製作会社 Stéphan Films 他
配給 フランスの旗 Bac Films
日本の旗 ユーロスペース
公開 フランスの旗 1994年12月7日
日本の旗 1995年6月24日
上映時間 111分
製作国 イタリアの旗 イタリア
ベルギーの旗 ベルギー
フランスの旗 フランス
言語 フランス語
イタリア語
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カストラート』(伊Farinelli Il Castrato, 英Farinelli)は、実在したバロック時代のカストラート歌手 ファリネッリの生涯を描いた伝記映画である。1994年製作。イタリア、ベルギー、フランス合作。ジェラール・コルビオ監督。

ストーリー[編集]

出演[編集]

音響技術[編集]

この映画の製作には、フランス電子音楽研究機関であるIRCAMが技術面で多大に貢献している。

映画なので主役ファリネッリの演技は役者が口パクをしたものを撮影し、裏で本職の歌手が声を当てるのだが、本物のファリネッリがレパートリーとしていた曲は、現在のカウンターテナーには声の高さと声質の問題で歌えない。そこでその歌を2分割して、高音域は女声のソプラノ歌手、低音域は男声のカウンターテナーが担当して、2パート分の録音を用意した。その後IRCAMが音声変換を担当して、女声ソプラノの部分の音声フォルマントを男声歌手の声質に近づけ、映画の画面と合成した。これによって映画では、あたかも男の声で超高音域が歌われているかのように聞くことができる。

IRCAMでは、このとき音声変換に使われたコンピュータを同じく "Farinelli" と名付けた。現在はもはや稼動してはいないが、IRCAMの歴史を担った名機として保管されている。[1]

史実との違い[編集]

映画賞[編集]

脚注[編集]

  1. ^ [参考リンク・IRCAM http://mediatheque.ircam.fr/sites/voix/modeliser/studio.html]

外部リンク[編集]