白痴 (1951年の映画)
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| 白痴 | |
|---|---|
| 監督 | 黒澤明 |
| 脚本 | 久板栄二郎 黒澤明 |
| 原作 | フョードル・ドストエフスキー |
| 製作 | 小出孝 |
| 出演者 | 森雅之 原節子 久我美子 三船敏郎 |
| 音楽 | 早坂文雄 |
| 撮影 | 生方敏夫 |
| 編集 | 杉原よ志 |
| 配給 | 松竹 |
| 公開 | |
| 上映時間 | 166分 |
| 製作国 | |
| 言語 | 日本語 |
『白痴』(はくち)は、ドストエフスキーの小説 『白痴』を原作とした日本映画である。監督は黒澤明で、1951年(昭和26年)に公開された。
原作はロシア文学であるが、本作では舞台が昭和20年代の札幌に置き換えられている。当初4時間25分であった作品であるが、松竹の意向で大幅にカットされ166分となった。
目次 |
ストーリー [編集]
亀田と赤間は北海道へ帰る青函連絡船の中で出会った。亀田は沖縄で戦犯として処刑される直前に人違いと判明して釈放されたが、そのときの後遺症で癲癇性の白痴にかかってしまったのだった。札幌へ帰ってきた亀田は狸小路の写真館のショーウィンドーに飾られていた那須妙子の写真に心奪われる。しかし彼女は愛人として政治家に囲われていた。裕福な大野の娘の綾子と知り合いになった亀田は白痴の症状はあるものの性格の純真さ善人さから、二人に愛され綾子と妙子の間で激しく揺れ動く。3人の異質な恋愛は周りの人物たちを次々と巻き込んでゆくこととなる。
キャスト [編集]
- 亀田欽司:森雅之
- 那須妙子:原節子
- 大野綾子:久我美子
- 赤間伝吉:三船敏郎
- 大野:志村喬
- 大野里子:東山千栄子
- 大野範子:文谷千代子
- 香山睦郎:千秋実
- 香山順平:高堂国典
- 香山の母:三好栄子
- 香山孝子:千石規子
- 香山薫:井上大助
- 軽部:左卜全
- 東畑:柳永二郎
- 東畑家VIP:岸恵子
スタッフ [編集]
逸話 [編集]
- 『キネマ旬報』で、珍しくベストテンに入らなかった黒澤作品である。
- 評価が高い傑作愛憎劇である。黒澤明らしい力強い一瞬描写を場面場面に効果的に使用している。徹底的な役の作り込みを追求し俳優個々に演じさせることに成功された。
- ドストエフスキーを敬愛する黒澤にとっては、念願の仕事であったと同時にプレッシャーも非常に大きかった。原作を7度以上も読み込んだという、撮影がなかなか思うように進まず、精神的重圧のあまり近くにあったナイフで手首を切ろうとしたところ、三船敏郎にナイフを取り上げられたという。
外部リンク [編集]
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