街の灯

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街の灯
City Lights
監督 チャールズ・チャップリン
脚本 チャールズ・チャップリン
製作 チャールズ・チャップリン
出演者 チャールズ・チャップリン
ヴァージニア・チェイル
音楽 アルフレッド・ニューマン
チャールズ・チャップリン
撮影 ロリー・トザロー
ゴードン・ポロック
編集 チャールズ・チャップリン
配給 ユナイテッド・アーティスツ
公開 アメリカ合衆国の旗 1931年1月30日
日本の旗 1934年1月13日
上映時間 87分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
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街の灯』(まちのひ、City Lights)は、1931年アメリカ映画チャールズ・チャップリンが監督・脚本・製作・主演したコメディー映画。サイレント映画だが音楽付きのサウンド版として公開された。

概要[編集]

1928年5月に準備が行われ、同年12月に撮影が開始された。しかし、1929年に自殺をしようと水に飛び込もうとする富豪役を演じていたヘンリー・クライブが水に飛び込むことを躊躇したため、チャップリンは彼を解雇し、代わりにハリー・マイヤーズを立てて登場シーンの撮り直しが行われた。また、同年11月に盲目の花売り娘を演じていたヴァージニア・チェリルが「美容院に行くから」と言って撮影を早退したため、チャップリンは激怒し彼女を解雇した。代わりに『黄金狂時代』でヒロインを演じたジョージア・ヘイルが盲目の花売り娘を演じることになったが、側近の忠告で10日後にヴァージニアを復帰させることになった。

完璧主義者のチャップリンは、ジョージア演じる花売り娘との出会いのシーン(正味3分ほど)に342回のNGを出し、1年以上かけて撮り直しされた(撮影日数534日のうちこのシーンの撮影だけで368日かけている)。結局撮影が完了したのが1930年10月5日のことで、2年以上の月日が費やされた。

AFIアメリカ映画100年シリーズのランキングの一つで1998年に行われたアメリカ映画ベスト100に第76位でランクインした(74位に『黄金狂時代』、81年に『モダン・タイムス』)。そのほか2000年選出のアメリカ喜劇映画ベスト100では第38位に、2006年選出の感動の映画ベスト100では第33位に、2007年選出のアメリカ映画ベスト100(10周年エディション)では第11位にそれぞれランクインした。1991年にはアメリカ国立フィルム登録簿に登録された。

あらすじ[編集]

主人公は浮浪者の男である。男はある日、盲目の花売りの娘と出会い一目惚れしてしまう。彼女は落とした花を拾ってくれた男がタクシーで去っていったと勘違いし、その男が金持ちの紳士と思い込む。その夜浮浪者の男は、妻と別れ自殺しようとした富豪を助け友達になる。しかしこの富豪は酔っぱらった時には浮浪者のことを思い出すが白面の時は忘れてしまう。

浮浪者の男は花売りの娘から花を買って紳士を装っていた。いつの間にか娘にとって、男はただのお金持ちではなく、それ以上の人物となっていた。男は病気の彼女の為に働き出し、できる限りの献身をする。ある日、娘とその祖母が家賃を滞納し立ち退きを迫られていることを知った男は、娘を助けるためにお金を用意しようとする。しかし仕事はクビになり、途方に暮れたところに、八百長ボクシングを持ちかけられる。ところがその試合の寸前、相手は逃亡、やむを得ず強力な相手と試合をする羽目に。あの手この手で攪乱しつつ必死で戦うが、あえなく敗れる。

浮浪者の男が途方に暮れていると偶然酒に酔った富豪と再会し、彼の家に行き1,000ドル受け取る。しかし泥棒に入られたため警察を呼ぶ。警官が来た時には泥棒は逃げてしまい、富豪の酔いもすっかり覚めており、浮浪者の男に1,000ドルを渡したことも忘れてしまっていた。警官に疑われた浮浪者の男は富豪の家から逃走する。翌日、浮浪者の男は花売りの娘に家賃と目の手術代として1,000ドルを渡し握手をするとその場を立ち去る。その帰りに男は警官に無実の泥棒の容疑で捕まってしまう。

時は流れ、刑務所から出た浮浪者の男がとぼとぼと歩いていると目の治った花売りの娘と再会する。娘は1,000ドルを自分に渡した恩人は金持ちの紳士だと思い込んでいるので、まさかこの浮浪者が恩人だとは思いも寄らない。そのまま立ち去ろうとする浮浪者の男に彼女は哀れみから花と小銭を手渡そうとする。その時、男の手を握った娘はこの浮浪者こそが恩人であることに気付くのだった。「you?」(貴方でしたの?)多くの人を感動させた、とても短いセリフである。

スタッフ[編集]

キャスト[編集]

その他[編集]

  • 著作権概念の乏しかった昭和のはじめ、日本で歌舞伎台本として仕上げられ、『蝙蝠の安さん』(1933年8月31日公開)として映画化された。
  • 昭和九年(1934年)、オープン直後の日本劇場で特別料金(上から五円、三円、一円五十銭、一円)で封切られた。その後、'70年代リバイバル・ブーム到来まで陽の目を見ることがなかった為、幻の名作とされていた。
  • 赤塚不二夫は『おそ松くん』の一編として、『街の灯』を翻案した「イヤミはひとり風の中」を発表している。ビデオ化もされている。

外部リンク[編集]