リアル (漫画)

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リアル
ジャンル 人間ドラマ
スポーツ漫画バスケットボール
青年漫画
漫画
作者 井上雄彦
出版社 集英社
掲載誌 週刊ヤングジャンプ
レーベル ヤングジャンプ・コミックス
発表期間 1999年48号 - 連載中
話数 既刊13巻(2013年11月時点)
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リアル』は、井上雄彦による日本青年漫画。『週刊ヤングジャンプ』で1999年48号から不定期連載(現在では、ほぼ2か月に1回のペース)されている。単行本はヤングジャンプ・コミックスから第13巻まで刊行。

2001年に第5回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した。

あらすじ[編集]

車いすバスケットボールの有力選手でありながら、我が強くチームメイトと上手くいかずに一度チームを抜けた戸川清春

高校を中退し、自身の引き起こしたバイク事故により他人に一生残る傷を与えてしまった罪に苛まれる野宮朋美

自尊心が強く、交通事故で下半身不随になったことを受け入れることのできない高橋久信

それぞれが向き合うREAL(現実)――

登場人物[編集]

主要人物[編集]

戸川 清春(とがわ きよはる)
19歳。勝気かつ繊細な性格。キャップとパーカーがトレードマーク。野宮には「車イス界のヴィンス・カーター」として「ビンス」と呼ばれる。10代初期に母を亡くし、それ以後父子家庭となり、父からピアノを教わりながら育つ。中学時代は陸上部に所属し、全国大会決勝まで進んだ短距離選手だったが、決勝レース中に骨肉腫の症状が悪化。その後ローテーション手術(回転形成術)を適用した脛骨骨肉腫切除のため、右膝関節から下を切断、義足もしくは車イスで生活している。車イスバスケチーム「タイガース」に所属しており、高い実力を有しかつひたむきな向上心があるが故に我が強く、チームメイトと折り合いが付かず、一時期チームを離れていた。野宮と出会ったことで、自分とチームを変えようと行動を起こす。この後、車イスバスケの日本代表に選ばれる。
野宮 朋美(のみや ともみ)
18歳。風貌は強面だが、思ったことは逡巡せず口にする陽気な性格。西高校でバスケットボールに打ち込んでいたが、チームメートとの確執で退部。その後に素行が荒れ、偶然ナンパした山下夏美を乗せたバイク交通事故を起こし、夏美を下半身不随の体にしてしまう。それを遠因に高校も退学。自分のせいで夏美の人生を狂わせた罪悪感に苛まれているが、戸川と出会ったことで自分を変えようと行動し始める。しかし、生来の粗暴さゆえにどのバイトもクビになり、やっと自分の居場所を確立した引越し業者の仕事も数か月で会社が倒産してしまう。その後、バスケチーム「東京ライトニングス」への入団を目標に特訓を開始し、トライアウトに臨む。最終選考まで残るが、チームから採用連絡なく落選した模様。
母親が頻繁に旅行に出かけており、何かとそのお土産を人に渡す癖がある。現在、その母親は本編に未登場。
高橋 久信(たかはし ひさのぶ)
現在18歳(3巻〜)。父親の影響でバスケットボールは小学校の頃から慣れ親しんでおり、父親との1on1が少年時代のなによりの思い出であった。西高校のバスケット部キャプテンであり、野宮から「サボリの天才」とも言われるほど、西高ではバスケに打ち込んでいなかった。努力する野宮を「暑苦しい」とし「野宮派」を退部に追い込もうとした。自らを「Aランク」とした上で、周囲の人間をランク付けして俯瞰するなど、プライドが高く傲慢な面を持つ。何事もそつなくこなせる器用さがあり、学業成績・運動能力・容貌とも優れており周囲から一目置かれる存在だったが、出来心で自転車を盗んだ末の交通事故に遭い、脊髄を損傷して下半身不随になる。損傷箇所は胸椎の7番。事故後、8年ぶりに父親と再会。同じ施設の花咲・白鳥と共に、苦しみながら、徐々に現実に向き合っていく。のちに車いすバスケットチーム「調布ドリームス」に入部を希望する。

戸川清春の関係者[編集]

安積 久美(あづみ くみ)
19歳。戸川の幼馴染かつ、車イスバスケチーム「タイガース」のマネージャー。弟がおり、泣きボクロがある。戸川のことを「清ちゃん」と呼んでいる。穏やかで円満な性格。車の運転など、運動神経にはあまり自信がない。病気により右脚も陸上も失い、絶望と卑下からひきこもった当時の戸川の元へただ一人通い続けた。子供の頃から長い付き合いの戸川とは言葉に出して互いの気持ちを確認したことはないが、俗にいう友達以上恋人未満の関係であり、良き理解者である。戸川を快くサポートし続けている。大きく成長してゆく戸川に合わせるかのように、自らも成長を求め海外留学の検討を始める。
勝田 虎(かつた とら)
車イスバスケチーム「タイガース」の設立者兼初代キャプテンで、全日本代表に選ばれる程の実力者。戸川を車イスバスケの世界へ引き込んだ人物。戸川同様の手術法により右足を切断している。タトゥースタジオを経営しており、背中に巨大な刺青を入れている。戸川を車イスバスケの世界へ引き込んだ後、カリスマ彫り師としてアメリカへ渡る。
山内 仁史(やまうち ひとし)
19歳。5歳の頃から徐々に身体が動かなくなるという、現代医学では治療できない難病に罹っており、近い将来の死期も悟っている。穏やかだが芯の強い青年。虎とともに戸川が右脚を失い、悩み苦しんでいた時期に出会ったヒーロー。虎の抜けた後のタイガースを、中心的存在として支えていた。しかし病は次第に進行し、赤裸々な欲求不満や諦念を洩らすなど、徐々に強かった心が脆くなり、戸川と距離を置き始める。
上林 好恵(かんばやし よしえ)
海外留学を予定する安積の後輩。安積に代わり「タイガース」の後任マネージャーに就く予定だったが音沙汰がなくなった。
ジャック・ランドール
かつて、アメリカのチームをパラリンピック優勝に導びき、日本国内で車いすバスケットボールを広めるキャンプ「Aキャンプ」を開催したコーチ。何事も冷静に受け止め、世界一のコーチともいわれる。
壁にぶち当たったため、Aキャンプに参加した戸川の「変わりたい。求めるものがここにある」という内面に興味を持つ。
ラリー
ジャックコーチとともに来日した、補助コーチ兼車いすバスケットボールプレイヤー。アニメに興味を持っており、秋葉原を観光することも来日の目的だった。アメリカに渡った虎にタトゥーを入れてもらっており、秋葉原を案内した戸川に虎から託されたメッセージを伝えた。

野宮朋美の関係者[編集]

山下 夏美(やました なつみ)
17歳。野宮にナンパされ、同乗したバイクで事故に遭い下半身不随となり、長野県のリハビリセンターでリハビリを行っている。初出では無口だったが、野宮がリハビリセンターに見舞った際に、かなり強い口調で心境を吐露する。その後は野宮との壁も無くなり良き友人関係。現在は漫画家を目指している。
関(せき)
西高バスケ部員。野宮と仲の良かった後輩。野宮の退学後は高橋に歩調を合わせており、病院に見舞いにも出向くが、高橋に強制的に丸坊主にされたこともあって、内心は高橋を嫌っている。
柾(まさき)
西高バスケ部員。野宮と仲の良かった後輩。無骨だが、野宮同様バスケットボールに打ち込んでいる。高橋らによる嫌がらせを受けたことでバスケ部員に暴力を振るい、謹慎処分を受けてしまう。
山路(やまじ)
西高バスケ部の先輩。かつて外のシュートを覚える様アドバイスをしたことから野宮に慕われている。現在は大学生で、大学のバスケ部の練習に野宮を参加させている。大学に入ってから茶髪にしたが周囲からは不評のようである。

高橋久信の関係者[編集]

高橋 久行(たかはし ひさゆき)
久信の父。幼かった久信にバスケットボールを教える。家族と同居時はエリートサラリーマンだったが、8年前に妻の千鶴子と別居し、現在は埼玉県秩父で暮らしている。秩父では陶芸家として生計を立てており、久信も感心するほど手先が器用。リハビリセンターのカウンセラーの勧めにより、一時期久信と共同生活をしていた。初出時、上はシャツで下はジャージサンダル履きの世捨て人のような風貌だったが、久信の事故後から徐々に改善し、後方から久信を見守っている。
高橋 千鶴子(たかはし ちづこ)
久信の母。8年前に夫と別居してからは、一人で久信を育ててきた。出来の良い息子を誇りに思っているが、久信の事故後に休学した高校への復学を強く望んだために、それを嫌がる久信に暴言を吐かれ、久信の堕落によるショックでに溺れるようになる。のちに看病の過労と肝臓の悪化で倒れて入院してしまう。退院を機に髪を脱色するなどイメージチェンジを図り、堕落したと思っていた久信がリハビリに必死に取り組む姿を見て、本来の久信を見ていない間違った愛情に気づく。
本城 ふみか(ほんじょう ふみか)
高橋の彼女で、美容師の娘。いわゆるギャルであり、頭もあまり良い方とはいえないが、情が深く健気な性格の持ち主。高橋が事故に遭った時に自転車に相乗りしていたが、自身はトラックとの激突は免れた。周りの友達が歩けなくなった高橋から去っていったのに対し、ただ一人高橋の元に通い、自分なりに支えになろうとする。のちに「タイガース」のマネージャー募集に押しかけている。
小林 カオル(こばやし かおる)
高橋が入院した病院の担当看護師。容姿は優れないが、情熱的に高橋を励まし、時に自暴自棄になった高橋を叱責している。双子の姉(シゲル)がリハビリ施設で看護師を勤めており、同施設でリハビリを始めた高橋の知るところになる。高橋自身は非常に苦手に思っており、2人が揃うと萎縮する。
花咲 満(はなさき みつる)
脊髄損傷によるリハビリ施設の入所者。よくブツブツ独り言を言っているオタク。本来、高橋とはウマの合わない人間だが、徐々に打ち解けている。異性へのコンプレックスはそのまま持ち合わせており、独特の諦念で半身不随を受け入れている。スコーピオン白鳥の大ファンで、フィギュアプロレスにオタク的な関心を持つ。
白鳥 加州雄(しらとり かずお)
脊髄損傷によるリハビリ施設の入所者。高橋と同室になる。スコーピオン白鳥のリングネームを持つプロレスラーで、「日本一の悪役(ヒール)」と称される。年齢は約40代。気さくとも無神経ともいえる性格で、品のない言動が多い。「強さとは?」という諦観に悩みながら、プロレスラーは普通の人間とは違うという信念に基づき、事実上無理な「歩く」という目標に期日期限を決めて、リハビリに励んでいる。損傷個所は腰椎の1番[1]
石崎(いしざき)
リハビリ施設の理学療法士。厳しくも愛情を持った指導により、気持ちの入らなかった高橋が次第にリハビリに目覚めてゆく。
原 フジ子(はら ふじこ)
リハビリ施設の健康運動指導士。刈り込まれた短髪のため中年男の風貌だが実態は女性。常に竹刀を持ち鬼軍曹のような指導方針で高橋、白鳥を限界に追い込む。ジャムパンなどが好物。

東京タイガース[編集]

ドリームスには過去2戦とも大差で負けているが、戸川・長野の参加により僅差にまで持ち込む程の実力を付けた。各プレイヤーの「点数」については車いすバスケットボールの項を参照。

米澤 一良(よねざわ かずよし) 背番号94
1点プレイヤー。あまり体力が無い。そのため、都大会でのドリームスとの戦いでは後半力尽き、代えのいなかったタイガースは惜敗した。メンバーからは「ヨネ」もしくは「ヨネさん」と呼ばれている。
金子 謙一(かねこ けんいち) 背番号115
3.5点プレイヤー。愛称は「カネゴン」。メンバーの投票によってタイガースのキャプテンになった。戸川とよくケンカしているが、戸川が悪質なファウルを受けた時に真っ先に飛んで行き相手に食ってかかるという一面もある。プロレス好き。負けん気が強く、キャプテンになってからは我を出すようになる。センター。車イスバスケ歴は5年。26歳。
戸川 清春(とがわ きよはる) 背番号6
4.5点プレイヤー。一時チームを離れるが、復帰。しかし他のメンバーが自分について来られないことと、声がなかなかでないチームメンバーに苛立っているが、強豪ドリームスとの練習試合後、メンバーの数人がやる気をだし自分の朝練に参加するようになり、チームが変わったと実感している。その実力を買われ大会にてドリームスの監督から勧誘され、挑発に乗った戸川は勝負での敗北を条件に引き受けてしまう。結局、勝負には敗れたものの、健闘したことから話は来年に持ち越される。速攻が持ち味のためアウトサイドが弱いことを野宮に指摘され3Pシュートの猛特訓をする。ガード。
長野 満(ながの みつる) 背番号7
3点プレイヤー。車イスバスケの日本代表候補の一人。初めて清春に敗北感を味わわせた、圧倒的な実力の持ち主。実際にプロレスが好きであり、筋骨隆々のプロレスラーのような上半身をしている。戸川を高く買っており、チームの勝利に協力するため、タイガースに入る。タイガースに入ってからは、自らがチームの背骨となり、戸川を暴れさせている。オーストラリアニューサウスウェールズ大学に留学していた経験を持ち、「MATE(マイト)」という言葉を語尾につけるのが口癖
ゲーム中は常に冷静。プレイヤーは「エゴイストであるべきである」との信念を持ち、強豪オーストラリアチームでレギュラーを勝ち取った。エゴイストではないと長野自身が評するドリームスの藤倉が、自身をさしおいて日本代表に選出され続けている現状に反骨心を抱く。身長190cm、体重110kg。野宮のことを「トム」と呼ぶ。
スラムダンクで翔陽の選手として登場している異字同名、永野満のパラレルワールドである。
垣内 大二朗(かきうち だいじろう) 背番号78
2点プレイヤー。顔がごつい熱血漢。
目黒 知憲(めぐろ とものり) 背番号9
2点プレイヤー。点数上の関係から主にベンチ。20歳。
水島 亮(みずしま りょう)
金子の通う病院の医師によって紹介され、チームの控えとして金子から招待される。反逆のエネルギーだけは有り余っており、金子が仲裁するが、小さなトラブルから野宮とは一度喧嘩になりかけた。高校生の元暴走族であり、バイク事故で車椅子生活を送るようになってから暴走族仲間が離れてゆき、このことが心の傷となる。最初からチームに入るつもりもなく、応援にすら身に入らなかったが、強豪ドリームス相手に接戦を繰り広げたタイガースの仲間意識に心を揺り動かされ、チームに入る決意をする。野宮と戸川のことを「朋ちゃん」、「キヨさん」と呼んでいる。メンバーからはそのまま「リョウ」と呼ばれる。東京都北区出身。16歳。
原(はら)
長野によって招聘されたコーチ。かつて調布ドリームスに所属していたが、現役はすでに引退している。41歳。リョウを一流選手に育てるべく徹底的にしごき始める。
田村(たむら) 元背番号4
1点プレイヤー。タイガースのキャプテンだったが、年下で生意気な戸川が気に入らず、他のメンバーを引き連れてチームを抜けた。車イスバスケに対するスタンスが戸川らとは違い、熱意を傾けすぎるのを好んでいない。「所詮障害者スポーツ」というひねくれた自覚がある他に「俺たちには仕事がある」という現実的な意識も持っている。その言動にカッとなった戸川に殴られ、これが原因で戸川は一時チームを離れていた。今はタイガースを離れ、赤坂アプロウズという車いすバスケットチームを作っている。

調布ドリームス[編集]

強豪チーム。タイガースは2度挑んでいるが、2度とも大差で負けている。その後、都大会にて実力を付けたタイガース相手に苦戦するものの、大会には優勝した。

藤倉(ふじくら) 背番号7
センター。ヒゲを生やしている。戸川が仮想長野満としている選手。日本代表候補の一人。
永井(ながい) 背番号5
ガード。1点プレイヤー。坊主頭。日本代表候補の一人。ドリームスの練習見学に来ていた高橋に意味深な声をかける。
青木(あおき)
フォワード。監督の指示によってエースキラーとして戸川をフェイスディフェンスする。前半は戸川を完全にチームから引き離すものの、後半で米澤とマッチアップし、それを見て弱点を克服した戸川に看破される。

東京ライトニングス[編集]

野宮が入団を希望しているチーム。選手層が薄くスタープレイヤーの安西に頼りきりの弱小チームである。

安西 義輝(あんざい よしき)
ポイントガード。同じポイントガードのポジションを狙う野宮からは強烈にライバル視されている。新人ながらオフェンス能力に優れ、スピードもシュート力もあるスタープレイヤーとしてチームを牽引し、メンバーや経営者から大いなる期待を寄せられている。イケメンのため女性ファンも多い。しかし基本的に他者を信用せず、常に距離を置いているため、個人プレーに走りがちでありヘッドコーチからは疎まれている。トライアウトに臨んできた野宮に対し、チームリーダーを務めている立場ゆえに敵愾心を剥き出しにした。23歳。
田中 純市(たなか じゅんいち)
ヘッドコーチ。安西の能力は認めながらも個人プレーに走る安西のことを気に留めている。ポイントガードは、他のメンバーの良さを引き出す役目が有るとの持論がある。

MWP[編集]

スコーピオン白鳥が所属するプロレス団体。交通事故で白鳥が戦線離脱したため、経営的に苦しくなっている。

スコーピオン白鳥(すこーぴおんしらとり)
本名、白鳥加州雄。ヒールレスラー(悪役)に転向後、松坂の「太陽」に対し「闇」を演じた。脊髄損傷を負ったのち、受傷後約1年で復帰戦のリングに立つ。ロープに摑まりながらやせ細った足でやっと立てる状態だったが、極悪ウォリアーとしてタッグを組む後輩のアイアン野毛らの協力で、対戦相手の松坂を翻弄する。復帰戦を観戦し、閉ざされた空間にいた高橋に強烈な「強さとは?」を感じさせ、のちに車いすバスケットボールに高橋がチャレンジするきっかけを与えた。
松坂マンバ(まつざかまんば)
本名、松坂大樹。白鳥とは同期入門生であり、入門直後から白鳥と苦労を共にしていた。白鳥と「ライジング・サンズ」というタッグを組んでいたが、のちに白鳥とは袂を分かち、ベビーフェイスとして活躍する。現在はプロレス団体MWPの社長であり、脊髄損傷の白鳥を気にかけながらも、白鳥の復帰戦では壮絶な闘いを白鳥と行った。頭突きで白鳥を失神TKO寸前まで追い込むが、まだ意識の残る白鳥を気合で立たせて、脊髄損傷に打ち勝とうとする白鳥を称えた。

補足[編集]

ローテーション手術(回転形成術)
何らかの原因で膝関節を切除した場合、足首から先を180度反転させて膝関節の代替として移植する手術法。
脛骨骨肉腫において、回転形成術は切離断術と較べて、局地根治性において同様の効果が得られ、膝下切断とほぼ同様の機能が得られること。幻肢痛がなく足底で荷重でき、無痛性の点ではるかに優れているなど、外観を除いて有利な点が多い。
キャプテン投票
東京タイガースは、元キャプテン田村たちが抜けた後キャプテンが決まっていなかったため、幕張マリーンズとの練習試合の前、メンバーで投票を行った。内訳は金子が3票、長野が2票、戸川が1票という結果だった。金子には戸川と長野、そして金子自身が1票ずつ、長野には垣内と目黒が1票ずつ、戸川には米澤が1票という結果だった。

単行本[編集]

  1. 2001年3月24日第1刷発行(3月19日発売[集 1])、ISBN 4-08-876143-X
  2. 2002年9月24日第1刷発行(9月19日発売[集 2])、ISBN 4-08-876340-8
  3. 2003年10月22日第1刷発行(10月17日発売[集 3])、ISBN 4-08-876511-7
  4. 2004年11月24日第1刷発行(11月19日発売[集 4])、ISBN 4-08-876695-4
  5. 2005年11月23日第1刷発行(11月18日発売[集 5])、ISBN 4-08-876882-5
  6. 2006年11月22日第1刷発行(11月17日発売[集 6])、ISBN 4-08-877173-7
  7. 2007年12月9日第1刷発行(12月4日発売[集 7])、ISBN 978-4-08-877352-0
  8. 2008年10月31日第1刷発行(10月29日発売[集 8])、ISBN 978-4-08-877539-5
  9. 2009年11月30日第1刷発行(11月26日発売[集 9])、ISBN 978-4-08-877762-7
  10. 2010年11月30日第1刷発行(11月26日発売[集 10])、ISBN 978-4-08-879060-2
  11. 2011年11月16日第1刷発行(11月11日発売[集 11])、ISBN 978-4-08-879232-3
  12. 2012年11月27日第1刷発行(11月22日発売[集 12])、ISBN 978-4-08-879456-3
  13. 2013年11月27日第1刷発行(11月22日発売[集 13])、ISBN 978-4-08-879716-8

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 理論上リハビリ次第で歩行は可能であり、作中でも足の感覚が残っている描写が為された。

出典[編集]

以下の出典は『集英社BOOK NAVI』(集英社)内のページ。書誌情報の発売日の出典としている。

外部リンク[編集]