REAL (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)

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REAL
L'Arc〜en〜Cielスタジオ・アルバム
リリース 2000年8月30日
2001年7月4日 (SACD盤)
ジャンル J-POP
ロック
時間 54分20秒
レーベル Ki/oon Records
プロデュース L'Arc〜en〜Ciel
岡野ハジメ
チャート最高順位
  • 週間1位 (2週連続・オリコン)
  • 2000年度年間13位 (オリコン)
  • 登場回数11回 (オリコン)
ゴールド等認定
L'Arc〜en〜Ciel 年表
ectomorphed works
(2000年)
REAL
(2000年)
Clicked Singles Best 13
(2001年)
REAL 収録の シングル
  1. LOVE FLIES
    リリース:1999年10月29日
  2. NEO UNIVERSE/finale
    リリース:2000年1月19日
  3. STAY AWAY
    リリース:2000年7月19日
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REAL』(リアル) は、L'Arc〜en〜Cielの8作目のアルバム2000年8月30日発売。発売元はKi/oon Records

解説[編集]

L'Arc〜en〜Cielにとって8枚目のオリジナル・アルバム。ヒットシングル「LOVE FLIES」「NEO UNIVERSE」「finale」「STAY AWAY」の4作品が収録されている。今までのアルバムとは違い、より大きくハードロック側に重点を絞った作品であり、そのためセールス面では過去3作品に比べると多少見劣りするものがあったが、オリコン2週連続1位を獲得し、オリジナルアルバムでは現在最後となるミリオンセラーを記録している。

また、この頃からhydeボーカルにも変化が見えるようになり、それまでの高音重視だったものから低音域を中心とした発声になり、ディストーションの掛かったいわゆる「濁声」に近い声を出すことが多くなった。

このアルバムの曲名はすべて英数字表記であり、ラルクの作品の中でこのようなものは、本作のみである。「REAL」というタイトルは、歌詞にREALという単語が多いことからhydeが名付けた。

アルバムのアートワークは、数多くL'Arc〜en〜Cielのアートワークを手がけるモート・シナベルによるもの。フランスパリにあるノートルダム聖堂ガーゴイルを撮影した物である。ノートルダム聖堂では、観光客が鑑賞・立入可能なエリアが限られているが、モート・シナベルは途中階にある聖堂の事務所に頼み込み、身を乗り出してやっとのことで撮影したという。撮影方向は南。

初回限定仕様は3面デジパックケース。ちなみに、今作はラルクのオリジナル・アルバム初のLP盤、今作が現在最初で最後となっているSuper Audio CD盤 (2001年7月4日発売) もリリースされている。

収録曲[編集]

CD・MD・SACD[編集]

  1. get out from the shell -asian version-
    20thシングル「STAY AWAY」のカップリングに収録された「get out from the shell」の全英語詞バージョン。
    打ち込みを多用している。トヨタ自動車アジア地域で流されたCMCMソングとして起用されたため、「asian version」のサブタイトルが付けられている。ちなみに最初のベースラインは、ドラムに打ち込んでいたものをCKの人が誤ってベース音で出してしまったのだが、yukihiroが凄く気に入ったため採用された。作曲したyukihiroは、自身がリスペクトしているバンド・SOFT BALLETに関わってるエンジニアミックスに参加していることから「SOFT BALLETのパクリ」と語っている[1]。シングル・バージョンとはエンディングが違い、次曲と音が繋がっている。
    また、ベストアルバムThe Best of L'Arc〜en〜Ciel 1998-2000』、『QUADRINITY 〜MEMBER'S BEST SELECTIONS〜』にはこちらの全英語詞バージョンが、『The Best of L'Arc〜en〜Ciel c/w』、『TWENITY 2000-2010』にはシングルバージョンが収録されている。
  2. THE NEPENTHES
    サビで女性のコーラスが入る激しいロックチューンである。Aメロの4分の3拍子から4分の4拍子に変わる。タイトルは英語食虫植物ウツボカズラのことである。テレビではテレビ朝日系番組『ミュージックステーション』でも披露された。この曲では、tetsuyaがベースを終始スラップで演奏している。また、ギターソロではトーキング・モジュレーターが使用されている。yukihiroはラルクの楽曲の中でドラムが難しい曲としてこの曲を挙げたことがある[2]
    ライブツアー「TOUR 2000 REAL」以降、長らくライブで演奏されていなかったが、2008年に行われたライブツアー「TOUR 2008 L'7 〜Trans ASIA via PARIS〜」で約8年ぶりに演奏された。
  3. NEO UNIVERSE
    • 作詞:hyde / 作曲:ken / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano
    19thシングル「NEO UNIVERSE/finale」の1曲目。「15th L'Anniversary Live」人気投票37位。
  4. bravery
    tetsuyaが、一部のファンに向けて書いたメッセージ性の高い曲。本楽曲のアレンジ亀田誠治が共同で担当した。
  5. LOVE FLIES
    • 作詞:hyde / 作曲:ken / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano
    18thシングル。「15th L'Anniversary Live」人気投票33位。
  6. finale
    • 作詞:hyde / 作曲:tetsu / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano
    19thシングル「NEO UNIVERSE/finale」の2曲目。「15th L'Anniversary Live」人気投票21位。
  7. STAY AWAY
    • 作詞:hyde / 作曲:tetsu / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano
    20thシングル。「15th L'Anniversary Live」人気投票42位。
  8. ROUTE 666
    • 作詞・作曲:hyde / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano
    読み方は「ルートシックスシックスティーシックス」。666とは悪魔の数字であるという。名前の由来は、アメリカ合衆国に実際に存在する「国道66号線」から。歌詞は全て比喩で、hyde曰く「自分の人生っていうか、自分の現在いる道ってものを、現実の道に置き換えて書いてみた」[3]。曲中にベースソロが存在する。ライブではテンポアップして演奏される。
    後に、パートチェンジバンドP'UNK〜EN〜CIELでリアレンジされ、36thシングル「BLESS」のカップリングに収録している。
  9. TIME SLIP
    • 作詞:hyde / 作曲:ken / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel & CHOKKAKU
    hydeが、昔の友達と数年ぶりに会ったときに感じたことを詞にしている。アレンジには「」以来となるCHOKKAKUが参加している。
    「THE NEPENTHES」と同様に、ライブツアー「TOUR 2008 L'7 〜Trans ASIA via PARIS〜」でライブツアー「TOUR 2000 REAL」以来約8年ぶりに演奏された。
  10. a silent letter
    • 作詞:hyde / 作曲:ken / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano
    終盤にコーラスが重なるバラード。kenが、フジテレビ系番組『笑っていいとも!』(テレフォンショッキング) 出演時にタモリにプレゼントしたギターで作曲したため、仮タイトルは「タモソング」。
  11. ALL YEAR AROUND FALLING IN LOVE
    • 作詞・作曲:hyde / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano
    hydeが、ある人物に「ラルクはラブ・ソングが少ない」と言われたため、作った曲である。
    hyde曰く、「ここまで思い切ったラブ・ソングは初めて。アルバムの最後に救いの手を差し伸べた歌詞」だという。

LP[編集]

Disc1[編集]

  1. get out from the shell -asian version-
  2. THE NEPENTHES
  3. NEO UNIVERSE
  4. bravery
  5. LOVE FLIES
  6. finale

Disc2[編集]

  1. STAY AWAY
  2. ROUTE 666
  3. TIME SLIP
  4. a silent letter
  5. ALL YEAR AROUND FALLING IN LOVE

参加ミュージシャン[編集]

日本語表記が確認出来ない部分に関しては原文ママとする。

get out from the shell -asian version-
THE NEPENTHES
NEO UNIVERSE
  • ken:キーボード
  • 岡野ハジメ:キーボード
  • 斎藤仁:マニピュレート
  • tetsu:6弦ベース、バッキングボーカル
  • Chieko:バッキングボーカル
bravery
LOVE FLIES
  • ken:キーボード
  • 岡野ハジメ:キーボード
  • tetsu:バッキングボーカル
finale
  • ken:キーボード、編曲
  • tetsu:キーボード、弦編曲
  • 岡野ハジメ:キーボード、弦編曲
  • 吉俣良:弦編曲
  • 斎藤仁:キーボード・マニピュレート
  • 弦一徹ストリングス:ストリングス
STAY AWAY
  • tetsu:バッキングボーカル、キーボード
  • 岡野ハジメ:キーボード
  • 斎藤仁:キーボード・マニピュレート
ROUTE 666
TIME SLIP
  • CHOKKAKU:キーボード・プログラミング
a silent letter
  • ken:キーボード
  • 斎藤仁:マニピュレート
  • k:"Female voice"
ALL YEAR AROUND FALLING IN LOVE
  • hyde:キーボード
  • ken:キーボード
  • 岡野ハジメ:キーボード
  • 斎藤仁:キーボード・マニピュレート
  • tetsu:6弦ベース

収録ベストアルバム[編集]

関連事項[編集]

脚注[編集]

  1. ^ ラジオ番組『FLYING〜L'Arc〜ATTACK2001年2月8日放送回より。
  2. ^ ラジオ番組『FLYING〜L'Arc〜ATTACK2002年3月6日放送回より。
  3. ^ PATiPATi2000年9月号より。