JUDY AND MARY

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JUDY AND MARY
基本情報
別名 ジュディマリ、JAM
出身地 日本の旗 日本東京都[1]
ジャンル ロック
オルタナティヴ・ロック
ポップ・ロック[1]
J-POP[1]
パンク・ロック
アート・パンク
活動期間 1992年 - 2001年
レーベル エピックソニー
共同作業者 佐久間正英
メンバー
YUKIボーカル
TAKUYAギター
恩田快人ベース
五十嵐公太ドラムス
旧メンバー
藤本泰司ギター

JUDY AND MARY (ジュディ・アンド・マリー) は、日本ロックバンド。略称は「ジュディマリ」あるいは「JAM」。

メンバー[編集]

元 メンバー[編集]

略歴[編集]

1991年6月、ヘヴィメタルバンド「JACKS'N'JOKER」のメンバーとしてメジャーデビューしていた恩田が、映画『いつかギラギラする日』の撮影で北海道を訪れた際、エキストラとして参加していた当時短大生のYUKIと知り合う。映画スタッフ達との飲み会の場で、YUKIが「バンドをやりたいけどどうすればいいのかわからない」と恩田に相談した事がきっかけで[2]、その後YUKIにデモテープを送ってもらった恩田がそれを聴いたところ歌声を気に入りボーカルに抜擢、1992年2月、YUKI、恩田、藤本泰司を中心に結成。”Judy And Mary”というバンド名は快活でポジティヴな女のコ”ジュディ”とすこしひねくれ者のネガティヴな女のコ”マリー”という女の子の二面性を表しており、それがそのままYUKI自身に当てはまることもあって、以前から恩田が構想を練っていた『女のコが歌うポップで切ないサウンドをバンドでやる』というイメージは既に固まっていた[3]。同年4月、インディーズレーベルよりアルバム『BE AMBITIOUS』を発表。11月、サポートメンバーだった五十嵐公太が正式に加入。この頃は、メインのバンドを持つ恩田のサイド・ソロ・プロジェクトに近く、メンバー全員そのつもりでおり、このバンドでのデビューは目指していなかった。そのため、制作やライブの費用は全て恩田が負担し、メンバーにはギャラを支払っていた。恩田も「YUKIちゃんもこのアルバムを名刺代わりに(業界入り)出来れば」と話していた。この時点では一過性のつもりであり、アルバム発表・ライブ後は既に解散状態になっていた[4]

しかし、恩田はこのバンドへの熱意が解散後に強く湧き上がってきたため、再始動を決意。当時フリーの状態であったYUKIには予め伝え、他のメンバーにはその事を告げず、先にデビューの段取りを行い、JACKS'N'JOKERの脱退〜デビュー契約など全てが整った時点で再始動を伝え、同意を求めた。五十嵐はこれに同意したものの、藤本は既にソロ・アルバムをバンドで作る構想があったため、JUDY AND MARYでのデビューは辞退せざるを得ず、脱退[4]

1993年2月、前述の理由でメジャーデビューを辞退した藤本泰司に代わる形でオーディションによりTAKUYAが加入[4]。同年9月にエピックソニーよりシングル「POWER OF LOVE」でメジャーデビュー。

1994年1月、アルバム『J・A・M』発表。12月、佐久間正英プロデュースによるアルバム『ORANGE SUNSHINE』を発表。オリコンチャート初登場5位を記録し。同アルバムを引っ提げて行なわれたツアー『ORANGE SUNSHINE TOUR』では初の渋谷公会堂公演を行なう。この頃、公式ファンクラブ「JAMP」が発足[5]

1995年5月、初の日比谷野外音楽堂公演を含む『JUST A MAMBO TOUR』開催。6月に発売されたシングル「Over Drive」がオリコンチャート初登場こそ4位だったものの60万枚以上を売上げるヒットを記録。12月には前作と同じく佐久間プロデュースのアルバム『MIRACLE DIVING』を発表。このアルバムも100万枚に迫る売上げを記録した。

1996年、全国ツアー『MIRACLE NIGHT DIVING TOUR 1996』を開催。初の日本武道館大阪城ホール公演を含む全国19都市23公演を行い、日本武道館公演では2日間に渡り開催。即日完売、満員を記録。2月、シングル「そばかす」がオリコンチャート初登場1位を獲得、100万枚の売上を記録した[6]。この年、同曲で「第47回NHK紅白歌合戦」に初出場した。

1997年3月、アルバム『THE POWER SOURCE』を発表。オリコンチャート初登場1位を獲得し300万枚に迫る売り上げで、バンド史上最高セールスを記録した。[7]。初の国立代々木競技場第一体育館公演にして2日間公演、大阪城ホール2日間を含む全国ツアー『THE POWER SAUCE DELIVERY '97』を開催し、各地で即日完売となる。8月には横浜スタジアム阪神甲子園球場を含む、初の野外スタジアムコンサートツアー『THE POWER STADIUM DESTROY '97』を開催。同年、YUKIの喉の不調のため一時活動休止。

1998年6月、アルバム『POP LIFE』を発表、100万枚以上を売り上げる。7月より初の全国アリーナツアー『POP LIFE TOUR '98』を開催。12月26日には初の東京ドーム公演『POP LIFE IN TOKYO DOME』を開催。2日後にオールスタンディングのシークレットライブ『Secret Live In The Garden Hall』を恵比寿ザ・ガーデンホールにて開催。「散歩道」で「第49回NHK紅白歌合戦」に2年ぶり、2度目の出場。以降、充電期間に入る。

1999年は初のライブアルバムとライブビデオ2本をリリースした以外はJUDY AND MARYとしての表立った活動は無かった。各メンバーはソロや別ユニットで活動。

約1年間の休止の後、2000年2月、シングル「Brand New Wave Upper Ground」をリリースし、活動再開。3月には初のベストアルバム『FRESH』を発表、200万枚以上を売り上げる[8]。以降も積極的にシングルをリリースし、夏にはイベントライブにも出演。9月、YUKIが結婚を発表。11月に初のアコースティックライブ『ブエナ・ビータローカ・ソシアル・クラブバンドwithジュディ・アンド・マリー2000』をZEPP TOKYOにて開催するなど、精力的に活動。12月、翌年2001年1月にシングル、2月にはアルバムの発売を発表する。

2001年1月9日に全国紙朝刊の全面広告で解散を発表。[9]。24日に、オリジナルとしてはラストシングルとなる「ラッキープール」をリリース。2月にワタナベノブタカとの共同プロデュースによる2年8ヶ月ぶりにして最後のオリジナル・アルバム『WARP』が発売され、当日からラストライブツアー『WARP TOUR』をZepp Sapporoより開催し、各地のアリーナ会場・ドーム会場を廻り、3月7日、8日の東京ドーム2Daysライブをもって解散。翌日9日に『WARP』収録曲の「PEACE」にストリングスアレンジを加えた「PEACE -strings version-」を限定生産シングルとして発売。同年5月、ファン投票を元に選曲された2枚組みベスト・アルバム『The Great Escape -COMPLETE BEST-』を発売し100万枚に迫るセールスを記録。また、同月に『WARP TOUR』東京ドーム公演の模様を収めたDVDを発売。6月、最後の新録ミュージック・ビデオを納めたDVD『PEACE』をリリース。監督は、2007年カンヌ国際映画祭グランプリを受賞した河瀬直美。

解散から5年後の2006年2月、2000年にリリースしたベスト・アルバム『FRESH』に同年から解散までの間にリリースしたシングル楽曲4曲を追加し、ロンドンでTAKUYA立会いの下リマスタリングを施し、追加楽曲4曲のミュージック・ビデオを収録したDVDを同梱したリニューアル盤『COMPLETE BEST ALBUM「FRESH」』を発売。オリコンチャート初登場2位を獲得し、30万枚以上を売り上げた。『COMPLETE BEST ALBUM「FRESH」』発売時には、オフィシャルサイト等においてメンバー4人のコメントが発表されるなどしたが、解散以降に4人揃ってメディアに登場した事は一度も無い。

2009年3月、デビュー15周年を記念したトリビュート・アルバム『JUDY AND MARY 15th Anniversary Tribute Album』がリリース。

楽曲[編集]

ほとんどの曲の作詞はYUKIが行い、TAKUYAと共作したものはTack & Yukky(またはTack and Yukky)というクレジットになっている。 初期~中期は大半の曲を恩田快人が作曲していたが、後期になると大半の曲がTAKUYA作曲となった。数曲ではあるが五十嵐公太も作曲している。

作品[編集]

メジャーデビュー後はエピックレコーズ(旧エピックソニー)より発売。

シングル[編集]

リリース日 タイトル 作詞 作曲 オリコンチャート最上位
1st 1993年9月22日 POWER OF LOVE
YUKI 恩田快人 95
2nd 1993年11月21日 BLUE TEARS
YUKI 恩田快人 -
3rd 1994年4月21日 DAYDREAM/キケンな2人
YUKI 恩田快人 58
4th 1994年8月21日 Hello! Orange Sunshine/RADIO
YUKI 恩田快人 22
5th 1994年11月2日 Cheese "PIZZA"/クリスマス
YUKI TAKUYA 15
6th 1995年1月21日 小さな頃から/自転車
YUKI 恩田快人 37
7th 1995年6月19日 Over Drive
YUKI TAKUYA 4
8th 1995年10月21日 ドキドキ
YUKI 恩田快人 8
9th 1996年2月19日 そばかす
YUKI 恩田快人 1
10th 1996年10月28日 クラシック
Tack and Yukky TAKUYA 3
11th 1997年2月21日 くじら12号
Tack and Yukky TAKUYA 5
12th 1997年5月21日 ラブリーベイベー
YUKI TAKUYA 12
13th 1997年10月15日 LOVER SOUL
YUKI TAKUYA 5
14th 1998年2月11日 散歩道
YUKI 五十嵐公太 3
15th 1998年4月1日 ミュージック ファイター
Tack and Yukky TAKUYA 4
16th 1998年9月9日 イロトリドリ ノ セカイ
TAKUYA TAKUYA 11
17th 1998年11月11日 手紙をかくよ
YUKI TAKUYA 21
18th 2000年2月23日 Brand New Wave Upper Ground
YUKI TAKUYA 4
19th 2000年7月5日 ひとつだけ
YUKI TAKUYA 9
20th 2000年11月22日 mottö
Tack and Yukky TAKUYA 8
21st 2001年1月24日 ラッキープール
Tack and Yukky TAKUYA 3
22nd 2001年3月9日 PEACE -strings version-
Tack and Yukky TAKUYA 8

アルバム[編集]

オリジナルアルバム[編集]

リリース日 タイトル
1st 1994年1月21日 J・A・M
2nd 1994年12月1日 ORANGE SUNSHINE
3rd 1995年12月4日 MIRACLE DIVING
4th 1997年3月26日 THE POWER SOURCE
5th 1998年6月24日 POP LIFE
6th 2001年2月7日 WARP

ミニアルバム[編集]

リリース日 タイトル
2000年12月16日 BE AMBITIOUS
  • 92年のインディーズ時代に発表した唯一の音源を収録した。

ベストアルバム[編集]

リリース日 タイトル
1st 2000年3月23日 FRESH
2nd 2001年5月23日 The Great Escape -COMPLETE BEST-
3rd 2006年2月8日 COMPLETE BEST ALBUM「FRESH」

ライブアルバム[編集]

リリース日 タイトル
1st 1999年3月31日 44982 VS 1650

企画盤[編集]

リリース日 タイトル
1st 2001年9月19日 1992 JUDY AND MARY -BE AMBITIOUS + It's A Gaudy It's A Gross-
  • インディーズCD+インディーズ時代の映像のDVDの2枚組
リリース日 タイトル
2nd 2009年3月18日 JUDY AND MARY 15th Anniversary Tribute Album
  • デビュー15周年記念の一環でリリースされたトリビュートアルバム。
リリース日 タイトル
3rd 2009年8月5日 15th Anniversary Complete Single Box
  • 全シングル22枚(12cm化・紙ジャケット仕様)+15周年記念Tシャツがセットになったボックスセット。デビュー15周年記念の一環でリリースされる。限定盤。

映像作品[編集]

ビデオクリップ集[編集]

  1. HYPER 90'S JAM TV (VHS/LD:1994/12/12)
  2. ミュージック ファイター (VHS:1998/04/01)
  3. 手紙をかくよ (VHS:1998/11/11)
  4. Brand New Wave Upper Ground (VHS/DVD:2000/04/19)
  5. mottö (VHS/DVD:2000/12/06)
  6. JUDY AND MARY ALL CLIPS -JAM COMPLETE VIDEO COLLECTION- (VHS/DVD:2001/02/21 DVD再発:2003/11/19)
  7. PEACE (VHS/DVD:2001/06/06)

ライブ[編集]

  1. It's A Gaudy It's A Gross (VHS:1995/02/01)
  2. MIRACLE NIGHT DIVING TOUR 1996 (VHS/LD:1996/12/09 DVD:2000/04/19)
  3. THE POWER STADIUM DESTROY '97 (VHS:1997/12/01 DVD:2000/04/19)
  4. POP LIFE SUICIDE 1 (VHS/DVD:1999/04/21)
  5. POP LIFE SUICIDE 2 (VHS/DVD:1999/05/21)
  6. WARP TOUR FINAL (VHS/DVD:2001/05/09 DVD再発:2003/11/19)

脚注[編集]

  1. ^ a b c キューブミュージック
  2. ^ 『JAM BOOK』参考。
  3. ^ JUDY AND MARY プロフィール”. HMV ONLINE. 2014年10月12日閲覧。
  4. ^ a b c J-ROCK MAGAZINE1997年6月恩田のインタビュー より(※元サイトリンク切れのためwebキャッシュにリンク)
  5. ^ 「JAM」と「JUMP」を合わせた造語。
  6. ^ Yahoo!ミュージック アーティスト情報 JUDY AND MARY参考。
  7. ^ Sony Music Online Japan::JUDY AND MARY::Profile参考。
  8. ^ Sony Music Online Japan:JUDY AND MARY:COMPLETE BEST ALBUM「FRESH」参考。
  9. ^ 解散後に放送されたNHK特番では、解散経緯として、2000年に恩田から脱退の申し出があった。メンバーはその時点で解散を決めるも、2001年1月まで公式な発表はしなかった。

参考[編集]

外部リンク[編集]