ヒュアキントス

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ジャン・ブロックによる『ヒュアキントスの死』

ヒュアキントスHyakinthos, ギリシア語Ὑάκινθος)は、ギリシア神話アポローンに愛された美少年である。アポローンとの円盤投げの遊戯中に、その跳ね返りを頭に受けて死ぬ。その際、ヒュアキントスの頭部から流れた血から、花が咲きヒヤシンスの名がついた。現在のアイリスラークスパー、あるいはパンジーであるともいわれる。元来はアミュークライで信仰されたギリシア先住民族の植物神だったといわれる[1]

一説には西風の神ゼピュロスもヒュアキントスを愛していたが、彼に拒絶される。ある日アポローンとヒュアキントスが仲睦まじく円盤投げをしているのを見て、ゼピュロスは嫉妬に狂った。そしてアポローンの投げた鉄輪がヒュアキントスに当たるよう風を操り、それを頭に受けたヒュアキントスは死んだ。

この神話はオウィディウス変身物語の題材となり、後にヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトのオペラ『アポロとヒュアキントゥス』の原作ともなった。

[編集] 出典

  1. ^ 里中満智子 『マンガ ギリシア神話2 至高神ゼウス』 中央公論新社
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