ヒュアキントス
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ヒュアキントス(古希: Ὑάκινθος, Hyakinthos)は、ギリシア神話でアポローンに愛された美少年である。アポローンとの円盤投げの遊戯中に、その跳ね返りを頭に受けて死ぬ。その際、ヒュアキントスの頭部から流れた血から、花が咲きヒヤシンスの名がついた。現在のアイリス、ラークスパー、あるいはパンジーであるともいわれる。元来はアミュークライで信仰されたギリシア先住民族の植物神だったといわれる[1]。
一説には西風の神ゼピュロスもヒュアキントスを愛していたが、彼に拒絶される。ある日アポローンとヒュアキントスが仲睦まじく円盤投げをしているのを見て、ゼピュロスは嫉妬に狂った。そしてアポローンの投げた鉄輪がヒュアキントスに当たるよう風を操り、それを頭に受けたヒュアキントスは死んだ。
この神話はオウィディウスの『変身物語』の題材となり、後にモーツァルトのオペラ『アポロとヒュアキントゥス』の原作ともなった。