ひゅうが型護衛艦

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ひゅうが型護衛艦
進水当日のひゅうが
艦級概観
艦種 ヘリコプター搭載護衛艦
艦名 旧国名[1]
建造期間 2006年~2009年
就役期間 2009年~就役中(1隻建造中)
前級 DDH:しらね型護衛艦
次級 最新
性能諸元
排水量 基準排水量:13,950t[2]
満載排水量(推定値):19,000t
全長 197m
全幅 33m
高さ 48m
吃水 7m
機関 COGAG 2軸推進 (100,000hp)
IHI LM2500ガスタービンエンジン 4基
速力 30ノット
航続距離
乗員 約340~360名[3]
兵装 Mk 41 VLS (16セル)
ESSM 短SAM
• 新VLA SUM
を発射可能
1基
高性能20mm機関砲CIWS 2基
HOS-303 3連装短魚雷発射管 2基
12.7mm機銃 6基
艦載機[4] SH-60K哨戒ヘリコプター 3機
MCH-101掃海・輸送ヘリコプター 1機
C4I MOFシステム+NTDS (リンク 11/14/16)+GCCS-M
OYQ-10FCS-3+OQQ-21
レーダー FCS-3改 多機能レーダー
捜索用、FC用アンテナ各4面
1基
OPS-20改 対水上レーダー 1基
ソナー OQQ-21
FCS FCS-3改 1基
電子戦 NOLQ-3C 統合電子戦システム
Mk 36 SRBOC チャフフレア発射機 4基

ひゅうが型護衛艦(ひゅうががたごえいかん、JMSDF DDH Hyūga class)は海上自衛隊護衛艦。全通甲板を持ち、自衛隊最大の護衛艦。1番艦である「ひゅうが」は平成16年(2004年)度予算で建造が行われるヘリコプター搭載護衛艦 (DDH) であるため16DDH、2番艦は平成18年(2006年)度予算で建造されるため18DDHとも呼ばれる。建造は両艦ともアイ・エイチ・アイ マリンユナイテッド横浜工場。

目次

[編集] 概要

船形には航空母艦強襲揚陸艦同様の全通甲板構造を採用している。強化型MOFシステム(海上作戦部隊指揮管制支援システム)、国産の防空戦闘システムであるFCS-3をはじめとする新開発のC4Iシステムを採用し、旗艦としての指揮統制能力が強化されている。

全通甲板などの設備により、航空機の運用性が向上していることから、艦載用に設計されていない陸上自衛隊機や、消防防災ヘリコプターなど民間機の離発着も可能と見られている[5]。この性能を生かして、大規模災害時の海上基地としての機能も盛り込まれており、海上自衛隊が保有するMCH-101掃海・輸送ヘリコプターを搭載しての救援物資輸送や、救難飛行隊UH-60Jによる傷病者の収容、消防や警察のヘリコプターに対する管制・補給支援が計画されている。また、自治体関係者による合同対策本部を収容できる設備が用意されているほか、集中治療室を含む医療設備を持つ。

満載排水量は推定で19,000tとされ、イタリア海軍の「ジュゼッペ・ガリバルディ」やスペイン海軍の「プリンシペ・デ・アストゥリアス」、タイ王国海軍の「チャクリ・ナルエベト」などの軽空母と同等か上回っており、イギリス海軍ヘリコプター揚陸艦オーシャン」よりは小さい[6]ハリアーIIF-35BのようなSTOVL機を搭載した軽空母と比較される場合もあるが、スキージャンプ勾配は持たず、これらの運用は想定、計画していないとされている。

[編集] 計画の経緯

現在海上自衛隊が運用しているはるな型ヘリコプター搭載護衛艦の1番艦「はるな」の老朽化が進んだため、後継として代艦建造計画が2000年の中期防閣議にて閣議決定され、3つの船型案が提示された。

  1. 従来までのDDHと同様に前部に構造物を持ち、後部を発着甲板とする案
  2. 艦橋構造物で前後の甲板を分断し、艦橋の前後にヘリコプター甲板を持たせる案
  3. 艦の全長に渡って障害物のない発着甲板を有する全通甲板型とする案

3つの案のうち、当初は第2案が、予想図では無く「イメージ図」という用語を伴って発表された。この図の段階でマストや煙突は右舷側に寄せられており、左舷側には前後の発着甲板をつなぐ大型のシャッターや大きな艦橋が置かれているだけだった。このため、実際の船型は全通甲板の第3案に内定しており、航空母艦に近い形状で世論の反発を買うことがないように作った図であるとも言われている[7]2003年には、ヘリコプターの同時運用能力を高めるとの理由で、第3案の船型へと改められた予想図が発表された。

1番艦に続き、平成17年(2005年)度予算で2番艦が要求される予定であったが、ミサイル防衛関連に防衛予算全体が圧迫された為この要求は先送りとなり、平成18年(2006年)度予算で要求が行われ、その建造が認められた。

[編集] 船体

上から見た船体

ヘリコプター運用能力、護衛隊群旗艦能力をはるな型より発展させる事が要求されたことと、各種の能力向上もあり、基準排水量は歴代自衛艦で最大の13,950tとなった。排水量、船型、装備のいずれも従来の駆逐艦、あるいは護衛艦の概念を逸脱するものと言われているが、海上自衛隊では、ヘリコプター(H)による潜水艦駆逐(DD)を任務とするため、DDHと分類している。VLSから発射する艦対空ミサイルを主な装備として速射砲は持たず、設計時点では固定翼V/STOL機の運用は考慮していない。

艦橋構造物は右舷に寄せられ、艦首から艦尾まで甲板が繋がった197mの全通甲板を持つ。艦体の後方3分の1程度が平らなヘリコプター甲板だった従来のDDHや、最初に発表された予想図のような艦形の艦船では不可能だったヘリコプター複数機の同時発着艦運用を可能としている。また、艦橋が視界を遮ったり気流を乱す事も少なくなり、ヘリコプターの着艦作業も容易になった。

艦体や上部構造物はステルス性を考慮して側面には傾斜がつけられ、表面は平滑に整形されている。

船内には旗艦としての運用に備えて司令公室、幕僚事務室、司令部要員の居住スペースを備える。また、戦闘を任務とする海上自衛隊の艦船としては初めて、女性自衛官の居住スペースが確保され、17名が乗艦する。

[編集] 従来のDDHとの比較

ひゅうが型・はるな型・しらね型の比較表
ひゅうが型 はるな型 しらね型
基準排水量
13,950 t
4,950 t
5,200 t
満載排水量
19,000 t(推定)
6,850 t
6,800 t
速力
30 kt超
31 kt
32 kt
主な兵装
Mk41VLSESSMアスロック) 16セル
ファランクスCIWS 2基
短魚雷3連装発射管 2基
12.7mm機銃 6挺
54口径5インチ単装速射砲 2門
シースパロー8連装発射機 1基
アスロック8連装発射機 1基
ファランクスCIWS 2基
短魚雷3連装発射管 2基
格納庫容量
11機
3機
搭載定数
哨戒ヘリコプター 3機
(必要に応じ、掃海・輸送ヘリコプター1機)
哨戒ヘリコプター 3機
ヘリ同時発着艦
可能
(同時に3機)
不可能

しらね型との排水量増大の内訳

しらね型:約5,200トン、ひゅうが型:約13,950トン、約8,750トンの増大

  • 情報・指揮通信能力の向上…多目的区画の設置等
+約480トン
  • ヘリコプター運用能力の向上…格納/整備スペースの増設、昇降機×2基の搭載等
+約3,230トン
  • 装備武器の能力向上…水上艦用ソナー、射撃指揮装置の装備等
+約830トン
  • 機関、発電能力の向上…エンジン、発電機の重量増等
+約1,120トン
  • 抗堪性、居住性の向上…機関区画の2重構造化、二段ベッド化・レストエリア追加等
+約2,940トン

従来のDDHは広いヘリコプター甲板と大きな格納庫を持ち、他の護衛艦に比べればヘリ運用能力が高かったが、それでもヘリコプターは、20分おきに1機しか発着艦できなかった。そのため、飛行中のヘリコプターに問題が起こった場合、すぐに着艦が出来ない場合があるなど運用に不安があった。また、格納庫内ではメインローターを広げての整備が行えなかった為、そのような重整備を行う場合には甲板上に出して行う必要があり、その間発着艦を行う事は出来ず、当然悪天候の場合にその様な整備を行う事も出来なかった。

これに対してひゅうが型は、同時に3機までヘリの発着艦が可能で、格納庫はSH-60クラスなら11機を収納可能なスペースがあり、広い格納庫内でメインローターを広げ、天候や他のヘリの発着艦に影響されずに整備も出来る様になる予定とされる[8]

[編集] 装備

[編集] C4Iシステム

護衛艦としてはじめて、護衛隊群司令部を十分に収容できる規模の司令部施設(旗艦用司令部作戦室・FIC)を設置している。FICは第2甲板、CICの後部に隣接して設置されており、アメリカ海軍の航空母艦や強襲揚陸艦に設置されているTFCC (群司令部指揮所) と同様の機能を有している。ここには、海上自衛隊の基幹指揮回線であるMOFシステムの新型艦上端末であるMTAが設置されている。MTAは従来使用されてきたC2Tの能力向上版で、個艦の戦闘統制用のCDSと連接されているほか、従来より使用されてきたSUPERBIRD B2に加えて、より高速・大容量のSUPERBIRD Dによる衛星通信を使用できるようになっているほか、必要に応じて、さらに大容量のKuバンド衛星通信を使用する用意もなされている。また、米軍との共同作戦を考慮し、アメリカ海軍の基幹指揮回線であるGCCS-Mも設置されている。これは、USC-42 Mini-DAMAを介して、FLTSATCOMなどアメリカ軍UHF帯衛星通信を使用する。

同じ第2甲板の前方には多目的室が設置されている。ここはOAフロアや可動式の間仕切りを備え、必要に応じてレイアウト変更が可能であり、大規模災害時の自治体責任者を交えた現場対策本部や、海外派遣時の統合任務部隊司令部などに利用される。

CICには、OYQ-10 ACDSが設置され、個艦の戦闘統制に使用される。OYQ-10は、オペレーターの判断支援および操作支援のため、予想される戦術状況に対応して、IF-THENルールを用いて形式化されたデータベースに基くドクトリン管制を採用している。これにより、オペレーターの関与は必要最小限に抑えられ、意思決定の迅速化を図っている。また、OYQ-10は、NOYQ-1艦内統合ネットワークを介して、対空戦闘システムであるFCS-3、対潜戦闘システムであるOQQ-21、電子戦装置などと連接され、艦全体の戦闘を統括する。これらは、新戦闘指揮システムATECS (Advanced Technology Combat System) と総称されている。

[編集] 航空システム

本型の航空システムの要件は、下記のとおりである。

  1. 全通甲板構造による複数機同時離発着能力。
  2. 充実した支援設備による高度な整備支援能力。
  3. 大型格納庫による多数機収容能力。
  4. 高度なC4Iシステムによる航空管制能力。

通常は、SH-60JまたはSH-60K哨戒ヘリコプターを3機搭載することとなっている。この定数は、前任者であるはるな型やしらね型と同じで、必要時には、これに加えてMCH-101掃海・輸送ヘリを1機搭載することができる。

本型の格納庫は、SH-60哨戒ヘリコプターであれば少なくとも8機(1個護衛隊群の定数)、MCH-101であれば4機収容できる広さを持っており、防火シャッターにより前後2区画に仕切ることもできる。また、後部エレベータをはさんで格納庫の後方には整備区画が設けられ、艦内でメインローターを広げたまま整備を行うことができる。飛行甲板から格納庫をむすぶエレベータは、格納庫の前後に2基が装備されており、後方エレベータは幅13メートルで、SH-60がローターを広げた状態で積載できるため、飛行甲板から整備区画に直接移動させることができる。前方エレベータは幅10メートルで、やや小型となっている。また、ヘリコプターに搭載する対艦ミサイル魚雷などを輸送する弾薬用のエレベータも前後2基装備する。飛行甲板には4機分のヘリスポットが装備されており、3機の同時運用が可能。舷側エレベータは採用していない。

大規模災害発生時には、第72航空隊、第73航空隊のUH-60J救難ヘリコプターを搭載し、洋上救援基地として利用する。

ヘリコプター洗浄用の清水を含む、全ての艦内用清水を作るための造水装置はヘリコプターを搭載しないこんごう型護衛艦イージス艦)と同型のものを同数搭載する。また、熱源となる補助ボイラもこんごう型護衛艦と同型のものを同数搭載する。

[編集] 個艦戦闘システム

後部右舷よりに16セルのMk 41VLSを配置する。ここには、防空用の艦対空ミサイル発展型シースパロー(ESSM)、対潜水艦用に対潜ミサイルアスロックが収容される。従来のDDHである、はるな型がシースパロー16発(うち発射機に即応弾8発)、アスロック16発(うち発射機に即応弾8発)を搭載しているのに対し、ひゅうが型はMk 41 VLSを16セルしか持たない為、搭載するアスロックの総数は減少するが、ESSMはMk41VLS 1セルに4発搭載可能で、即応弾の数は増え、VLS装備とした事で即応性が向上する。また、艦内に1斉射分(16発)のESSM予備弾を搭載するとされている。

[編集] 対空戦闘システム

新開発の射撃指揮装置であるFCS-3改とOYQ-10 ACDSを中核として、高度に自動化された対空戦闘システムを備えている。

FCS-3改は、従来より試験艦「あすか」で運用試験を受けていたものの改良型で、Cバンドを使用する捜索レーダーと、Xバンドを使用する射撃指揮レーダーのフェーズド・アレイ・アンテナをそれぞれ4面ずつ 、アイランド前部に0度と270度を向いたもの、後部に90度と180度を向いたものを設置しており、目標捜索から追尾、そしてOYQ-10から指示を受けての攻撃までを担当する。[9]総合的な対空武器システムとなっており、最大探知距離200キロ以上、最大追尾目標数300程度とされる。砲を搭載しないことから、発展型シースパロー(ESSM)の射撃指揮にのみ用いられることとなる。

対空ミサイルのESSMは、従来使用されてきたシースパローIPDMSの発展型であり、より敏捷になっている。また、同時多目標対処を狙って中途航程に慣性誘導を導入したことにより飛翔コースが最適化され、近距離での機動性向上を狙って推力を増強した結果、射程も最大50kmに延長されている。射程の外縁部では機動性が低下するものの、限定的な艦隊防空[10]能力を有する。海上自衛隊の護衛艦で、ESSMを新造時から搭載するのはひゅうが型が初となる。

ESSMの射撃可能域よりも近距離の航空脅威に対処するため、飛行甲板前端と、船体後部左舷側に設けられたスポンソン上に高性能20mm機関砲(ファランクスCIWS)を計2基搭載している。

[編集] 対潜・対水上戦闘システム

対潜戦闘システムの中核となるのが、OQQ-21ソナー・システムで、これは、新開発の大型艦首装備ソナーと対潜情報処理装置、水中攻撃指揮装置を統合したものである。ソナーは試験艦あすかで試験されていたもので、長大なソナー・ドームの前部には従来と同様の円筒形ソナー・アレイを備え、後方の両側面にフランク・アレイを装備する。従来の機種に比べて、探知距離と浅海域での探知精度が向上している。このように自艦装備ソナーの性能が向上したこともあって、航空運用能力を確保するために戦術曳航ソナーは装備しない。

自艦装備の対潜火力としては、Mk 41 VLSより発射するVLA対潜ミサイルと、舷側のHOS-303 3連装短魚雷発射管がある。搭載する16セルのMk 41 VLSうち、12セルがVLAに割り振られる。また、将来的には、新開発の07式垂直発射魚雷投射ロケット新アスロック)の運用も予定されている。HOS-303 3連装短魚雷発射管は、従来より使用されてきた68式3連装短魚雷発射管の最新版で、新型の97式短魚雷の運用が可能となっている。

また、自艦の搭載機も含め、任務群が有する哨戒ヘリコプターを一括して統制することで、対潜戦闘を展開することも可能。搭載機のうち、SH-60KはAGM-114M ヘルファイアII空対艦ミサイルが装備でき、砲や対艦ミサイルを持たないひゅうが型における間接的な対水上火力となる[11]

洋上でのテロ攻撃に対処するため、合計で7基のM2 12.7mm機銃を搭載する。近接防空用の20mm高性能機関砲も、光学照準機能を持つブロック1Bと呼ばれるバージョンを採用したことで、小型・高速の水上脅威が接近してきた場合に対処できる。

[編集] 同型艦

2隻のはるな型を代替する為、ひゅうが型も2隻の建造が予定されている。18DDHの艦名は未定。艦番号は当初、建造番号2405号艦にDDH-145が(建造番号も2319号艦に変更)、2406号艦にはDDH-146が(建造番号も2320号艦に変更)与えられていた。DDH-181 ひゅうがに対して182が付与された。はるな型、しらね型は141から144であったので、従来型DDHと艦番号は連続していない。

はるな型退役の数年後には、もう1クラスのDDHしらね型2隻も退役が見込まれており、現在22DDHと24DDHが計画されている。

[編集] DDH-181 ひゅうが

  • 建造:アイ・エイチ・アイ マリンユナイテッド横浜工場
  • 起工:2006年(平成18年)5月11日
  • 進水:2007年(平成19年)8月23日
  • 就役:2009年(平成21年)3月18日
  • 所属:第1護衛隊群第1護衛隊
  • 艦名の由来:日向国宮崎県[12]
  • 同一名称艦:伊勢型戦艦2番艦日向。当時は旧仮名遣いでひうがと表記されていた。太平洋戦争末期に航空戦艦へ改装されている。

[編集] 18DDH

  • 建造:アイ・エイチ・アイ マリンユナイテッド横浜工場
  • 起工:2008年(平成20年)5月30日
  • 進水:2009年(平成21年)8月(予定)
  • 就役:2011年(平成23年)3月(予定)
  • 所属:
  • 艦名の由来:

[編集] 脚注

  1. ^ 海上自衛隊の命名基準における地方名の範疇として旧国名が採用された。既存の自衛隊艦船にも輸送艦さつま」「おおすみ」、補給艦さがみ」、「おうみ」など旧国名を冠したものがあるが、これらの艦名はいずれも半島といった地名、名所旧跡名に由来している。「おうみ」は近江国そのものではなく琵琶湖の古名から取られたものであるため、直接的に旧国名が用いられたケースはひゅうが型が最初となる。
  2. ^ 平成21年4月11日(土)に、海上自衛隊横須賀地方総監部で行われた一般公開で配布された海上自衛隊のパンフレットには13,500tと記載されている。
  3. ^ IHIがDDH-181進水記念に配布した絵葉書には乗員約490名、就役記念に配布した絵葉書には乗員数約510名と記載されている一方、海上自衛隊のサイトと朝雲新聞の2009年3月26日付記事には、乗員約340名と記載されている。また、第1護衛隊群のサイトと、平成21年4月11日(土)に海上自衛隊横須賀地方総監部で行われた一般公開で配布された海上自衛隊のパンフレットには乗員約360名と記載されている。どれも航空要員や司令部要員を含めた物であるかは明記されていない。
  4. ^ 平成21年4月11日(土)に、海上自衛隊横須賀地方総監部で行われた一般公開で配布された海上自衛隊のパンフレットには, 搭載ヘリコプターとして、SH-60K、SH-60J、MH-53E、MCH-101の4種類が記載されている。
  5. ^ 野木恵一 (2008)による。
  6. ^ 旧海軍の空母と比較すると龍驤と同等
  7. ^ 出典:学研社歴史群像シリーズ『最新海洋兵器図鑑』が想像図ダミー説に言及
  8. ^世界の艦船」2005年11月号
  9. ^ コストダウンのため、1番艦「ひゅうが」のレーダーは「あすか」に装備されていたものの台枠3基を流用したが、アクティブアレイの素子は全て新造品に交換された。
  10. ^ この種の限定的艦隊防空は、僚艦防空 (Loacal Area Defence)とも呼ばれる。同様にESSMとイージスシステムを組み合わせて搭載しているノルウェーフリチョフ・ナンセン級フリゲートについても同様の言及がされている。
  11. ^ アメリカ海軍ではシースパローによる艦艇の攻撃実験に成功しているが、日本のFCS-2ではモノパルス誘導のRIM-7M対応化の際に対艦攻撃能力は持たない。FCS-3については不明。
  12. ^ 進水前からミリタリー雑誌などで船名が4文字という情報は流れていたが、旧国名という予想は少なかった。

[編集] 関連項目

ウィキメディア・コモンズ

[編集] 参考文献

  • 野木恵一「空母『ひゅうが』の登場と海自艦隊航空」『世界の艦船』2008年10月号、海人社、2008年
  • 編集部「最新鋭DDH『ひゅうが』のすべて」『世界の艦船』2009年8月号、海人社、2009年
  • 東郷行紀「『ひゅうが』に見る最新護衛艦のデジタル化」『世界の艦船』2009年8月号、海人社、2009年

[編集] 外部リンク