はつゆき型護衛艦

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はつゆき型護衛艦
JMSDF DD-127 Isoyuki.jpg
DD-127 いそゆき
艦級概観
艦種 護衛艦(DD:汎用護衛艦)
建造期間 1979年 - 1986年
就役期間 1982年 - 就役中
前級 DD:あきづき型護衛艦
DDA:たかつき型護衛艦
DDK:やまぐも型護衛艦
次級 DD:あさぎり型護衛艦
要目
排水量 基準:2,950トン(DD-129以降3,050トン)
満載:4,000トン(DD-129以降4,200トン)
全長 130m
全幅 13.6m
深さ 8.5m
吃水 4.2m (DD-129以降4.4m)
機関 COGOG方式,2軸推進(45,000hp
(巡航用)
タインRM1Cガスタービンエンジン
2基
(高速用)
オリンパスTM3Bガスタービンエンジン
2基
速力 最大30kt
乗員 195名
兵装 62口径76ミリ単装速射砲 1基
高性能20mm機関砲CIWS 2基
シースパロー短SAM8連装発射機 1基
ハープーンSSM4連装発射筒 2基
74式アスロックSUM8連装発射機 1基
HOS-301 3連装短魚雷発射管 2基
艦載機 HSS-2B/SH-60J哨戒ヘリコプター 1機
C4I OYQ-5 TDPSリンク 14
FCS-2-21-A 主砲FCS
FCS-2-12 ミサイルFCS(短SAM用)
SFCS-6A 水中FCS
レーダー OPS-14B 2次元対空捜索レーダー
OPS-18 対水上捜索レーダー
ソナー OQS-4 艦底装備ソナー
OQR-1 曳航ソナー
電子戦
対抗手段
NOLR-6C ESM装置
OLT-3 ECM装置
OLR-6C ミサイル警報装置
Mk 36 SRBOC
曳航式デコイ
言語 表記
日本語 はつゆき型護衛艦
英語 HATUYUKI type Destroyer

はつゆき型護衛艦(はつゆきがたごえいかん、JMSDF DD HATSUYUKI class)は、海上自衛隊の汎用護衛艦である。オール・ガスタービン機関を採用し、ヘリコプターや各種ミサイルなどの兵装をバランスよく搭載するなど、当時の欧米のフリゲートと比較しても遜色のない護衛艦として評価されている。

目次

[編集] 計画

第4次防衛力整備計画(4次防)を終えた1977年度計画において、海上自衛隊は次代を担う新型護衛艦の整備に迫られた。当時としては、草創期に建造したはるかぜ型あやなみ型初代むらさめ型などの退役が間近に迫っており、これらの代艦が必要となっていた。

また、このころ海上自衛隊は護衛艦隊を近代化する新たな戦術単位として、いわゆる「八八艦隊」構想を固めていた。これは、ヘリコプター3機を搭載するヘリコプター護衛艦(DDH)1隻、艦隊防空に従事するミサイル護衛艦(DDG)2隻、汎用護衛艦(DD)5隻からなる護衛隊群(護衛艦8隻、ヘリコプター8機で『八八』)4個群を整備するもので、その具体化にはDD20隻の新造が必要だった。これがはつゆき型12隻及び、その拡大改良型のあさぎり型8隻である。

計画に当たっては、4次防で計画されたものの実現しなかった、3,600トン型対艦ミサイル搭載汎用護衛艦(DDA)及び、ガスタービン搭載の2,500トン型対潜護衛艦(DDK:やまぐも型の最終艦「ゆうぐも」で代替された)の中間的な艦として構想された。

[編集] 機関

本型の最大の特徴は、海上自衛隊初のオール・ガスタービン推進方式の採用にある。軽量で瞬発性・整備性に優れた航空機転用型ガスタービンの搭載は1970年代後半当時、すでに列国の趨勢となっていた。

本型では高速用・巡航用2種を組み合わせたCOGOG方式を採った。これは、イギリス42型駆逐艦に範を取ったものであり、エンジン構成もこれに準じたものとなっている。なお、イギリス海軍においては、21型フリゲートで採用されたCOGOG構成を42型駆逐艦、さらには22型フリゲートのバッチ2に至るまで採用し続けており、本型の機関はこの系譜の傍流と言えるものである。

護衛艦へのガスタービン採用は、これもまた「いしかり」と軌を一にしたものだったが、同艦はディーゼルエンジンと組み合わせたCODOG方式であり、オール・ガスタービンの採用は本型が自衛艦として初めてである。

[編集] 装備

従来の海上自衛隊の護衛艦は対潜一辺倒の装備が特徴であったが、本艦は対潜・対空・対水上のどの任務にも対応可能な戦闘艦として計画された。

[編集] C4Iシステム

本型は、海上自衛隊のワークホースにおいて、初めてセンサー・武器を戦術情報処理装置と連接し、戦闘システムを構築したシステム艦であるという点で、極めてエポックメイキングな艦である。また、その戦闘システムの構成は、その後たかなみ型に至るまで基本的に変化せず、その原型となった。

戦闘システムの中核となる戦術情報処理装置はTDPS(Tactical Data Processing System)と呼称され、正式名はOYQ-5である。海上自衛隊がこれまで使用してきたOYQシリーズの戦術情報処理装置は通常、大型のCP-642やUYK-7といったコンピュータを使用してきたが、スペース的な制約から、OYQ-5は小型コンピュータであるUYK-20を1基のみ使用しており、これと4基または5基のOJ-194Bワークステーションを組み合わせていた。

OYQ-5の能力面の限界から、本型は戦術データ・リンクとして、標準的な双方向リンクであるリンク 11を搭載できなかった。このため、本来はラジオテレタイプでの受信用であるリンク 14を通じて受信した情報を入力するという変則的な方式を採用している。この手法は、OYQ-5以外には使用されず、また世界でも日本以外には採用例のない、極めて独特なものである。

[編集] 対空戦闘システム

本型は、シースパローIBPDMS62口径76ミリ単装速射砲高性能20mm機関砲と3重の対空火網を備えており、従来の海上自衛隊の対潜護衛艦(DDK)・多用途護衛艦(DDA)に類を見ないレベルの個艦防空力を具備している。また、それらの火器は、OYQ-5を中核として連接され、半自動システムを構成している。そのサブシステムは下記のとおりである。

  1. OPS-14二次元対空捜索レーダー
  2. OYQ-5戦術情報処理装置
  3. FCS-2射撃指揮装置
  4. シースパローIBPDMS (NSSMS)
  5. 62口径76ミリ単装速射砲

経空脅威に対しては、まずOPS-14対空捜索レーダーで目標を探知・捕捉したのち、その諸元をOYQ-5戦術情報処理装置に手動で入力、オペレータが情勢を判断して攻撃の優先順位を決定したのち、攻撃する目標の諸元をFCS-2に手動で入力、シースパローIBPDMSまたは76ミリ速射砲による攻撃に至る。

このうち、シースパローPDMSについては、先行して搭載したしらね型ヘリコプター搭載護衛艦がBPDMSを採用していたのに対し、新型のIBPDMSを採用しており、射撃指揮装置も国産のFCS-2-12型となっている。また、76ミリ砲は、同年度計画で建造された「いしかり」とともに初の導入であり、その射撃指揮には、やはり国産のFCS-2-21が使用される。

さらに1979年度計画の3番艦「みねゆき」からは近接防空火器 (CIWS;Close-In Weapon System) として高性能20mm機関砲2基を搭載し、1・2番艦にも就役後に後日装備された。なお、OYQ-5からファランクスCIWSに対する干渉は必要最小限であり、基本的には独立したシステムとして攻撃を実施することになる。

[編集] 対水上戦システム

本型の特徴の一つが、ハープーン艦対艦ミサイルによる長距離対水上打撃力を備えたことにある。これは、同じ77年度計画の小型護衛艦 (DE) 「いしかり」と同時に導入された新装備であり、護衛艦隊配備の護衛艦としては初の装備であった。ハープーンは4連装のMk 141発射筒2基に収容されて、艦中央部の煙突脇に搭載されており、その射撃指揮を行なうSWG-1 HSCLCSを介してOYQ-5に連接されており、目標諸元の入力を受けることになる。

対水上戦において、本型が使用する主要なセンサーはOPS-18対水上レーダーである。また、レーダーを作動させることが危険な状況においては、NOLR-6C ESM装置やデータリンク(リンク14)からの情報に基づいて攻撃が実施されることになる。

[編集] 対潜戦闘システム

本級の対潜戦闘システムは、基本的には従来の対潜護衛艦(DDK)・多用途護衛艦(DDA)の発展型であるが、いくつかの点で大幅な性能の向上がなされている。

本型の主たる対潜センサーは、船体装備のOQS-4ソナー、OQR-1曳航ソナー(TACTASS)、および哨戒ヘリコプター装備のディッピングソナーソノブイである。このうち、ソノブイからの情報のみがOYQ-5に入力されて処理を受け、それ以外のセンサーからの情報は、いずれも水測員によって処理された上で、直接に水中攻撃指揮装置SFCS-6Aに移管される。なお、OQR-1曳航ソナーはアメリカのAN/SQR-18 TACTASSの日本版であると考えられており、長距離での敵潜水艦の探知が可能である。また、OQS-4は、従来のDDA、DDKが艦首装備式(バウ・ソナー)を採用していたのに対し、艦底装備(ハル・ソナー)としたため、艦首の形状は通常のクリッパー型となっている。

一方、対潜攻撃兵器としては、従来より使用されてきたアスロック対潜ミサイルの8連装発射システムMk 16およびHOS-301 3連装短魚雷発射管に加え、搭載するヘリコプターの短魚雷を使用することができる。従って、本型は長射程においてはヘリコプター、中射程においてはアスロック、短射程においては短魚雷と3段構えの対潜火力を行使することができるが、これは、同世代の欧米の同級艦と比して極めて強力なものである。特に対潜ミサイルについては、オランダ海軍コルテノール級西ドイツ海軍ブレーメン級など当時盛んに建造された列国の3,000トン級フリゲート(いわゆるStandard Frigate)には無い装備である。また、従来の護衛艦装備のアスロック発射機が人力装填であったのに対し、艦橋構造物下部の弾庫から直接次発装填する方式に改められている。

これらのうち、アスロックおよび短魚雷発射管はSFCS-6A水中攻撃指揮装置によって統制を受ける。一方、本型の搭載する対潜哨戒ヘリコプターは、アメリカ海軍LAMPSとは異なり、かなり高度な独立作戦能力を有しており、固有のディッピング・ソナーからの情報に基づいて攻撃を実施することもできるが、LAMPSと同様、母艦からの統制のもとで攻撃を実施することもできる。

アスロック8連装発射機
3連装短魚雷発射管


[編集] 電子戦システム

本型は、ESM装置としてNOLR-6C、ECM装置としてOLT-3を有する。また、対ミサイルのソフト・キル用として、OLR-6C ミサイル警報装置、Mk 36 SRBOCおよび曳航式デコイを備えている。

[編集] 航空機

8艦8機体制をとる護衛隊群のワークホースとして考えたとき、本型のもっとも重要な装備と言えるのが、搭載する対潜哨戒ヘリコプターである。搭載機種は、当初はHSS-2Bであったが、のちにSH-60Jに更新された。搭載機数は1機である。

なお、航空機の運用の安全性を確保するため、設計にあたっては、ヘリコプター甲板より後の一段低い艦尾甲板に装備されたシースパローIBPDMSのMk 29 GMLSには厳格な高さ制限が課せられた。

[編集] 遍歴

上述のように本型はわずか5年で12隻(準同型艦を含めれば20隻)が建造され、護衛艦としてはちくご型DEの11隻を上回る大量建造の記録を樹立した。これは既に述べられているように海上自衛隊創設期の艦艇の大量除籍に対応したポスト4次防に伴うものである。51大綱の影響は、後継のあさぎり型における大型化やP-3C哨戒機の調達数増加にみることができる。

本型の最大の弱点は、3,000トンの艦体にあれもこれも詰め込んだことによる余裕の無さとする意見があるが、これは問題の主客が逆転している。現代の汎用駆逐艦として必要な要素(ガスタービン主機、システム艦、ミサイル装備、ヘリコプター搭載)は確定しており、それを安価に達成するために排水量の縮小(基準排水量で3,000トン以下が至上命令とされた)と発達余裕の放棄、艦齢延長の可能性の断念等を呑んだ設計としたものである。この最小艦型への要求は、調達時期が四次防終了後の単年度会計であったことも関係している。のちに51大綱の制定によって、単価よりも定数が重視されるようになると、基準排水量で2950トンという「ぎりぎり2000トン台」にする必要性が薄れ、8番艦から排水量が100トン増加している。

海上自衛隊は創設期からアルミ上構の艦艇の建造経験を持ち、また75年のミサイル巡洋艦ベルナップ」の衝突火災事故の報からもアルミ製上構の脆弱性を熟知していたが、財務当局からの建造費低減要求に応えるためにあえてアルミを採用していた。51大綱の制定によって中期的な防衛力の整備計画の目処が立ったことから個艦ごとの建造単価の極端な低減への圧力が減ったことから、1981年度計画の8番艦「やまゆき」からは上部構造物の鋼製化が図られた。材質の変更やバラストの搭載などによって基準排水量は100トン増えて3,050トンとなっている(83年度計画艦からは拡大改良型の3500トン型護衛艦あさぎり型に移行)。また電波妨害装置(ECM)や衛星通信アンテナを追加搭載するなど、逐次近代化を図っている。

むらさめ型たかなみ型といった新時代のDDが就役するにつれ、本型は護衛艦隊傘下の護衛隊群を離れ、地方隊に転籍していった、この際に哨戒ヘリコプター搭載運用を引き揚げている。最終艦「しまゆき」はいち早く練習艦に艦種変更された。就役から20年を超過し、本型は今後、順次退役してゆくことになると見られているが、2008年3月の大改編に伴い、地方隊から護衛艦隊(司令部:横須賀)直轄所属の護衛隊に転籍となり、これと同時に哨戒ヘリコプター搭載も復活し、現在も第一線で活躍している。

[編集] 同型艦

艦名 艦番号 建造 起工 進水 竣工 除籍 所属
はつゆき DD-122 住友重機械
追浜造船所
浦賀工場
1979年
(昭和54年)
3月14日
1980年
(昭和55年)
11月7日
1982年
(昭和57年)
3月23日
2010年
(平成22年)
6月25日
最終所属
護衛艦隊
第11護衛隊
横須賀
しらゆき 旧:DD-123
現:TV-3517
日立造船
舞鶴工場
1979年
(昭和54年)
12月3日
1981年
(昭和56年)
8月4日
1983年
(昭和58年)
2月8日
「艦種変更」
2011年
(平成23年)
3月16日
練習艦
練習艦隊
(呉)
みねゆき DD-124 三菱重工業
長崎造船所
1981年
(昭和56年)
5月7日
1982年
(昭和57年)
10月19日
1984年
(昭和59年)
1月26日
護衛艦隊
第14護衛隊
舞鶴
さわゆき DD-125 石川島播磨重工業
東京第1工場
1981年
(昭和56年)
4月22日
1982年
(昭和57年)
6月21日
1984年
(昭和59年)
2月15日
護衛艦隊
第11護衛隊
(横須賀)
はまゆき DD-126 三井造船
玉野事業所
1981年
(昭和56年)
2月4日
1982年
(昭和58年)
5月27日
1983年
(昭和58年)
11月18日
護衛艦隊
第14護衛隊
(舞鶴)
いそゆき DD-127 石川島播磨重工業
東京第1工場
1982年
(昭和57年)
1月23日
1983年
(昭和58年)
9月19日
1985年
(昭和60年)
1月23日
護衛艦隊
第13護衛隊
佐世保
はるゆき DD-128 住友重機械
追浜造船所
浦賀工場
1982年
(昭和57年)
3月11日
1983年
(昭和58年)
9月6日
1985年
(昭和60年)
3月14日
やまゆき DD-129 日立造船
舞鶴工場
1983年
(昭和58年)
2月25日
1984年
(昭和59年)
7月10日
1985年
(昭和60年)
12月3日
護衛艦隊
第11護衛隊
横須賀
まつゆき DD-130 石川島播磨重工業
東京第1工場
1983年
(昭和58年)
4月7日
1984年
(昭和59年)
10月25日
1986年
(昭和61年)
3月19日
護衛艦隊
第14護衛隊
(舞鶴)
せとゆき DD-131 三井造船
玉野事業所
1984年
(昭和59年)
1月16日
1985年
(昭和60年)
7月3日
1986年
(昭和61年)
12月11日
護衛艦隊
第12護衛隊
(呉)
あさゆき DD-132 住友重機械
追浜造船所
浦賀工場
1983年
(昭和58年)
12月22日
1985年
(昭和60年)
10月16日
1987年
(昭和62年)
2月20日
護衛艦隊
第13護衛隊
(佐世保)
しまゆき 旧:DD-133
現:TV-3513
三菱重工業
長崎造船所
1984年
(昭和59年)
5月8日
1986年
(昭和61年)
1月29日
1987年
(昭和62年)
2月7日
「艦種変更」
1999年
(平成11年)
3月18日
『練習艦』
練習艦隊
(呉)

[編集] 登場作品

映画

平成ゴジラシリーズでは、はつゆき型を模した護衛艦がよく登場する。これらのはつゆき型の護衛艦の中には、飛行甲板にも単装砲を備えたものもある。

はつゆき型、日本映画初登場。はるな型護衛艦ひえい』と共に浦賀水道沖でゴジラを迎え撃った。
幼虫モスラの迎撃に出動。架空の護衛艦DD-134 『もりゆき』が撃沈される。
国連GフォースにDD-123 『しらゆき』が参加。鹿児島湾沖に出現したゴジラを迎え撃った。煙突にGフォースのロゴがある。
沖縄沖に出現したゴジラを追跡。
アニメ映画
小説
  • 『大逆転!ミッドウェー海戦』(檜山良昭作品 『大逆転!』シリーズ小説)
環太平洋合同演習(リムパック)」へ参加する為、ミッドウェー島沖を航行中だった、海上自衛隊の護衛艦8隻が、アメリカのタイムトラベル実験に巻き込まれ、このうち4隻がミッドウェー海戦勃発直前の同沖にタイムスリップしてしまい、その4隻中1隻に『さわゆき』が含まれるが、『さわゆき』は米潜水艦の魚雷攻撃を受け撃沈される。
テレビ番組
DD-122 『はつゆき』・DD-125 『さわゆき』が再現ドラマ撮影に協力。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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