横須賀海軍施設

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横須賀海軍施設(よこすかかいぐんしせつ、U.S. Fleet Activities Yokosuka)は、神奈川県横須賀市にある在日アメリカ海軍基地である。

一般には横須賀基地(よこすかきち)と呼ばれることが多いが、日本の公的資料では「横須賀海軍施設」と呼称される。なお、地元では「ベース」、アメリカ軍関係者などからは「横須賀ベース」と呼ばれている。

目次

[編集] 概要

接岸中の CG-63 カウペンス

アジアオセアニア諸国・ロシア旧ソ連)の前方展開拠点および修理・補給基地と位置づけられ、在日米海軍司令部が置かれている。また、第7艦隊に所属する航空母艦ジョージ・ワシントン』、イージスシステムを搭載したミサイル巡洋艦及びミサイル駆逐艦イージス艦)といった軍艦が事実上の母港としている。

「事実上の」と呼称しているのは、母港が本国にありながら横須賀を実質的な拠点として運用されているためである。アメリカ国外では唯一空母の母港として機能している。

[編集] 機能

接岸中の支援船 APL-40
横須賀に入港した空母ワシントン

基地内には大型艦船用ドックがあり、日々の点検業務は横須賀基地内で行われる。ドックの中には幕末に建設されたものもあるが、いまだ現役で使用されている。これらのドックの石材は、千葉県鋸山や横須賀市の鷹取山から産出したもので、フランス人技師レオンス・ヴェルニー江戸幕府勘定奉行小栗忠順が中心となって建設された。さらに、空母の修理などには数日で移動可能な旧呉海軍工廠にある戦艦大和」用ドックが使用可能である。

横須賀基地が機能しなければ、艦船の修理などは往復におよそ半月から1ヶ月を要するオアフ島真珠湾、またはアメリカ本土の基地で行う必要がある。そのため、極東から中東へ至る地域の戦略に重要な意味を持ち、施設・人員とも優秀な整備能力を示している。

2005年には、在日米軍再編の一環として、老朽化した通常推進の「キティホーク」を原子力推進の「ジョージ・ワシントン」へ2008年に置き換えると発表された。搭載する原子炉の安全性についての不安等から配備を問題視する声もあり、2005年に就任した蒲谷亮一横須賀市長も反対の姿勢をとっていたが、最終的には合意に達した。

火災事故などによる遅れがあったものの、2008年9月25日原子力空母「ジョージ・ワシントン」が入港し、横須賀基地を事実上の母港として配備された(同艦は同年5月22日に軽微ながら火災事故を起こし、配備が延期されていた)。今までにも「エンタープライズ」など原子力空母が日本に寄港したことはあるが、配備は初めてのことである。なお、これまでに横須賀を母港としてきた航空母艦は「ミッドウェイ」、「インディペンデンス」、「キティホーク」の3艦で、「ジョージ・ワシントン」は4代目に当たる。

[編集] 主な施設

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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