Mk 45 5インチ砲
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| Mk 45 5インチ砲 | |
|---|---|
| 種類 | 艦砲 |
| 原開発国 | |
| 運用史 | |
| 配備期間 | • Mod 0: 1971年~ • Mod 1: 1980年~ • Mod 2: 1988年~ • Mod 4: 2000年~ |
| 諸元 | |
| 重量 | • Mod 2: 21.691 t • Mod 4: 28.924 t |
| 全長 | • Mod 2: 8.992 m • Mod 4: 10.008 m |
| 銃身長 | • Mod 2: 6.858 m ライフリング: 5.82 m 寿命: 8,000発 • Mod 4: 7.874m ライフリング: 6.836 m 寿命: 7,000発 |
|
|
|
| 砲弾 | 31.75 kg |
| 口径 | 5インチ |
| 砲身長 | • Mod 2: 6.858 m ライフリング: 5.82 m 寿命: 8,000発 • Mod 4: 7.874m ライフリング: 6.836 m 寿命: 7,000発 |
| 仰角 | 65 / -15 度 |
| 旋回角 | 中央を中心に170 度 |
| 発射速度 | 16-20 発/分 |
| 初速 | • Mod 2: 762.0 m/s • Mod 4: 807.7 m/s |
| 有効射程 | 24.1km |
Mk 45 5インチ砲とは、5インチ (127 mm) L54 Mark 19 砲とMark 45 砲塔からなるアメリカ海軍の先進的な艦載砲で、正式には5インチ Mk 45 54口径軽量砲 (5-inch Mark 45 54-caliber lightweight gun) であるが、発展型Mod 4 (Modification 4) は62口径である。対空戦闘、軍艦や沿岸への艦砲射撃などの用途を想定して設計されている。
目次 |
[編集] 概要
1960年代にMk 42 5インチ砲の代替として、より新しく、より軽量で、そして、より難のない艦砲を求められ開発が始まった。アメリカ海軍では、Mk 45はMk 86 射撃管制システム、あるいはMk 160 射撃管制システムが使われている。第二次世界大戦以前からアメリカ海軍で5インチは標準的な口径であった。
アメリカ海軍の艦船には砲塔と船体の構造間にガン・マウントと呼ばれるシステムが介在しており、Mk 45 砲塔のガン・マウントは自動ロードでキャパシティは20発である。Mk 45 砲塔自体は無人化されており、完全な自動管制のもとで射撃がなされる。そして、最大発射速度で20発を使い果たすのに1分少々かかる。その後の射撃に備えて、ガン・マウントは甲板下で3名のオペレーターによって砲弾の供給がなされる。
イギリス海軍の4.5インチ マーク 8 艦砲に比べ発射速度では劣っているもののより重い砲弾を発射できる。そして、その砲弾にはより多くの炸薬をつめることができるため対空対地戦闘にも効果がある。
アメリカ海軍の最新制式採用型のMod 4は、海上自衛隊の新鋭艦、あたご型、あきづき型にも制式採用され搭載されている。
[編集] 派生型
- Mod 0 : 機械的ヒューズを使用。分割できる砲身で、交換が可能。
- Mod 1 : 電子ヒューズを使用。単一な構造の砲身で、Mod 0の約2倍にあたる寿命をもつ。
- Mod 2 : Mod 1の国外輸出向け。後にアメリカ海軍でも使用される。
- Mod 3 : 新型の管制システムを取り入れたが、生産されなかった。
- Mod 4 : 砲身を延長(62口径)し、砲口初速を増して対地攻撃力をあげた。
[編集] 採用艦艇
- カリフォルニア級原子力ミサイル巡洋艦
- スプルーアンス級駆逐艦
- バージニア級原子力ミサイル巡洋艦
- タラワ級強襲揚陸艦(後に全艦撤去)
- キッド級ミサイル駆逐艦
- タイコンデロガ級ミサイル巡洋艦(Mod 2)
- アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦(DDG-80以前 - Mod 2、DDG-81以降 - Mod 4)
- アンザック級フリゲート(Mod 2)
- ホバート級駆逐艦(Mod 4)
- 基隆級(キッド級改装型)駆逐艦(Mod 1)
- アルバロ・デ・バサン級フリゲート(Mod 2)
- ヤウズ級フリゲート(Mod 1)
- バルバロス級フリゲート(Mod 2)
- サーリヒレイス級フリゲート(Mod 2)