Mk 42 5インチ砲
| Mk.42 54口径長5インチ単装砲 | |
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| 種類 | 艦砲 |
| 原開発国 | |
| 運用史 | |
| 配備期間 | 1953年 - 現在 |
| 関連戦争・紛争 | ベトナム戦争 |
| 諸元 | |
| 重量 | 70 t (Mod.10では62.3 t) |
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| 口径 | 5インチ (127mm) |
| 砲身長 | 5.84 m (54口径長) |
| 仰角 | -15°/+85° 俯仰速度: 25°/s |
| 旋回角 | 720° 旋回速度: 40°/s |
| 発射速度 | 40 発/分 |
| 初速 | 807.7 m/s |
| 最大射程 | 23,500m |
| 最大射高 | 14,800m |
Mk 42 5インチ砲とは、5インチ (127 mm) L54 Mark 18 砲とMark 42 砲塔からなるアメリカ海軍の艦載砲システム。
目次 |
概要 [編集]
アメリカ海軍の第二次世界大戦後第一世代の5インチ砲システム。従来の5インチ砲を上回る発射速度・旋回率を持ち、極めて優れた追随性能を有しているが、その性能を実現するために機構的には複雑となり、動作不良も少なくなかった。この反省から、次世代のMk 45においては、対空性能を犠牲としても高信頼性が追求されることとなった。
開発国アメリカの他にも多数の同盟国に輸出され、また現在でも搭載艦の輸出という形で使用国は増加している。
経歴 [編集]
第二次世界大戦中にアメリカ海軍が開発した単装のMk 39半自動砲は、この当時に広く配備されていた5インチ砲(単装のMk 30、連装のMk 38)を上回る性能を有してはいたが、大戦末期に登場し、戦後に飛躍的な発展を遂げたジェット機に対処するには、能力的になお不足であった。
これに対処するため、防空火網は長射程化・濃密化を求められることとなり、従来使用されてきた40mm機関砲および20mm機関銃は3インチ砲(Mk 33およびMk 34)によって代替され、5インチ砲もより高性能化を求められることとなった。これに応じて開発されたのがMk 42である。開発にあたっての要求性能は、MK 38が連装で発揮する発射速度、発射弾数を単装で達成することとされた。
機構 [編集]
本砲システムは、新型のMk 18砲を採用しており、揚弾、装填機構を自動化し、毎分40発という高い発射速度を実現している。その発射速度は、交互に装填する2つの給弾機構によって実現されているが、この機構の複雑さが故障を招いているとの指摘もあり、実際には、発射速度を毎分28発程度まで落として運用していることが多い。
本砲システムは、露天甲板上の砲塔部と、その直下の上部揚弾機構、管制盤を備えた換装室、さらにその下の下部揚弾機構と、2基の円筒型弾倉を備えた弾火薬供給所から構成されている。弾火薬供給所においては、弾火薬倉から取り出された砲弾・薬莢が人力で弾倉に装填される。上部揚弾機構から弾倉に至るまでの部分は2系統が設置されており、交互に給弾される。操作要員は16名で、砲塔内に4名、換装室に2名、弾火薬供給所に10名(給弾手4名、給弾手1名が2組)が配置される。即応弾数は40発である。
砲塔は角に丸みを帯びた箱型で、初期型においては、砲塔天蓋上前部の左右両側に、砲塔操縦手の照準用として、半球型ドームが設置されていた。左側が対水上射撃用、右側が対空射撃用で、艦の射撃照準用方位盤が故障した場合の砲側照準用のものであった。ただし、後期型では、右側のドームが廃止され、メクラ蓋で覆っているもの、あるいは完全に廃止しているものもある。
派生型 [編集]
- Mod 0~6 : 初期生産型。
- Mod 7~10 : 改良型の軽量砲。
- 73式54口径5インチ単装速射砲 : 日本製鋼所での国産化モデル。Mk42 (J) ModN-7とも呼称。