キッド級ミサイル駆逐艦
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| キッド級ミサイル駆逐艦 | ||
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| 艦級概観 | ||
| 艦種 | ミサイル駆逐艦 | |
| 艦名 | 海軍功労者 一番艦はアイザック・キッド海軍少将に因む | |
| 建造期間 | 1978年~1980年 | |
| 就役期間 | 1981年~1999年(アメリカ海軍) 2005年~就役中(台湾海軍) |
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| 前級 | スプルーアンス級駆逐艦 | |
| 次級 | アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦 | |
| 性能諸元 | ||
| 排水量 | 基準:6,210t(就役時) 満載:9,574t(アメリカ海軍在籍時)→10,500t(台湾海軍引渡し時) |
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| 全長 | 171.6m | |
| 全幅 | 16.8 m | |
| 喫水 | ||
| 機関 | COGAG方式、2軸推進 (80,000馬力; 60 MW) |
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| LM2500 ガスタービンエンジン | 4基 | |
| 最大速力 | 33 ノット | |
| 航続距離 | ||
| 乗員 | 339名 | |
| 兵装 | Mk 45 5インチ単装砲 | 2基 |
| Mk 15 20mm CIWS | 2基 | |
| Mk 26 連装ミサイル発射装置 (スタンダードMR SAM / アスロックSUM用) |
1基 | |
| Mk 141 4連装ミサイル発射筒 (ハープーンSSM用) |
2基 | |
| Mk 32 324mm短魚雷 3連装発射管 | 2基 | |
| 艦載機 | SH-3哨戒ヘリコプターまたは SH-2 LAMPSヘリコプター |
2機 |
| C4I | NTDS (ACDS+リンク 11 / 14) + JTIDS (リンク 16) | |
| Mk 13 武器管制システム (WDS) ※のちにMk 14に換装 |
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| レーダー | AN/SPS-48E 3次元対空レーダー | |
| AN/SPS-49(v)5 2次元対空レーダー | ||
| AN/SPS-55 対水上レーダー | ||
| AN/SPG-51D ミサイルFCレーダー ※Mk 74 FCSのサブシステム |
4基 | |
| AN/SPG-60 砲FCレーダー ※Mk 86 FCSのサブシステム |
1基 | |
| AN/SPQ-9A 砲FCレーダー ※Mk 86 FCSのサブシステム |
1基 | |
| ソナー | AN/SQS-53D 船首装備ソナー | |
| FCS | Mk 74 ミサイルFCS (SAM用) (それぞれにSPG-51レーダー×2) |
2基 |
| Mk 86 砲FCS (5インチ砲用) | 1基 | |
| Mk 116 水中FCS | 1基 | |
| 電子戦 | SLQ-32 (V)3統合電子戦装置 | |
| Mk 36 SRBOC チャフ・フレア展開装置 | ||
キッド級ミサイル駆逐艦 (Kidd class) は、アメリカ海軍のミサイル駆逐艦の艦級。元は1970年代後半にイラン海軍向けに開発されたものである。2006年までに全艦とも売却され、中華民国(台湾)にて基隆級駆逐艦 (Kee Lung class) として運用されている。
艦名は第二次世界大戦(真珠湾)にて戦艦「アリゾナ」艦上で戦死したアイザック・キャンベル・キッド (Isaac C. Kidd) 海軍少将に因んで命名された。その他の艦名も太平洋戦争中に戦死した少将の名にちなんでいる。
目次 |
[編集] 概要
イラン海軍は、ペルシア湾などにおける洋上防空を目的とした艦を要求し、その要求に合わせてスプルーアンス級駆逐艦にバージニア級原子力ミサイル巡洋艦の兵装と戦闘システムを組み合わせて設計・開発された。
しかし、イラン革命が発生したため、イランへの引渡しは中止されアメリカ海軍が取得・運用することとなった。
[編集] 構成
船体の基本構造などはスプルーアンス級と同様である。
兵装は、スプルーアンス級のアスロック発射機およびシースパロー発射機の部分に艦隊防空ミサイル発射用のMk 26連装発射機を装備した。そのため、アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦就役までの間アメリカ海軍駆逐艦の中で最有力の防空能力を有した。なお、Mk 26は前部がMod3(24発)、後部がMod4(44発)となっており、後部Mk26のみアスロックを発射可能である。その他の兵装は近代化改修後のスプルーアンス級と同じである。
90年代に入って、後部マストの3次元レーダー搭載位置を高くする改修が行われた。
[編集] その後
アメリカ海軍からは1990年代後半に全艦退役したが、中華人民共和国への配慮から引渡しを見送ったイージス艦の代わりとして、中華民国(台湾)に約2億ドルで売却された。キッド級は、もともとイランの潤沢なオイルマネーで贅沢に作られた艦であり、その後の近代化改修による戦闘能力の更なる向上を考えると、台湾海軍は格安で有力な防空艦を入手したと言えるであろう。
2005年12月17日には、台湾名「基隆」と「蘇澳」の2艦の就役式典が台湾北部の基隆港で行われた。2006年11月には残る2艦の台湾名「左営」と「馬公」が台湾へ引き渡された。これらは、艦齢延命工事と近代化改修をうけており、スタンダードミサイル(SM-2)、ハープーン対艦ミサイルを装備している。またイージス艦に比べると限定的ではあるが、同時多目標処理能力も付与されている。
設計上の艦齢はあと10年程度であるが、引渡し前に行われた改装とオーバーホールもあり、物持ちの良い同海軍のことであるから、さらに長く使い続けられると思われる。
[編集] 同型艦
- キッド (USS Kidd, DDG-993)
- 1981年3月竣工 1998年3月米海軍退役 台湾海軍に売却
- 左営(DDG-1803 Tso Ying)として 2006年11月 就役
- キャラハン (USS Callaghan, DDG-994)
- 1981年8月竣工 1998年3月米海軍退役 台湾海軍に売却
- 蘇澳(DDG-1802 Su Ao)として 2005年12月 就役
- スコット (USS Scott, DDG-995)
- 1981年10月竣工 1998年12月米海軍退役 台湾海軍に売却
- 基隆(DDG-1801 Kee Lung)として 2005年12月 就役
- チャンドラー (USS Chandler, DDG-996)
- 1982年3月竣工 1999年9月米海軍退役 台湾海軍に売却
- 馬公(DDG-1805 Ma Kong)として 2006年11月 就役
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 日本周辺国の軍事兵器
- Kidd-class guided missile destroyers at Destroyer History Foundation
- "World Navies Today: Taiwan (Republic of China)," Haze Gray & Underway.
- "DDG-993 KIDD-class," Globalsecurity.org.
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