アスター (ミサイル)

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アスター
MBDA Aster p1220947.jpg
種類 アスター 15
短距離/中距離対空ミサイル、対ミサイルミサイル
アスター 30
長距離対空ミサイル, 対ミサイル・ミサイル、弾道弾迎撃ミサイル.[1]
運用史
配備期間 2001年
開発史
製造業者 MBDA
諸元
重量 310 kg (アスター 15)
510 kg (アスター 30)
全長 4.2 m
弾体直径 180 mm

弾頭 破片調整弾頭
信管 近接信管

エンジン 固体燃料2段式ロケット
行動距離 1.7–30 km (アスター 15)
3–120 km (アスター 30)
射高 13 km 最大 (アスター 15)
20 km (アスター 30)
速度 マッハ 3 (1000 m/s) (アスター 15)
マッハ 4.5; 1,400 m/s (アスター 30)
誘導方式 テレメトリーアップリンク, 終末レーダー誘導
発射
プラットフォーム
アスター 15 :

アスター 30 :

アスター(ASTER)は、ユーロサム(現在はMBDA)によって開発された対空ミサイルである。

対ミサイルを主眼に置いた短距離ミサイルのアスター15と、広い範囲の防空を担うアスター30に分かれる。

目次

[編集] 開発

1980年代、ローランドクロタルの様な10km強の射程距離を持つミサイルが防空ミサイルとして広く使用されていた。続く1990年代には、5km程度の極近距離の防空が整えられた。

一方、30kmから100km程度の射程を持つ中射程ミサイル(シースパローターターシーダート等)が、2000年代には旧式化することが予見された。近代化の道筋は不明瞭であり、近代化が可能であったとしても小型化・高速化・ステルス化などの進化が施された標的には、限定的な効力しかないと考えられていた。

実際の開発に当たっては、個艦防御用艦隊防御用の2種類が、モジュール化され艦対空ミサイルに留まらない発展が可能なミサイルとして、イギリスイタリアフランスの3ヶ国によって共同開発された。加えて、弾道ミサイル防衛への適用も考慮に入れて開発がなされている。

[編集] アスター15

アスター15
種類 艦対空ミサイル
全長 4.2m
直径 0.18m
エンジン 2段式固体ロケット
速度 マッハ3
重量 310kg
弾頭重量 破片調整弾頭
誘導 アクティブ
射程 1.7~30km
到達高度 10km

アスター15は、原子力空母シャルル・ド・ゴール」、軽空母カヴール」、フォーミダブル級フリゲート等にSAAM(Surface-to-Air Anti-Missile:艦対空・対ミサイル用ミサイル)として採用されている。

ホライズン計画によるフォルバン級駆逐艦及びアンドレア・ドーリア級駆逐艦と、PAAMSからは離脱しなかった45型駆逐艦には、アスター30と共に採用されている。

イタリアとフランスが共同開発中のFREMM計画においても、採用が予定されている。

シャルル・ド・ゴールのアスター15用シルヴァー VLS


[編集] アスター30

アスター30
MBDA Aster p1220947.jpg
種類 対空ミサイル
全長 5.2m
直径 0.18m
エンジン 2段式固体ロケット
速度 マッハ4.5
重量 450kg
弾頭重量 破片調整弾頭
誘導 アクティブ
射程 3~120km
到達高度 20km

アスター30は、中距離艦対空ミサイル及び、地対空ミサイル(SAMP-T、Sol-Air Moyenne-Portée-Terrestre)である。

元来、ユーロサムとMBDA及びUKAMSが、共同で開発したPAAMSの中距離ミサイルであり、アスター15と共にイギリス、イタリア、フランスの3ヶ国で採用されている。

地上発射型はこれを転用したミサイルであり、指揮車両と6両までの8連装の発射車両で運用することが想定されている。各車両はA400M等の中型輸送機への搭載が可能なサイズである。

アスター30の地上発射型


[編集] 採用国

[編集] 脚注

  1. ^ SAMP/T Successful on First European Missile Defense Intercept Test‎”. Defense Update (2010年11月26日). 2010年11月26日閲覧。

[編集] 外部リンク

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