エリコンKA 20 mm 機関砲

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エリコンKA 20 mm 機関砲
XM800T at Fort Knox.jpg
エリコンKAD搭載のXM800T装甲偵察車
種類 機関砲
原開発国 スイスの旗 スイス
運用史
配備期間 1960年代–現在
開発史
開発者 エリコン
諸元
重量 92kg(自重)
182kg(200発装填時)
銃身 1,400mm

弾丸 20x128mm
口径 20mm
銃砲身 1
作動方式 APIブローバック
発射速度 1,000発/分
初速 1,050m/s
有効射程 2,000m(対地射撃時)
1,500m(対空射撃時)
最大射程 6,800m

エリコン KAシリーズ英語: Oerlikon KA series)は、スイスエリコン社の20mm口径機関砲シリーズ。

概要[編集]

エリコン KAシリーズの最初の製品がエリコン KAAである。これは当初タイプ204-GKと呼ばれていたもので、第二次世界大戦中に使用されていたエリコンFF 20 mm 機関砲をもとに設計を改良し、また、新開発の20x128mm弾を使用するように変更されたものである。作動機構はエリコンFFと同じAPIブローバック、ベルト給弾式で、発射速度は1,000発/分、初速は1,050m/秒であった。

次に開発されたのがエリコン KABで、これは当初エリコン 5TGと呼ばれていた。KAAと同じく20x128mm弾を使用する一方、作動機構はガス圧作動式となっている。8発、20発、50発の箱型弾倉またはドラム型弾倉によって給弾され、発射速度は1,000発/分、初速は1,100-1,200m/秒であった。

1970年エリコン社はイスパノ・スイザ社の銃砲部門を吸収した。イスパノ・スイザ社は、独自規格の20x139mm弾を使用するHS.820機関砲を開発しており、これは非常に優れた設計であったことから、エリコン KADとして販売は継続されることとなった。作動機構はガス圧作動式、発射速度は1,000発/分、初速は1,100m/sで、有効射程は1,500mであった。GAI-CO1(HS社時代のHS.639-B3)は、75発のドラム型弾倉1つによって給弾される単装マウント、GAI-CO3(HS社時代のHS.639-B4)は、50発のドラム型弾倉、GAI-CO6(HS社時代のHS.639-B5)は、75発のドラム型弾倉2つによって給弾される。また、 1970年代中盤に開発されたGAI-DO1(HS.666A)は、120発の箱型弾倉を2つずつ使用する油圧駆動の連装マウントで、レーダー射撃統制装置で統制される。

また、アメリカは、HS.820に小改正を加えたうえでM139として採用し、M114装甲偵察車en)の一部などに搭載した。また、次期歩兵戦闘車MICV-65)やXM800装甲偵察車の主武装としても予定されていたが、20mm口径弾では榴弾威力が不足であることから、量産型のM2ブラッドレー歩兵戦闘車では25mm口径M242 ブッシュマスターが採用された。

参考文献[編集]

関連項目[編集]