あおり運転

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あおり運転の一例


あおり運転(あおりうんてん)とは、前方を走行するに対して、進路を譲るよう強要する行為であり、車間距離を詰めて異常接近したり追い回す、ハイビームパッシングクラクション幅寄せなどによって相手を威嚇する、嫌がらせをするなどの行為に代表される。煽り運転とも記述する。

危険運転の一つに分類され、相手を事故・死傷などに追いやった場合は危険運転致死傷罪が適用され厳罰に処される可能性がある。高速道路でのあおり運転(高速道路での車間距離不保持)は閣議決定により道交法施行令が改正され、2009年10月1日から3か月以下の懲役または5万円以下の罰金反則金の引き上げおよび行政処分の基礎点数が1点から2点に改正)となる[1]

[編集] あおり運転による重大事故

  • 2002年12月7日 兵庫県伊丹市国道171号において、隣の車線から割り込んだ走行中の車を車間距離2.5m前後で、時速60~70kmで約400mに渡ってあおり、前を低速で走るトラックに気付くのが遅れたため追突。3人を死傷させる事故が発生。あおり運転をした被告人は危険運転致死傷罪に問われ、神戸地裁により懲役4年の判決を言い渡された。
  • 2002年12月15日 大阪府泉大津市国道26号において、原動機付自転車を二人乗りしていた少年達に対し、被疑者が幅寄せをし少年達が乗ったバイクは路肩の縁石に接触し転倒した。当初、少年二人はヘルメットを被っておらず、無免許運転であり、また、二人とも頭を強く打っており記憶喪失(一人が脳挫傷、一人が脳機能に障害が残る)状態であった。また業務上過失致死傷罪で逮捕された被疑者も事実を否認したため、不起訴処分となったが、家族や世論による署名活動により、2006年に危険運転致傷及び道路交通法(ひき逃げ)違反被疑で再逮捕された。
  • 2005年9月7日 静岡県藤枝市の県道において、前を走る車が割り込んできた事に腹を立てた被告人が時速120~130km(法定速度40kmの道)で前の車を猛追、車間距離は約6mだったとされる。追われた運転手も加速し交差点に進入し、対向車線を右折しようとしていたトラックと衝突、トラックを運転していた女性が死亡するなど3名が死傷する事件が発生。あおり運転をした被告人は危険運転致死傷罪に問われ、静岡地裁により懲役4年6月の判決を言い渡された。
  • 2006年6月30日 大阪府堺市南区の府道において、前を走行中のバイクを約2kmに及び追跡したのちに、時速130kmでバイクに併走し幅寄せなど、あおり運転を行った末、追突。バイクを運転していた少年が死亡する事故が発生。当初被告人は自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕されたが、故意に車をぶつけた事が判明。殺人被疑に切り替え捜査。その後、危険運転致死傷罪に問われ、大阪地裁堺支部により懲役6年の判決を言い渡された。
  • 2007年1月21日 栃木県大田原市国道4号(片側一車線)において、被告人が前を走行中の車を追い抜こうとした際、驚いた前の運転手が警笛を鳴らした事に腹を立て、後ろから回り込み、時速約100km(法定速度60kmの道)で猛追、パッシング警笛を鳴らすなどして約2.5kmにわたり、執拗にあおり、路肩ガードレールに衝突させ、2人を死傷させる事故が発生。あおり運転をした被告人は無免許運転であり当初道路交通法違反で逮捕、のちに危険運転致死傷罪で宇都宮地裁に起訴され、懲役9年の判決を言い渡された。

[編集] 脚注

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  1. ^ 読売新聞2009年8月25日夕刊3版14面

[編集] 関連項目

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