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*[http://www.webdoku.jp/rensai/sakka/michi53.html WEB本の雑誌「作家の読書道」 インタビュー] |
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*[http://www.chikumashobo.co.jp/special/kashimashi/ ミッキーかしまし] |
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*[http://bookshorts.jp/nishikanako/ ブックショートインタビュー] |
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{{直木賞|第152回}} |
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2018年2月1日 (木) 02:17時点における版
西 加奈子 (にし かなこ) | |
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誕生 |
1977年5月7日(46歳) テヘラン生まれ カイロ・ 大阪府育ち |
職業 | 小説家・エッセイスト |
言語 | 日本語 |
教育 | 学士 |
最終学歴 | 関西大学法学部 |
ジャンル | 小説 |
主な受賞歴 | 直木三十五賞(2015年) |
デビュー作 | 『あおい』(2004年) |
配偶者 | あり |
公式サイト | 西加奈子 - Official Website - |
ウィキポータル 文学 |
西 加奈子(にし かなこ、1977年5月7日[1] - )は、日本の小説家。イラン ・テヘラン生まれ。エジプト・カイロ、大阪府和泉市光明台育ち。和泉市立光明台中学校[2]、大阪府立泉陽高等学校、関西大学法学部卒業。既婚。
『ぴあ』のライターを経て、出版社への持ち込み原稿であった『あおい』で2004年にデビューする。 2005年『さくら』が20万部を超えるベストセラーとなる。2012年5月、『きいろいゾウ』が、宮崎あおいと向井理出演で映画化され、2013年に公開された[3]。
人物
海外生活は、誕生から2歳までイラン・テヘラン、小学1年から5年までエジプト・カイロ。それ以降は大阪であり、性格的には根っからの大阪人である[4]。
大阪に住んでいた頃からひそかに小説を書いては一人で悦に入っていたが、人に読ませたところ「技術はあるけど感情が無い」と言われ、「書きたくなるまで感情を溜めないとだめだ」と勧められるまま半年ほど断筆、その後に閃いたイメージから猛烈な勢いで一気に書き上げたのが『あおい』である。この作品に西はいたく愛着が湧き、「活字にせな」と思い立ち、いくつも仕事を掛け持ちして上京資金を貯め、「全部捨てんとアカン」とそれまでの大阪生活の全てを投げうって身一つで東京に移り住んだ。『あおい』は程なくして『世界の中心で、愛をさけぶ』の編集者の目にとまって出版にこぎつけ、西は文壇デビューを果たした[4]。
直木賞受賞会見の席でも「プロレスから勇気をもらった」と語るほどの大のプロレスファン、特に新日本プロレスの棚橋弘至をひいきの選手に上げている[5]。
受賞・候補歴
- 2007年、『通天閣』で織田作之助賞大賞受賞。
- 2011年、咲くやこの花賞受賞。
- 2013年、『ふくわらい』で第148回直木三十五賞候補、第10回本屋大賞5位、第1回河合隼雄物語賞受賞。
- 2015年、『サラバ!』で第152回直木三十五賞を受賞[6]、第12回本屋大賞2位[7]。
- 2015年、VOGUE JAPAN Women of the Year 2015 受賞[8]。
- 2016年、Granta Best of Young Japanese Novelists 2016
作品
小説
- あおい(小学館、2004年)のち文庫
- さくら(小学館、2005年)のち文庫
- きいろいゾウ(小学館、2006年)のち文庫
- 通天閣(筑摩書房、2006年)のち文庫
- しずく(短編集、光文社、2007年)のち文庫
- こうふく みどりの(小学館、2008年)のち文庫
- こうふく あかの(小学館、2008年)のち文庫
- 窓の魚(新潮社、2008年)のち文庫
- うつくしい人(幻冬舎、2009年)のち文庫
- きりこについて(角川書店、2009年)のち文庫
- 炎上する君(角川書店、2010年)のち文庫
- 白いしるし(新潮社、2010年)のち文庫
- 円卓(文藝春秋、2011年)のち文庫
- 漁港の肉子ちゃん(幻冬舎、2011年)
- 地下の鳩(文藝春秋、2011年)
- ふくわらい(朝日新聞出版、2012年)
- ふる(河出書房新社、2012年)
- 舞台(講談社、2014年)
- サラバ!(小学館、2014年)
- まく子 (福音館, 2016年)
- i(ポプラ社、2016年)
エッセイ
- ミッキーかしまし(筑摩書房、2007年)
- ミッキーたくまし(筑摩書房、2009年)
- この話、続けてもいいですか。(ちくま文庫、2011年)(『ミッキーかしまし』『ミッキーたくまし』の再編集版)
- ごはんぐるり(NHK出版 2013年)
- まにまに(KADOKAWA 2015年)
共著
絵本
- 絵本 きいろいゾウ(小学館, 2006年)
- めだまとやぎ(LD&K BOOKS, 2012年)
- きみはうみ (スイッチパブリッシング, 2015年)
作詞
- チャットモンチー
- 例えば、(『共鳴』(きょうめい)に収録、2015年)
出演
テレビ
- 2012年10月6日
- 2014年1月11日・1月18日・8月30日・9月6日・11月22日
- 2015年1月17日・8月15日
- オダサクさん、こんにちは「生誕100年 作家・織田作之助と“夫婦善哉”(NHK総合、2013年8月31日)
- 共感百景~痛いほど気持ちがわかる あるある~(テレビ東京)
- 2014年1月2日
- 2015年1月2日
- 2016年1月2日
- SWITCHインタビュー 達人達(NHK Eテレ、2014年11月29日)椎名林檎と対談
- ゴロウ・デラックス (TBS系列、2015年2月6日) 「直木賞&芥川賞の豪華共演・第2弾!!」で小野正嗣と出演
- SMAP×SMAP(フジテレビ系列、2015年7月20日)
- 探検バクモン(NHK総合、2015年9月30日・10月6日)
- EG-style(フジテレビ系列、2015年11月13日)
- さんまのまんま(フジテレビ系列、2015年12月13日)
- 又吉直樹 神の島を行く~宗像大社と出光佐三~(TBS系列、2015年12月13日)
- TOKYO DESIGN WEEK TV(BS日テレ、2016年3月7日)
- ご本、出しときますね?(BSジャパン、2016年4月8日、6月17・24日)
- トーキングフルーツ(フジテレビ系列、2017年2月22日)
- タイプライターズ~物書きの世界~(フジテレビ系列、2017年7月12日)
ラジオ
- オードリーのオールナイトニッポン(2015年6月7日、2016年6月12日)
- Jam the WORLD(2016年2月26日)
- 加藤千恵&西加奈子のオールナイトニッポンR(2016年6月25日)
- CHINTAI TOKYO DISTRICT(2017年10月29日)
脚注
- ^ 『文藝年鑑』2008年
- ^ “和泉市立光明台中学校 野里 和宏校長先生”. 2017年9月18日閲覧。
- ^ 宮崎あおいと向井理が夫婦役で初共演。「2人の関西弁も実に似合っている」と監督 2012年5月18日 ムービーコレクション
- ^ a b 「Shortcuts」『サブラ』2005年6月23日号、小学館、45頁。
- ^ 【直木賞受賞会見】西加奈子さん「プロレスからむちゃくちゃ勇気をいただいてます」(5/7ページ) - 産経ニュース 2015年3月19日閲覧
- ^ “直木賞最新情報”. 文藝春秋 (2015年1月15日). 2015年1月15日閲覧。
- ^ これまでの本屋大賞
- ^ “『ウーマン・オブ・ザ・イヤー』に吉田羊、広瀬すず、ベビメタら”. ORICON STYLE (2015年11月26日). 2015年11月27日閲覧。
関連項目
- 高野健一(小説『さくら』にインスパイアされた曲「さくら」をリリースした)