コンテンツにスキップ

織田作之助賞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

織田作之助賞(おださくのすけしょう)は、「織田作之助賞実行委員会」(大阪市大阪文学振興会関西大学毎日新聞社(50音順))が主催する文学賞である。大阪生まれの作家・織田作之助1913年大正2年)10月26日 - 1947年昭和22年)1月10日)の生誕70年を記念して、1983年(昭和58年)に創設された[1]

概要

[編集]

第1回(1984年)から第22回(2005年)までは未発表の作品を受け付ける公募新人賞としておこなわれ、受賞作は『関西文学』に掲載された。第15回作品より文藝春秋の協賛があり『文學界』に掲載された。

第23回(2006年)より制度を変更し、単行本を対象とする「大賞」と、公募新人賞としての機能を残した「青春賞」を授賞することとなった。

「大賞」は第26回(2009年)までは舞台、登場人物、題材などが関西近畿2府4県)に関わりのある小説随筆評論評伝の単行本を授賞対象としていた。第27回(2010年)以降は、その限定をはずし、対象作品を「新鋭・気鋭の小説」とするようになった。受賞者には賞金100万円が与えられる。

「青春賞」は未発表の短編小説を対象とするが、作者の年齢が各年度の締切日時点で24歳以下であることを応募条件としている。受賞者には賞金30万円が与えられ、第31回(2014年)からは、受賞作が文芸誌『三田文学』に掲載されることになった。第31回(2014年)~第35回(2018年)は作者の年齢が締切日時点で18歳以下の作品を対象に「U-18賞」を設けた。第36回(2019年)から「U-18賞」を廃止し、作者の年齢が締切日時点で18歳以下である作品のうち優秀と認められたものに「奨励賞」を授与している。

「青春賞」の年齢要件を24歳以下としているのは、織田作之助が作家デビュー作「ひとりすまう」(1938年)を発表した時、24歳であったことに由来する[2]

織田作之助賞の選考結果は選考委員会当日に記者会見を開いて発表し、『毎日新聞』紙面および毎日新聞社ウェブサイトに掲載される。「青春賞」の受賞者は大阪市が発表する。

制度変更前の受賞作一覧

[編集]

第1回から第10回

[編集]

第11回から第20回

[編集]

第21回から第22回

[編集]

制度変更後の大賞受賞作一覧

[編集]

第23回から第26回(対象作品は「関西に関わりのある小説・随筆・評論・評伝」)

[編集]

第27回以降(対象作品は「新鋭・気鋭の小説」)

[編集]

制度変更後の青春賞受賞作一覧

[編集]

第23回から

[編集]

選考委員

[編集]

青春賞選考委員

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 大阪文学振興会|織田作之助賞
  2. ^ 大阪文学振興会について”. 織田作之助賞. 2025年8月19日閲覧。
  3. ^ 第38回織田作之助賞選考経過 醸す雰囲気に高い評価 会話や風景が響き合う岸作品”. 毎日新聞社. 2021年12月30日閲覧。
  4. ^ 織田作之助賞に「リリアン」”. 朝日新聞社. 2021年12月30日閲覧。
  5. ^ 関雄輔 (2025年12月23日). “織田作之助賞に島口さん「ソロ・エコー」谷崎さん「百日と無限の夜」”. 毎日新聞. 2025年12月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年12月23日閲覧。
  6. ^ 2025年度「織田作之助青春賞」の受賞作品が決定しました”. 大阪市 (2025年12月1日). 2025年12月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年12月23日閲覧。

外部リンク

[編集]