朝井リョウ

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朝井 リョウ
(あさい りょう)
誕生 佐々井 遼(ささい りょう)
1989年5月31日(26歳)
日本の旗 日本岐阜県垂井町
職業 小説家
言語 日本語
教育 学士文学
最終学歴 早稲田大学文化構想学部
活動期間 2009年 -
ジャンル 小説
代表作 桐島、部活やめるってよ』(2009年)
何者』(2012年)
主な受賞歴 小説すばる新人賞(2009年)
直木三十五賞(2013年)
坪田譲治文学賞(2013年)
デビュー作 桐島、部活やめるってよ』(2009年)
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朝井 リョウ(あさい リョウ、男性、1989年5月31日 -)は、日本小説家。本名は佐々井遼。血液型はA型。

人物[編集]

岐阜県垂井町出身。岐阜県立大垣北高等学校早稲田大学文化構想学部卒業。2009年、『桐島、部活やめるってよ』で第22回小説すばる新人賞を受賞しデビューし、2012年には同作が映画化。2012年、『もういちど生まれる』で第147回直木三十五賞候補。2013年、『何者』で第148回直木三十五賞受賞。直木賞史上初の平成生まれの受賞者であり、男性受賞者としては最年少となる[1]。直木賞受賞後第一作『世界地図の下書き』で、第29回坪田譲治文学賞受賞。

エピソード[編集]

高校時代はバレーボール部に所属し、体育祭の応援団長も務めた[2]。大学時代は堀江敏幸のゼミに所属していた。大学在学中に作家デビューしたが、卒業後は就職活動を行って会社員となり、2015年まで兼業作家であった。6作目の『何者』は初めて営業の新入社員として仕事をしながら、通勤前と帰宅後に執筆した[1]

スタジオジブリ作品のファンで、直木賞受賞後初の作品『世界地図の下書き』では、スタジオジブリを通してアニメーターの近藤勝也が表紙絵を担当している。

著書[編集]

小説[編集]

  • 桐島、部活やめるってよ(2010年2月 集英社 / 2012年4月 集英社文庫
    • 文庫版にのみ「東原かすみ〜14歳」収録 - 初出:『集英社WEB文芸RENZABURO』
  • チア男子!!(2010年10月 集英社 / 2013年2月 集英社文庫)
  • 星やどりの声(2011年10月 角川書店 / 2014年6月 角川文庫) - 初出:『小説野性時代』2011年1月号 - 8月号連載
  • もういちど生まれる(2011年12月 幻冬舎 / 2014年4月 幻冬舎文庫
  • 少女は卒業しない(2012年3月 集英社 / 2015年2月 集英社文庫) - 初出:『小説すばる』2010年4月号 - 2011年2月号(隔月)、2011年9月号  
  • 何者(2012年11月 新潮社 / 2015年6月 新潮文庫
  • 世界地図の下書き(2013年7月 集英社) - 初出:『小説すばる』2012年11月号 - 2013年6月号
  • スペードの3(2014年3月 講談社) - 初出:『小説現代』2013年4月号 - 2014年1月号
  • 武道館(2015年4月 文藝春秋) - 初出:『別册文藝春秋』2014年9月号 - 2015年3月号
  • 世にも奇妙な君物語(2015年11月 講談社) - 初出:『小説現代』2015年4月号 - 2015年8月号

エッセイ[編集]

  • 学生時代にやらなくてもいい20のこと(2012年6月 文藝春秋)
    • 【改題】時をかけるゆとり(2014年12月 文春文庫) 文庫版にのみ新作3作追加

アンソロジー[編集]

「」内が朝井リョウの作品

  • 作家の放課後(2012年2月 新潮文庫)「職人たちの戦国」
  • いつか、君へ Boys(2012年6月 集英社文庫)「ひからない蛍」 - 関連:『世界地図の下書き』
  • 最後の恋 MEN'S つまり、自分史上最高の恋。(2012年6月 新潮文庫)「水曜日の南階段はきれい」 - 関連:『何者』
  • この部屋で君と(2014年8月 新潮文庫)「それでは二人組を作ってください(初出:『yom yom』2014年春季号)」 - 関連:『何者』
  • ベスト・エッセイ2015(2015年6月 光村図書出版)「愛しのトイレ子ちゃん(初出:『yom yom』2014年秋季号)」
  • 18きっぷ(2015年10月 朝日新聞社)「十八歳の選択」
  • 20の短編小説(2016年1月 朝日文庫)「清水課長の二重線」(初出:『小説TRIPPER』 2015年夏季号)

単行本未収録作品[編集]

  • 小説
    • 「職人たちの戦国」(yom yom vol.22 2011年11月 新潮社)
    • 「水曜日の判例」(ダ・ヴィンチ 2013年11月号)
    • 「アスパラ」(別冊カドカワ 総力特集 aiko 2014年5月 マガジンズ)
    • 「逆算」(小説新潮 2014年12月号 新潮社)  <「何者」スピンオフ第3弾>
    • 「タイムリミット」(2015年春に実施された森永製菓のキャラメルの箱に3箱に亘って掲載する企画)
    • 「マドンナゆかりの断髪」(小説屋sari-sari 2015年7月号 角川書店) <「星やどりの声」スピンオフ>
    • 「レンタル世界」(オール讀物 2015年8月号 文藝春秋)
    • 「いよはもう、28なのに」(2015年夏に実施されたAsahi主催の1缶で1話読める企画『SUPER DRY SUPER NOVEL』)
    • 「何様」(yom yom vol.38 2015年秋季号 新潮社)  <「何者」スピンオフ第4弾>
    • 「ままならないから私とあなた」(文學界 2016年1月号 文藝春秋)
    • 「むしゃくしゃしてやった、と言ってみたかった」(小説すばる 2016年1月号 集英社) <「何者」スピンオフ第5弾>
  • エッセイ
    • 「サラダがおいしいと言われたような」(産經新聞朝刊 2013年2月7日号)
    • 「ルーレットの目」(オール讀物 2013年3月号 文藝春秋)
    • 「原稿を投げる」(小説すばる 2013年12月号 集英社)
    • 「ビー紙に触れると」(週刊文春 2014年5月1日号)
    • 「大切なことはすべてASAYANが教えてくれた」(インポケット 2014年7月号 講談社)
    • 「「普通」から漕ぎだす少女の表情」(熱風 2014年8月号 スタジオジブリ) <映画「思い出のマーニー」に関するエッセイ>
    • 「五年目の半径」(文藝春秋 2014年9月号 文藝春秋)
    • 「手放したものはなんなのだろう」(朝日新聞名古屋本社版朝刊 2015年1月11日)

連載[編集]

帯文・解説[編集]

メディアミックス[編集]

映画化
ドラマ化
漫画化
オーディオブック
  • 桐島、部活やめるってよ(2013年7月19日 FeBe!)
外国語版単行本
  • 桐島、部活やめるってよ 台湾版(2013年8月31日 貓頭鷹)
  • 何者 台湾版(2014年1月24日)

出演番組[編集]

テレビ番組[編集]

ラジオ番組[編集]

現在のレギュラー番組[編集]

過去の出演[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b 篠原知存 (2013年1月16日). “【芥川賞・直木賞】直木賞の朝井リョウさん 戦後最年少の23歳 平成生まれでは初の直木賞”. msn産経ニュース. マイクロソフト. 2013年1月17日閲覧。[リンク切れ]
  2. ^ 学校と私:バレー部補欠で応援団長でした=小説家・朝井リョウさん毎日新聞2011年5月30日付朝刊より。

外部リンク[編集]