阿刀田高
阿刀田 高 (あとうだ たかし) | |
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文化功労者顕彰に際して 公表された肖像写真 | |
| ペンネーム |
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| 生誕 |
1935年1月13日(91歳) 東京府 |
| 職業 | 小説家 |
| 言語 | 日本語 |
| 国籍 |
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| 最終学歴 | 早稲田大学第一文学部フランス文学科 |
| ジャンル |
推理小説 奇妙な味 ショートショート |
| 代表作 |
『冷蔵庫より愛をこめて』(1978年) 『ナポレオン狂』(1979年) 『ギリシア神話を知っていますか』(1981年) 『新トロイア物語』(1994年) 『獅子王アレクサンドロス』(1997年) |
| 主な受賞歴 |
日本推理作家協会賞(1979年) 直木三十五賞(1979年) 吉川英治文学賞(1995年) 旭日中綬章(2009年) 文化功労者(2018年) |
| デビュー作 | 『ころし文句』(長崎寛との共著) |
| 親族 | 阿刀田令造(伯父) |
(あとうだ たかし、1935年1月13日[1] -)は、日本の小説家。「奇妙な味」の短編で知られる。1993年から1997年まで日本推理作家協会会長、2007年から2011年まで日本ペンクラブ会長を務めた。文化功労者。山梨県立図書館名誉館長。
国会図書館司書を経て、『冷蔵庫より愛をこめて』(1978年)で作家に。『ナポレオン狂』(1979年)で直木賞を受賞。ブラックユーモアやミステリーを盛り込んだ短編の名手。ほかに『佐保姫伝説』(2009年)、『闇彦』(2010年)など。
経歴
[編集]東京生まれ。一人の兄と三人の姉の下で双子の兄として生まれるが、弟は1歳になる前に早世。両親は共に宮城県仙台市の出身だった[注釈 1]。父方の伯父の阿刀田令造は西洋史学者で第二高等学校第9代校長を務め、名校長と謳われた。令造の父の阿刀田義潮(よしとも)は宮城県名取郡下増田村(後の名取町・現:名取市)の初代村長だった。遠縁には岸信介・佐藤栄作兄弟の実兄である佐藤市郎がいる。
本籍は東京・西荻窪。戦時中は父が経営していた鋳物工場があった長岡市に疎開するが、その地で長岡空襲に遭う。戦後も中学校(長岡市立南中学校)卒業まで同地で過ごす。高校進学を期に上京し東京都立西高等学校に入学する。高校2年生の秋に、父を脳溢血で亡くし、貧しい母子家庭で苦労して育つ。少年時代から科学が好きで、海軍技師、医師、薬剤師と変化しつつも理系の職業を志望しており、エンジニアであった父も理系への進学を強く望んでいたが、高校在学中にフランス文学に興味を持つ。父の死により進路に迷いが生じ、大学入試では文系と理系両方の学部を受験するも、合格したのは文系だけであった。
1954年、早稲田大学第一文学部文学科仏文学専修に進学する[1]。早稲田大学に入学した当時は新聞記者を志望し、もっぱら奨学金と家庭教師のアルバイトで自活していた。
1955年に結核を病んで休学し[注釈 2]、16か月間の療養生活を送る[1][注釈 3]。このため志望変更を余儀なくされ、1960年に大学を卒業した後、文部省図書館職員養成所に入所する[1]。1961年から国立国会図書館に司書として勤務する[1]。
このころ、恩師が出版した日本語関係の小冊子に、古今東西の殺し文句に関する随筆を発表したところ、思いがけず『朝日新聞』の文化欄に取り上げられて喜ぶ。1964年9月、池田書店からの依頼で『ころし文句』(長崎寛との共著)を上梓する。引き続き、池田書店から『笑いのころし文句』『ユーモア一日一言』などの随筆集を刊行する。1969年、著書『ブラックユーモア入門』(KKベストセラーズ)がベストセラーとなったことに勇気を得て、1972年に退職し、筆一本の生活に入る。コント、翻訳、広告文案などを手がける。
1978年、短編集『冷蔵庫より愛をこめて』が直木賞候補となる。1979年、短編『来訪者』で第32回日本推理作家協会賞を受賞、また短編集『ナポレオン狂』で第81回直木賞を受賞する[1]。
1993年から1997年にかけて日本推理作家協会理事長を務める[1]。
1995年、『新トロイア物語』で第29回吉川英治文学賞を受賞する[1]。
1995年7月から2014年1月まで、直木賞の選考員を務めた[2]。
2003年、紫綬褒章を受章する[1]。2005年から2007年まで文部科学省設置の文化審議会会長を務める[1]。
2007年から2011年まで日本ペンクラブ会長を務める[3]。
2009年に旭日中綬章を受章する[1]。
2012年4月には山梨県立図書館の館長に就任した[4]。2018年4月からは金田一秀穂が新館長となり、阿刀田は名誉館長となることが発表された[5]。
作品
[編集]ミステリーやブラックユーモア分野でのショートショート、エロスが盛り込まれた短編が多く、今日までに書いた短編の数は800にもおよぶ。ショートショートに関しては、「星新一ショートショートコンテスト」の審査員を引き継ぐなど、星新一死後の第一人者的存在である。
『ギリシア神話を知っていますか』など、世界各国の古典を軽妙に読み解いた随筆でも知られる。世界の宗教ダイジェスト本『旧約聖書を知っていますか』『新約聖書を知っていますか』『コーランを知っていますか』の三部作を出版している。
人物
[編集]- 出生時は双子であった。最初に出生した子を弟にするか兄にするかで議論があったが、「最初に生まれた方が兄だ」という父親の判断で、兄につけられる予定だった「高」に命名される。なお、弟は早世した。本人は「名前のおかげで長生きできたのかもしれない」とエッセイで書いている。
- 姉を肺結核で亡くしている。
- 西高校時代は文芸部に所属し、黒井千次と知己になる。清水幾太郎の娘が西高校の同窓で、高校によく清水が講演にきていた。
- 文部科学省設置の文化審議会の会長を務める。1993年から1997年にかけて日本推理作家協会理事長も務めた。1995年からは直木賞選考委員も務める。
- 阪神タイガースのファンであり、テレビ番組において、「1973年10月10日に行われた阪神-巨人戦(後楽園球場)が行われた当日、病気のため入院し、病室にてラジオ実況中継を聞いていた時のこと。2回までに阪神が7-0で先行、先発投手江夏ということで、9年ぶりの優勝と巨人の9連覇阻止を確信し、安心したのかいつのまにか眠ってしまった。起きてみると7点差を巨人に逆転されており、そのときの精神状態は寝起きのせいもあって、夢かうつつか幻かの混沌状態になって非常に混乱した」などと述懐していた[注釈 4]。
- 長男は電通、次男は日本経済新聞社に勤務している。
- 大阪府教育基本条例案に対しては、反対の意向を表明している[7]。
受賞・栄典
[編集]社会的活動
[編集]著書
[編集]実用書
[編集]- 『ころし文句』長崎寛共著 池田書店 1964年 国立国会図書館書誌ID:000001059824)
- 『笑いのころし文句』池田書店 1966年 000001084599
- 「殺し文句の研究」新潮文庫 2005年1月 ISBN 4-10-125528-8
- 『ユーモア一日一言 笑いと教養のオアシス』(編著) 池田書店 1966年 000001085827
- 『ブラック・ユーモア入門 恐怖と笑いのカクテル 皮肉と毒舌に強くなる』ベストセラーズ 1969年 000001298337 / 改稿新版 1979年10月 000001426381
- 『頭の回転テスト ビジネス・パワーを開発する』文和書房 1970年 000001287671
- 『3分30秒のポルノ 無断・盗用を禁ず』ベストセラーズ 1971年 000001308132
- 『ユーモア×ウィット=? 笑いの公式を解く本』ベストセラーズ 1972年 000001291364 / ワニ文庫 1986年8月 ISBN 4-584-30078-X
- 『江戸ぽるの 古川柳と小咄の世界』講談社 1973年 000001296716
- 「江戸禁断らいぶらりい」講談社文庫 1982年2月 ISBN 4-06-131747-4
- 『詭弁の話術 即応する頭の回転』ベストセラーズ 1974年 000001294944 / ワニ文庫 1983年12月 ISBN 4-584-30001-1 /角川文庫 1993年9月 ISBN 4-04-157614-8
- 『ことば雑学ブック 故事来歴のエピソード集』文潮出版 1975年 000001302147
- 改題『ことばの博物館』文潮出版 1981年2月 000001498435 / 旺文社文庫 1984年10月 ISBN 4-01-061452-8 / 文春文庫 1989年6月 ISBN 4-16-727810-3
- 『3分間怪談 子供をおどろかす』ベストセラーズ(ワニの豆本) 1975年 000001312671
- 『知的時間と遊ぶ本 超思考のレクリエーション・ゲーム』ベストセラーズ 1978年3月 000001365760
- 『ユーモア一日一言 しゃれた言葉とエピソードの泉』(編著) 池田書店 1980年6月 000001465988 / ワニ文庫 1984年12月 ISBN 4-584-30047-X
- 『ジョークなしでは生きられない』新潮社 1980年8月 000001467851 / 新潮文庫 1983年7月 ISBN 4-10-125503-2
- 『阿刀田高のブラック・ジョーク大全』講談社 1980年9月 000001473269 / 講談社文庫 1983年9月 ISBN 4-06-183093-7 / 新装版 2007年8月 ISBN 978-4-06-275800-0
ショートショート・小説
[編集]- 『冷蔵庫より愛をこめて』講談社 1978年6月 000001379308 / 講談社文庫 1981年9月 000001521314
- 『過去を運ぶ足』双葉社 1978年12月 000001398170 / 文春文庫 1982年1月 000001540279
- 『ナポレオン狂』講談社 1979年4月 000001410524 / 講談社文庫 1982年7月 ISBN 4-06-136235-6
- 英訳『Napoleon crazy』Kodansha English library 1986年3月 ISBN 4-06-186019-4
- 『Aサイズ殺人事件』文藝春秋 1979年10月 000001426349 / 文春文庫 1982年9月 ISBN 4-16-727802-2 / 創元推理文庫 / 創元推理文庫 2004年5月 ISBN 4-488-44701-5
- 『食べられた男 42のショートショート』講談社 1979年10月 000001432950 / 講談社文庫 1982年11月 ISBN 4-06-136248-8 / 新装版 講談社文庫 2008年2月 ISBN 978-4-06-275959-5
- 『夢判断』新潮社 1980年1月 000001443945 / 新潮文庫 1983年1月 ISBN 4-10-125502-4
- 『一ダースなら怖くなる』文藝春秋 1980年4月 000001454827 / 文春文庫 1983年6月 ISBN 4-16-727804-9
- 『壜詰の恋』講談社 1980年12月 000001488319 / 講談社文庫 1984年2月 ISBN 4-06-183203-4
- 『マッチ箱の人生』講談社 1981年8月 000001516210 / 講談社文庫 1984年10月 ISBN 4-06-183342-1
- 『最期のメッセージ 42のショートショート』講談社 1982年1月 ISBN 4-06-130819-X / 講談社文庫 1985年2月 ISBN 4-06-183433-9 / 新装版 講談社文庫 2009年1月 ISBN 978-4-06-276261-8
- 『異形の地図』角川書店 1982年4月 000001553021 / 角川文庫 1984年5月 ISBN 4-04-157601-6
- 『コーヒー・ブレイク11夜』文藝春秋 1982年4月 000001555496 / 文春文庫 1984年9月 ISBN 4-16-727805-7
- 『ガラスの肖像』講談社 1982年6月 ISBN 4-06-200003-2 / 講談社文庫 1985年12月 ISBN 4-06-183634-X
- 『早過ぎた予言者』新潮社 1982年12月 000001596234 / 新潮文庫 1986年2月 ISBN 4-10-125506-7
- 『頭の散歩道』文春文庫 1983年2月 ISBN 4-16-727803-0
- 『街の観覧車』文藝春秋 1983年2月 000001605831 / 文春文庫 1985年10月 ISBN 4-16-727806-5
- 『夜の旅人』文藝春秋 1983年9月 000001643786 / 文春文庫 1986年10月 ISBN 4-16-727807-3
- 『危険信号』講談社 1983年10月 ISBN 4-06-200617-0 / 講談社文庫 1986年9月 ISBN 4-06-183824-5
- 『だれかに似た人』新潮社 1984年3月 ISBN 4-10-334308-7 / 新潮文庫 1987年6月 ISBN 4-10-125509-1
- 『待っている男』角川書店 1984年4月 000001677693 / 角川文庫 1986年6月 ISBN 4-04-157603-2
- 『猫の事件 36のショートショート』講談社 1984年10月 ISBN 4-06-201436-X / 講談社文庫 1987年9月 ISBN 4-06-184058-4 / 新装版 講談社文庫 2010年2月 ISBN 978-4-06-276575-6
- 『ミッドナイト物語』文藝春秋 1984年12月 000001717066 / 文春文庫 1987年10月 ISBN 4-16-727808-1
- 『風物語』講談社 1985年1月 ISBN 4-06-201743-1 / 講談社文庫 1988年2月 ISBN 4-06-184148-3
- 『迷い道』講談社 1985年10月 ISBN 4-06-202394-6 / 講談社文庫 1988年12月 ISBN 4-06-184349-4
- 『知らない劇場』文藝春秋 1986年1月 000001783627 / 文春文庫 1989年1月 ISBN 4-16-727809-X
- 『黒い箱』新潮社 1986年3月 ISBN 4-10-334310-9 / 新潮文庫 1988年4月 ISBN 4-10-125511-3
- 『不安な録音器』中央公論社 1986年5月 ISBN 4-12-001479-7 / 中公文庫 1988年1月 ISBN 4-12-201482-4 / 文春文庫 2001年6月 ISBN 4-16-727818-9
- 『食卓はいつもミステリー』新潮社 1986年10月 ISBN 4-10-334311-7 / 新潮文庫 1989年12月 ISBN 4-10-125512-1
- 『真夜中の料理人』講談社 1986年10月 ISBN 4-06-203002-0 / 講談社文庫 1989年10月 ISBN 4-06-184535-7
- 『影絵の町』角川書店 1987年2月 ISBN 4-04-872458-4 / 角川文庫 1989年8月 ISBN 4-04-157607-5
- 『花の図鑑』日本経済新聞社 1987年3月 上巻・下巻 ISBN 4-532-09781-9 / 新潮文庫 1990年5月 上巻 ISBN 4-10-125513-X ・ 下巻 ISBN 4-10-125514-8 / 角川文庫 1999年8月 上巻 ISBN 4-04-157620-2 ・ 下巻 ISBN 4-04-157621-0
- 『時のカフェテラス』講談社 1987年5月 ISBN 4-06-203369-0 / 講談社文庫 1990年5月 ISBN 4-06-184666-3
- 『仮面の女』角川文庫 1987年6月 ISBN 4-04-157604-0
- 『明日物語』文藝春秋 1987年7月 ISBN 4-16-309790-2 / 文春文庫 1990年7月 ISBN 4-16-727811-1
- 『花のデカメロン』光文社 1987年10月 ISBN 4-334-92144-2 / 光文社文庫 1990年11月 ISBN 4-334-71235-5
- 『花惑い』角川書店 1987年10月 ISBN 4-04-872471-1
- 『恐怖同盟』新潮社 1987年12月 ISBN 4-10-334312-5 / 新潮文庫 1991年1月 ISBN 4-10-125515-6
- 『妖しいクレヨン箱 35のショートショート』講談社 1988年5月 ISBN 4-06-203840-4 / 講談社文庫 1991年5月 ISBN 4-06-184895-X / 新装版 講談社文庫 2011年2月 ISBN 978-4-06-276873-3
- 『危険な童話』新潮社 1988年4月 ISBN 4-10-334313-3 / 新潮文庫 1991年4月 ISBN 4-10-125516-4
- 『東京ホテル物語』中公文庫 1988年6月 ISBN 4-12-201521-9 / 改版 中公文庫 1996年8月 ISBN 4-12-202665-2
- 『霧のレクイエム』読売新聞社 1988年10月 ISBN 4-643-88080-5 / 講談社文庫 1991年10月 ISBN 4-06-184996-4
- 『面影橋』中央公論社 1989年1月 ISBN 4-12-001762-1 / 中公文庫 1991年5月 ISBN 4-12-201803-X / 文春文庫 2001年10月 ISBN 4-16-727819-7
- 『愛の墓標』光文社 1989年2月 ISBN 4-334-92157-4 / 光文社文庫 1991年11月 ISBN 4-334-71421-8
- 『Vの悲劇』講談社 1989年6月 ISBN 4-06-193983-1 / 講談社文庫 1992年6月 ISBN 4-06-185166-7
- 『他人同士』新潮社 1989年8月 ISBN 4-10-334314-1 / 新潮文庫 1993年1月 ISBN 4-10-125517-2
- 『響灘 そして十二の短篇』文藝春秋 1989年9月 ISBN 4-16-311220-0 / 文春文庫 1992年7月 ISBN 4-16-727812-X
- 『ぬり絵の旅』角川文庫 1989年10月 ISBN 4-04-157608-3
- 『東京25時』文藝春秋 1990年3月 ISBN 4-16-311630-3 / 文春文庫 1992年12月 ISBN 4-16-727813-8
- 『空想列車』角川書店 1990年4月 上巻 ISBN 4-04-872582-3 ・ 下巻 ISBN 4-04-872583-1 / 角川文庫 1992年12月 上巻 ISBN 4-04-157610-5 ・ 下巻 ISBN 4-04-157611-3
- 『猫を数えて』講談社 1990年10月 ISBN 4-06-205109-5 / 講談社文庫 1993年11月 ISBN 4-06-185521-2
- 『闇の意匠』集英社 1991年9月 ISBN 4-08-772813-7
- 改題『いびつな贈り物』集英社文庫 1994年2月 ISBN 4-08-748130-1
- 『消えた男』角川書店 1992年1月 ISBN 4-04-872681-1 / 角川文庫 1995年1月 ISBN 4-04-157617-2
- 『夜に聞く歌』光文社 1992年4月 ISBN 4-334-92200-7 / 光文社文庫 1994年11月 ISBN 4-334-71960-0
- 『海の挽歌』文藝春秋 1992年5月 ISBN 4-16-313210-4 / 文春文庫 1995年7月 ISBN 4-16-727814-6
- 『魚の小骨』集英社 1992年9月 ISBN 4-08-772871-4 / 集英社文庫 1995年11月 ISBN 4-08-748404-1
- 『リスボアを見た女』白水社 1992年9月 ISBN 4-560-04562-3 / 新潮文庫 1995年10月 ISBN 4-10-125520-2
- 『奇妙な昼さがり 32のショートショート』講談社 1993年1月 ISBN 4-06-206188-0 / 講談社文庫 1996年1月 ISBN 4-06-263136-9 / 新装版 講談社文庫 2011年12月 ISBN 978-4-06-277123-8
- 『やさしい関係』文藝春秋 1993年6月 ISBN 4-16-314030-1 / 文春文庫 1996年6月 ISBN 4-16-727815-4
- 『心の旅路 自選恐怖小説集』角川ホラー文庫 1993年7月 ISBN 4-04-157612-1
- 『箱の中』文藝春秋 1994年5月 ISBN 4-16-314700-4 / 文春文庫 1997年5月 ISBN 4-16-727816-2
- 『新トロイア物語』講談社 1994年11月 ISBN 4-06-207220-3 / 講談社文庫 1997年12月 ISBN 4-06-263658-1
- 『朱い旅』幻冬舎 1995年4月 ISBN 4-87728-046-4 / 幻冬舎文庫 1998年4月 ISBN 4-87728-576-8
- 『安土城幻記』角川書店 1995年11月 ISBN 4-04-872882-2
- 改題『幻の舟』角川文庫 1998年10月 ISBN 4-04-157619-9
- 『新諸国奇談』講談社 1996年5月 ISBN 4-06-208088-5 / 講談社文庫 1999年5月 ISBN 4-06-264574-2
- 『あやかしの声』新潮社 1996年8月 ISBN 4-10-334317-6 / 新潮文庫 1999年4月 ISBN 4-10-125523-7
- 『獅子王アレクサンドロス』講談社 1997年10月 ISBN 4-06-208852-5 / 講談社文庫 2000年10月 ISBN 4-06-264985-3
- 『メトロポリタン』文藝春秋 1999年1月 ISBN 4-16-318260-8 / 文春文庫 2002年3月 ISBN 4-16-727820-0
- 『鈍色の歳時記』文藝春秋 1999年9月 ISBN 4-16-318670-0 / 文春文庫 2002年12月 ISBN 4-16-727821-9
- 『花あらし』新潮社 2001年2月 ISBN 4-10-334321-4 / 新潮文庫 2003年6月 ISBN 4-10-125527-X
- 『コーヒー党奇談』講談社 2001年8月 ISBN 4-06-210660-4 / 講談社文庫 2004年8月 ISBN 4-06-274827-4
- 『黒喜劇』文藝春秋 2002年6月 ISBN 4-16-320970-0 / 文春文庫 2005年6月 ISBN 4-16-727823-5
- 『黒い自画像』角川書店 2003年5月 ISBN 4-04-873469-5 / 角川文庫 2006年8月 ISBN 4-04-157624-5
- 『脳みその研究』文藝春秋 2004年5月 ISBN 4-16-322860-8 / 文春文庫 2007年5月 ISBN 978-4-16-727824-3
- 『風の組曲』潮出版社 2004年9月 ISBN 4-267-01706-9
- 改題『こんな話を聞いた』新潮文庫 2007年9月 ISBN 978-4-10-125530-9
- 『おどろき箱 1』幻冬舎 2004年7月 ISBN 4-344-00645-3 / 幻冬舎文庫 2007年6月 ISBN 978-4-344-40958-3
- 『おどろき箱 2』幻冬舎 2004年8月 ISBN 4-344-00661-5 / 幻冬舎文庫 2007年8月 ISBN 978-4-344-40984-2
- 『こころ残り』角川書店 2005年2月 ISBN 4-04-873581-0 / 角川文庫 2008年3月 ISBN 978-4-04-157625-0
- 『影まつり』集英社 2005年5月 ISBN 4-08-774756-5 / 集英社文庫 2010年3月 ISBN 978-4-08-746551-8
- 『ストーリーの迷宮』文藝春秋 2006年4月 ISBN 4-16-324800-5 / 文春文庫 2008年12月 ISBN 978-4-16-727825-0
- 『おとこ坂おんな坂』毎日新聞社 2006年7月 ISBN 4-620-10703-4 / 新潮文庫 2009年11月 ISBN 978-4-10-125533-0
- 『西瓜流し』岩崎書店(現代ミステリー短編集) 2006年11月 ISBN 4-265-06772-7
- 『遠い迷宮 阿刀田高傑作短編集』集英社文庫 2007年9月 ISBN 978-4-08-746211-1
- 『街のアラベスク』新潮社 2007年12月 ISBN 978-4-10-334325-7 / 新潮文庫 2010年7月 ISBN 978-4-10-125534-7
- 『黒い回廊 阿刀田高傑作短編集』集英社文庫 2008年1月 ISBN 978-4-08-746257-9
- 『白い魔術師 阿刀田高傑作短編集』集英社文庫 2008年5月 ISBN 978-4-08-746299-9
- 『青い罠 阿刀田高傑作短編集』集英社文庫 2008年9月 ISBN 978-4-08-746350-7
- 『甘い闇 阿刀田高傑作短編集』集英社文庫 2009年1月 ISBN 978-4-08-746396-5
- 『佐保姫伝説』文藝春秋 2009年3月 ISBN 978-4-16-327990-9 / 文春文庫 2012年4月 ISBN 978-4-16-727826-7
- 『闇彦』新潮社 2010年7月 ISBN 978-4-10-334327-1 / 新潮文庫 2014年1月 ISBN 978-4-10-125538-5
- 『妖しい関係』幻冬舎 2012年10月 ISBN 978-4-344-02258-4 / 幻冬舎文庫 2016年8月 ISBN 978-4-344-42502-6
- 『アンブラッセ』文藝春秋 2015年1月 ISBN 978-4-16-390190-9
- 改題『ローマへ行こう』文春文庫 2019年3月 ISBN 978-4-16-791243-7
- 『地下水路の夜』新潮社 2015年4月 ISBN 978-4-10-334329-5 / 新潮文庫 2017年12月 ISBN 978-4-10-125540-8
- 『怪しくて妖しくて』集英社 2018年6月 ISBN 978-4-08-771141-7 / 集英社文庫 2021年5月 ISBN 978-4-08-744245-8
- 『赤い追憶 阿刀田高傑作短編集』集英社文庫 2021年11月 ISBN 978-4-08-744317-2
- 『おいしい命 阿刀田高傑作短編集』集英社文庫 2022年2月 ISBN 978-4-08-744350-9
- 『掌より愛をこめて 阿刀田高さいごの小説集』新潮社 2026年5月 ISBN 978-4-10-334333-2
エッセイ・対談
[編集]- 『数たちの本』講談社 1980年7月 000001464202
- 『不協和音コンサート ブラックユーモア対談』U-E.P 1981年5月 000001529683
- 『脳味噌通信』時事通信社 1981年8月 000001513201
- 『恐怖コレクション』新潮社 1982年6月 000001564783 / 新潮文庫 1985年4月 ISBN 4-10-125505-9
- 『左巻きの時計』新潮社 1983年9月 ISBN 4-10-334306-0 / 新潮文庫 1986年5月 ISBN 4-10-125507-5
- 『話はいつも神出鬼没 ときにはルパン、ときには鞍馬天狗のように』ベストセラーズ(ワニの本) 1983年11月 ISBN 4-584-00522-2
- 『頭は帽子のためじゃない』PHP研究所 1984年3月 ISBN 4-569-21261-1 / 角川文庫 1988年1月 ISBN 4-04-157605-9
- 『恐怖夜話 ミッドナイトの楽しみ方』ベストセラーズ(ワニ文庫) 1984年4月 ISBN 4-584-30017-8
- 『映画周辺飛行』光文社 1984年10月 ISBN 4-334-97032-X / 光文社文庫 1987年11月 ISBN 4-334-70649-5
- 『まじめ半分』角川文庫 1984年10月 ISBN 4-04-157602-4
- 『夜の紙風船』(随筆)中公文庫 1986年10月 ISBN 4-12-201361-5
- 『食後の毒薬 悪魔のささやき 実用的エッセイ』ベストセラーズ (ワニの本) 1987年5月 ISBN 4-584-00644-X
- 『雨降りお月さん』(随筆)中公文庫 1989年9月 ISBN 4-12-201642-8
- 『高感度人間のためのユーモア毒学センス』ワニ文庫 1989年9月 ISBN 4-584-30169-7
- 『三角のあたま』読売新聞社 1990年1月 ISBN 4-643-89092-4 / 角川文庫 1994年1月 ISBN 4-04-157615-6
- 『阿刀田高のサミング・アップ』ナイスデイ・ブックス 1990年6月 ISBN 4-89062-018-4 / 新潮文庫 1993年6月 ISBN 4-10-125518-0
- 『夢の宴 私の蕗谷虹児伝』中央公論社 1991年1月 ISBN 4-12-001989-6 / 中公文庫 1993年1月 ISBN 4-12-201963-X
- 『好奇心紀行』講談社 1994年9月 ISBN 4-06-207181-9 / 講談社文庫 1997年10月 ISBN 4-06-263621-2
- 『アイデアを捜せ』文藝春秋 1996年3月 ISBN 4-16-351310-8 / 文春文庫 1999年2月 ISBN 4-16-727817-0
- 『夜の風見鶏』(随筆)朝日新聞社 1996年8月 ISBN 4-02-256984-0 / 朝日文庫 1999年3月 ISBN 4-02-264184-3
- 『松本清張あらかると』中央公論社 1997年12月 ISBN 4-12-002734-1 / 光文社知恵の森文庫 2008年6月 ISBN 978-4-334-78507-9
- 『日曜日の読書』新潮文庫 1998年5月 ISBN 4-10-125522-9
- 『ミステリーのおきて102条』読売新聞社 1998年9月 ISBN 4-643-98089-3 / 角川文庫 2001年10月 ISBN 4-04-157622-9
- 『ミステリー主義』講談社 1999年11月 ISBN 4-06-209898-9 / 講談社文庫 2003年1月 ISBN 4-06-273634-9
- 『犬も歩けば』(随筆)幻冬舎文庫 2000年4月 ISBN 4-87728-854-6
- 『陽気なイエスタデイ』文藝春秋 2001年2月 ISBN 4-16-357070-5 / 文春文庫 2004年3月 ISBN 4-16-727822-7
- 『ユーモア革命』文春新書 2001年10月 ISBN 4-16-660197-0
- 『小説家の休日』集英社文庫 2002年4月 ISBN 4-08-747431-3
- 『短編小説のレシピ』集英社新書 2002年11月 ISBN 4-08-720165-1
- 『小説工房12カ月』集英社 2004年4月 ISBN 4-08-774692-5
- 『海外短編のテクニック』集英社新書 2004年9月 ISBN 4-08-720258-5
- 『短編小説を読もう』岩波ジュニア新書 2005年12月 ISBN 4-00-500524-1
- 『短編小説より愛をこめて』新潮社 2006年1月 ISBN 4-10-334323-0 / 新潮文庫 2008年7月 ISBN 978-4-10-125531-6
- 『ことば遊びの楽しみ』岩波新書 2006年5月 ISBN 4-00-431019-9
- 『日本語を書く作法・読む作法』時事通信社 2008年1月 ISBN 978-4-7887-0773-3 / 角川文庫 2011年4月 ISBN 978-4-04-157627-4
- 『松本清張を推理する』朝日新書 2009年4月 ISBN 978-4-02-273269-9
- 『日本語えとせとら ことばっておもしろい』時事通信出版局 2010年6月 ISBN 978-4-7887-1060-3 / 角川文庫 2012年6月 ISBN 978-4-04-100338-1
- 『日本語の冒険』角川書店 2012年3月 ISBN 978-4-04-110146-9 / 角川文庫 2016年12月 ISBN 978-4-04-104611-1
- 『悼む力 逝ったあの人へ、生きる自分へ』PHP研究所 2013年6月 ISBN 978-4-569-81233-5
- 『知的創造の作法』新潮新書 2013年11月 ISBN 978-4-10-610543-2
- 『オトナの言葉の愉しみ方』知的生きかた文庫 2016年6月 ISBN 978-4-8379-8410-8
- 『老いてこそユーモア』幻冬舎新書 2019年1月 ISBN 978-4-344-98532-2
- 『私が作家になった理由(わけ)』日本経済新聞出版社 2019年1月 ISBN 978-4-532-17653-2 / 集英社文庫 2021年1月 ISBN 978-4-08-744204-5
- 『小説作法の奥義』新潮社 2022年12月 ISBN 978-4-10-334332-5 / 新潮文庫 2025年9月 ISBN 978-4-10-125543-9
- 『90歳、男のひとり暮らし』新潮選書 2025年9月 ISBN 978-4-10-603935-5
古典もの
[編集]- 『ギリシア神話を知っていますか』新潮社 1981年9月 000001521707 / 新潮文庫 1984年6月 ISBN 4-10-125504-0
- 『アラビアンナイトを楽しむために』新潮社 1983年12月 ISBN 4-10-334307-9 / 新潮文庫 1986年12月 ISBN 4-10-125508-3
- 『あなたの知らないガリバー旅行記』新潮社 1985年12月 ISBN 4-10-334309-5 / 新潮文庫 1988年4月 ISBN 4-10-125510-5
- 『エロスに古文はよく似合う 私の今昔物語』角川書店 1986年3月 ISBN 4-04-883195-X / 角川文庫 1988年10月 ISBN 4-04-157606-7
- 『旧約聖書を知っていますか』新潮社 1991年5月 ISBN 4-10-334315-X / 新潮文庫 1994年12月 ISBN 4-10-125519-9
- 『古今著聞集』講談社(少年少女古典文学館) 1992年3月 ISBN 4-06-250813-3
- 『新約聖書を知っていますか』新潮社 1993年11月 ISBN 4-10-334316-8 / 新潮文庫 1996年12月 ISBN 4-10-125521-0
- 『ホメロスを楽しむために』新潮社 1997年4月 ISBN 4-10-334318-4 / 新潮文庫 2000年11月 ISBN 4-10-125524-5
- 『アーサー王物語』講談社(痛快世界の冒険文学) 1998年9月 ISBN 4-06-268012-2
- 『私のギリシャ神話』日本放送出版協会 2000年1月 ISBN 4-14-080490-4 / 集英社文庫 2002年12月 ISBN 4-08-747518-2
- 『ものがたり風土記』集英社 2000年2月 ISBN 4-08-774454-X / 集英社文庫 2003年8月 ISBN 4-08-747604-9
- 『阿刀田高の楽しい古事記』角川書店 2000年5月 ISBN 4-04-884128-9 / 角川文庫 2003年6月 ISBN 4-04-157623-7
- 『シェイクスピアを楽しむために』新潮社 2000年6月 ISBN 4-10-334320-6 / 新潮文庫 2003年1月 ISBN 4-10-125526-1
- 『続 ものがたり風土記』集英社 2001年6月 ISBN 4-08-774521-X / 集英社文庫 2003年9月 ISBN 4-08-747617-0
- 『コーランを知っていますか』新潮社 2003年8月 ISBN 4-10-334322-2 / 新潮文庫 2006年1月 ISBN 4-10-125529-6
- 『私の聖書ものがたり』集英社 2004年11月 ISBN 4-08-781321-5
- 『チェーホフを楽しむために』新潮社 2006年7月 ISBN 4-10-334324-9 / 新潮文庫 2009年1月 ISBN 978-4-10-125532-3
- 『やさしいダンテ〈神曲〉』角川書店 2008年1月 ISBN 978-4-04-883986-0 / 角川文庫 2011年1月 ISBN 978-4-04-157626-7
- 『プルタークの物語』潮出版社 2008年7月 上巻 ISBN 978-4-267-01801-5 ・ 2008年9月 下巻 ISBN 978-4-267-01802-2
- 改題『ローマとギリシャの英雄たち プルタークの物語』新潮文庫 2011年7月 黎明篇 ISBN 978-4-10-125535-4 ・ 栄華篇 ISBN 978-4-10-125536-1
- 『イソップを知っていますか』新潮社 2010年1月 ISBN 978-4-10-334326-4 / 新潮文庫 2012年7月 ISBN 978-4-10-125537-8
- 『恋する「小倉百人一首」』潮出版社 2011年11月 ISBN 978-4-267-01887-9 / 角川文庫 2013年12月 ISBN 978-4-04-101137-9
- 『源氏物語を知っていますか』新潮社 2013年1月 ISBN 978-4-10-334328-8 / 新潮文庫 2015年12月 ISBN 978-4-10-125539-2
- 『漱石を知っていますか』新潮社 2017年12月 ISBN 978-4-10-334330-1 / 新潮文庫 2020年7月 ISBN 978-4-10-125541-5
- 『谷崎潤一郎を知っていますか』新潮社 2020年11月 ISBN 978-4-10-334331-8 / 新潮文庫 2024年8月 ISBN 978-4-10-125542-2
アンソロジー
[編集]- 『日本の名随筆 28』作品社 1985年2月 ISBN 4-87893-928-1 エッセイ「痛み」を収録。
- 『日本の名随筆 48』作品社 1986年10月 ISBN 4-87893-948-6 エッセイ「匂いのアラベスク」を収録。
- 『日本の名随筆 50』作品社 1986年12月 ISBN 4-87893-950-8 エッセイ「歌の文句」を収録。
- 『日本の名随筆 56』作品社 1987年6月 ISBN 4-87893-956-7 エッセイ「遭難」を収録。
- 『日本の名随筆 59』作品社 1987年9月 ISBN 4-87893-959-1 エッセイ「屋台の味」を収録。
- 『日本の名随筆 別巻44 記憶』作品社 1994年10月 ISBN 4-87893-864-1 エッセイ「一枚の写真」を収録。
- 『私の父、私の母』中央公論社 1994年10月 ISBN 4-12-002364-8 エッセイ「うろたえた父」を収録。
- 『日本の名随筆 別巻54 悪口』1995年8月 ISBN 4-87893-874-9 エッセイ「悪意あり」を収録。
- 『平成版・学問のすすめ 新鮮な驚きと出会う知の方法』広済堂出版 1995年8月 ISBN 4-331-50493-X エッセイ「歴史に学ぶ」を収録。
- 『日本の名随筆 別巻56 賭事』作品社 1995年10月 ISBN 4-87893-876-5 エッセイ「色川武大さんのこと」を収録。
- 『死体を語ろう』時事通信社 1997年5月 ISBN 4-7887-9722-4 / 角川文庫 1999年11月 ISBN 4-04-340003-9 対談「死体が語る事実と推理」を収録。
- 『日本の名随筆 別巻77 嫉妬』作品社 1997年7月 ISBN 4-87893-657-6 エッセイ「妬く」を収録。
- 『日本の名随筆 別巻79 会話』作品社 1997年9月 ISBN 4-87893-659-2 エッセイ「夫婦の会話」を収録。
- 『世界文学のすすめ』岩波書店 1997年10月 ISBN 4-00-350016-4 エッセイアンソロジー。
- 『本の置き場所』小学館 1997年12月 ISBN 4-09-840052-9 エッセイ「読み返しの効用」を収録。
- 『街物語』朝日新聞社 2000年9月 ISBN 4-02-257462-3 エッセイ「銀座」を収録。
- 『文学夜話 作家が語る作家』講談社 2000年11月 ISBN 4-06-210386-9 エッセイ「中島敦・奇妙な味の短篇」を収録。
- 『あんな作家、こんな作家、どんな作家』講談社 1992年9月 ISBN 4-06-205744-1 / 講談社文庫 2001年3月 ISBN 4-06-273096-0 / ちくま文庫 2014年9月 ISBN 978-4-480-43202-5 エッセイ「本棚と女房と子供」を収録。
- 『青春の道標』日経ビジネス人文庫 2001年4月 ISBN 4-532-19057-6 エッセイ「小説の原点」を収録。
- 『母のキャラメル』文藝春秋 2001年7月 ISBN 4-16-357610-X / 文春文庫 2004年7月 ISBN 4-16-743419-9 エッセイ「自分のついての情報」を収録。
- 『銀座の世紀』ぎょうせい 2001年9月 ISBN 4-324-06567-5 エッセイアンソロジー。
- 『日本語文章がわかる。』アエラムック 2002年12月 ISBN 4-02-274135-X エッセイ「短篇小説・見方の新しさ、捕らえ方の珍しさ」を収録。
- 『文壇バー 君の名は「数寄屋橋」』財界研究所 2005年2月 ISBN 4-87932-046-3 エッセイ「狐型の客として」を収録。
- 『子どもたちの8月15日』岩波新書 2005年7月 ISBN 4-00-430956-5 エッセイ「ぼんやりと考えたこと」を収録。
- 『読みたい、読めない、「読む」の壁』ゆまに書房 2005年12月 ISBN 4-8433-2061-7 エッセイ「まず読むことから」を収録。
- 『集り散じて』たる出版 2006年3月 ISBN 4-924713-82-1 エッセイ「酒との長いつきあい」を収録。
- 『作家24人の名作鑑賞 私を変えたこの一冊』集英社文庫 2007年6月 ISBN 978-4-08-746171-8 エッセイ「『ふしぎの国のアリス』キャロル」を収録。
- 『本からはじまる物語』メディアパル 2007年12月 ISBN 978-4-89610-090-7 / 角川文庫 2022年3月 ISBN 978-4-04-112250-1 エッセイ「本屋の魔法使い」を収録。
- 『年齢は財産』光文社 2008年11月 ISBN 978-4-334-97551-7 エッセイ「過去の多さは作家の財産」を収録。
- 『愛煙家通信 No.1』ワック 2010年3月 ISBN 978-4-89831-143-1 エッセイ「庶民の文化どう残す」を収録。
- 『ミステリーの書き方』幻冬舎 2010年11月 ISBN 978-4-344-01915-7 / 幻冬舎文庫 2015年10月 ISBN 978-4-344-42401-2 エッセイ「アイデア発見のための四つの入り口」を収録。
- 『こころ揺さぶる、あのひと言』岩波書店 2012年2月 ISBN 978-4-00-022918-0 エッセイ「“ねば・べき”をやめたの」を収録。
- 『いまこそ私は原発に反対します。』日本ペンクラブ編、平凡社 2012年3月 ISBN 978-4-582-70510-2 エッセイ「笛吹峠の鈴の音」を収録。
- 『寄り添う 銀座「クラブ麻衣子」四十年の証』講談社ビジネスパートナーズ 2012年12月 ISBN 978-4-87601-987-8 / 講談社エディトリアル 2017年8月 ISBN 978-4-907514-89-1 エッセイ「勝手な想像を楽しむ」を収録。
- 『ことばの魔術師井上ひさし』岩波書店 2013年4月 ISBN 978-4-00-022924-1 エッセイ「小説の書き手として、読み手として」を収録。
- 『忘れられない一冊』朝日文庫 2013年9月 ISBN 978-4-02-261758-3 エッセイ「ありがとう ただひたすらおもしろい本」を収録。
- 『HUMAN vol.07 知の森へのいざない』平凡社 2014年12月 ISBN 978-4-582-21237-2 対談:阿辻哲次「漢字はおもしろい」
- 『50代から人生を楽しむ人、後悔する人』PHP研究所 2015年5月 ISBN 978-4-569-82297-6 エッセイ「悼む心を忘れない」を収録。
- 『まるまる、フルーツ』河出書房新社 2016年8月 ISBN 978-4-309-02495-0 エッセイ「ラ・フランスを語る」を収録。
- 『うっとり、チョコレート』河出書房新社 2017年1月 ISBN 978-4-309-02537-7 エッセイ「チョコレート慕情」を収録。
- 『わたしの「もったいない語」辞典』中公文庫 2018年1月 ISBN 978-4-12-206522-2 エッセイ「『鳴かぬなら…』……嘘もおもしろい」
- 『憲法についていま私が考えること』KADOKAWA 2018年9月 ISBN 978-4-04-400397-5 エッセイ「文学的、あまりに文学的な」を収録。
- 『タイトル読本』左右社 2019年9月 ISBN 978-4-86528-245-0 エッセイ「小説の題名」を収録。
- 『おいしいアンソロジー 喫茶店 少しだけ、私だけの時間』だいわ文庫 2024年5月 ISBN 978-4-479-32091-3 エッセイ「コーヒーとの長いつきあい」を収録。
- 『アンソロジーたまご』主婦と生活社 2025年3月 ISBN 978-4-391-16367-4 エッセイ「卵物語」を収録。
その他
[編集]- 『NHK文化講演会 9』日本放送出版協会 1983年12月 ISBN 4-14-008341-7 「言葉をあやつる技術」を収録。
- 『二十一世紀に希望を持つための読書案内』ちくまプリマーブックス 2000年12月 ISBN 4-480-04241-5 「やめられない本…この快楽は蜜の味(楽しくなければ読書じゃない」を収録。
- 改題『17歳のための読書案内』ちくま文庫 2007年5月 ISBN 978-4-480-42332-0
- 『本のアクセシビリティを考える 著作権・出版権・読書権の調和をめざして』読書工房 2004年4月 ISBN 4-902666-00-6 「著作者の立場から障害者の出版物へのアクセスを考える」を収録。
- 『文豪ナビ芥川龍之介』新潮文庫 2004年11月 ISBN 4-10-102500-2 「ここから入ろう 短編小説の典型」を収録。
- 『逸格の系譜 愚の行方』現代企画室 2007年7月 ISBN 978-4-7738-0706-6 「小川未明への旅」を収録。
- 『日本ペンクラブ名スピーチ集』創美社 2007年11月 ISBN 978-4-420-31024-6 「小説グリコ」を収録。
- 『よくわかる新田次郎 山を描ききった作家の肖像』山と溪谷社 2012年7月 ISBN 978-4-635-34030-4 「ヘンテコな敬慕」を収録。
- 『幻想文学講義 「幻想文学」インタビュー集成』国書刊行会 2012年8月 ISBN 978-4-336-05520-0 「聞書・恐怖ミステリー」を収録。
- 『古事記と小泉八雲』かまくら春秋社 2013年3月 ISBN 978-4-7740-0591-1 「日本神話とギリシア神話」を収録。
- 『私だけのふるさと 作家たちの原風景』岩波書店 2013年3月 ISBN 978-4-00-025890-6 「阿刀田高(新潟県長岡市)」を収録。
- 『わたしの平和と戦争 永遠平和のためのメッセージ』集英社 2016年6月 ISBN 978-4-08-771640-5 「政治家の言葉が貧しくなった」を収録。
翻訳
[編集]- 『生きている幽霊飛行401便』John G. Fuller著 ベストセラーズ 1977年7月 000001330312
- 『ルビンおじさんの冒険』 W. Heath Robinson著 立風書房 1982年9月 000001584873
オーディオブック
[編集]メディアミックス
[編集]テレビドラマ化作品
[編集]- ししゃもと未亡人(現代恐怖サスペンス、1987年、関西テレビ・フジテレビ)[11]
- 「無邪気な女」「閉じた窓」「朱いドレス」「人生の楽しみ」(現代恐怖サスペンス、1988年、フジテレビ)[12]
- 「海が呼ぶ」「趣味を持つ女」「法則のある死体たち」「見えない窓」「道連れ」(阿刀田高サスペンス、1990年7月2日 - 30日、関西テレビ)
- 世にも奇妙な物語「屋上風景」「坂道の女」「だれかに似た人」(1990年8月23日放送、フジテレビ) - この放送回は全て阿刀田の短篇小説が原作となっている。
- 「もうひとつの世界」「友を裏切るなかれ」(現代神秘サスペンス、1991年、フジテレビ)[13]
- 「骨・しゃれこうべ」(不思議サスペンス、1991年、フジテレビ)[14]
- やさしい関係(ドラマ新銀河、1995年、NHK)
朗読番組
[編集]出演
[編集]映画
[編集]- 疎開した40万冊の図書(2013年、文化を守る映画製作委員会)[17]
脚注
[編集]注釈
[編集]- ↑ 阿刀田という珍しい苗字は日本全国に10世帯あるのみである。仙台に多く、祖先は阿刀寺という寺を営んでいたが、加藤田という苗字の相手と結婚したことから、両方の文字を混ぜて阿刀田という苗字になったという(『オール讀物』1986年10月号における阿刀田の発言)。
- ↑ ただし阿刀田自身は「僕も実を言うと、中退してるんです。大学二年の頃、結核になってね。休学するつもりだったんだけど、事務局の人に、『一年以上も休むんなら、中退した方がいいよ』って言われてね。ちゃんと手続きをとれば無試験で復学できるんですね。その間の授業料も納める必要ないし。だから、二年間療養して、ちゃんと復学できました」と語っている(阿刀田高会見)。
- ↑ この時期に多数の短篇小説を読んだことが、後年、小説を書く上で大きな力を与えてくれたという。
- ↑ 阿刀田が述べているのは実際には10月11日の試合と思われる(10月10日の試合は田淵幸一の逆転満塁本塁打により阪神勝利)。この試合は10-10で引き分けとなったが、最終的に阪神は「残り2試合で優勝マジック1」の状態から連敗、最終戦となった巨人戦で巨人の逆転優勝(V9)を許す結果に終わった。
出典
[編集]- 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 “阿刀田高氏 顕彰状”. 早稲田大学 (2011年4月1日). 2023年12月19日閲覧。
- 1 2 “阿刀田高|選考委員”. 文学賞の世界. 2023年12月19日閲覧。
- ↑ “日本ペンクラブ 小史”. 日本ペンクラブ. 2023年12月19日閲覧。
- ↑ “平成24年度・イベントの記録 - 阿刀田名誉館長の部屋”. 山梨県立図書館. 2023年12月19日閲覧。
- ↑ “山梨県立図書館 館長に金田一氏 阿刀田氏は名誉館長に”. 日本経済新聞 (2018年3月14日). 2023年12月19日閲覧。
- ↑ “阿刀田高 | 著者プロフィール”. 新潮社. 2023年12月19日閲覧。
- ↑ “大阪府教育基本条例案に反対します/浅田次郎さん・杉良太郎さん・竹下景子さんら 学者文化人 立場超えアピール”. www.jcp.or.jp. 2025年11月23日閲覧。
- ↑ “もったいなくない マータイさん旭日大綬章 春の叙勲”. 朝日新聞デジタル (2009年4月29日). 2023年4月8日閲覧。
- ↑ “平成30年度 文化功労者”. 文部科学省 (2018年11月3日). 2018年11月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月27日閲覧。
- ↑ “役員一覧”. 日本点字図書館 (2023年7月1日). 2023年12月19日閲覧。
- ↑ “現代恐怖サスペンス”. allcinema. 株式会社スティングレイ. 2026年5月14日閲覧。
- ↑ “現代恐怖サスペンス”. allcinema. 株式会社スティングレイ. 2026年5月14日閲覧。
- ↑ “現代神秘サスペンス”. allcinema. 株式会社スティングレイ. 2026年5月14日閲覧。
- ↑ “不思議サスペンス”. allcinema. 株式会社スティングレイ. 2026年5月14日閲覧。
- ↑ “斉藤由貴が読む、阿刀田高『花あらし』第1回”. NHK. 朗読. 日本放送協会. 2026年3月28日閲覧。
- ↑ “斉藤由貴が読む、阿刀田高『花あらし』最終回”. NHK. 朗読. 日本放送協会. 2026年3月28日閲覧。
- ↑ “疎開した40万冊の図書”. KINENOTE. キネマ旬報社. 2026年5月14日閲覧。