キタサンブラック

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キタサンブラック
第76回菊花賞本馬場入場
(2015年10月25日)
欧字表記 Kitasan Black[1]
品種 サラブレッド[1]
性別 [1]
毛色 鹿毛[1]
生誕 2012年3月10日(12歳)[1]
抹消日 2018年1月8日[2]
ブラックタイド[1]
シュガーハート[1]
母の父 サクラバクシンオー[1]
生国 日本の旗 日本北海道沙流郡日高町
生産者 ヤナガワ牧場[1]
馬主 有限会社大野商事[1]
調教師 清水久詞栗東[1]
調教助手 押田道郎[3]
今井一雄
厩務員 辻田義幸[4]
競走成績
タイトル JRA賞年度代表馬(2016年・2017年)
最優秀4歳以上牡馬(2016年・2017年)[1]
顕彰馬(2020年選出)
生涯成績 20戦12勝[1]
獲得賞金 18億7684万3000[1]
WBRR L117 - E117 / 2015年[5]
L123 / 2016年[6]
L124 / 2017年[7]
勝ち鞍
GI 菊花賞 2015年
GI 天皇賞(春) 2016年・2017年
GI ジャパンカップ 2016年
GI 大阪杯 2017年
GI 天皇賞(秋) 2017年
GI 有馬記念 2017年
GII スプリングS 2015年
GII セントライト記念 2015年
GII 京都大賞典 2016年
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キタサンブラック(欧字名:Kitasan Black2012年3月10日 - )は、日本競走馬種牡馬[1]

2016年・2017年のJRA賞年度代表馬最優秀4歳以上牡馬[1]

主な勝ち鞍は2015年菊花賞2016年2017年天皇賞(春)、2016年のジャパンカップ、2017年の大阪杯天皇賞(秋)[注 1]有馬記念

獲得賞金18億7684万3000円はJRA歴代2位。2020年6月9日、34頭目のJRA顕彰馬に選出された[8]歌手北島三郎が事実上の馬主であることも注目を浴びた[注 2]

経歴

デビュー前

2012年3月10日北海道沙流郡日高町ヤナガワ牧場にて誕生。父のブラックタイド[9]は、2004年のスプリングステークス優勝馬であり、全弟に2005年のクラシック三冠を含むGI7勝を挙げたディープインパクトを持つ。母のシュガーハートは、ヤナガワ牧場の生産馬であり、生まれたときから牧場でも高く評価されていたが、デビュー前に屈腱炎を発症して未出走のまま繁殖入りしていた[10]。同牧場の代表を務める梁川正普(やながわ・まさひろ)は、幼少期のキタサンブラックについて「(キタサンブラックは)体つきがよくて、走りも素軽かったですね。いい馬だと思いました。ただ、1歳くらいになると、脚がグンッと伸びたので、そこだけは心配でした。あまりに脚が伸びて体高が高くなると、バランスが悪くなってしまうので。それで、しばらくは不安もあったのですが、結局は大した問題にもならず、(牧場の)期待馬になっていました。もちろん、GIを勝てるとまでは思いませんでしたけど(笑)」と述べている[10]

ヤナガワ牧場とは約半世紀付き合いがある[11]という北島自身が「顔が二枚目。僕とよく似ている」[12]「目も顔も男前で惚れた」[13]という理由で購買した。1歳時の11月12日に新冠町の日高軽種馬共同育成公社に移動して1年間の育成を開始[14][15]、幼駒時代は細めだった馬体[12][13]が480kgにまで成長し[16]、育成公社に来たときは164cmだった体高が170cm、183cmだった胸囲が190cmにまで成長した[15]。2歳時の11月16日に栗東トレーニングセンター所属の清水久詞厩舎に入厩[17]し、「調教は疲れないと意味がない」という清水の理念[18]のもとで育てられてから、馬体重がデビュー時には510kgに成長した[19]

競走馬時代

3歳 (2015年)

2015年1月31日、第1回東京競馬初日第5競走の東京・3歳新馬戦 (芝1800m)にて後藤浩輝騎乗でデビュー[注 3]。関西馬としては出走メンバー中唯一の出走となったが[21]、直線に入って差し切り勝ちを収めた。その後2月22日の3歳500万下戦(東京競馬場、芝2000m)から北村宏司が騎乗、このレースは14頭立ての9番人気という低評価の中で臨んだレースだったものの[22]、2番手追走から直線で抜け出して2着のサトノラーゼンに3馬身差をつけて勝利した[23]。2着のサトノラーゼンは6番人気、さらに3着には11番人気のグラブザフラッグが入り、3連単は64万円を超える波乱となった[23]

3月22日、中山競馬で行われた皐月賞トライアルスプリングステークスで重賞に初挑戦、前年の朝日杯フューチュリティステークス優勝のダノンプラチナらを退けて3連勝を飾り、皐月賞への優先出走権を得た[24]。父・ブラックタイドと共に父子制覇となった[25]

陣営ではキタサンブラックは大型馬であり本格化に時間が掛かると考えていたことからデビュー時点でクラシック登録をしていなかったが[26]、皐月賞の優先出走権を得たことでオーナーの北島の決断により追加登録料200万円を支払い、クラシック戦線に進出することとなった[27]。4月19日の皐月賞(中山・芝2000m)では主戦の北村が騎乗停止のために浜中俊に乗り代わりとなり、道中2番手追走から直線で一度は先頭に立ったがドゥラメンテリアルスティールにかわされての3着となった[28]。その後、5月31日の東京優駿(日本ダービー、東京・芝2400m)に出走、皐月賞同様に2番手追走の競馬をしながら直線で失速して14着に敗れた[29]

菊花賞優勝レイを着装したキタサンブラック
菊花賞優勝レイを着装したキタサンブラック
菊花賞優勝馬着を着装したキタサンブラック
菊花賞優勝馬着を着装したキタサンブラック
菊花賞優勝旗
菊花賞優勝旗

同年秋、キタサンブラックは夏場の休養を挟んでの秋初戦となった9月21日の菊花賞トライアル・セントライト記念(中山・芝2200m)に出走、馬体の良化の度合いはスローだったが[19]、レース本番では直線でミュゼエイリアンを退けて1着となり、菊花賞への優先出走権を得た[30]10月25日に行われた菊花賞では二冠馬ドゥラメンテが故障により不在の状況で、5番人気の低い評価ながらミュゼエイリアン、リアルスティール、リアファルら有力馬との争いの中、リアルスティールの追撃をクビ差で制しGI競走初優勝を果たした[31]。これにより大野商事(北島)に馬主として初めての中央競馬GI制覇の栄誉をもたらした[31]。菊花賞優勝時の馬体重は530kgであり、これは歴代菊花賞馬中で最も重い記録となった[12]

3歳最終戦は12月27日の有馬記念であった。キタサンブラックはファン投票では3位に支持され[32]、主戦の北村が12月5日に落馬負傷して戦線離脱したため横山典弘を鞍上に迎えた[33]。4番人気で迎えたレースでは逃げる形となり、最後の直線でゴールドアクターサウンズオブアースに差されたものの3着に粘った[34]

4歳 (2016年)

4歳になったキタサンブラックは年内初戦として第60回産経大阪杯に出走、この競走から主戦騎手が北村宏司から武豊に交代となり、以降武はキタサンブラックが出走する全てのレースで鞍上を務めることとなる。このレースではハナを奪うと前半1000m61秒1のスローペースで逃げ、最終直線でも粘りを見せて逃げ切りを図るもアンビシャスにゴール寸前で交わされ、クビ差の2着に終わった[35]

第153回天皇賞(春)では前年の有馬記念優勝馬・ゴールドアクターに次いで2番人気に推された。レースでは先行策(実際には後続と差がない単騎逃げ)を採り、最初の1000メートルを1分1秒強のスローペース[36]に持ち込んでスタミナを温存、最後の直線半ばでは、単勝13番人気の伏兵・カレンミロティックとのゴール争いを繰り広げた。正面スタンド前で一旦は先頭をクビ差で譲るも内から差し返して、最後は並んでのゴール。写真判定の末、4cmのハナ差でキタサンブラックが1着となった[37]

続く宝塚記念ではドゥラメンテに次ぐ2番人気に推される。スタートが切られると道中はハイペースで逃げを打ち、最後の直線でも粘り強く逃げ切ろうと仕掛けたが、外から猛追してきたマリアライトに交わされ、さらにゴール寸前でドゥラメンテにもハナ差で交わされてしまい3着に敗れた[38]

秋は京都大賞典から始動。単勝1.8倍の1番人気に推され、逃げを打つヤマカツライデンを見つつ2番手を追走し、残り300m地点付近で先頭に立つと追い上げてくるラブリーデイアドマイヤデウスサウンズオブアースを封じ込めて勝利した[39]

続いてジャパンカップに出走。単勝3.8倍の1番人気に推され、最内枠から好スタートを切ると単騎逃げで最初の1000mを1分1秒後半の天皇賞(春)よりも遅いペースに持ちこみ、向う正面ではこのレース全般を通しても最大差である3馬身程の距離を取り、第3コーナーから直線に入った直後にかけて、後続の馬群に接近されながらも、残り400m地点付近で鞍上の武豊が追い始めると後続を再び引き離し、後方から追い込んでくるサウンズオブアースに2馬身半の着差をつけて勝利した[40]

年内最終戦は前年に引き続き有馬記念に出走。事前のファン投票では13万7353票を集め、2位のサトノダイヤモンドに2万票近い差を付け、1位となった[41]。迎えた本番では、最初はキタサンブラックが1番人気となっていたが、最終オッズではキタサンブラック2.7倍、サトノダイヤモンド2.6倍と僅差で1番人気を譲る形となった[42]。レースでは、普段通り逃げ策をとるも、今度はマルターズアポジーが大逃げを打つ形となり、キタサンブラックはその後ろにつけた。最終コーナーでマルターズアポジーを交わし、その時に前に位置したゴールドアクターと鎬を削り合うような形で最終直線に入り、最後まで確りと先頭にたてる手応えだったが、残り100m付近でゴールドアクターの後ろに位置していたサトノダイヤモンドが末脚を炸裂させ、ゴール直前でクビ差で差し切られ2着に惜敗した。レース後、鞍上の武豊は「位置取りは想定通りだったが、サトノノブレスにつつかれてしまった」と振り返った[43]。また事実上の馬主である北島三郎は戦前「勝っても負けても『まつり』を歌う」と宣言しており、敗れはしたが約束通り当日の中山全レース終了後のイベントで『まつり』を熱唱した[44]

5歳 (2017年)

年始からの放牧を経て、年内初戦には前年と同じく本年よりGIに昇格した第61回大阪杯を選択し、単勝2.4倍の1番人気に推された。レースではまずまずのスタートを切り、道中は逃げるマルターズアポジー(最初の1000mは59秒6)を見る形で2番手から3番手(当馬のタイムは、ほぼ標準ペース)に控え、3コーナーから最終コーナーにかけてスパートをかけると、直線に入る頃にマルターズアポジーを交わして先頭に立ち、その後も詰め寄るステファノスヤマカツエースを押さえて、2着となったステファノスに3/4馬身差をつけ勝利、GIとなった大阪杯の初代王者に輝いた[45]

大阪杯からひと月足らずで迎えた第155回天皇賞(春)では、連覇を狙うキタサンブラックと有馬記念で敗れたサトノダイヤモンドとの2強対決と目されて2.2倍の1番人気に推された。内枠の2枠3番から好スタートを切ると、戦前から大逃げを打つと宣言していたヤマカツライデン(最初の1000mは58秒3のハイペース)を早々に行かせて2周目の1コーナーから向こう正面の途中まで7〜8馬身の差を与えるも2番手で折り合った[46]。そのまま自分のペースで競馬を進めた後、向こう正面から3コーナーにかけて一気に先頭に詰め寄ると4コーナーで先頭に立ち、直線では外から追い縋るシュヴァルグランやサトノダイヤモンドに前を明け渡さず、2着に入ったシュヴァルグランに1.1/4馬身差をつけて勝利、GI5勝目を挙げた。勝ちタイムは3分12秒5で、2006年の第133回天皇賞(春)でディープインパクトが記録した3分13秒4のレコード記録を0.9秒塗り替えた。この勝利によって同レース史上4頭目となる連覇を達成[注 4]、また、本レースでは、1番人気に推された馬は2006年に前述したディープインパクトが勝って以来勝利から遠ざかっていたが、キタサンブラックの勝利で11年ぶりに1番人気馬が勝利した[47]

天皇賞春を連覇してからおよそ2ヶ月経ち、迎えた宝塚記念では、ファン投票で春の中長距離GIレース3連勝が期待され、2009年のウオッカ以来8年ぶりとなる10万票以上を集め、2位に2万票以上の差をつけて堂々の1位となった[48]。ライバルであるサトノダイヤモンドは凱旋門賞に専念するため回避し、出走頭数も11頭という少頭数となり最終オッズでは単勝1.4倍に支持される一強ムードとなった。レースではまずまずのスタートを切り、道中は先行する前2頭を見ながら外目の追走。4コーナーではシャケトラとともにまくっていった。しかし直線に入るとずるずると失速し、最終的には9着での入線となり惨敗という結果に終わった[49]。レース後、武豊は「正直よく分からない。こんなの初めてなので残念です」「難しいですね、競馬は」とコメントを残した[50]。そして北島三郎オーナーは、かねてから出走を予定していた凱旋門賞の回避を発表した[51]

秋は天皇賞(秋)・ジャパンカップ・有馬記念に出走し、その後引退すると発表された[52]。秋初戦の第156回天皇賞ではゲートが開く前に突進してしまい出遅れたものの[53][注 5]、他馬が台風22号の接近による降雨のため極度に荒れた馬場を嫌い避けていたインコースを通り、直線手前で先頭に立つ。その後で内から馬場の真ん中へ持ち出して走り、サトノクラウンの追走をクビ差抑えて優勝、GI6勝目を挙げた[54]。天皇賞春秋連覇は2007年のメイショウサムソン以来、10年ぶり史上5頭目[注 6][55]、天皇賞3勝はテイエムオペラオー以来史上2頭目の快挙となった[55][56]。勝ちタイム2分8秒3は距離が短縮された1984年以降で最も遅いタイムとなった[54]。また、この勝利で総合獲得賞金を14億9796万1000円とし、ディープインパクトの14億5455万1000円を抜き歴代2位につけた[57]

続いてジャパンカップに出走。2012年と2013年の優勝馬・ジェンティルドンナ以来史上2頭目の連覇が懸かったジャパンカップでは、サトノダイヤモンドが年内を休養に充てたために出走しなかったこともあり[58]、最終オッズ2.1倍と堂々の支持を得て1番人気に推された[59]。本番では、好スタートから積極的に逃げを計り、当年のダービー馬レイデオロの先行力を懸念し前年よりはハイペースの逃げになったが、それでも前年とほぼ同じような手応えで直線を迎える。だが残り200m付近で何時ものような粘りが無く外から迫るシュヴァルグランに交わされてしまい、さらにゴール直前でキタサンブラックを積極的にマークしていたレイデオロにもかわされ3着に敗れた。鞍上の武はレース中に異変に気付き、レース後、陣営に「落鉄してない?」と尋ね、確認したところ左前脚の蹄鉄を落鉄していたことが判明[60]。武は「これも競馬やね」と落胆の意は示さず、「改めて全部勝つのは厳しいと思ったが、これ程の馬だから、ラストランの有馬記念は是が非でも勝ちたい」[61]、清水調教師は「結果は仕方がない。もう1回脚元を確認して出直します。次は目一杯仕上げます」とコメントした[60]

第62回有馬記念

引退レースとなった第62回有馬記念では、最後の雄姿を見届けようと多くの観衆の視線が向けられ、最終オッズ1.9倍の圧倒的な支持を集め、1番人気となる[62]。レース本番では絶好のスタートを切り、武は見せ鞭を使って積極的にハナを奪うと、最初の1000mを61.6秒のスローペースに持ち込み、いい手応えを掴んだ[63]。向こう正面では後続との差を維持するように逃げ、迎えた最後の直線では後続をさらに突き放すと、好位から懸命に脚を伸ばした、同じくこのレースがラストランとなるクイーンズリング、さらには外から追い上げたシュヴァルグランやスワーヴリチャードらを凌ぎ、2着クイーンズリングに1馬身半差をつけ優勝、有終の美を飾った[64][65]。この勝利で中央競馬GI競走7勝目となり、JRA史上最多タイの記録となった[注 7][66]。また、通算獲得賞金は18億7684万3000円に達し、テイエムオペラオーを上回って、当時のJRA歴代1位となった[63]。鞍上の武は1990年のオグリキャップ、2006年のディープインパクトに次ぐ3勝目であるが、いずれも同馬の引退レースで勝利したこととなった[67]。同日の第12レース終了後にお別れセレモニーが開催され、3歳時の主戦騎手であり、菊花賞を制しGⅠ初勝利に導いた北村宏司もセレモニーに参加した[68]。このとき、北島三郎がキタサンブラックを称える歌「ありがとう キタサンブラック」(作詞:山田孝雄・原譲二、作曲:原譲二)を初披露。同楽曲は同日だけでも(2017〜18年時点において)演歌としては異例の約2000ダウンロード (DL)、2018年1月12日時点までに累計約2万5000 DLを記録する(日本クラウン調べ)大ヒットとなっている[69]

引退後の2018年1月9日に2017年度のJRA賞が発表され、2年連続で年度代表馬に選出された[70]。最多に並ぶ2度の受賞は2012年・2014年の受賞馬ジェンティルドンナ以来9頭目[71]、2年連続での受賞は2008年・2009年の受賞馬ウオッカ以来史上7頭目となった[72][注 8][注 9]

競走成績

年月日 競馬場 競走名 頭数 枠番 馬番 オッズ
(人気)
着順 騎手 斤量
[kg]
距離
(馬場)
タイム
(上り3F
タイム
秒差 [s]
勝馬/(2着馬)
2015. 1. 31 東京 3歳新馬 16 7 14 07.9 (3人) 01着 後藤浩輝 56 芝1800m(良) 01:52.3 (34.2) -0.2 (ミッキージョイ)
2. 22 東京 3歳500万下 14 5 7 48.4 (9人) 01着 北村宏司 56 芝2000m(良) 02:01.4 (34.7) -0.5 サトノラーゼン
3. 22 中山 スプリングS GII 12 1 1 12.3 (5人) 01着 北村宏司 56 芝1800m(良) 01:49.1 (34.4) -0.0 リアルスティール
4. 19 中山 皐月賞 GI 15 4 7 09.7 (4人) 03着 浜中俊 57 芝2000m(良) 01:58.8 (35.2) -0.6 ドゥラメンテ
5. 31 東京 東京優駿 GI 18 8 17 20.7 (6人) 14着 北村宏司 57 芝2400m(良) 02:25.5 (36.8) -2.3 ドゥラメンテ
9. 21 中山 セントライト記念 GII 15 7 13 12.5 (6人) 01着 北村宏司 56 芝2200m(良) 02:13.8 (34.9) -0.1 ミュゼエイリアン
10. 25 京都 菊花賞 GI 18 2 4 13.4 (5人) 01着 北村宏司 57 芝3000m(良) 03:03.9 (35.0) -0.0 (リアルスティール)
12. 27 中山 有馬記念 GI 16 6 11 08.4 (4人) 03着 横山典弘 55 芝2500m(良) 02:33.1 (35.1) -0.1 ゴールドアクター
2016. 4. 3 阪神 産経大阪杯 GII 11 6 7 06.2 (5人) 02着 武豊 58 芝2000m(良) 01:59.3 (33.6) -0.0 アンビシャス
5. 1 京都 天皇賞(春) GI 18 1 1 04.5 (2人) 01着 武豊 58 芝3200m(良) 03:15.3 (35.0) -0.0 カレンミロティック
6. 26 阪神 宝塚記念 GI 17 2 3 05.0 (2人) 03着 武豊 58 芝2200m(稍) 02:12.8 (36.8) -0.0 マリアライト
10. 10 京都 京都大賞典 GII 10 1 1 01.8 (1人) 01着 武豊 58 芝2400m(良) 02:25.5 (33.6) -0.0 アドマイヤデウス
11. 27 東京 ジャパンC GI 17 1 1 03.8 (1人) 01着 武豊 57 芝2400m(良) 02:25.8 (34.7) -0.4 サウンズオブアース
12. 25 中山 有馬記念 GI 16 1 1 02.7 (2人) 02着 武豊 57 芝2500m(良) 02:32.6 (35.8) -0.0 サトノダイヤモンド
2017. 4. 2 阪神 大阪杯 GI 14 4 5 02.4 (1人) 01着 武豊 57 芝2000m(良) 01:58.9 (34.3) -0.1 ステファノス
0000. 4. 30 京都 天皇賞(春) GI 17 2 3 02.2 (1人) 01着 武豊 58 芝3200m(良) R3:12.5 (35.3) -0.2 シュヴァルグラン
6. 25 阪神 宝塚記念 GI 11 8 10 01.4 (1人) 09着 武豊 58 芝2200m(稍) 02:12.7 (36.9) -1.3 サトノクラウン
10. 29 東京 天皇賞(秋) GI 18 4 7 03.1 (1人) 01着 武豊 58 芝2000m(不) 02:08.3 (38.5) -0.0 (サトノクラウン)
11. 26 東京 ジャパンC GI 18 2 4 02.1 (1人) 03着 武豊 57 芝2400m(良) 02:23.9 (35.3) -0.2 シュヴァルグラン
12. 24 中山 有馬記念 GI 16 1 2 01.9 (1人) 01着 武豊 57 芝2500m(良) 02:33.6 (35.2) -0.2 クイーンズリング
  • タイム欄のRはレコード勝ちを示す。

出典: 競走成績:全競走成績”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2017年12月26日閲覧。

引退後

明けて6歳となった直後の2018年1月7日に京都競馬場で引退式が開催され、翌8日付で競走馬登録を抹消された[2]。引退後は北海道の社台スタリオンステーションで種牡馬入りする[65]。2019年1月21日には初仔の「ジャスティンスカイ」がノーザンファームにて誕生した[73]

2020年6月9日、2020年度顕彰馬選定投票において196票中158票(得票率80.6%)を獲得し、史上34頭目の顕彰馬に選定された[8]。前年の2019年は投票対象となった初年度であったが、顕彰馬選定に必要な票数に5票足りなかったため選定されず[74][75]、2年越しでの選出となった。

種牡馬成績

2021年6月24日の門別6Rでウンが1着となり、産駒の初勝利を挙げた[76]

2021年7月18日小倉2Rでコナブラックが1着となり、産駒のJRA初勝利を挙げた[77]

2021年11月20日、東京競馬場で行われた東京スポーツ杯2歳ステークスイクイノックスが勝利し、産駒の重賞初勝利となった。

2022年9月19日、中山競馬場で行われたセントライト記念ガイアフォースが勝利し、父子制覇を達成した[78]

2022年10月29日、東京競馬場で行われたアルテミスステークスラヴェルが勝利し、牝馬重賞初制覇となった[79]

2022年10月30日、東京競馬場で行われた天皇賞(秋)をイクイノックスが勝利し、GI初制覇と八大競走初制覇及び父子制覇を果たした[80]

2022年12月25日、中山競馬場で行われた第67回有馬記念をイクイノックスが勝利し、父子制覇を果たした[81]

2023年3月26日(現地時間25日)、ドバイのメイダン競馬場で行われた第25回ドバイシーマクラシックをイクイノックスが勝利し、産駒初の海外G1制覇を果たした[82]

2023年4月16日、中山競馬場で行われた第83回皐月賞ソールオリエンスが勝利し、産駒のクラシック初勝利となった[83]

種付料の推移

種付料(万円) 増減 種付頭数[84] 出産頭数[84]
2018年 500[85] - 130 84
2019年 400[86] 減少 100 110 82
2020年 400[87] 0 92 55
2021年 300[88] 減少 100 102 72
2022年 500[89] 増加 200 177
2023年 1000[90] 増加500

主な産駒

太字はGI・JpnI競走を示す

グレード制重賞勝利馬

地方重賞勝利馬

評価

種牡馬として繋養されている社台スタリオンステーションスタッフの三輪圭祐によると、キタサンブラックの印象を「野生でも大きな群れを作れそうな、オスとして魅力的な馬という印象」とし、「それはうるささや激しさではなく、自己主張して“魅せる”感じがありますよね」と評価している。競走馬としては3歳から故障なくG1を走り続けた心と身体の強さを高く評価し、「とにかくタフで長い期間崩れずに、しかもトップレベルで活躍したというところですよね。イチロー選手みたいなものですね」と述べている[97]。同ステーション事務局の徳武英介は、本馬をその体質や体型から「サンデーサイレンスを115%で拡大コピーした馬」と表現し、性格についてはサクラユタカオーサクラバクシンオーの「上品」さを持っていると付け加えた[98]

優駿』2021年8月号における「新世紀の名馬ベスト100」では第4位の支持を得た。同企画に寄稿した谷川直子は、キタサンブラックの「すごいところ」として、、大型[注 10]無事スタミナ、スピード、根性、北島三郎、武豊の8要素を挙げている[101]

血統表

キタサンブラック血統 (血統表の出典)[§ 1]
父系 サンデーサイレンス系ヘイロー系
[§ 2]

ブラックタイド
2001 黒鹿毛
父の父
*サンデーサイレンス
Sunday Silence
1986 青鹿毛
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
父の母
*ウインドインハーヘア
Wind in Her Hair
1991 鹿毛
Alzao Lyphard
Lady Rebecca
Burghclere Busted
Highclere

シュガーハート
2005 鹿毛
サクラバクシンオー
1989 鹿毛
サクラユタカオー *テスコボーイ
アンジエリカ
サクラハゴロモ *ノーザンテースト
*クリアアンバー
母の母
オトメゴコロ
栗毛 1990
*ジャッジアンジェルーチ Honest Pleasure
Victorian Queen
*テイズリー Lyphard
Tizna
母系(F-No.) テイズリー(USA)系(FN:9-g) [§ 3]
5代内の近親交配 Lyphard 4×4、Northern Dancer 5×5×5 [§ 4]
出典
  1. ^ [102]
  2. ^ [103][104]
  3. ^ [102][104]
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キタサンブラックの血統はメディアやファンから「雑草血統」としてクローズアップされることも多かったが[105]、曾祖母のテイズリーは初仔であるシーズティジー(ティズナウの父)を出産後に社台グループに購買され、祖母のオトメゴコロは吉田勝己の持ち馬で[106]、父・母父とも社台グループの生産馬であったなど社台グループとは縁が深く、シーズディジー以外の近親には従兄(母の姉の産駒)にアドマイヤフライト(父マンハッタンカフェ日経新春杯2着)[107]、祖母の妹にオトメノイノリ(父サンデーサイレンス、アイビーステークス)[108]がいる。父のブラックタイドは三冠馬ディープインパクトの全兄であるなど[9][109]ある程度の強調ができる血統背景を持ち合わせている。[要出典]

脚注

注釈

  1. ^ 天皇賞3勝はテイエムオペラオー以来史上2頭目。
  2. ^ 書類上は有限会社大野商事が馬主であり、同社の登記上の代表は長男の大野竜。
  3. ^ 当初清水は広いコースでのデビュー戦を検討し京都でのデビューを考えていたが、オーナーの北島三郎が東京在住だったため東京競馬場でのデビューに決定した[20]
  4. ^ 過去に達成した馬はメジロマックイーン(1991年・1992年)、テイエムオペラオー(2000年・2001年)、フェノーメノ(2013年・2014年)。
  5. ^ 武豊騎手はこの御法で戒告処分の制裁を受けた。
  6. ^ 過去に達成した馬はタマモクロス (1988年)・スペシャルウィーク (1999年)・テイエムオペラオー (2000年)およびメイショウサムソン (2007年)。
  7. ^ 1984年のグレード制導入以降で、シンボリルドルフテイエムオペラオーディープインパクトウオッカジェンティルドンナに次ぐ史上6頭目の達成(ただし、ジェンティルドンナはJRAGI自体は6勝で、残りの1勝はドバイシーマクラシック)。
  8. ^ ウオッカ以前はシンザン(1964年・1965年、当時の名称は啓衆社賞)、ホウヨウボーイ(1980年・1981年、当時の名称は優駿賞)、シンボリルドルフ(1984年・1985年、当時の名称は優駿賞)、シンボリクリスエス(2002年・2003年)、ディープインパクト(2005年・2006年)が受賞。
  9. ^ ジェンティルドンナ以前に年度代表馬を2度受賞した競走馬は1967年・1970年度の受賞馬スピードシンボリと前述の注釈内で述べた6頭。
  10. ^ 現役時の最大体重は542kg[99]。体高は172.0cm[100]

出典

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