日高町 (北海道)
ひだかちょう 日高町 | |
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国 |
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地方 | 北海道地方 |
都道府県 | 北海道 日高振興局 |
郡 | 沙流郡 |
団体コード | 01601-2 |
法人番号 | 6000020016012 |
面積 |
992.11km2 |
総人口 |
12,186人 (住民基本台帳人口、2018年9月30日) |
人口密度 | 12.3人/km2 |
隣接自治体 | 帯広市、河西郡芽室町、沙流郡平取町、新冠郡新冠町、勇払郡むかわ町、勇払郡占冠村、空知郡南富良野町、上川郡清水町 |
町の木 | カシワ[1] |
町の花 | サクラソウ[2] |
他のシンボル | - |
日高町役場 | |
町長 | 大鷹千秋 |
所在地 |
〒059-2192 北海道沙流郡日高町門別本町210-1 北緯42度28分49.1秒東経142度4分27.4秒 |
外部リンク | 公式ウェブサイト |
ウィキプロジェクト |
日高町(ひだかちょう)は、北海道の日高振興局(旧・日高国)北部にある町。
2006年(平成18年)3月1日に、当時互いに接していなかった(旧)日高町と門別町の2町が廃置分合(新設合併)して現在の「日高町」となった。町役場は旧・門別町の地域にある。
自治体名の由来は、日高山脈の麓にあることから。なお、ほぼ同時期に誕生した新ひだか町は別の自治体である。
地理[編集]
日高振興局北部の沙流川上流から下流にかけて位置する。胆振・上川・十勝の3つの振興局に接し、日高振興局の玄関口となる町。南部は太平洋に面する。東部のほとんどは森林。
日高地区を東西に国道274号が走る。道央と道東を結ぶ幹線道路のため、交通量が多い。両脇を森林に囲まれた道路で「石勝樹海ロード」と呼ばれる。
- 山: 糠平山 (1350) 、ペケレベツ岳 (1532) 、芽室岳 (1754) 、チロロ岳 (1880)、ペンケヌーシ岳 (1750)、北戸蔦別岳 (1912m)
- 河川: 沙流川、パンケヌーシ川、千呂露川、日高門別川、厚別川
隣接している自治体[編集]
人口[編集]
![]() | |
日高町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 日高町の年齢・男女別人口分布(2005年) |
■紫色 ― 日高町
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 |
日高町(に相当する地域)の人口の推移![]() ► | |
総務省統計局 国勢調査より |
沿革[編集]
- 門別町#沿革も参照
- 1881年(明治14年)- 岩根牧場の開設。
- 1919年(大正8年)- 沙流郡幌去村(ほろさる、現平取町)から分村、沙流郡右左府村(うさっぷ)
- 1923年(大正12年)- 2級町村制
- 1943年(昭和18年)- 日高村に改称。同年、村内の地名を以下のように再編。
- 右左府 → 日高
- 岡春部(おかしゅんべ) → 富岡
- 三菜頃(さんなころ)・岩内(統合) → 三岩
- 千呂露(ちろろ) → 千栄
- 1962年(昭和37年)- 町制施行、日高町
- 1996年(平成8年)8月5日 - 道の駅樹海ロード日高オープン
- 1997年(平成9年)12月8日- 門別競馬場が開設される。
- 1999年(平成11年) - 門別温泉の開湯。
- 2006年(平成18年)3月1日 - 沙流郡門別町との廃置分合(合体)により現・日高町が設置される。
- 2006年(平成18年)3月19日 - 日高自動車道日高富川IC開通。
- 2012年(平成24年)3月17日 - 日高自動車道日高門別IC開通。
- 2018年(平成30年)4月21日 - 日高自動車道日高厚賀IC開通。
門別町との合併の経緯[編集]
2002年、山間部の日高町は自治体経営が深刻化していたため、郡内の平取町、門別町との3町で合併研究会を発足させた。後に協議会に発展し、2003年までにさらに隣接する穂別町、鵡川町が加わる。しかし、平取町が域内最大人口の門別町との合併に難色を示し、この態度に鵡川町、穂別町が協議会を離脱。その後なおも平取町は門別町との合併に否定的だったため、日高町は意思決定のため2004年8月に住民投票を実施し、町民の6割が3町合併を望む(1/4は平取町との2町合併を希望)、という結論を得た。しかし直後の9月に平取町は単独町政を継続するとして協議会を離脱してしまう。止むなく平取町を除いた飛び地となる2町での合併検討に入り、翌2005年に再び住民投票を実施、日高町民の7割が合併賛成という意志を示した。当初に平取町役場を新町役場とする案が頓挫し、新町役場を門別町に、新町名を「日高町」とすることが決まり、2005年3月に2町で合併を調印、翌年新町制施行が決定した。合併後の町域は日高地区(旧日高町域)が門別地区(旧門別町域)よりも広い。[3]
経済[編集]
立地企業[編集]
金融機関[編集]
- 苫小牧信用金庫 門別支店、富川支店
農協・漁協[編集]
- 門別町農業協同組合(JA門別)
- 本所
- 厚賀支所
- びらとり農業協同組合(JAびらとり)
- 日高支所
- 富川支所
- ひだか漁業協同組合
郵便局[編集]
- 門別郵便局(集配局)
- 日高郵便局(集配局)
- 富川郵便局(集配局)
- 厚賀郵便局(集配局)
宅配便[編集]
公共機関[編集]
警察[編集]
教育[編集]
高等学校[編集]
中学校[編集]
- 厚賀、富川、門別、日高
小学校[編集]
- 厚賀、里平、富川、門別、日高
交通[編集]
鉄道[編集]
旧日高町にはかつて国鉄富内線が通っていたが、1986年(昭和61年)に廃止され道南バスが代替バスを運行。
また、現在日高本線は2016年 (平成28年)の台風被害により苫小牧駅–鵡川駅の区間でしか運行しておらず、鵡川駅以降はJR北海道の代行バスによる運行が行われている。
バス[編集]
- 道南バス
- 日高町営バス
タクシー[編集]
- 富川ハイヤー
- 門別ハイヤー
- 厚賀ハイヤー
- 日高ハイヤー
道路[編集]
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事[編集]
文化財[編集]
重要無形民俗文化財[編集]
- アイヌ古式舞踊 - 門別ウタリ文化保存会
史跡[編集]
- シベチャリ川流域チャシ跡群及びアッペツチャシ跡
天然記念物[編集]
- 沙流川源流原始林
登録有形文化財[編集]
その他[編集]
- 門別富仁家墳墓群 - 北海道指定史跡
観光[編集]
- 日高ケンタッキーファーム - 2008年12月31日閉園
- 門別競馬場[7]
- 沙流川温泉[8]
- 日高山岳ビラパーク
- 日高国際スキー場[9]
- 国立日高青少年自然の家[10]
- グラン オーベルジュ ホッカイ-閉業
- 門別温泉[11]
- 沙流川オートキャンプ場[12]
- ひだか樹魂まつり(7月下旬)
- とねっこカーニバル(10月上旬)
- ししゃも祭り(10月下旬)
- 高野山日高寺(北海道三十三観音霊場30番札所)
- 日高味覚フェア(5月上旬、8月上旬、10月上旬、12月上旬)
- 日高国際スキー場フェスティバル(12月下旬、2月中旬、3月上旬)
- ひだからecoウォーク(随時)
日高町出身の有名人[編集]
- 戸川大輔(埼玉西武ライオンズ選手)- 安田記念・マイルCS・香港マイルを制したモーリス等を生産した戸川牧場出身。
- 高沢秀昭(元プロ野球選手)
- 沼田義明(元ボクシング世界チャンピオン)
- 坂口允彦(将棋棋士九段、元日本将棋連盟会長)
脚注[編集]
- ^ 日高町の木及び花2017年10月10日閲覧
- ^ 日高町の木及び花2017年10月10日閲覧
- ^ 市町村変遷情報 -2006年沙流郡日高町
- ^ 日高のさかなたち シシャモ日高振興局
- ^ 文化遺産データベース 飯田家住宅座敷棟文化庁2017年10月10日閲覧
- ^ 文化遺産データベース 飯田家住宅主屋文化庁2017年10月10日閲覧
- ^ 門別競馬場
- ^ 沙流川温泉
- ^ 日高国際スキー場
- ^ 国立日高青少年自然の家
- ^ 門別温泉
- ^ 沙流川オートキャンプ場
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
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