スピルバーグ (競走馬)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
スピルバーグ
Spielberg Tenno-Sho(Autumn) 2014(IMG3).jpg
2014年天皇賞(秋)表彰式
欧字表記 Spielberg
品種 サラブレッド
性別
毛色 鹿毛
生誕 2009年5月12日(10歳)
抹消日 2015年11月8日
ディープインパクト
プリンセスオリビア
母の父 Lycius
生国 日本の旗 日本北海道千歳市
生産 社台ファーム
馬主 山本英俊
調教師 藤沢和雄美浦北
競走成績
生涯成績 18戦6勝
(日本)17戦6勝
(イギリス)1戦0勝
獲得賞金 3億3052万2400円
(日本)3億2920万1000円
(イギリス)132万1400円
勝ち鞍 GI天皇賞(秋)(2014年)
テンプレートを表示

スピルバーグSpielberg)は日本競走馬。主な勝ち鞍は2014年天皇賞(秋)。馬名の由来は人名[1]

競走馬時代[編集]

2歳(2011年)[編集]

東京競馬場の2歳新馬戦でデビュー、単勝1番人気に支持され勝利を挙げた。これ以後、年内は出走がなかった。

3歳(2012年)[編集]

年明け初戦となった500万条件ではフェノーメノに2馬身差の2着となったが、共同通信杯ではゴールドシップディープブリランテに次ぐ3着。次走の500万条件は4着、毎日杯でも3着と敗れ、賞金を加算できなかった。その後東京優駿(日本ダービー)のトライアル・プリンシパルステークスに出走、単勝1番人気に応え勝利。優先出走権を得て出走した東京優駿では14着と大敗し、その後休養に入った。

4歳(2013年)[編集]

1年以上の休養後、1000万円以下クラスへ降級となって出走した日高特別では6着に敗れた。その後は神奈川新聞杯・ノベンバーステークスと自己条件戦を連勝し、再びオープンへ昇級した。

5歳(2014年)[編集]

2014年天皇賞秋

休養明けで本年初戦となったメイステークスを後方からの追い込みで勝利したが再び休養に入り、休み明けの毎日王冠では3着に敗れた。次走の第150回天皇賞(秋)はイスラボニータジェンティルドンナフェノーメノエピファネイアらGI優勝馬6頭が集まった中、本馬は唯一の重賞未勝利馬でありながら単勝5番人気に推された。レースは4コーナー14番手[2]から直線で外を突き抜け、内を通ったジェンティルドンナやイスラボニータなどを差し切り優勝[3]。重賞初制覇をGIで飾った。馬主の山本英俊にとっても、所有馬初のGI勝利となった[1]。また、騎手の北村宏司、調教師の藤沢和雄にとっては2006年ダンスインザムードで制したヴィクトリアマイル以来、実に8年ぶりのGI制覇であった。続くジャパンカップではメンバー中最速の上がり3ハロン34秒8の末脚で追い込んだが、前を行くエピファネイア、ジャスタウェイを捉えきれず3着に敗れた[4]。また、有馬記念のファン投票では、40764票を獲得し9位となるも、辞退。

6歳(2015年)[編集]

大阪杯から始動し4着。その後、イギリスに遠征し6月のプリンスオブウェールズステークスに出走したが、6着に終わった。帰国後、10月の毎日王冠では10着。連覇を狙った天皇賞(秋)でも10着と惨敗。レース後の11月4日、現役引退を発表、11月8日付で競走馬登録を抹消された。引退後は社台スタリオンステーションで種牡馬となる[5][6]

種牡馬時代[編集]

2016年より社台スタリオンステーションで種牡馬入りした。

2018年12月、ブリーダーズ・スタリオン・ステーションに移動した[7]

競走成績[編集]

競走日 競馬場 競走名 距離(馬場)


オッズ
(人気)
着順 タイム
(上り3F)
着差 騎手 斤量 1着馬/(2着馬)
2011.10.15 東京 2歳新馬 芝2000m(稍) 7 7 7 2.1(1人) 1着 2:08.2(33.9) -0.0 北村宏司 55kg (ブラインドサイド)
2012.01.29 東京 3歳500万下 芝2000m(良) 14 4 6 7.4(4人) 2着 2:01.2(34.1) -0.3 北村宏司 56kg フェノーメノ
0000.02.12 東京 共同通信杯 GIII 芝1800m(良) 11 7 8 13.7(3人) 3着 1:48.6(33.2) -0.3 北村宏司 57kg ゴールドシップ
0000.03.11 中山 3歳500万下 芝2000m(重) 11 6 6 1.7(1人) 4着 2:09.4(35.4) -0.7 内田博幸 56kg マイネルカーミン
0000.03.24 阪神 毎日杯 GIII 芝1800m(重) 13 4 4 14.4(7人) 3着 1:49.8(35.7) -0.2 四位洋文 56kg ヒストリカル
0000.05.05 東京 プリンシパルS OP 芝2000m(良) 17 4 8 1.7(1人) 1着 2:00.9(34.0) -0.3 内田博幸 56kg (ローレルブレット)
0000.05.27 東京 東京優駿 GI 芝2400m(良) 18 1 1 38.7(9人) 14着 2:25.4(34.4) -1.6 横山典弘 57kg ディープブリランテ
2013.08.11 函館 日高特別 芝2000m(良) 13 3 3 9.6(4人) 6着 2:03.2(37.1) -0.7 丸山元気 57kg ディサイファ
0000.10.13 東京 神奈川新聞杯 芝1800m(良) 11 3 3 2.8(1人) 1着 1:45.8(33.9) -0.3 北村宏司 57kg (フェスティヴタロー)
0000.11.10 東京 ノベンバーS 芝1800m(良) 15 4 6 1.4(1人) 1着 1:47.4(33.7) -0.0 北村宏司 56kg (クイーンオリーブ)
2014.05.24 東京 メイS OP 芝1800m(良) 18 7 13 2.7(1人) 1着 1:45.4(33.2) -0.1 北村宏司 55kg アロマカフェ
0000.10.12 東京 毎日王冠 GII 芝1800m(良) 15 5 8 8.3(5人) 3着 1:45.3(33.2) -0.1 北村宏司 56kg エアソミュール
0000.11.02 東京 天皇賞(秋) GI 芝2000m(良) 18 2 4 11.0(5人) 1着 1:59.7(33.7) -0.1 北村宏司 58kg ジェンティルドンナ
0000.11.30 東京 ジャパンC GI 芝2400m(良) 18 7 15 11.3(6人) 3着 2:23.9(34.8) -0.8 北村宏司 57kg エピファネイア
2015.04.05 阪神 大阪杯 GII 芝2000m(不) 14 7 12 7.4(2人) 4着 2:03.8(36.3) -0.9 北村宏司 58kg ラキシス
0000.06.17 アスコット プリンスオブ
ウェールズS
GI 芝2000m(良) 9 7 6着 C.スミヨン 57kg Free Eagle
0000.10.11 東京 毎日王冠 GII 芝1800m(良) 13 8 12 8.6(5人) 10着 1:46.4(33.3) -0.8 北村宏司 58kg エイシンヒカリ
0000.11.01 東京 天皇賞(秋) GI 芝2000m(良) 18 8 17 23.1(8人) 10着 1:59.2(33.8) -0.7 北村宏司 58kg ラブリーデイ

血統表[編集]

スピルバーグ血統 (血統表の出典)[§ 1]
父系 ヘイロー系サンデーサイレンス系
[§ 2]

ディープインパクト 2002
鹿毛 北海道早来町
父の父
*サンデーサイレンス
Sunday Silence 1986
青鹿毛 アメリカ
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
父の母
*ウインドインハーヘア
Wind in Her Hair 1991
鹿毛 アイルランド
Alzao Lyphard
Lady Rebecca
Burghclere Burghclere
Highclere

*プリンセスオリビア
Princess Olivia 1995
栗毛 アメリカ
Lycius 1988
栗毛
Mr. Prospector Raise a Native
Gold Digger
Lypatia Lyphard
Hypatia
母の母
Dance Image 1990
鹿毛
Sadler's Wells Northern Dancer
Fairy Bridge
Diamond Spring Vaguely Noble
Dumfries
母系(F-No.) 17号族(FN:17-b) [§ 3]
5代内の近親交配 Northern Dancer 12.50% 5x5x4、Lyphard 12.50% 4x4、Goofed 9.38% 5x5x5 [§ 4]
出典
  1. ^ JBISサーチ スピルバーグ 5代血統表2017年9月19日閲覧。
  2. ^ netkeiba.com スピルバーグ 5代血統表2017年9月19日閲覧。
  3. ^ JBISサーチ スピルバーグ 5代血統表2017年9月19日閲覧。
  4. ^ netkeiba.com スピルバーグ 5代血統表2017年9月19日閲覧。

脚注[編集]

  1. ^ a b 山本オーナー11年目で初G1制覇/天皇賞 日刊スポーツ 2014年11月3日閲覧
  2. ^ 天皇賞(秋) Netkeiba
  3. ^ 【天皇賞・秋】豪華キャストぶった斬り! スピルバークがG1初制覇 スポーツニッポン 2014年11月3日閲覧
  4. ^ 【ジャパンC】スピルバーグ、上がり最速も3着 スポーツ報知 2014年12月27日閲覧
  5. ^ 昨秋天皇賞馬スピルバーグ引退 今秋連続10着…そろそろ潮時スポーツニッポン、2015年11月5日閲覧
  6. ^ スピルバーグ号が競走馬登録抹消日本中央競馬会、2015年11月12日閲覧
  7. ^ スピルバーグがブリーダーズ・スタリオン・ステーションに移動”. 競走馬のふるさと案内所 (2018年12月12日). 2018年12月13日閲覧。
  8. ^ JBIS プリンセスオリビア(USA) 基本情報2014年11月4日閲覧。

外部リンク[編集]