ビートブラック

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ビートブラック
Beat-black20120429(1).jpg
2012年天皇賞(春)
欧字表記 Beat Black
香港表記 霹靂戦駒
品種 サラブレッド
性別
毛色 青毛
生誕 2007年5月23日(11歳)
登録日 2009年8月27日
抹消日 2014年4月11日
ミスキャスト
アラームコール
母の父 ブライアンズタイム
生国 日本の旗 日本北海道新冠町
生産 ノースヒルズマネジメント
馬主 前田幸治
調教師 中村均栗東
競走成績
生涯成績 34戦6勝
獲得賞金 3億2021万7000
勝ち鞍 GI天皇賞(春)(2012年)
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ビートブラック (: Beat Black : 霹靂戦駒) は日本競走馬である。馬名の意味は「黒を打ち負かす」。おもな勝ち鞍は2012年天皇賞(春)

経歴[編集]

2009年[編集]

10月18日京都のダート1800m新馬戦。5番人気で中位に構えながら直線伸びきれず、4着に敗れる。以後3戦は11着、2着、2着と後一歩で勝利を逃した。

2010年[編集]

2戦した後の2月27日阪神のダート1400mの未勝利戦で7戦目にして初勝利をあげた。その後1戦したのちに芝のレースを使うようになると成績が安定するようになり、5月東京の500万下の夏木立賞を直線で抜け出して1番人気に応えた。このあと2戦後の秋の阪神の長距離戦の兵庫特別を勝って3勝目をあげ、クラシック最終戦の菊花賞へ進み、先行し3着に粘りこんだ。そして暮れの阪神の準オープンオリオンステークスを1番人気に応え、4勝目となった。

2011年[編集]

長距離戦を選んで出走となるも、日経新春杯は10着、ダイヤモンドステークスは1番人気に推されながら4着に敗れる。しかしオープン特別の大阪-ハンブルクカップは1番人気に応えてオープン初勝利となった。しかしその後天皇賞(春)宝塚記念はそれぞれ7着、11着に敗れる。秋初戦の京都大賞典は2着に入り込むもその後2番人気だったアルゼンチン共和国杯は5着、1番人気だったステイヤーズステークスは11着惨敗だった。

2012年[編集]

Beat-black20120429(2).jpg

日経新春杯4着、ダイヤモンドステークス6着、阪神大賞典10着で迎えた天皇賞(春)はスタートからゴールデンハインドと大逃げとなり、後方の他馬も断然の1番人気だったオルフェーヴルを巡ってマークし合ったことやタイムの出やすい高速馬場の影響などもあり、まんまと逃げ切り2着のトーセンジョーダンに4馬身差の圧勝で重賞初制覇がGI制覇(マイネルキッツジャガーメイル以来の重賞未勝利馬による天皇賞(春)制覇も果たした。)となった。14番人気で単勝15,960円は天皇賞(春)の過去最高配当となった。鞍上の石橋脩はGI初制覇(京都競馬場の競走も初勝利)、調教師の中村均朝日杯3歳ステークスマイネルマックス以来のGI制覇で天皇賞(春)は初制覇。調教師だった父の中村覚之助1972年天皇賞(秋)ヤマニンウエーブで制しており、調教師の天皇賞父子制覇も達成し、ミスキャスト産駒もJRA重賞初制覇となった。また天皇賞の出走投票直前まで鞍上が決まらなかったが、別の馬の騎乗で京都競馬場に遠征していた石橋が騎乗しての勝利だった。続く宝塚記念では、好位でレースを進めたが、最後は脚が上がり9着に終わった。

秋は京都大賞典からの予定だったが、右前挫跖のため出走を取り消した。そのため、昨年に引き続きアルゼンチン共和国杯に出走、59kgのトップハンデながらも好位追走から4着に粘り、復調気配を見せたが、ジャパンカップではハナを切って、スローペースで単騎の逃げに持ち込んだが、最後の直線で有力馬の強襲に遭い、7着に敗れた。有馬記念では道中2番手でレースを進めたが最後失速し9着。

2013年[編集]

2013年は京都記念から始動し4着。2月27日に右前繋部浅屈腱炎を発症、9ヶ月以上の長期休養と発表された。

2014年[編集]

大阪杯で1年2ヶ月ぶりに復帰したが最下位の8着。レース後に右前繋部浅屈腱炎の再発が発表された[1]。そして4月11日付けで競走馬登録を抹消され現役を引退した。今後は京都競馬場で乗馬となる[2]

競走成績[編集]

競走日 競馬場 競走名 距離(馬場)


オッズ
(人気)
着順 タイム
(上り3F)
着差 騎手 斤量 1着馬(2着馬)
2009.10.18 京都 2歳新馬 ダ1800m(良) 9 1 1 008.7(05人) 04着 1:57.6 (39.3) -0.6 鮫島良太 55kg ピサロナイト
0000.11.22 京都 2歳未勝利 ダ1800m(良) 16 4 7 024.2(05人) 11着 1:57.7 (42.3) -3.4 浜中俊 55kg ブルーライトニング
0000.12.05 阪神 2歳未勝利 ダ1400m(稍) 15 6 11 054.4(10人) 02着 1:26.1 (37.9) -0.1 鮫島良太 55kg ドビュッシー
0000.12.19 阪神 2歳未勝利 ダ1400m(良) 14 3 4 003.3(02人) 02着 1:27.3 (38.4) -0.0 岩田康誠 55kg シゲルケンシン
2010.01.09 京都 3歳未勝利 ダ1400m(良) 16 1 1 004.2(02人) 05着 1:26.4 (38.2) -1.0 岩田康誠 56kg エリモエポナ
0000.01.24 中京 3歳未勝利 ダ1700m(良) 16 5 9 003.8(02人) 03着 1:49.8 (39.5) -0.7 鮫島良太 56kg ウインブシドウ
0000.02.27 阪神 3歳未勝利 ダ1400m(重) 16 2 4 004.4(02人) 01着 1:25.5 (37.2) -0.0 鮫島良太 56kg (サクラシリアス)
0000.03.14 阪神 3歳500万下 ダ1400m(良) 16 7 14 004.9(03人) 11着 1:27.6 (37.9) -1.4 横山典弘 56kg ケイアイブリザード
0000.04.04 阪神 3歳500万下 芝2200m(良) 8 2 2 021.9(04人) 03着 2:15.1 (35.3) -0.2 鮫島良太 56kg トゥザグローリー
0000.04.24 東京 新緑賞 芝2300m(稍) 12 7 10 008.8(04人) 02着 2:21.7 (34.8) -0.1 吉田豊 56kg ブレイクアセオリー
0000.05.15 東京 夏木立賞 芝2000m(良) 12 1 1 002.8(01人) 01着 2:02.5 (33.7) -0.1 内田博幸 56kg (マイネルレイン)
0000.05.29 京都 白百合S OP 芝1800m(良) 10 7 7 007.4(03人) 05着 1:46.3 (36.1) -1.0 幸英明 56kg ワイルドラズベリー
0000.09.04 新潟 弥彦特別 芝2000m(良) 10 8 9 012.2(06人) 07着 2:00.5 (34.3) -0.9 松岡正海 54kg マッハヴェロシティ
0000.10.03 阪神 兵庫特別 芝2400m(稍) 9 3 3 006.9(05人) 01着 2:28.6 (36.3) -0.1 浜中俊 54kg (ブレイクアセオリー)
0000.10.24 京都 菊花賞 GI 芝3000m(良) 18 6 12 076.0(13人) 03着 3:06.3 (34.4) -0.2 幸英明 57kg ビッグウィーク
0000.12.12 阪神 オリオンS 芝2400m(良) 17 5 9 002.3(01人) 01着 2:27.0 (34.9) -0.0 M.デムーロ 56kg (キクカタキシード)
2011.01.16 京都 日経新春杯 GII 芝2400m(良) 13 8 13 009.3(04人) 10着 2:26.3 (36.2) -1.7 幸英明 55kg ルーラーシップ
0000.02.19 東京 ダイヤモンドS GIII 芝3400m(良) 16 8 16 004.6(01人) 04着 3:32.5 (34.9) -0.6 M.デムーロ 55kg コスモメドウ
0000.04.09 阪神 大阪-ハンブルクC OP 芝2400m(良) 18 1 2 003.4(01人) 01着 2:26.4 (35.3) -0.0 岩田康誠 56kg キングトップガン
0000.05.01 京都 天皇賞(春) GI 芝3200m(稍) 18 1 1 020.8(09人) 07着 3:21.3 (35.8) -0.7 岩田康誠 58kg ヒルノダムール
0000.06.26 阪神 宝塚記念 GI 芝2200m(良) 16 8 16 074.5(12人) 11着 2:11.6 (35.9) -1.5 武豊 58kg アーネストリー
0000.10.09 京都 京都大賞典 GII 芝2400m(良) 8 8 8 010.0(04人) 02着 2:24.3 (33.2) -0.2 安藤勝己 57kg ローズキングダム
0000.11.06 東京 アルゼンチン共和国杯 GII 芝2500m(良) 18 8 18 005.6(02人) 05着 2:32.5 (36.1) -1.0 松岡正海 57kg トレイルブレイザー
0000.12.03 中山 ステイヤーズS GII 芝3600m(不) 16 1 2 002.7(01人) 11着 3:53.7 (40.0) -2.9 安藤勝己 57kg マイネルキッツ
2012.01.15 京都 日経新春杯 GII 芝2400m(良) 12 6 7 011.9(04人) 04着 2:24.1 (35.4) -0.4 浜中俊 57kg トゥザグローリー
0000.02.18 東京 ダイヤモンドS GIII 芝3400m(良) 16 3 6 006.9(04人) 06着 3:37.6 (35.4) -0.8 岩田康誠 57kg ケイアイドウソジン
0000.03.18 阪神 阪神大賞典 GII 芝3000m(稍) 12 7 10 044.4(06人) 10着 3:15.8 (41.2) -4.0 浜中俊 56kg ギュスターヴクライ
0000.04.29 京都 天皇賞(春) GI 芝3200m(良) 18 1 1 159.6(14人) 01着 3:13.8 (36.5) -0.7 石橋脩 58kg トーセンジョーダン
0000.06.24 阪神 宝塚記念 GI 芝2200m(良) 16 5 9 027.5(09人) 09着 2:13.7 (38.1) -2.8 石橋脩 58kg オルフェーヴル
0000.11.04 東京 アルゼンチン共和国杯 GII 芝2500m(良) 15 1 1 022.8(07人) 04着 2:30.6 (34.8) -0.7 石橋脩 59kg ルルーシュ
0000.11.25 東京 ジャパンC GI 芝2400m(良) 17 1 1 043.2(08人) 07着 2:24.0 (35.6) -0.9 石橋脩 57kg ジェンティルドンナ
0000.12.23 中山 有馬記念 GI 芝2500m(良) 16 7 14 023.6(08人) 09着 2:33.4 (37.4) -1.5 石橋脩 57kg ゴールドシップ
2013.02.10 京都 京都記念 GII 芝2200m(良) 11 2 2 009.0(05人) 04着 2:13.0 (34.9) -0.5 石橋脩 58kg トーセンラー
2014.04.06 阪神 大阪杯 GII 芝2000m(良) 8 6 6 076.4(07人) 08着 2:03.8 (39.4) -3.5 石橋脩 57kg キズナ


血統表[編集]

ビートブラック血統サンデーサイレンス系 / Hail to Reason 12.50% 4x4) (血統表の出典)

ミスキャスト
1998 鹿毛
父の父
* サンデーサイレンス
Sunday Silence
1986 青鹿毛
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
父の母
ノースフライト
1990 鹿毛
* トニービン *カンパラ
Severn Bridge
シヤダイフライト *ヒッティングアウェー
*フォーワードフライト

アラームコール
1996 黒鹿毛
*ブライアンズタイム
Brian's Time
1985 黒鹿毛
Roberto Hail to Reason
Bramalea
Kelley's Day Graustark
Golden Trail
母の母
*インワンズジョイ
1990 黒鹿毛
Rainbow Quest Blushing Groom
I Will Follow
Kaweah Maid General Assembly
Janina F-No.22-a

脚注[編集]

  1. ^ ビートブラック号が故障”. 日本中央競馬会 (2014年4月9日). 2014年4月9日閲覧。
  2. ^ ビートブラック号が競走馬登録抹消”. 日本中央競馬会 (2014年4月10日). 2014年4月10日閲覧。

参考文献[編集]

外部リンク[編集]