清須市

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きよすし ウィキデータを編集
清須市
清洲城模擬天守と大手橋
日本の旗 日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 愛知県
市町村コード 23233-5
法人番号 7000020232335 ウィキデータを編集
面積 17.35km2
総人口 66,807[編集]
推計人口、2024年3月1日)
人口密度 3,851人/km2
隣接自治体 名古屋市一宮市稲沢市
北名古屋市あま市
市の木 花水木(ハナミズキ
市の花 チューリップ
清須市役所
市長 永田純夫
所在地 452-8569
愛知県清須市須ケ口1238番地
北緯35度11分59.3秒 東経136度51分10.3秒 / 北緯35.199806度 東経136.852861度 / 35.199806; 136.852861座標: 北緯35度11分59.3秒 東経136度51分10.3秒 / 北緯35.199806度 東経136.852861度 / 35.199806; 136.852861
外部リンク 清須市役所

清須市位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町 / ― 村

特記事項 2005年(平成17年)7月7日に合併し成立した。
ウィキプロジェクト

清須市(きよすし)は、愛知県北西部(旧尾張国)の都市の一つ。市内に清洲城(清須城)跡を擁するが、当市の市町村名としては、清市は誤表記。 2005年(平成17年)7月7日西春日井郡西枇杷島町新川町清洲町が新設(対等)合併して発足。 2009年(平成21年)10月1日に同郡春日町を編入した[1]

地理

清須市中心部周辺の空中写真。1987年撮影の11枚を合成作成。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。

戦国時代織田信長の本拠地となった都市として有名である。地形は比較的平坦で、庄内川の下流域にあり、ほとんどの地域が海抜10m未満であるため、2000年の東海豪雨の際には、現在の市域の各所(特に旧西枇杷島町)で多数の浸水被害が生じた。

河川

隣接する自治体・行政区

愛知県の旗愛知県

NTTの市外局番は名古屋市、あま市などと同じ052であり、両市との間の電話は市内通話扱いとなる。

歴史

ファイル:Kiyomasaishibiki.JPG
加藤清正名古屋城の石曵きの像

歴史的に、徳川家康による清洲越しで城下町がまるごと名古屋に移転するまで、尾張の首府として東海の巨鎮と称され、織田信長の青年時代の根拠地清須(清洲)、安土桃山時代福島正則が城主だった城下町という由緒がある。また江戸時代以後は、美濃街道の宿場町「清須宿」、同街道の市場「枇杷島市」が存在していた。枇杷島市においてはその財力を背景に江戸時代より町内会ごとに名古屋型山車が作られており、江戸時代末期の1802年(享和2年)より尾張西枇杷島まつりが行われている。当祭は、名古屋東照宮の祭礼の形態を引き継ぐ数少ない祭として知られている。

沿革

市名の由来

市名の由来は、この地に古くからある地名に由来する。「きよす」の表記は、「清須」と「清洲」の両方が混在しており、歴史書によって異なる。伊勢神宮領を記録した14世紀中頃の『神鳳鈔(じんぽうしょう)』に「清須御厨(きよすみくりや)」として記載されているのが最古の記載としているが諸説ある。江戸時代初期に書かれた書物『三河物語』には「清須」、同時代に書かれた書物『信長公記』には「清洲」と書かれている。合併後の新市名には、前者の「清須」を採用した。

行政

市長

  • 初代 - 3代 加藤静治(かとう・しずはる) 2005年8月7日~

警察

消防

経済

商業

主な企業

キリンビアパーク名古屋

金融・郵政

金融機関
郵便局
  • 枇杷島郵便局
  • 清洲郵便局
  • 尾張新川郵便局
  • 須ヶ口郵便局
  • 枇杷島大和郵便局
  • 清洲丸之内郵便局
  • 春日郵便局
  • 二ツ杁郵便局

姉妹都市・提携都市

海外

姉妹都市
フレンドシップ相手国

2005年に開催された愛知万博で、愛知県内の市町村(名古屋市を除く。)が120の万博公式参加国をそれぞれ「一市町村一国フレンドシップ事業」としてフレンドシップ相手国として迎え入れた。[2]

日本国内

友好都市
その他

地域

人口


清須市(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より
  • 人口:65,958人
    • 男性:33,043人
    • 女性:32,915人
  • 世帯数:26,357世帯
  • 人口密度:3,780人/km²

2009年(平成21年)10月1日現在、外国人を含む)

地名

清須市の地名を参照のこと。

交通

鉄道

市の中心となる駅:須ヶ口駅

東海旅客鉄道(JR東海)
東海道本線枇杷島駅

清洲駅は稲沢市に有るが、駅の直ぐ南側が清須市になる。名古屋駅南側から枇杷島駅付近までは東海道新幹線が並行して走っているが、市内に駅は存在しない。

名古屋鉄道(名鉄)
名古屋本線:(枇杷島分岐点) - 西枇杷島駅 - 二ツ杁駅 - 新川橋駅 - 須ヶ口駅 - 丸ノ内駅 - 新清洲駅
犬山線:(枇杷島分岐点) - (下砂杁信号場) - 下小田井駅
津島線:須ヶ口駅
東海交通事業(TKJ)
城北線枇杷島駅 - 尾張星の宮駅

バス

道路

清洲JCT
国道22号線の上を行く名古屋高速
高速道路
一般国道
主要地方道
一般県道

教育

愛知医療学院短期大学
トヨタ名古屋自動車大学校

大学・短大

専修学校

高等学校

中学校

小学校

  • 清須市立新川小学校
  • 清須市立星の宮小学校
  • 清須市立桃栄小学校
  • 清須市立西枇杷島小学校
  • 清須市立古城小学校
  • 清須市立清洲小学校
  • 清須市立清洲東小学校
  • 清須市立春日小学校

観光

観光スポット

清洲城
総見院
日吉神社
河原神社
清洲宿本陣跡
清須市はるひ美術館
寺院
神社

清須市内に約100近くの寺院・神社がある。[3]

城郭
街道
遺跡
  • 朝日遺跡(貝殻山貝塚など)清須市貝塚の住所に当たる
名所・観光地
  • 問屋記念館
  • 新川橋詰ポケットパーク
    • 新川開削本陣記念公園
  • アルコ清洲
  • カルチバ新川
  • 西枇杷島町横断歩道橋(日本一古い歩道橋として知られていたが、歩道橋の改築にともない撤去されたため現存しない)
  • はるひ夢の森公園

祭事・祭事

ゆるキャラ

出身有名人

清須市を舞台にした作品

小説・ライトノベル

映画

郵便番号

郵便番号は以下の通りとなっている。2006年10月1日に変更。

関連項目

脚注

  1. ^ a b “新清須市が誕生 春日町合併、記念式に300人”. 中日新聞 (中日新聞社). (2009年10月1日)
  2. ^ 「あいちフレンドシップ交流アルバム」(あいちフレンドシップ交流アルバム)
  3. ^ 「神社・寺院一覧」(清須市の神社・寺院)
  4. ^ イメージキャラクター誕生”. 清須市. 2013年3月9日閲覧。
  5. ^ 地域情報|一般社団法人 名古屋西法人会 2014年6月24日閲覧。

外部リンク

  • 清須市役所
  • 東海モデリング 樹脂、金属加工を得意とする試作屋[1]