豊田合成

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豊田合成株式会社
TOYODA GOSEI CO., LTD.
TOYODA GOSEI.JPG
本社
種類 株式会社
市場情報
東証1部 7282
名証1部 7282
本社所在地 日本の旗 日本
452-8564
愛知県清須市春日長畑1
設立 1949年6月15日
業種 輸送用機器
事業内容 自動車部品
代表者 代表取締役社長 荒島正
資本金 280億27百万円
発行済株式総数 129,399,995株
売上高 連結:5,045億円
単独:3,236億円
営業利益 連結:204億円
単独:81億円
純利益 連結:89億円
単独:84億円
純資産 連結:2,373億円
単独:1,873億円
総資産 連結:4,547億円
単独:3,457億円
従業員数 連結:26,964名
単独:7,005名
決算期 3月31日
主要株主 トヨタ自動車 5,545万株(42.8%)
外部リンク http://www.toyoda-gosei.co.jp/
特記事項:経営指標は2012年3月期、従業員数は2011年3月末
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豊田合成株式会社(とよだごうせい、Toyoda Gosei Co., Ltd.)は、愛知県清須市春日長畑1に本社を置く日本の輸送機器電気機器メーカー。トヨタグループの主要企業では唯一社名の読みを「とよだ」としている(豊田自動織機(製作所)も1987年までは「とよだ」の読みであった)。

概要[編集]

1949年6月15日にトヨタ自動車工業のゴム研究部門が独立し、国華工業名古屋工場を経て名古屋ゴム株式会社として創業した。その後1973年に豊田合成株式会社に改称した。トヨタアセットマネジメントが販売するトヨタグループ株式ファンドを構成する会社である。トヨタグループであるが、トヨタ自動車以外の自動車メーカーにも製品を提供している。

主に自動車の内装部品を手がけていて、LED製品の生産も行っている。2011年度(2011年4月1日 - 2012年3月31日)の製品別売上高構成(連結)は以下のようになっている。

  • 自動車部品事業:計 91.2%
    • 内外装部品:32.4%
    • オートモーティブシーリング製品:18.8%
    • 機能部品:12.0%
    • セーフティシステム製品:28.0%
  • 非自動車部品事業:計8.8%
    • オプトエレクトロニクス製品:6.3%
    • その他:2.5%

スポーツ振興では、バレーボールチームのトレフェルサハンドボールチームのブルーファルコンバスケットボールチームのスコーピオンズ、ならびにヨット部を運営している。

主要製品[編集]

内外装部品事業部[編集]

  • 内装部品
    インストルメントパネルモジュール、センタクラスタ、コンソールボックス、レジスタ、カップホルダー、デフロスタノズル、オーディオカバー、グローブボックス、ヒータコントロールパネル、ピラーガーニッシュ、イルミスカッフプレート、アシストグリップ、LED応用製品 他
  • 外装部品
    ラジエータグリル、バックドアガーニッシュ、マッドガード、ミリ波レーダーカバー、サイドプロテクションモール、ホイールキャップ、ダクトクォータベント 他
  • 用品
    エアロパーツ、ラジエータグリル、コンソールボックス、ナンバーフレームガーニッシュ、読書灯、マッドガード 他

オートモーティブシーリング事業部[編集]

  • ウェザストリップ
    ドアウェザストリップ、ガラスラン、オープニングトリムウェザストリップ、ルーフサイドレールウェザストリップ、スライドドアウェザストリップ、クォータウィンドウェザストリップ、ラゲージウェザストリップ、バックドアウェザストリップ 他

機能部品事業部[編集]

  • 燃料タンクモジュール構成部品
    フューエルホース/チューブ、フューエルキャップ、樹脂フューエルインレットパイプ、フィルリミットベントバルブ、ロールオーババルブ、インレットチェックバルブ 他
  • パワートレイン系部品
    ウォータホース、エアホース、リザーバタンク、エンジン吸気ダクト、エンジンカバー、ハイブリッド用絶縁プレート、シリンダヘッドカバーガスケット、ミッションカバー 他
  • シャシー・ドライブトレイン系部品
    ブレーキホース、ラック&ピニオンブーツ、等速ジョイントブーツ、ダストカバー、ピストンカップ、樹脂スピードメータギア 他

セーフティシステム事業部[編集]

  • ハンドルエアバッグ
    ハンドル、運転席エアバッグ、助手席エアバッグ、サイドエアバッグ、カーテンエアバッグ、ニーエアバッグ、後突エアバッグ、後席センターエアバッグ 他
  • 用品
    スポーツエアバッグハンドル 他

オプトエレクトロニクス事業部[編集]

  • LEDチップ、LEDランプ

特機製品[編集]

沿革[編集]

  • 1949年(昭和24年) - 現名古屋工場所在地に「名古屋ゴム株式会社」設立。
  • 1957年(昭和32年) - 春日工場竣工、稼働(ゴム部門)。
  • 1967年(昭和42年) - 稲沢工場竣工、稼働(プラスチック部門)。
  • 1973年(昭和48年) - 現社名に改称。
  • 1976年(昭和51年) - 日本プラントエンジニアリング協会から「PM優秀事業場賞(1類特別賞)」受賞。森町工場竣工、稼働。
  • 1979年(昭和54年) - アメリカ自動車管理官機構AAMVA)から「ブレーキホース認定試験場」資格取得。
  • 1980年(昭和55年) - 西溝口工場竣工、稼働(工機部門)。本社を現所在地に移転、旧本社工場は名古屋工場に改称。
  • 1982年(昭和57年) - 尾西工場竣工、稼働(プラスチック、ウレタン部門)。
  • 1983年(昭和58年) - 名古屋証券取引所第1部に株式上場(指定替え)
  • 1985年(昭和60年) - 1985年度「デミング賞実施賞」受賞。台裕橡膠工業股イ分有限公司に資本参加(ゴム部門、台湾台北市)。
  • 1986年(昭和61年) - Waterville Cellular Products Ltd. に資本参加、社名をWaterville TG Inc. に改称(ゴム部門、カナダケベック州)。テクノアートリサーチ設立(デザイン、設計部門、名古屋市)。TG(U.S.A.)Corp.設立(プラスチック、ウレタン部門、アメリカミズーリ州) 技術センターを現所在地に移転、拡充。
  • 1987年(昭和62年) - 豊裕股イ分有限公司設立(プラスチック部門、台湾新竹県)。
  • 1989年(平成元年) - 平和町工場竣工、稼働(ゴム部門)
  • 1990年(平成2年) - 豊田合成九州設立(ゴム、プラスチック部門、佐賀県武雄市)。TG Technical Center(U.S.A)Corp.設立(設計と技術開発、アメリカミシガン州) 現 TG North America Corp.
  • 1992年(平成4年) - 新たに「経営理念」を策定。
  • 1994年(平成6年) - TG Pongpara Co.,Ltd.設立(プラスチック、ウレタン部門、タイ チョンブリ県)。
  • 1995年(平成7年) - 天津豊田合成汽車軟管有限公司設立(ゴム部門、中国天津市)。Pongpara Codan Rubber CO., Ltd. に資本参加(ゴム部門、タイ サムトサコロン県)。青色LEDの生産・販売を開始。技術本館を新築。
  • 1996年(平成8年) - Bridgestone TG Australia Pty. Ltd.設立(ゴム、プラスチック部門、オーストラリアサウスオーストラリア州)、California Automotive Sealing、Inc.設立(ゴム部門、アメリカカリフォルニア州)。
  • 1997年(平成9年) - TG Kentucky Corporation 設立(ゴム、プラスチック部門、アメリカケンタッキー州)。再生PET繊維を利用した吸音材を実用化 ゴムの新リサイクル技術を量産化 ISO9001(尾西、稲沢、平和町、森町工場の代表製品)認証取得 緑色LEDの生産・販売を開始 新技術センター竣工[愛知県稲沢市] バイオテクノロジー利用の介護用トイレ「ばいおレット」の生産・販売を開始。「経営理念」見直し、改訂。ISO9001(自動車用液圧ブレーキホース)認証取得。
  • 1998年(平成10年) - TG Pongpara CO.,LTD.への増資にともない社名をToyoda Gosei (Thailand) Co., Ltd.に変更。NEW,LED「TGブルー、TGグリーン」の生産・販売を開始。ISO14001(平和町工場)認証取得、TG Kirloskar Automotive Ltd. 設立(プラスチック部門、インドカルナタカ州)。
  • 1999年(平成11年) - ISO 14001を春日工場、稲沢工場が認証取得し全工場取得完了。新型青色、緑色LED(Hiシリーズ)開発。北米地域統括会社TG North America Corporation設立と同時に旧TGNAをTG Technical Center (U.S.A.) Corporationに改称。Toyoda Gosei UK Ltd.設立。東京証券取引所第1部に株式上場。
  • 2000年(平成12年) - Daicel Safety Systems America, LLC設立。TG Europe S. A.設立。TG Minto Corporation設立。ティージーオプシード株式会社設立。Toyoda Gosei Rubber(Thailand)Co., Ltd.設立。米国、イーグル・ピッチャー社の英国および米国のフルイド事業部門2社を買収し、Toyoda Gosei Fluid Systems UK Ltd.(英国)及び TG Fluid Systems USA Corporation(米国)を設立。
  • 2001年(平成13年) - TG Safety Systems Czech, s.r.o.設立。TG Automotive Sealing Kentucky, LLC設立 タイ地域統括会社Toyoda Gosei Asia Co., Ltd.設立。株式会社東海理化とセーフティシステム事業について業務提携。
  • 2002年(平成14年) - 東洋ゴム工業株式会社からエアバッグ事業を譲り受けると同時に防振ゴム事業を譲渡。株式会社エフティエス設立。P.T. Toyoda Gosei Safety Systems Indonesia設立。
  • 2003年(平成15年) - P.T.Toyoda Gosei Safety Systems Indonesa設立。国内事業所で埋立廃棄物ゼロを達成。自動車4事業部でQS-9000認証取得。Toyoda Gosei Opto-Electronics(shanghai)Co.,Ltd.設立。TGR Technical Center,LLC設立。Toyoda Gosei(Zhangjiagang)Co.,Ltd.設立。Toyoda Gosei(Zhangjiagang)Plastic Parts Co.,Ltd.設立。
  • 2004年(平成16年) - 2010年ビジョン公布。Toyoda Gosei(Foshan)Rubber Parts Co.,Ltd.設立。PT.INOAC TG INDONESIA設立。高分子学会から「平成15年度高分子学会賞受賞」Toyoda Gosei Haiphong Co.,Ltd.設立。Toyoda Gosei (Tianjin) Precise Plastic Co.,Ltd.設立。Toyoda Gosei (Foshan) Auto Parts Co.,Ltd.設立。
  • 2005年(平成17年) - Toyoda Gosei Texas,LLC設立。Taiwan Toyoda Gosei Opto Co.,Ltd.設立。LEXEDIS Lighting GmbH設立。

拠点[編集]

国内[編集]

技術開発拠点[編集]

  • 北島技術センター(1961年) - 愛知県稲沢市北島町
  • 美和技術センター(2008年) - 愛知県あま市二ツ寺東高須賀

生産拠点[編集]

  • 春日工場(1957年) - 愛知県清須市春日長畑
    • 機能部品
  • 稲沢工場(1967年) - 愛知県稲沢市北島町
    • 内外装部品、機能部品
  • 森町工場(1976年) - 静岡県周智郡森町
    • ボディシーリング製品、機能部品
  • 西溝口工場(1980年) - 愛知県稲沢市西溝口町
    • 設備、金型、治工具
  • 尾西工場(1982年) - 愛知県一宮市明地
    • 内外装部品、セーフティシステム製品
  • 平和町工場(1989年) - 愛知県稲沢市平和町
    • ボディシーリング製品、機能部品、セーフティシステム製品、オプトエレクトロニクス製品
  • 北九州工場(2005年) - 福岡県北九州市八幡東区
    • 内外装部品、ボディシーリング製品、機能部品、セーフティシステム製品
  • 岩手工場(2006年) - 岩手県胆沢郡金ヶ崎町
    • ボディシーリング製品、セーフティシステム製品
  • 神奈川工場(2006年) - 神奈川県伊勢原市鈴川
    • 内外装部品、機能部品
  • 瀬戸工場(2007年) - 愛知県瀬戸市惣作町
    • 内外装部品
  • 佐賀工場(2008年) - 佐賀県武雄市若木町
    • オプトエレクトロニクス製品、特機製品
  • 福岡工場(2008年) - 福岡県宮若市倉久
    • 内外装部品、機能部品、セーフティシステム製品

営業所[編集]

海外[編集]

45拠点(16カ国・地域)に展開している。

アメリカ10拠点、中国10拠点、タイ4拠点、カナダ・インド・メキシコ3拠点、台湾・インドネシア各2拠点

イギリス・オーストラリア・ベトナム・チェコ・ベルギー・オーストリア・南アフリカ各1拠点

その他[編集]

脚注[編集]

  1. ^ トヨタ系部品メーカー、所得隠し1億…国税指摘 読売新聞 2013年6月27日

関連項目[編集]

外部リンク[編集]