東海交通事業城北線

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東海交通事業城北線
城北線の気動車(枇杷島駅)
城北線の気動車(枇杷島駅)
路線総延長 11.2 km
軌間 1067 mm

城北線(じょうほくせん)は、愛知県春日井市勝川駅から愛知県清須市枇杷島駅に至る東海交通事業鉄道路線である。

日本鉄道建設公団建設線の瀬戸線の一部を完成させて開業した路線である。全線が高架線で、勝川 - 小田井間では東名阪自動車道の高架の南側に沿って走る。

目次

[編集] 路線データ

※東海旅客鉄道は施設を保有するのみで、列車の運行をしていない。

[編集] 運行形態

全て線内折り返しのワンマン運転列車で、昼間時間帯は概ね1時間間隔、平日の朝夕は20-30分間隔と大都市近郊の路線としては運転本数が少ない。

元日には「初日の出号」として途中日の出がよく見えると予想される箇所付近で停車する臨時列車も運行される(1往復)。これに乗車するとその年の干支の陶器製置物がプレゼントされる。また、この列車に限らず元日は一日中、ヘッドマークの上に日章旗が掲示される。

なお、お盆期間中の平日は、JRに合わせて平日ダイヤで運行される。

[編集] 車両

キハ11形200番台が単行で使用される。開業時には、JR東海から借り入れられたワンマン運転仕様のキハ40形が使用されたが、1993年に自社所有のキハ11形が新製投入された後も、検査による車両不足等の際に、JR東海所有のキハ40形が代走することがある。車両についての詳細は東海交通事業#車両も参照。

[編集] 歴史

瀬戸線は改正鉄道敷設法に「愛知県瀬戸ヨリ稲沢ニ至ル鉄道」として挙げられ、東海道本線中央本線を結ぶ貨物線として計画された。1962年の鉄道建設審議会で敷設予定鉄道路線となり、名古屋方面と直通できるよう枇杷島駅との分岐線が追加され、瀬戸 - 高蔵寺間、勝川 - 枇杷島間が1976年に着工された。その他、中央本線高蔵寺 - 勝川間を複々線とする構想もあったためこの区間の用地買収も行われた。しかし財政難などから工事は中断され瀬戸 - 高蔵寺間は愛知環状鉄道、勝川 - 枇杷島間は東海旅客鉄道が第1種鉄道事業路線として承継することになった。ただし、同社の路線として開業させた場合、約40年もの間80億円程度の借損料(借りた物の消耗分の賃料)を支払わなければならないことから、同区間を子会社の東海交通事業に運営させることとした。小田井 - 尾張星の宮間において勝川方面の線路が高く上昇するのは、この地点で稲沢方面の線路と立体交差させる構造にて高架橋を建設したためである。この分岐点予定地から稲沢までは一部用地の買収は行われたが工事着工には至らなかった。また、中央本線高蔵寺 - 勝川間で一部取得していた複々線化用の用地も売却されている。

なお、勝川駅は中央本線の高架化事業に関連して仮駅営業(徒歩で5、6分かかる。)となっている。高架化事業は中央本線のみが対象であり、城北線乗り入れの準備工事こそ行われているものの、実際に中央本線の駅と統合される時期は未定である。2009年完成予定で現在工事中の中央本線勝川駅高架完成予想図を見ても城北線の駅はそのままになっている。

利用者数は伸び悩んでいる。

[編集] 駅一覧

全駅愛知県に所在。城北線の駅は枇杷島駅を除いて無人駅である。

駅名 駅間営業キロ 累計営業キロ 接続路線 所在地
勝川駅 - 0.0 東海旅客鉄道中央本線 春日井市
味美駅 1.8 1.8  
比良駅 2.7 4.5   名古屋市
西区
小田井駅 2.2 6.7 名古屋鉄道犬山線上小田井駅
名古屋市営地下鉄鶴舞線(上小田井駅)
尾張星の宮駅 2.6 9.3   清須市
枇杷島駅 1.9 11.2 東海旅客鉄道:東海道本線
  • 枇杷島駅は東海道本線旅客列車との乗り換え駅であるが、城北線のホームは東海道本線の貨物専用の別線である稲沢線上に設けられている。

[編集] JR乗車券の利用について

JR東海のICカードTOICA」は城北線で利用できず、導入する計画もない。枇杷島駅はJRと改札口を共有しているが、改札内にICカードリーダーなどはない。そのため、TOICAで枇杷島駅までJRを利用後城北線に乗り換える旅客は、一旦改札を出て改めて城北線の乗車券を買い直す必要がある(なお、枇杷島・勝川両駅ともに当線の乗車券をJR東海の自動券売機で発売しているため、TOICA等のチャージ残額を利用して当線の乗車券を購入することは可能となっている)。

またJR各社の青春18きっぷやJR東海の青空フリーパスなどの企画乗車券についても、他社線となるため利用はできず、城北線の乗車券が必要となる。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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