上小田井駅

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上小田井駅*
国道302号を跨ぐ高架線にある上小田井駅。さらに上空を名古屋第二環状自動車道が走る。
国道302号を跨ぐ高架線にある上小田井駅。
さらに上空を名古屋第二環状自動車道が走る。
かみおたい - KAMI OTAI
所在地 名古屋市西区貴生町90
所属事業者 名古屋鉄道(名鉄)
名古屋市交通局名古屋市営地下鉄
駅構造 高架駅
ホーム 2面4線
乗車人員
-統計年度-
(名鉄)8,392人/日
(地下鉄)7,043人/日(降車客含まず)
-2011年-
開業年月日 1991年平成3年)10月27日
乗入路線 2 路線
所属路線 名鉄犬山線
キロ程 3.5km(枇杷島分岐点起点)
中小田井 (1.1km)
(2.4km) 西春
所属路線 名古屋市営地下鉄鶴舞線
駅番号 T01
キロ程 0.0km(上小田井起点)
**(西春) (-km)
(1.4km) 庄内緑地公園 T02
備考 共同使用駅(名鉄の管轄)
*1991年 平田橋駅から改称
** 犬山線と相互直通運転実施
南口
1番線(犬山線岩倉方面)
2・3番線(鶴舞線および直通列車発着ホーム)
4番線(犬山線名古屋方面)

上小田井駅(かみおたいえき)は、愛知県名古屋市西区貴生町にある、名古屋鉄道(名鉄)と名古屋市営地下鉄である。2社局の共同使用駅であり、名鉄が管理している。旧駅名は「平田橋駅」。manacaが利用できる。当駅は、名鉄の乗車券確認システムが導入されている。(小牧線・上飯田線の上飯田駅は名鉄管理駅でありながら同システムが非導入となっている)

利用可能な鉄道路線[編集]

両線は相互直通運転を実施している。

駅構造[編集]

島式ホーム2面4線を有する高架駅。ホームは地下鉄車両(20m車)8両まで対応している。外側2線に名鉄名古屋方面発着の列車、内側2線に鶴舞線の列車と相互直通運転列車が発着する。なお、鶴舞線内折り返し列車は2番線に到着後引上線で折り返し、改めて3番線に入線する。なお、この引上線は配線上名鉄名古屋方面からの出入りは不可能であり、地下鉄専用である。

発車案内は名鉄タイプのソラリー式2段表示で、地下鉄用のものは誤乗を避けるため全列車備考の欄に「地下鉄線」と表示される。また、注意を促すために3・4番線には「3番線地下鉄赤池方面」、「4番線名鉄名古屋方面」と書かれた看板も設置している。(ちなみに地下鉄を利用しても丸の内駅伏見駅で乗り換えれば名古屋駅へ、上前津駅で乗り換えれば金山駅へと、名古屋の中心部に行くことができるので、当駅以南の名鉄線運休に伴う振り替え輸送のときにはそのルートが使われる)。

3・4番線にある駅名標のひとつは、名鉄の形式に水色の横線を配し、次の駅名(西春・庄内緑地公園)と駅番号(T01)を記載した地下鉄鶴舞線仕様となっている。

2番線着の地下鉄鶴舞線から1番線発車の犬山方面普通に乗り換える場合、特に昼間の犬山(岩倉)方面普通は2両編成の場合があり、鶴舞線で前方あるいは後部車両に乗車していた場合、接続時間によっては乗り換えできない場合がある。

のりば
ホーム 路線 方向 行先 備考
1 名鉄犬山線 下り 岩倉犬山方面 名鉄名古屋方面から
2 地下鉄鶴舞線から
3 地下鉄鶴舞線 - 伏見赤池方面  
4 名鉄犬山線 上り 名鉄名古屋中部国際空港内海方面  

駅構内施設[編集]

  • 改札口:南口、北口の2ヶ所。
    • ホーム階段位置:南口、北口ともにホームの端の方にある。
      • 自動券売機(北改札口、南改札口とも、名鉄線用1台、地下鉄線用2台)、自動改札機はあるが自動精算機がないので、精算は窓口で行う。ミューチケットは券売機では発売されておらず窓口でのみ発売される。
  • バリアフリー設備:エスカレータ(南口・北口)、エレベータ(南口)
  • トイレ:改札口前(南口・北口とも)
  • その他

配線図[編集]

名古屋鉄道名古屋市営地下鉄 上小田井駅 構内配線略図
名鉄犬山線
名古屋駅方面
     ↑TKJ城北線 枇杷島方面

地下鉄鶴舞線
赤池方面
名古屋鉄道・名古屋市営地下鉄 上小田井駅 構内配線略図
名鉄犬山線
岩倉犬山方面
↓ TKJ城北線
勝川方面
凡例
出典:[1][2]



利用状況[編集]

名古屋市の統計によると、当駅の名鉄の一日平均乗車人員は以下の通り推移している。

  • 2003年度 - 7,220人
  • 2004年度 - 7,013人
  • 2005年度 - 7,292人
  • 2006年度 - 7,273人
  • 2007年度 - 7,345人
  • 2008年度 - 7,257人
  • 2009年度 - 8,519人
  • 2010年度 - 8,656人

平成23年版名古屋市統計年鑑によると、名鉄と名古屋市営地下鉄の相互連絡を含めた2010年度の一日平均乗降人員は23,735人である。地下鉄のみの一日平均乗車人員は7,043人(平成22年度)。

犬山線の駅では江南駅岩倉駅西春駅の次に利用者が多い。相互乗換を含めた実際の利用者数は西春より多く、江南・岩倉に次いで犬山線3位である。当駅の名鉄・名古屋市営地下鉄間の相互連絡による通過人員はここ数年減少傾向にあるが、2009年にmozo ワンダーシティが開業したことから、2009年度の当駅の乗降客数は前年度以前と比べて大幅に増加している。

駅周辺[編集]

当駅は環状2号国道302号)上の高架にあり、さらにその上を名古屋第二環状自動車道(名二環)が通る。

当駅をまたぐ、中小田井駅西春駅までの地域は、名古屋の旧市街を水害から守るための遊水地としての機能を有していたため、名古屋駅などから比較的近いにも拘らず交通不便な場所であった。

立体交差事業、駅の移転、環状2号・名二環(当時は東名阪自動車道)の建設、名鉄と地下鉄の接続が同時期に協調して行われたため、駅周辺の街路は整然としている。

南口[編集]

北口[編集]

大木曽交差点界隈[編集]

新平田橋交差点[編集]

バス路線[編集]

上小田井駅バス停

名古屋市営バス バス停は南口西側にある。

  • 名駅26 上堀越町・済生会病院・菊井町経由 名古屋駅行き
  • 名駅26 平田口・新木町経由 平田住宅行き
  • 栄11 名塚・志賀公園前・市役所経由 行き
  • 栄11・小田12 平田口・平田経由 平田住宅行き
  • 小田11 比良・如意車庫前経由 如意住宅行き
  • 小田12 中小田井二丁目・新木町経由 平田住宅行き
  • 山田巡回 中小田井四丁目・新木町経由 平田住宅行き
  • 山田巡回 庄内緑地公園・比良経由 如意車庫前行き

1997年(平成9年)12月1日より名鉄バスによる岩倉駅・小牧駅・藤島団地方面のバスの発着があったが、2006年(平成18年)3月31日に廃止された。

歴史[編集]

  • 1912年大正元年)8月6日西春日井郡西春村平田橋駅として開業。当時は相対式2面2線。
  • 1991年平成3年)10月27日:高架化完成に伴い、新川南側の名古屋市西区に移転し、上小田井駅に改称。
  • 1993年(平成5年)
    • 7月:名古屋市営地下鉄鶴舞線と相互直通可能な配線に変更[3]
    • 8月12日:鶴舞線の当駅 - 庄内緑地公園駅間が開業。名鉄犬山線との相互直通運転開始。ただし、当駅の折り返し設備が未整備だったため、鶴舞線は犬山線直通列車のみ発着。線内列車は庄内緑地公園駅で折り返しとした。
  • 1994年(平成6年)
    • 1月:折り返し設備完成[3]
    • 3月30日:鶴舞線のほぼ全列車が当駅まで運転開始。また、犬山線急行の一部(朝の上りと夕方以降の下り)が停車。
  • 1999年(平成11年)5月10日:ダイヤ改正により、朝と夕方以降の上下急行の停車駅となる。
  • 2001年(平成13年)10月1日:犬山線の急行停車駅となり、すべての急行が停車。
  • 2003年(平成15年)3月27日:地下鉄にトランパス導入。
  • 2004年(平成16年)2月15日:名鉄にもトランパス導入。
  • 2005年(平成17年)1月29日:ダイヤ改正による6種別体制の実施で快速急行停車駅になる。
  • 2011年(平成23年)2月11日 - ICカード乗車券「manaca」供用開始。
  • 2012年(平成24年)2月29日 - トランパス供用終了。

隣の駅[編集]

名古屋鉄道
犬山線 西春駅との間に九ノ坪駅があったが、廃止された
ミュースカイ快速特急特急
通過
快速急行
名鉄名古屋駅(名古屋本線) - 上小田井駅 - 西春駅
急行・準急
栄生駅(名古屋本線)(一部の急行は中小田井駅) - 上小田井駅 - 西春駅
■普通
中小田井駅/庄内緑地公園駅(鶴舞線・T02) - 上小田井駅 - 西春駅
名古屋市営地下鉄
鶴舞線
西春駅(名鉄犬山線直通列車の場合) - 上小田井駅 (T01) - 庄内緑地公園駅 (T02)
  • () 内は駅番号を示す。

脚注[編集]

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  1. ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
  2. ^ 名古屋鉄道公式ホームページ - 路線図・停車駅 上小田井駅(外部リンク参照)
  3. ^ a b 『鉄道ピクトリアル No.624 1996年7月号臨時増刊』 鉄道図書刊行会、p.26

関連項目[編集]

外部リンク[編集]