名古屋市交通局

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内, 検索
名古屋市交通局
Transportation Bureau City of Nagoya
Nagoya-City-Hall-West-Wing.jpg
交通局本局のある市役所西庁舎
種類 地方公営企業
略称 名市交
本社所在地 日本の旗 日本
愛知県名古屋市中区三の丸3-1-1
設立 1922年(大正11年)8月1日(※1)
業種 陸運業
事業内容 鉄道事業、自動車運送事業、電気事業
外部リンク www.kotsu.city.nagoya.jp/
特記事項:※1:1922年(大正11年)8月1日名古屋市電気局として局制、1945年(昭和20年)10月2日名古屋市交通局に改組。
テンプレートを表示

名古屋市交通局(なごやしこうつうきょく、英称Transportation Bureau City of Nagoya)は、愛知県名古屋市内及び周辺地域で公営交通事業を行う名古屋市の地方公営企業の事業組織である。略称は名市交(めいしこう)。自動車運送事業(市営バス)及び高速度鉄道事業(市営地下鉄)を運営している。交通事業の管理者は交通局長である。

かつては名古屋市電路面電車)や、名古屋市営トロリーバス無軌条電車)も運行していた。

マスコットキャラクターは、名古屋市章である「丸八」と名古屋城金鯱に因んだ「ハッチー」。

目次

[編集] 事業

各事業の詳細は以下の項目を参照。

[編集] 収支

公営事業体による高コスト体質から赤字経営が続いていたが、職員・経費などの削減により市バス部門は2006年(平成18年)度以来黒字を続けており、地下鉄も2008年(平成20年)度には27年ぶりに黒字となった。

決算概要 (金額 億円)
年度 市バス 地下鉄 備考
収入 支出 差額 累積赤字 収入 支出 差額 累積赤字
2005年度 245 246 ▲1 726 823 905 ▲82 3,135
2006年度 234 230 4 562 817 862 ▲45 3,185
2007年度 237 228 9 542 826 842 ▲16 3,204
2008年度 244 235 9 533 833 815 18 3,186
2009年度 240 227 12 512 809 765 44 3,145
2010年度 245 229 16 495 793 751 42 3,105

但し、地方財政健全化法に基づく「資金不足比率」の計算においては市バス事業が資金不足と判定されたため、期間が概ね8年の経営健全化計画を策定することになった。

[編集] 歴史

  • 1922年(大正11年)8月1日 : 名古屋市電気局名古屋電気鉄道から市内線を買収し名古屋市電営業開始。
  • 1930年(昭和5年)2月1日 : 市営バス営業開始。
  • 1935年(昭和10年)12月28日 : 名古屋乗合自動車のバス事業を継承。
  • 1936年(昭和11年)5月24日 : 愛知乗合自動車のバス事業・中村電気軌道の軌道・バス事業を継承。
  • 1936年(昭和11年)5月26日 : 中央乗合自動車のバス事業を継承。
  • 1937年(昭和12年)3月1日 : 新三河鉄道の軌道・市内バス事業、下之一色電車軌道の軌道事業、築地電軌の軌道・バス事業を継承。岩塚バス・東海自動車・名古屋桴扱所のバス事業を継承。
  • 1938年(昭和13年)2月1日 : 葵乗合自動車のバス事業を継承。
  • 1943年(昭和18年)5月10日 : 市営トロリーバス開業。
  • 1945年(昭和20年)10月2日 : 名古屋市交通局に改組。
  • 1951年(昭和26年)1月16日 : トロリーバス廃止。
  • 1957年(昭和32年)11月15日 : 地下鉄1号線(現・東山線)開業。
  • 1965年(昭和40年)10月15日 : 地下鉄2号線(現・名城線の一部および名港線)開業。
  • 1969年(昭和44年)4月25日 : 1号線の愛称を東山線、2号線の愛称を名城線と決定。同年5月1日から使用開始。
  • 1974年(昭和49年)3月30日 : 地下鉄4号線(現・名城線の一部)開業。
  • 1974年(昭和49年)3月31日 : 市電全廃。
  • 1977年(昭和52年)3月18日 : 地下鉄鶴舞線開業。
  • 1979年(昭和54年)7月29日 : 地下鉄鶴舞線が名鉄豊田新線(現在の豊田線)と相互直通運転開始。
  • 1988年(昭和63年)3月1日 : 「リリーカード」発売開始(使用開始は同年4月1日から)。
  • 1989年(平成元年)9月10日 : 地下鉄桜通線開業。同時に地下鉄回数券がカード化(回数券カード)。
  • 1993年(平成5年)8月12日 : 地下鉄鶴舞線が名鉄犬山線と相互直通運転開始。
  • 1996年(平成8年)4月1日 : 「なごや環境きっぷ」発売開始(「ドニチエコきっぷ」導入により2006年(平成18年)3月8日をもって発売終了)
  • 1998年1998年(平成10年)5月5日 : 「リリーカード」、「回数券カード」発売終了。
  • 1998年(平成10年)5月6日 : 「ユリカ」によるストアードフェアシステム導入。
  • 2000年(平成12年)1月19日 : 「ユリカ」の積み増し機能導入。
  • 2003年(平成15年)2月28日 : 「いこまいきっぷ」発売終了。
  • 2003年(平成15年)3月27日 : 地下鉄上飯田線開業。名鉄小牧線と相互直通運転開始。
  • 2003年(平成15年)3月27日 : ユリカの一部を共通乗車カードシステム「トランパス」対応とする。同時にリリーカードの使用を停止し、ユリカへの交換手続き開始(2006年(平成18年)3月交換手続き終了)。
    • 夏休み期間に小児専用の一日乗車券「1DAYお子サマーパス」発売開始(300円)。
  • 2004年(平成16年)10月6日 : 地下鉄4号線全通。日本初の地下鉄環状運転開始。名城線大曽根駅 - 金山駅間と4号線を併せた環状部を名城線、名城線金山駅 - 名古屋港駅間を名港線と愛称を改めた。
  • 2006年(平成18年)4月1日 : 「ドニチエコきっぷ」発売開始など市バス・地下鉄に新サービスを導入。交通局サービスセンターの終了時間の延長やインターネット予約定期券の交付窓口を拡大、なごや乗換ナビなどインターネットを利用したサービスの充実。
  • 2008年(平成20年)10月1日 : 一日乗車券、ドニチエコきっぷで観光・グルメスポットのサービスが受けられる「なごや得ナビ」のサービスを開始。
  • 2010年(平成22年)3月1日 : 「学生定期券」発売開始。通学定期券を改めたもので、従来は自宅と学校の最短経路しか発売しなかったものを、学生であれば、それ以外の区間でも利用可能とした[1]
  • 2011年(平成23年)2月11日 : ICカード乗車券「manaca」を導入[2]。ユリカ、地下鉄1区特別きっぷの発売終了
  • 2012年(平成24年)4月21日 : manacaについて東海旅客鉄道TOICAとの相互利用を開始予定[3]

[編集] 脚注

[ヘルプ]
  1. ^ 「学生定期券を発売中!」名古屋市交通局ウェブサイト、2010年4月9日閲覧
  2. ^ ICカード乗車券の名称とデザインを決定しました 名古屋市交通局お知らせ 2010年4月16日
  3. ^マナカ(manaca)とTOICAの乗車券機能の相互利用サービスを平成24年4月21日(土)に開始します」 名古屋市交通局お知らせ 2011年12月22日

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

個人用ツール
名前空間
変種
操作
案内
ヘルプ
ツールボックス
他の言語