岩倉駅 (愛知県)

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岩倉駅
東口(2009年)
東口(2009年)
いわくら - IWAKURA
大山寺 (1.6km)
(2.1km) 石仏
所在地 愛知県岩倉市本町
所属事業者 名古屋鉄道
所属路線 犬山線
キロ程 9.7km(枇杷島分岐点起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面4線
乗車人員
-統計年度-
11,426人/日(降車客含まず)
-2009年-
乗降人員
-統計年度-
22,895人/日
-2009年-
開業年月日 1912年大正元年)8月6日
地下にある改札口(2009年撮影)
エレベータ専用改札口(2012年撮影)

岩倉駅(いわくらえき)は、愛知県岩倉市本町にある、名古屋鉄道(名鉄)犬山線である。岩倉市の中心部に位置する駅である[1]

全列車が停車するほか、名古屋方面からの普通列車の約半数が当駅で折り返す(後述)。

歴史[編集]

改札口が現在の態様になったのは1985年(昭和60年)で、それまでは東側にあった。

  • 1912年大正元年)8月6日 - 一宮線と犬山線の分岐駅として開業する。
  • 1920年(大正9年)9月23日 - 小牧駅とを結ぶ岩倉支線が開業する。
  • 1941年(昭和16年)8月12日一宮線のうち、当駅以南が犬山線に編入される。
  • 1964年昭和39年)4月25日 - 岩倉支線が廃止される。
  • 1965年(昭和40年)
    • 4月25日 - 一宮線が廃止される。
    • 9月11日 - 東口に駅ビルが開業する。1階を改札口および飲食店、2・3階を名鉄社員寮、4階を一般居住用としていた。
  • 1970年(昭和45年)12月25日 - 座席指定特急を除く特急が停車するようになる。
  • 1985年(昭和60年) - 東西地下連絡道の供用開始に伴い、改札口を地下に移設する。また、東口駅ビルへの構内踏切をなくすことで全てのホームに8両編成の列車が停車可能となったほか、半径160mの急カーブにかかっていた上りホームは南方に移設される(カーブ自体も半径200mに緩和)。この際に南側の踏切1箇所が廃止され、地下通路となった。
  • 2004年平成16年)2月15日 - プリペイドカードトランパス」の、当駅における供用を開始する。
  • 2008年(平成20年)10月1日 - 岩倉駅東口再開発事業により駅前広場が完成する。
  • 2009年(平成21年)10月 - 岩倉駅再開発ビル「サクランド岩倉」および、ホームと地下道を繋ぐエレベータの供用を開始する。
  • 2011年(平成23年)2月11日 - ICカード乗車券「manaca」のサービス開始に伴い、当駅でも供用を開始する。
  • 2012年(平成24年)2月29日 - トランパスのサービス終了に伴い、当駅でも供用を終了する。


駅構造[編集]

地平に島式ホーム2面4線があるほか、北側に行き止まりの引き上げ線が1本ある。このほか、南側にはX字状のシーサスクロッシングがあり、下り線から直接3番線(上り待避線)に進入することや2番線(下り待避線)から直接名古屋方向に出発することも可能である。名鉄では比較的珍しく[注釈 1]、外側線が本線、内側線が待避線となっている。

当駅の下を横断する東西地下連絡道が1985年昭和60年)に設置されたのに併せて、改札口は地下にこの通路に接して設けられている。なおトイレは改札内ではなく改札外に2箇所設置されている。バリアフリー対応として地下道とホームを接続するエレベーターが上下ホームに各1基ずつ設置されているが、エスカレーターは設置されていない。

発車案内表示は、犬山線で最初にLED式のものが設置された。これは名鉄全線でも比較的早期であり、金山駅や神宮前駅よりも早い[要出典]

のりば
ホーム 路線 方向 行先 備考
1 犬山線 下り 江南犬山新鵜沼新可児方面 本線
2 犬山線 下り 江南・犬山・新鵜沼・新可児方面 待避線
3 犬山線 上り 名古屋豊橋中部国際空港地下鉄鶴舞線方面 待避線
4 犬山線 上り 名古屋・豊橋・中部国際空港・地下鉄鶴舞線方面 本線

配線図[編集]

名古屋鉄道 岩倉駅 構内配線略図

犬山
新鵜沼
新可児方面
名古屋鉄道 岩倉駅 構内配線略図
名古屋
豊橋
中部国際空港
伏見方面
凡例
出典:[3]



ダイヤ[編集]

  • 多くの列車の折り返し駅となっており、「普通」が毎時2 - 3本、平日の朝ラッシュ時は普通列車を中心に多数折り返す。また、犬山線内で運行障害が生じた際は当駅で運転を打ち切りとすることが多い[要出典]
  • 準急は当駅から新鵜沼駅または新可児駅まで、各駅に停車する。
  • 2008年平成20年)12月27日のダイヤ改正時より、昼間の地下鉄鶴舞線からの直通列車は一部を除いて当駅で折り返している。
  • 早朝には当駅始発の岐阜行き普通と当駅で急行に種別変更する新鵜沼駅河和行き普通が各1本設定されている(いずれも毎日運転)。また、2011年3月改正までは平日の朝に当駅始発の岐阜行き急行と当駅で普通に種別変更する常滑駅発岐阜行き急行(神宮前駅まで普通)が各1本設定されていた。
  • 例年、8月10日岐阜県各務原市で開催される花火大会に伴う観客輸送のため、通常は犬山駅で折り返している各務原線の定期列車を当駅まで延長運転している(会場への最寄り駅は犬山遊園駅または新鵜沼駅である)。

利用状況[編集]

かつては犬山線で最多の利用客の駅であった。上飯田線の開通により一部の利用客が同線に移行[要出典]し、現在は江南駅に次ぐ利用客数となっている。

岩倉市の統計によると、一日平均乗車人員(前者)および一日平均乗降人員(後者)は、それぞれ以下の通り推移している。

  • 1998年度 : 15,032人、29,839人
  • 1999年度 : 14,646人、29,073人
  • 2000年度 : 14,152人、28,077人
  • 2001年度 : 13,074人、27,209人
  • 2002年度 : 13,078人、26,020人
  • 2003年度 : 12,260人、24,431人
  • 2004年度 : 11,934人、23,922人
  • 2005年度 : 12,037人、24,125人
  • 2006年度 : 11,891人、23,866人
  • 2007年度 : 11,737人、23,569人
  • 2008年度 : 11,640人、23,382人
  • 2009年度 : 11,426人、22,895人
  • 2010年度 : 11,350人、22,742人
  • 2011年度 : 11,402人、22,839人

駅周辺[編集]

西口ロータリー(2011年撮影)

駅東側は、2007年から2009年にかけて再開発が行われ、駅前広場の北側に「サクランド岩倉」と称するマンション・生涯学習センター・商業施設・駐車場駐輪場からなる複合施設が建設された。また、再開発にあわせて駅前ロータリーとバス乗場が改築されている。

駅東までのアクセス道路は、拡幅と一方通行解除(一宮春日井線からロータリーまで)がなされた。駅の東西は駅北側の踏切と駅南側の陸橋で繋がっている。

  • 駅東
    • サクランド岩倉(岩倉駅再開発ビル
      • 生涯学習センター
      • バロー岩倉店
      • 米乃家岩倉本店、岩倉本店弐ノ丸
      • いわくら駅前歯科
    • 三菱東京UFJ銀行岩倉支店
    • 五条川 : 「日本さくら名所100選」に選定されている。毎年4月に「岩倉桜まつり」が開催され、こいのぼりの「のんぼり洗い」も行なわれる。

路線バス[編集]

駅前ロータリからは、名鉄バスにより以下の路線が運行されている[4]

隣の駅[編集]

名古屋鉄道
犬山線 大山寺駅との間に稲荷前駅があったが、廃止された
ミュースカイ快速特急特急
(名古屋本線名鉄名古屋駅 -) 岩倉駅 - 江南駅
快速急行急行
西春駅 - 岩倉駅 - 布袋駅
準急(当駅以北各駅に停車)
西春駅 - 岩倉駅 - 石仏駅
普通
大山寺駅 - 岩倉駅 - 石仏駅

関連項目[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 鳴海駅も高架化に伴い同構造を採用している。

出典[編集]

  1. ^ 岩倉市ってどんなまち”. 岩倉市役所. 2014年5月11日閲覧。
  2. ^ 澤田幸雄 「名鉄の駅,構内設備の思い出」p.145(『鉄道ピクトリアル No.816 2009年3月号臨時増刊』電気車研究会、2009年
  3. ^ 巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」(『鉄道ピクトリアル No.816 2009年3月号臨時増刊』電気車研究会、2009年)
  4. ^ 岩倉駅(のりば案内図) - 名鉄バス(2012年12月8日閲覧)
  5. ^ 名鉄岩倉変電所 - 博物館明治村(2012年12月8日閲覧)

外部リンク[編集]