新可児駅

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新可児駅
駅舎
駅舎
しんかに - SHIN KANI
(3.5km) 明智
所在地 岐阜県可児市下恵土今広228
所属事業者 名古屋鉄道
所属路線 広見線
キロ程 14.9km(犬山起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
2,369人/日(降車客含まず)
-2011年度-
乗降人員
-統計年度-
4,763人/日
-2011年度-
開業年月日 1928年昭和3年)10月1日
乗換 JR東海太多線可児駅
備考 スイッチバック
駅舎東側。名鉄観光バスの旅行センターが駅舎内にある。
改札口と窓口。奥に御嵩方面への中間改札口が見える。
行灯式の発車標

新可児駅(しんかにえき)は、岐阜県可児市下恵土今広にある名古屋鉄道広見線である。

駅構造[編集]

頭端式ホーム2面3線を有する地上駅スイッチバック配線となっており、犬山方面行き、御嵩方面行きの列車は同じ方向に発車する。

駅舎は1994年5月に建設された、鉄骨2階建ての建物である。櫛形ホームの根元部分にあり、改札口はその1ヶ所のみである。自動券売機(1台)と自動改札機(3通路)を有する。自動精算機はなく、manacaの入金(チャージ)や乗車券の精算は係員が行う。

1番線は、全ての御嵩方面の列車が発着する。2008年(平成20年)6月29日のダイヤ改正で当駅で完全に運転系統が分断された。当駅から御嵩方面はmanaca(相互利用IC)に対応していないため、ホーム入口に乗り換え改札口が設置され、ここで係員にて改札・精算処理を受けて利用出来る。

のりば
ホーム 路線 方向 行先 備考
1 広見線 下り 御嵩行き 2両対応
2 広見線 上り 犬山名古屋中部国際空港方面 4両対応
3 広見線 上り 犬山・名古屋・中部国際空港方面 6両対応

ダイヤ[編集]

犬山方面の列車ダイヤは概ね以下の通り。御嵩方面は平日朝ラッシュ時間帯をのぞき、ほぼ終日1時間に2本の御嵩行きが発車している。発車時刻は中部国際空港行きとほぼ同じ。

平日朝ラッシュ帯(6時~7時台)はほぼすべての列車が名古屋に直通し、また名古屋に先着する。 また、この時間にはミュースカイが運行されており、乗客のほとんどは通勤客である。

休日朝時間帯(6時~8時台)には日中時間帯とダイヤはほぼ変わらないものの、6時台に1本ミュースカイが、6時台~8時台の1時間に1本、特急が運行されている。

平日・休日ともに日中は1時間に4本が発車し、うち2本は中部国際空港行き、2本は犬山行きである。このダイヤは夜19時台まで続く。

その他設備等[編集]

  • 売店は、改札外の駅舎内にある。きしめんなどの軽食、コーヒー、酒類なども提供している。
  • 上記売店のほか、駅前と改札内に飲料の自動販売機が設置されている。
  • 2番線の頭端部に行灯式発車案内が設置されている。
    • 太田川駅内海駅大曽根駅などで使用されていたものとは全く異なり、黒野駅(現在廃止)に昔あったものと似た形である。方面とホーム番号だけが書かれた形で、種別に関係なく、次に発車する電車に応じて行灯が点灯する方式となっている。発車案内のホーム番号は、改札側から見て、左から3・2・1と表示されている。太田川駅の行灯発車標が2008年(平成20年)11月23日で終了したために、同日以降で名鉄のホームに行灯発車標が残るのは当駅のみとなった。
    • ホームにLED簡易発車標が設置されている。
  • 途中駅ではあるが、車止めのついたスイッチバック方式の駅であるため駅名標に記載の両隣の駅は片側に「日本ライン今渡」(2・3番線)または「明智」(1番線)のみ記載され、もう片方は空白である。
  • 構内放送は全て駅係員による肉声で行われており、駅自動放送はない。また、無人駅システムの駅で流れるような電車接近時の案内放送も流れない。

[1]

配線図[編集]

名古屋鉄道 新可児駅 構内配線略図
御嵩方面

犬山方面
名古屋鉄道 新可児駅 構内配線略図
凡例
出典:[2]



利用状況[編集]

可児市の統計によると、一日平均乗車人員は、以下の通り推移している。

  • 2005年度 2,598人
  • 2006年度 2,474人
  • 2007年度 2,549人
  • 2008年度 2,544人
  • 2009年度 2,454人
  • 2010年度 2,416人
  • 2011年度 2,369人

一日平均乗降人員は、以下の通り推移している。

  • 2005年度 5,216人
  • 2006年度 4,965人
  • 2007年度 5,117人
  • 2008年度 5,113人
  • 2009年度 4,940人
  • 2010年度 4,866人
  • 2011年度 4,763人

広見線の駅では、犬山駅西可児駅についで、3番目に利用客が多い

駅周辺[編集]

大型商業施設や官公庁、さらに主要のコンビニエンスストアなども、比較的駅から遠い場所にあり、徒歩で10分程度はかかる。

バス路線[編集]

詳細は可児駅#バス路線を参照

タクシー[編集]

新可児駅右手、JR可児駅の前が乗り場。

歴史[編集]

当駅は、新多治見から御嵩を結んだ東濃鉄道によって開設された。東濃鉄道は、太多線と一部が重なることから新多治見・当駅間が国有化され、国有化されなかった当駅・御嵩間は新たに設立された東美鉄道が引き継ぎ、国鉄と東美鉄道の共同使用駅となった。軌間762mmの軽便鉄道であった両線は、1928年(昭和3年)に1067mm軌間に改軌され、その際に行われた線路の移設によって、当駅は現在地に移転している。

1929年(昭和4年)には、名古屋鉄道が今渡から延長され、当駅で東美鉄道と結ばれて、当駅のスイッチバック配線が形成された。1930年(昭和5年)には、国鉄との共同使用をやめて名古屋鉄道・東美鉄道の駅が新広見駅として分離された。さらに、1943年(昭和18年)には東美鉄道が名古屋鉄道に合併され、現在の形となっている。

  • 1928年昭和3年)10月1日 - 国鉄・東美鉄道広見駅が現在の位置に移転開業。
  • 1929年(昭和4年)1月22日 - 名古屋鉄道(初代)が今渡 - 当駅間を開業。
  • 1930年(昭和5年)2月16日 - 国鉄広見駅から独立。東美鉄道・名古屋鉄道新広見駅となる。
  • 1943年(昭和18年)3月1日 - 東美鉄道と名古屋鉄道が合併。
  • 1982年(昭和57年)4月1日 - 可児市の市制施行により、新可児駅に改称。
  • 2003年平成15年)3月27日 - 平日の日中と休日の犬山方面と御嵩方面の直通運転を中止。当駅を境に犬山方面と御嵩方面の運転系統がほぼ分断される。
  • 2007年(平成19年)
  • 2008年(平成20年)6月29日 - 犬山方面と御嵩方面の直通運転を廃止。当駅1番線(御嵩方面ホーム)に改札内改札を設置。
  • 2011年(平成23年)2月11日 - ICカード乗車券「manaca」供用開始。
  • 2012年(平成24年)2月29日 - トランパス供用終了。

その他[編集]

  • 名鉄広見線の名に残っている当駅の旧称「広見」は、現在も可児市内の地名として存在している。
  • かつて犬山駅方面 - 明智駅御嵩駅方面を直通していた列車は、この駅で進行方向が逆となっていた。直通列車は4両対応の2番線でスイッチバックしていた。

隣の駅[編集]

名古屋鉄道
広見線
犬山方面
ミュースカイ特急・<(以上は西可児駅まで各駅停車)>■普通
日本ライン今渡駅 - 新可児駅
御嵩方面
■普通
新可児駅 - 明智駅
かつて当駅と明智駅の間には学校前駅が存在したが、現在は廃止されている。

脚注[編集]

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  1. ^ 懐かしい駅の風景〜線路配線図とともに(広見駅)”. 2010年7月15日閲覧。
  2. ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

バスの時刻等