東京臨海高速鉄道

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東京臨海高速鉄道株式会社
Tokyo Waterfront Area Rapid Transit, Inc.
ロゴマーク
本社
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 TWR
本社所在地 日本の旗 日本
135-0064
東京都江東区青海一丁目2番1号
北緯35度37分38.69秒 東経139度46分42.95秒 / 北緯35.6274139度 東経139.7785972度 / 35.6274139; 139.7785972座標: 北緯35度37分38.69秒 東経139度46分42.95秒 / 北緯35.6274139度 東経139.7785972度 / 35.6274139; 139.7785972
設立 1991年平成3年)3月12日
業種 陸運業
法人番号 3010601023924 ウィキデータを編集
事業内容 第一種鉄道事業 他
代表者 代表取締役社長 浅川英夫
代表取締役専務 遠藤正宏
資本金 1242億7900万円
売上高 207億1500万円(2020年03月31日時点)[1]
営業利益 55億8700万円(2020年03月31日時点)[1]
経常利益 47億0200万円(2020年03月31日時点)[1]
純利益 32億5800万円(2020年03月31日時点)[1]
純資産 912億9100万円(2020年03月31日時点)[1]
総資産 2105億2800万円(2020年03月31日時点)[1]
従業員数 286人
(2018年3月31日現在[2]
決算期 3月31日
会計監査人 EY新日本有限責任監査法人
主要株主 東京都 91.32%
東日本旅客鉄道 2.41%
品川区 1.77%
みずほ銀行 0.70%
三菱UFJ銀行 0.46%
(2019年3月31日現在[3]
関係する人物 関谷保夫(元社長)
外部リンク https://www.twr.co.jp/
特記事項:*鉄道事業では略称「TWR」と路線名「りんかい線」を多用。
*東京都都市整備局が所管する東京都監理団体である。
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東京臨海高速鉄道株式会社(とうきょうりんかいこうそくてつどう、: Tokyo Waterfront Area Rapid Transit, Inc.)は、東京都りんかい線を運営している鉄道会社。東京都が90%以上出資する第三セクター方式で設立された第三セクター鉄道会社の一つである。

会社概要

1991年平成3年)3月12日設立。東京都が9割超を出資する東京都の外郭団体(都市整備局所管)である。他に東日本旅客鉄道(JR東日本)、品川区銀行11行、証券会社10社、生保会社15社、損保会社9社、その他5社が出資している(2006年4月1日現在)。

事業内容は、鉄道事業法に基づく第一種鉄道事業、不動産売買賃貸借およびこれらの斡旋・仲介、土木・建築・電気および機械据付工事の設計・請負および監理となっている。

2004年(平成16年)11月1日に現在の本社所在地 東京都江東区青海一丁目2番地9(現:青海一丁目2番1号)に本社を移転した。同年10月31日までの本社所在地は、東京都江東区辰巳三丁目12番地1(現:辰巳三丁目9番2号)であった。

路線

路線図(クリックで拡大)

車両

70-000形

乗り心地の改善と快適性の向上を図るため、2022年度の新車両導入を目指すとしている[4]

運賃

企画乗車券

りんかい線1日乗車券
  • りんかい線1日乗車券

他社発行

発売中
販売終了

経営状況

沿線のお台場地区や品川湾岸地区、江東湾岸地区の開発進展により旅客は増加の傾向である。このため運輸収入は堅調に増加しており、2006年度決算において、1996年の開業以来初の営業損益黒字(6億4700万円)を達成した。利息等を差し引いた経常赤字は続いていたが、2012年決算において40億3900万円の営業黒字、18億1000万円の経常利益を確保し、初の経常黒字決算となった。

JR東日本が計画している「羽田空港アクセス線」に関連して、東京都などが保有している当社株式をJR東日本が買収する方向で調整に入っていると2014年8月に報じられた[6]。報道によれば、JR東日本は「期限を決めないで交渉を続ける」としている。

マスコットキャラクター

開業10周年を迎えた2006年に一般公募(一般公募の委託先は講談社フェーマススクール)でイルカをモチーフとしたマスコットキャラクターを募集し、『りんかる』と命名された。以後キャラクターグッズの発売を手掛けている。

その他

2009年3月末で新木場、国際展示場、東京テレポート、天王洲アイル、品川シーサイド、大井町の6駅の駅構内売店は一旦閉店し、新木場駅・東京テレポート駅・大井町駅にNEWDAYS、天王洲アイル駅にキオスクが開店した。

全線開通前からCMやドラマ・映画等の撮影を積極的に受け入れている。

脚注

  1. ^ a b c d e f 東京臨海高速鉄道株式会社 第30期決算公告
  2. ^ 鉄道統計年報平成29年度版 - 国土交通省
  3. ^ 国土交通省鉄道局監修『鉄道要覧』令和元年度版、電気車研究会・鉄道図書刊行会
  4. ^ 経営改革プランについて 2018年6月11日
  5. ^ 「お得なきっぷ」の一部見直しについて(2013年6月28日 JR東海ニュースリリース)
  6. ^ “りんかい線株売却「慎重に見る必要」” (日本語). TOKYO MX NEWS (東京メトロポリタンテレビジョン). (2014年8月22日). http://s.mxtv.jp/mxnews/kiji.php?date=201408226 2015年12月14日閲覧。 

関連項目

外部リンク