札幌市営地下鉄南北線
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高架上の5000形
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| 路線総延長 | 14.3 km | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 電圧 | 750 V (直流) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 最高速度 | 70 km/h | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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南北線(なんぼくせん)は、北海道札幌市北区の麻生駅から同市南区の真駒内駅までを結ぶ、札幌市営地下鉄の路線である。
車体及び路線図や乗り換え案内で使用されるラインカラーは「グリーン」(緑:■)。路線記号はN。
中央のレールをまたいでゴムタイヤで走行する案内軌条式鉄道であり、集電は第三軌条より行う。
目次 |
[編集] 路線データ
[編集] 歴史
- 1971年(昭和46年)12月16日 北24条駅 - 真駒内駅間 (12.1km) が開業。1000形(後に2000形に改番)車両が登場。札幌オリンピックの1か月半前に開業。開業当時から有人改札はおかず、全駅が自動改札であった。なお開業から数年間は、自動券売機で「五円硬貨」を使うことができた。
- 1978年(昭和53年)3月16日 北24条駅 - 麻生駅間 (2.2km) が延長開業。全車両8両編成化。
- 1978年(昭和53年)10月1日 3000形車両が登場。
- 1994年(平成6年)10月14日 霊園前駅が南平岸駅に名称変更。
- 1995年(平成7年)9月 北海道初の4扉車、5000形車両が登場。
- 1999年(平成11年)6月27日 2000形(1000形)車両が全車引退。
- 2008年(平成20年)8月18日 札幌市営地下鉄初の「女性専用車両」を試験導入。9月12日まで。
- 2008年(平成20年)12月15日「女性とこどもの安心車両」導入。
- 2009年(平成21年)1月30日 ICカード「SAPICA」導入。
- 2014年(平成26年)度 ホームドア(ホーム柵)を全駅に設置完了予定。
[編集] シェルター
旧定山渓鉄道の廃線跡を通る平岸駅 - 真駒内駅間 (4.5km) は建設費圧縮を目的に地上高架となっている[1]が、雪を防ぐためにアルミ合金製のシェルターで覆われている。これは世界で唯一の構造で、札幌市営地下鉄の特徴にもなっている。このシェルターによって寒冷地の厳しい気象条件に左右されない安定した輸送が実現している。また、沿線の騒音防止にも役立っている。シェルター導入が決まる前までは、雪への対策として軌道に熱線を通し融解させる方法が検討されたり、ササラ電車をヒントに除雪用の車両も開発されたが、日の目を見ることはなかった。
利点の大きいシェルターであるが、一方で冬季の降雪対策や経年劣化に伴う問題に加えテレビやラジオの受信障害など、その構造特有の課題と対策も必要になっている。シェルター上に降り積もった雪はそのまま放置すると下方で交差している道や側道に落下する危険性があるため、深夜に手作業で除雪している。また周辺地域では特にテレビ放送の受信障害が発生しており、当該地域では交通局が設置した共聴アンテナによりテレビの視聴が可能となっている。ただし、現在この共聴アンテナでは地上デジタル放送に対応しておらず、今後交通局が受信環境を整備する予定である。
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シェルター内部。転轍機も見える(自衛隊前駅・2005年4月) |
[編集] 車両
(2007年2月現在)
2000形、3000形は8両編成(2車体連接)で1両2扉、5000形は6両編成で1両4扉。
[編集] 過去の車両
[編集] 車両基地
- 南車両基地
- 自衛隊前駅の南南東で本線に近接しており、地上(屋内)にある。南北線で使われている21編成134両の全車両(3000形4編成32両、5000形17編成102両)が所属している。
[編集] 利用状況
札幌市交通局の調べによると、2006年度の一日平均乗車人員は237,351人(乗換人員を除く)で、これは前年度比0.4%の増であった。なお、乗換人員を含む一日平均輸送人員は2006年度で285,344人となっている[2]。
また2007年度の営業係数は62.12であり、日本の公営地下鉄では数少ない黒字路線である(日本の地下鉄の経営状況を参照)。
[編集] 運行形態
ほとんどが全線通しで運転されているが、南車両基地への出入庫のため、一部の便が麻生駅 - 自衛隊前駅間で運転される。以前は自衛隊前駅発の麻生行が存在したが、現在では麻生駅発自衛隊前駅行のみが設定されている。南車両基地からの出庫時は、南車両基地→自衛隊前駅(折り返し)→真駒内駅と回送され営業運転に就く。入庫の場合でも真駒内駅まで営業運転ののち自衛隊前駅まで回送されるものも存在する。
日中は6 - 7分間隔、朝ラッシュ時は3 - 4分間隔、夕ラッシュ時は5 - 6分間隔で運転される。
[編集] 女性とこどもの安心車両
2008年12月15日始発より導入。札幌市営地下鉄では「女性専用車」と呼ばず、「女性とこどもの安心車両」という名称である。乗車できるのは「女性」「小学校6年生以下の男児」「身障者および身障者の介護人」となっているがあくまでも任意であり、強制力はない。 対象時間は、平日ダイヤの始発から9時までの全区間となっており、9時をもって一斉解除される。該当する車両は、3000形・5000形共に真駒内側の先頭車1号車である。 麻生行は最後尾(乗車位置番号は3000形:緑の15, 16番、5000形:青の21 - 24番に該当)、真駒内行は先頭(乗車位置番号は3000形:緑の1, 2番、5000形:青の1 - 4番に該当)になる。
[編集] 駅一覧
| 駅番号 | 駅名 | 駅間キロ | 北24条 からの 営業キロ |
接続路線 | 所在地 |
|---|---|---|---|---|---|
| N01 | 麻生駅 | - | 2.2 | 北海道旅客鉄道:■札沼線(新琴似駅) | 北区 |
| N02 | 北34条駅 | 1.0 | 1.2 | ||
| N03 | 北24条駅 | 1.2 | 0.0 | ||
| N04 | 北18条駅 | 0.9 | 0.9 | ||
| N05 | 北12条駅 | 0.8 | 1.7 | ||
| N06 | さっぽろ駅 | 1.0 | 2.7 | 札幌市営地下鉄:■東豊線(H07) 北海道旅客鉄道:■函館本線(札幌駅) |
中央区 |
| N07 | 大通駅 | 0.6 | 3.3 | 札幌市営地下鉄:■東西線(T09)、■東豊線(H08) 札幌市電:一条線(西4丁目停留場) |
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| N08 | すすきの駅 | 0.6 | 3.9 | 札幌市電:山鼻線(すすきの停留場) | |
| N09 | 中島公園駅 | 0.7 | 4.6 | 札幌市電:山鼻線(山鼻9条停留場) | |
| N10 | 幌平橋駅 | 1.0 | 5.6 | 札幌市電:山鼻線(静修学園前停留場) | |
| N11 | 中の島駅 | 0.5 | 6.1 | 豊平区 | |
| N12 | 平岸駅 | 0.7 | 6.8 | ||
| N13 | 南平岸駅 | 1.1 | 7.9 | ||
| N14 | 澄川駅 | 1.2 | 9.1 | 南区 | |
| N15 | 自衛隊前駅 | 1.3 | 10.4 | ||
| N16 | 真駒内駅 | 1.7 | 12.1 |
※距離起点は、北24条駅にある。
[編集] 過去の接続路線
- 北24条駅:札幌市電鉄北線 - 1974年廃止
- 鉄北線はもともと札幌駅前停留場 - 新琴似駅前停留場間で運行されていた路線で、南北線の北24条駅 - 真駒内駅間が開業した際、並行する札幌駅前停留場 - 北24条停留場間のみが廃止された。南北線のうち、残る北24条駅以北の部分に並行する部分が開業したのは1978年であり、その間北24条 - 麻生(新琴似)間の鉄道路線は空白となっていた。
- 大通駅:札幌市電西4丁目線(三越前停留場) - 1973年廃止
- すすきの駅:札幌市電西4丁目線 - 1973年廃止
[編集] 備考
- 公式文書での呼び名は札幌市高速電車南北線である。現況は大半が地下線であるが、当初の計画では、中島公園以南および北12条以北を高架で建設する予定だったという。
- ドア数の異なる2000形(既に引退)・3000形と5000形では乗車位置も異なるため、ホームには3000形用の「緑色の乗車位置」と5000形用の「青色の乗車位置」が設けられている。3000形が到着する際は「緑色の乗車位置」への整列を促す放送がある。5000形が登場した1995年から2000形との置き換えが完了する1999年までは、「青色の乗車位置」の放送もあった。
- 1971年の開業以降、真駒内駅周辺の人口増加や同駅以南の住宅地化が進行しており、この地域の住民の中には自衛隊前駅 - 真駒内駅間の新駅建設や、石山地区以南への路線延伸を望む声がある。実際、札幌市も計画当初は藤野地区までの建設を計画し、定山渓鉄道廃止時に該当区間の路線跡を買収していた。しかし札幌市交通局が巨額の累積赤字を抱えていることに加え、用地も既に一部が他の用途に転用されており、実現の見通しは全く立っていない。また、麻生駅から北に茨戸あるいは新札幌団地(現・花川南付近)までの延伸も検討されたが、こちらについても実現の見通しは立っていない。
- また、「麻生駅」の公式な読みは『“あさぶ”(aSabu)』であり、車内アナウンスでは『あさぶ (aSabu)』であるが、「あざぶ (aZabu)」と読まれることも多い。駅所在地の「麻生町」の読みは、札幌市役所の告示[3]によると『あさぶちょう』である(当然、駅名もこれにあわせている)が、市民のあいだでは古くから「あざぶ」と呼びならわされ、郵便局[4]や病院などの各種施設・店舗でも『あざぶ』を採用している例が多数あり、実態としてはどちらの読みも併用されている[5]。
- さっぽろ駅での乗り換えのための階段は、JR線が■黄色、東豊線が■青色に塗り分けられている。またその説明を車内放送でも知らせている。
[編集] 脚注
- ^ このため、平岸駅 - 南平岸駅間では最大勾配43‰の急勾配になっている。
- ^ 平成19年版 事業概要第3編 地下鉄事業を参照。
- ^ 札幌市市民まちづくり局戸籍住民課参照。
- ^ 札幌麻生郵便局は郵便局株式会社の紹介ページでは『さっぽろあざぶゆうびんきょく』と表記されている。
- ^ 有名な類似地名として「東京都港区麻布」(あざぶ)があり、混同に拍車をかけているとみられる。なお、同じ道内の例として「樺戸郡月形町麻生」の『あざぶ』がある。

