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上宮高等学校

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上宮高等学校
地図北緯34度39分44.4秒 東経135度31分14.7秒 / 北緯34.662333度 東経135.520750度 / 34.662333; 135.520750
過去の名称 淨土宗學大阪支校
淨土宗第六宗學敎校
私立淨土宗第六第七教區聯合教校
私立上宮中學校
上宮中學校
国公私立の別 私立学校
設置者 学校法人上宮学園
校訓 正思明行
設立年月日 1890年7月10日 (135年前) (1890-07-10)
(浄土宗学大阪支校)
法然上人御忌 1月25日
共学・別学 男女共学
中高一貫教育 併設型
課程 全日制課程
単位制・学年制 学年制
設置学科 普通科
学校コード D127310000094 ウィキデータを編集
高校コード 27525F
所在地 543-0037
大阪府大阪市天王寺区上之宮町9番36号
外部リンク 公式ウェブサイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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上宮高等学校(うえのみやこうとうがっこう、: Uenomiya Senior High School)は、大阪府大阪市天王寺区上之宮町にある私立全日制普通科高等学校。略称は上宮高、通称は上宮うえのみや

概要

浄土宗学大阪支校を源流とし、大阪府内で13校目、私立校で2校目の旧制中学校であった私立上宮中学校を前身校とする。1世紀近い間男子校であったが、2011年平成23年)度より男女共学を開始した。1993年度より「上宮中学校」を併設していたが、「上宮太子中学校」との統合に伴い、2018年度より新設統合された上宮学園中学校を併設する。

校訓

校訓は「正思明行せいしめいこう」で、「物事を正しく見つめ、明らかに行動する」という意味である[1][2]

学順

昔から「学順」と呼ぶ、校訓を実践するために具体的な方法を示す、教訓が存在する[1]

  • 「一に掃除」- 心身と環境の整理整頓
  • 「二に勤行きんぎょう」- 日々努力、精進すること
  • 「三に学問」- その上で学び、問うこと[2]

沿革

略歴

浄土宗知恩院派によって1890年明治23年)創立の浄土宗教校大阪校を前身としている。1912年(明治45年)3月に旧制中学校として設立を文部省から認可(告示第86号[3])。太平洋戦争後の学制改革に伴う新制の高等学校として1948年昭和23年)に設置された。

年表

  • 1890年明治23年)7月10日- 浄土宗務所より「浄土宗学大阪支校」別設が認可[注釈 1]
  • 1893年5月27日 - 大阪市南区上之宮町[注釈 2]に新築移転。
  • 1898年 -「浄土宗第六宗学教校」と改称。
  • 1901年 - 学制変更により修業年限4年を5年に変更。
  • 1905年 - 第七宗学教校と合併し、「私立浄土宗第六第七教区連合教校」と改称。
  • 1906年3月2日 - 文部省告示第28号において、徴兵令第13条による官立府県立中学校(旧制)と同等以上として認定の告示。
  • 1912年3月25日 - 同市南区上之宮町5330番地に「財団法人上宮中学校」設立許可。
    • 3月26日 - 文部省告示第86号において、私立上宮中学校設置開校の件認可の告示。
    • 4月 - 中学校令による私立上宮中学校開校。 一般の子弟に門戸を開放。
  • 1916年大正5年) - 校舎1棟(木造)6教室を新築。「私立浄土宗第六第七教区連合教校」廃止。
  • 1917年 - 第1回卒業式(32名)。
  • 1918年 - 講堂を含む本館1棟(木造)を増築。
  • 1919年10月13日 - 大正8年文部省令第24号により上宮中学校と改称。
  • 1929年昭和4年) - 鉄筋本館(現1号館)竣工。
  • 1939年 - 鉄筋校舎(現2、3、4号館)竣工。
  • 1945年 - 本校舎がアメリカなどGHQ占領軍に接収される。四天王寺にある大江国民学校[注釈 3]の校舎を借用
  • 1946年 - 戦災で廃校となった清堀国民学校[注釈 4]へ移転。
  • 1947年 - 学制改革に伴い、新制の「上宮中学校」発足。
  • 1948年 - 4月1日、新制の上宮高等学校として認可、発足。
  • 1951年 - 南校校舎(木造)竣工。「学校法人上宮学園」へ組織変更。
  • 1952年 - 本校舎接収解除。清堀校舎より本校舎へ復帰。
  • 1957年 - 水泳プール竣工。
  • 1963年 - 5号館竣工。
  • 1965年 - 天文台ドーム竣工。
  • 1966年 - 大阪府南河内郡太子町に太子町校地を造成、完了。
  • 1968年 - 太子町校地鉄筋校舎竣工。
  • 1969年 - 南校舎解体除去。「上宮中学校」募集停止。
  • 1972年 - 高3二コース制実施。
  • 1973年 - 高3三コース制実施。
  • 1974年 - 高2二コース制実施。
  • 1975年 - 高3四コース制実施。
  • 1979年 - 小林学園長記念奨学基金を設定。太子町鉄筋校舎並びに合宿所竣工。
  • 1981年 - 総合体育館竣工。
  • 1984年 - 英数コースを設置。
  • 1985年 - 太子町校地に「上宮中学校」を設置し再開校。
  • 1988年 - 上宮高等学校太子町学舎を開設し、「上宮中学校」に併設し、中高一貫教育を開始。
  • 1989年平成元年) - 太子町学舎外部募集開始。太子町学舎新校舎竣工。
  • 1991年 - 太子町学舎を分離し、「上宮太子高等学校」に改組。
  • 1993年 - 太子町校地の「上宮中学校」を「上宮太子中学校」と改称。同市天王寺区上之宮町の現校地に「上宮中学校」を再設置し開校。上宮高等学校に併設し、中高一貫教育を開始。
  • 2007年 - 上宮高等学校に「パワーコース」開設。高大連携の推進強化策として、近畿大学奈良育英学園との3学校法人間で、「21世紀教育連携パートナーシップ協定」を締結。龍谷大学との間で、高大連携に関する協定を締結。
  • 2008年 - 上宮高等学校に「プレップコース」開設。
  • 2011年 - 男女共学開始。
  • 2012年 - 7号館竣工。
  • 2018年 - 「上宮中学校」と「上宮太子中学校」が統合し、「上宮学園中学校」を開設[4]。上宮高等学校に併設。「上宮太子中学校」募集停止。
  • 2019年令和元年)- 天王寺南敷地に校舎完成[注釈 5]、2学期より使用開始。
  • 2020年- 上宮学園創立130周年。

基礎データ

所在地

上宮高等学校の位置(大阪府内)
上宮高等学校

アクセス

バス

鉄道

象徴

校歌

浄土宗宗歌と同じく法然上人の詠んだ歌で、「月影」と呼ばれており、日本で一番短い校歌としても有名でテレビで取り上げられたこともある[1]

制服

創立130周年にあたる2020年(令和2年)、制服を変更。男子の制服は紺色のブレザータイプと斜めストライプ柄のネクタイとなり、女子はリボンが一回り大きくなった。[6]。男女共学を開始した2011年には男子の制服をダークグレーの学ラン風ジャケットに、襟元に学年色を表す2本ラインのカッターシャツに変更。2008年度入学生までは黒の詰襟学生服であった。

設置する課程、学科、コースならびに定員

  • 全日制課程
    • 普通科
      • パワーコース[注釈 10] - 120名 (募集人員40名:1学級)
      • 英数コース[注釈 11] - 360名 (募集人員120名:3学級)
      • プレップコース[注釈 12] - 960名 (募集人員320名:8学級)
      • 技能プレップコース - (募集人員1学級)

教育課程

特別活動

学校行事

御忌式

御忌ぎょき式は、校祖・法然の遺言とされる「一枚起請文」を全員で奉読し、その遺徳を偲ぶ式典であり、年7回、校祖の月命日に挙行する。

修学旅行

修学旅行は、英数コースと総合(プレップ)コースはドイツ4 - 5泊6日、六カ年一貫コースはチェコ・ドイツ5 - 6泊7日。2019年までの数年間はテロ等の安全面により、オーストラリアとなっていた。パワーコースは勉学旅行として7泊9日でアメリカボストンニューヨーク。かつて中国やイギリス・フランスだった時代もある。

宿泊を伴うオリエンテーションは無い。水泳大会や水泳合宿といった夏季の体育行事も無い。また冬季の体育行事としては、耐寒登山やマラソン大会球技大会は無い。文化行事としては、芸術選択科目の作品展示会・発表会や合唱コンクール予餞会百人一首大会は無いが、芸術鑑賞会は行われている。

1学期
2学期
  • 8月 - サマーイングリッシュプログラム(希望制)、フィリピンセブ島海外語学研修(希望制)、イギリス海外語学研修(希望制)、カナダ海外語学研修(希望制)、夏期講座、始業式
  • 9月 - スタディサプリ到達度テスト(1・2年)、芸術鑑賞、校内一斉模試(3年)、御忌式
  • 10月 - 中間考査、御忌式、校内一斉模試(3年)、文化祭
  • 11月 - 修学旅行、御忌式
  • 12月 - 期末考査、数学講演会、終業式、冬の女子大見学会(1・2年女子・希望制)
3学期
  • 1月 - 始業式、校内一斉模試(1年)、正当御忌式
  • 2月 - 御忌式、卒業証書授与式エンパワーメントプログラム(3年:プレップ)、校内一斉模試(2年)
  • 3月 - オーストラリア語学研修(希望制)、学年末考査、春の女子大見学会(1・2年 女子・希望制)、終業式

部活動

運動部は21、文化部は16あり、クラブ数は38である。

運動部

硬式野球部は、8回・1回甲子園に出場しいる。春は優勝1回(第65回大会)、準優勝1回(第61回大会)、4強2回(第53回大会第69回大会)、8強2回(第58回大会第60回大会)、夏は8強1回(第71回大会)の成績を残している。

また、日本の中学校、高等学校で初のクリケットチームが創設され、国際大会に選出。2014年冬季五輪ソチオリンピックでは、3年生の平岡卓スノーボード男子ハーフパイプで銅メダルを獲得している[7]

そのほか全国大会に出場したクラブ活動としては、剣道部、ソフトテニス部(2010年、2015年インターハイ全国優勝)、フェンシング部、水泳部、柔道部、卓球部、バレーボール部(1990年インターハイ全国優勝)、ダンス部などがある。

文化部

施設・設備

2019年に取壊された旧校舎(本館および校舎)は、大阪府近代化遺産(建造物等)となっていた。大阪府内でも珍しい屋内温水プールがあり、水泳活動が年中できる。

図書館

図書館5万冊を超える蔵書数[注釈 13]で、江戸時代の掛け軸など多数の歴史的学術資料を有している。直木賞受賞作家司馬遼太郎の寄贈による「司馬遼太郎文庫」がある。2007年春には、司馬遼太郎の在校時の作品が発見された。

高校関係者と組織

高校関係者組織

  • 上宮学園保護者会 - 生徒保護者による保護者会組織で、会員は入会金及び年会費を納入する。
  • 大阪私立中学校高等学校保護者会連合会 - 大阪私学会館内に事務局を置く保護者会連合会。上宮学園保護者会の会員をもって会員とし、会員は単位分担金として会費を納入する。
  • 上宮高等学校同窓会 - 前身学校を含む卒業生による同窓会組織。事務局を上宮高等学校内に置く。

高校関係者一覧

著名な出身者

政治(立法・行政)
メディア
経済・実業
学術
文芸・芸術
舞台芸術・芸能
スポーツ(野球)
スポーツ(その他)
その他

著名な教職員

対外関係

兄弟校・姉妹校

系列校(宗立宗門校)

その他

織田作之助の文学にも登場する。

不祥事

2012年夏、夏山山行の合宿のため奈良県を訪れていた山岳アウトドア部の生徒、引率教員合わせて12名が、下山予定時刻を過ぎても帰宅せず連絡が取れなくなるという事件があり、マスコミ各社にも取り上げられた。

脚注

注釈

  1. 現・大阪市天王寺区生玉町
  2. 現校地。
  3. 現・大阪市立大江小学校)。
  4. 清堀校舎。現・大阪市立高津中学校
  5. 創立130周年記念事業の一環。
  6. 正確には、北東へ約280m(徒歩約3分)。
  7. 正確には、約600m(徒歩約8分)。
  8. 正確には、約750m(徒歩約9分)。
  9. 正確には、北西へ約1.0km(徒歩約13分)。
  10. 難関国立大学進学を目指す[6]
  11. 公立大学進学を目指す[6]
  12. 「高校・大学連携入試」や「指定校制推薦入試」を活用[6]
  13. 年2回、書籍を約1000冊新規購入している。
  14. 「上宮中学校」と「上宮太子中学校」の廃校の詳細については、上宮学園中学校を参照。

出典

  1. 1 2 3 平成30年度事業報告書
  2. 1 2 スクールポリシー【教育方針】 - 上宮高等学校”. 上宮高等学校. 2024年8月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2026年1月20日閲覧。
  3. 1912年明治45年)3月26日官報
  4. 大阪の私立校が募集枠発表 高校と中学、平成30年度 - 産経新聞2017年11月10日
  5. アクセス – UENOMIYA”. 上宮学園. 上宮学園. 2025年1月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2026年1月20日閲覧。
  6. 1 2 3 4 学校案内 2021年度高校パンフレット
  7. 【平岡スノボ銅メダル】平岡の快挙に上宮高も大興奮 教諭ら「きょうは世界と戦う顔だ」! - 産経新聞2014年2月12日
  8. 将棋の長谷部新四段、黒田投手から学んだ男気と地元・栃木へのこだわり”. スポーツ報知 (2018年3月4日). 2026年5月2日閲覧。

関連項目

外部リンク