興南中学校・高等学校
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興南中学校・高等学校 | |
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国公私立の別 | 私立学校 |
設置者 | 学校法人興南学園 |
校訓 |
中学校 - 自主創造 高等学校 - 和・師弟同行 |
設立年月日 | 1962年 |
創立記念日 | 2月3日 |
共学・別学 | 男女共学 |
中高一貫教育 | 併設型 |
課程 | 全日制課程 |
設置学科 | 普通科 |
学校コード |
C147320100018 中学校) D147320100025 (高等学校) | (
高校コード | 47503D |
所在地 | 〒902-0061 |
外部リンク | 公式サイト |
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興南中学校・高等学校(こうなんちゅうがっこう・こうとうがっこう)は、沖縄県那覇市古島一丁目にある私立中学校・高等学校。
概要[編集]
沖縄県内で初の私立高校及び私立中高一貫校である。高校においては、伝統的にスポーツを中心とした課外活動が活発である[要出典]。高校野球部は、甲子園の常連校としてプロ野球選手も数多く輩出しており、2010年には史上6校目で21世紀初となる甲子園春夏連覇を達成した[1]。また、沖縄県勢にとって夏の甲子園初優勝となった。[2]甲子園に春4回、夏13回、計17回出場している。
また、近年ではハンドボール部の男子がインターハイで6度(2003年、2005年、2006年、2009年、2013年、2014年)優勝している。バスケットボール部の男子も1986年春の選抜(現・ウィンターカップ)で沖縄県勢全国大会歴代最高となる準優勝を果たしたほか、2007年のインターハイでもベスト8まで進んだ。
ボクシング部は金城真吉監督が経営するウィンナーボクシング教室を練習場とし、インターハイ、ジュニアオリンピック、国体の優勝者を数多く[誰?]生み、プロボクサーも輩出したが、1995年入学者=1998年卒業生が最後となり沖縄尚学高校に移管された。
設置コース[編集]
- フロンティアコース(中高一貫コース)
- 普通科
- フロンティアコース
- 特別進学コース(標準・発展)
- 総合進学コース
沿革[編集]
- 1960年(昭和35年)11月:「設立発起人会」結成
- 1961年12月27日:「興南高等学校設立計画」を公表
- 1962年
- 1967年5月30日:「財団法人 興南学園」から「学校法人 興南学園」に変更、第2代理事長に高良嘉永が就任
- 1968年12月22日:第50回全国高等学校野球選手権大会準決勝進出記念碑「魂知和」建立
- 1970年6月30日:北館3階に商業実践教室増築、中館3階に普通教室増築
- 1974年
- 1975年3月31日:特別教室(理科ビル・4階建)竣工[化学・地学・物理・生物(全館冷房)]
- 1979年2月25日:体育館竣工
- 1983年
- 1984年
- 3月31日:第2期高等学校校舎改築工事完了
- 12月12日:中学校設立認可
- 1985年
- 1987年
- 1988年3月31日:中学校新校舎落成、第5期高等学校校舎改築工事完了
- 1989年(平成元年)3月31日:高等学校全館空調設備完成
- 1990年4月1日:中学校4階増築工事着工
- 1994年4月1日:高等学校商業科廃止、普通科のみとなる
- 1995年4月5日 : 学園創立30周年記念事業の「多目的ホール」竣工
- 1996年4月1日:弓道錬成道場竣工
- 1998年
- 1999年
- 2月1日:情報化教室完成
- 4月1日:中学校・高等学校に「フロンティアコース」を新設
- 2001年
- 2002年4月1日:高等学校に「総合進学コース」を新設
- 2006年12月19日:第2体育館竣工
- 2014年7月25日:食堂兼野球部寮竣工
年間行事[編集]
- 中学校
- 4月:始業式・入学式、新入生宿泊研修、保護者会、新入生歓迎球技大会
- 5月:中間試験
- 6月:中体連那覇地区大会、内科検診、授業参観、生徒総会
- 7月:期末試験、PTA進路講演会、保護者会、一学期終業式
- 8月:夏期講座、リーダー研修
- 9月:二学期始業式、夏休み明けテスト、EIグランプリ、遠足
- 10月:文化祭・体育祭・ミックスカーニバル(それぞれ3年に1回行われる)、中間試験
- 11月:冬服衣替え、合唱コンクール
- 12月:期末試験、県中文連見学、推薦入試、二学期終業式
- 1月:三学期始業式、3年学年末試験、中学入試(前期入試)、
- 2月:3年生受験・就職休み、卒業生を送る会、中学入試(後期入試)、修学旅行(2年生)、学年末試験(1・2年生)
- 3月:卒業式、保護者会、修了式、(1・2年生)春期課外授業
- 高等学校
- 4月:始業式・入学式、保護者会、新入生歓迎球技大会
- 5月:中間試験、県高校総体
- 6月:内科検診
- 7月:期末試験、PTA進路講演会、保護者会、一学期終業式、3年前期夏研修
- 8月:3年後期夏研修、夏期講座
- 9月:二学期始業式、遠足
- 10月:興琉祭・体育祭・ミニ運動会(それぞれ3年に1回行われる)、新人体育大会
- 11月:冬服衣替え
- 12月:期末試験、高校入試(推薦入試)、二学期終業式
- 1月:三学期始業式、高校入試(前期入試A日程)
- 2月:3年就職休み、卒業生を送る会、高校入試(前期入試B日程)
- 3月:卒業式、保護者会、修了式、高校入試(後期入試)、春期課外授業、修学旅行(2年生)
著名な出身者[編集]
野球[編集]
- 前泊哲明 - 元プロ野球選手
- 与座朝勝 - 元プロ野球選手
- 金城博和 - 元プロ野球選手
- 渡真利克則 - 元プロ野球選手、元審判員
- 竹下浩二 - 元プロ野球選手
- 仲田幸司 - 元プロ野球選手、野球解説者
- 仲田秀司 - 元プロ野球選手
- 友利結(デニー友利) - 元プロ野球選手
- 名幸一明 - 元プロ野球選手、現審判員
- 西岡洋 - 元プロ野球選手
- 松谷秀幸 - 競輪選手、元プロ野球選手
- 上原厚治郎 - 元プロ野球選手
- 島井寛仁 - 元プロ野球選手、2年次に沖縄県立西原高等学校へ転出
- 島袋洋奨 - 元プロ野球選手、2020年4月より同校職員(契約社員)として就任し2021年2月より高校野球部コーチ、2010年甲子園春夏連覇優勝投手
- 大城滉二 - プロ野球選手
- 高良一輝 - 元プロ野球選手
- 宮城大弥 - プロ野球選手
- 我喜屋優 - 元社会人野球選手、現学校法人興南学園理事長および中高校長、高校野球部監督、2010年甲子園春夏連覇優勝監督
ハンドボール[編集]
- 田場裕也 - ハンドボール選手、1994年卒
- 東長濱秀作 - 元ハンドボール選手、指導者、2002年卒
- 内田武志 - ハンドボール選手、2006年卒
- 棚原良 - ハンドボール選手、2006年卒
- 石川出 - ハンドボール選手、2006年卒
- 東長濱秀希 - ハンドボール選手、2006年卒
- 山田隼也 - ハンドボール選手、2010年卒
- 玉城慶也 - ハンドボール選手、2011年卒
- 津波古駿介 - ハンドボール選手、2012年卒
- 東江雄斗 - ハンドボール選手、2012年卒
- 宮國央芽 - ハンドボール選手、2015年卒
- 伊舎堂博武 - ハンドボール選手、2015年卒
バスケット[編集]
- 井上公男 - 元バスケットボール選手、現同校バスケットボール部監督
- 伊佐勉 - プロバスケットボール指導者(サンロッカーズ渋谷HC)
- 新里智将 - バスケットボール選手
- 山城吉超 - 元プロバスケットボール選手:2003年卒業
- 上江田勇樹 - バスケットボール選手
- 山内盛久 - プロバスケットボール選手
- 岸本行央 - プロバスケットボール選手
- 狩俣昌也 - プロバスケットボール選手
- JJ - フリースタイルバスケットボールパフォーマー
ボクシング[編集]
- フリッパー上原 - 元プロボクサー
- 仲井真重次 - プロボクシング指導者
- 具志堅用高 - 元WBA世界ライトフライ級王者。日本人の世界王者防衛記録保持者(13度防衛)。
- ピューマ渡久地 - 元プロボクサー
- 名護明彦 - プロボクサー
体操[編集]
ゴルフ[編集]
空手[編集]
- 喜友名諒 - 空手家、2020年東京オリンピック空手(男子・形)金メダリスト[3]
芸能[編集]
- 崎山一葉 - タレント
- 岸本祐二(岸本裕二) - 俳優
- 安里勇哉(安里勇哉) - 俳優
- ISSA - 歌手、DA PUMP、中学校のみ
- 中川大輔 - 俳優・ファッションモデル、高校のみ
- 糸数美樹 - タレント
- 松田迅 - アイドル
その他[編集]
アクセス[編集]
興南サンバ[編集]
主に高校野球の応援で使用されている応援曲[要出典]。原曲は埼玉県の浦和学院高等学校の「浦学サンバ3」であり[要出典]、これを譲り受けて「興南サンバ」として使用するようになった[要出典]。これをベースにして他の沖縄県内の高校でも演奏されるようになり[要出典]、沖縄で特に広まったことから、千葉ロッテマリーンズが沖縄県内で試合を行う時限定のチャンステーマとしても使用されている[要出典]。
脚注[編集]
- ^ 春の大会の決勝戦では、同校OBの具志堅用高がアルプススタンドで観戦していた[要出典]。同校は2009年春にも出場している(1回戦敗退)が、この際に具志堅は「決勝戦に進出したら観に行く」と公言し、一年越しの公約を果たした形となった[要出典]。
- ^ “興南 島人に届けた初大旗/夏の甲子園 - 夏の甲子園 : nikkansports.com” (日本語). nikkansports.com 2018年7月31日閲覧。
- ^ “【電子号外】喜友名が金メダル 空手男子形 県勢初の金メダリスト”. 沖縄タイムスプラス. 沖縄タイムス (2021年8月6日). 2021年8月7日閲覧。
- ^ “試験運行【東西線】の期間延長について” (PDF). 興南学園 (2017年7月21日). 2017年7月21日閲覧。