島袋洋奨

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島袋 洋奨
Chuo Shimabukuro.JPG
中央大学時代
(2014年4月8日、明治神宮野球場にて)
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 沖縄県宜野湾市
生年月日 (1992-10-24) 1992年10月24日(26歳)
身長
体重
174 cm
78 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 投手
プロ入り 2014年 ドラフト5位
初出場 2015年9月25日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

島袋 洋奨(しまぶくろ ようすけ、1992年10月24日 - )は、沖縄県宜野湾市出身[1]プロ野球選手投手)。左投左打。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

宜野湾市立志真志小学校2年生の時に「志真志ドラゴンズ」で野球を始め、3年生の時に投手になり[1]嘉数中学校時代は軟式野球部に所属していた[2]

興南高校では1年生の夏にベンチ入りし、準決勝でこの年のセンバツ優勝校である現チームメイトの東浜巨擁する沖縄尚学高校と対戦し敗れている。[1]。2年生時の第81回選抜高校野球の一回戦に8番・投手で先発出場し、10回を投げ2失点(自責点0)19奪三振の成績で、チームは敗退した[3]。夏の第91回選手権大会・1回戦では9番・投手で先発出場し、8回2/3を投げ4失点だったが、同点で迎えた9回の裏に決勝の4点目を失ったことでサヨナラ負けを喫した[4]。なお、この試合の相手・明豊高校の先発投手は、当時3年生で後にソフトバンクでチームメイトになる今宮健太だった[5]。3年生時の第82回選抜高校野球では全5試合に8番・投手で先発し、計46回を投げ8失点(自責点6)、防御率1.17の成績で[6]、チームは春・夏通じて初の甲子園優勝を果たした[7]。夏の第92回選手権大会・全国大会でも全6試合に8番・投手で先発し、計51回を投げ12失点(自責点11)、防御率1.94の成績で[8]、チームは史上6校目となる春・夏連覇と沖縄県勢では初の夏の大会での優勝を達成し[9]、これらを記念して大会後に野球部には県民栄誉賞が贈られた[10]。甲子園大会での通算成績は13試合に登板し11勝2敗、防御率1.63で[11]、通算勝利数11は松坂大輔に並び歴代5位の記録[12]。9月にアメリカで行われた日米親善高校野球大会のメンバーに選ばれ[13]、大会では2試合に先発した[14]横浜オリックスがこの年のドラフト会議での指名候補にリストアップしたが[15][16]、9月中に中央大学へ進学する意向であることが明らかにされ[17]、12月9日に同校への合格が発表された[18]

中央大入学後、1年時の東都大学野球・春季リーグ戦の開幕戦において、同校ではこの時の同校監督高橋善正以来48年ぶりの新人開幕投手として登板したが、4回2/3を投げて4失点(自責点1)で敗戦投手になった[19]。6月13日の対亜細亜大学戦では、当時3年生で後にソフトバンクでチームメイトになる東浜巨と投げ合い、9回完封で大学初勝利を挙げた[20]。春季リーグでの成績は1勝3敗、防御率はリーグ2位の0.99で新人賞を受賞した[21]。2年生時の春も開幕投手に指名されると、延長15回を投げ勝利投手になったが[22]。その後左肘を故障、9月に復帰し[23]、秋のリーグでの成績は1勝1敗だった[24]。3年生時は春・秋通算で4勝9敗で負け越した[24]。11月には新主将に任命されたが[25]、4年生時の春季リーグでは4月8日の試合で5連続四死球を出すなどして[26]0勝2敗で[24]、秋季リーグでは不調のため中継ぎに回り、10月16日の試合でこの季初先発初勝利を挙げた[27]。大学通算成績は47試合で312回1/3を投げ12勝20敗、防御率2.16[28]

阪神がドラフト会議で指名を検討しているとも報じられたが[29]2014年10月23日に行われたプロ野球ドラフト会議では福岡ソフトバンクホークスに5位で指名され[30]、契約金4,000万円、年俸800万円(金額は推定)で合意し[31]、入団。背番号39に決まった[32]

プロ入り後[編集]

2015年、9月23日に一軍出場選手登録され[33]、9月25日の対千葉ロッテマリーンズ戦の8回に3番手でプロ初登板し、1回を投げ被安打0、奪三振1、与四球1で無失点だった[34][35]。一軍公式戦には2試合に登板。二軍公式戦においては9試合の登板で11イニングを投げ、1勝0敗1セーブ、防御率2.45だった[36]。三軍戦では21試合に登板した[37]

2016年、一軍公式戦の登板機会は無く、二軍公式戦において31試合の登板で65回1/3を投げ、2勝7敗1セーブ、防御率5.51の成績を残す[38]。。三軍戦では3試合に登板した[39]

シーズンオフの11月25日から台湾で開催された2016アジアウインターベースボールリーグNPBウエスタン選抜メンバーに選ばれ[40]、大会では8試合に登板し(3先発・5救援)、計16回1/3を投げて3勝0敗1セーブ、防御率2.20の成績だった[41]

2017年、今シーズンも一軍公式戦の登板は無く、二軍公式戦において27試合の登板で46回2/3を投げ、1勝1敗、防御率4.63の成績を残す[42]。三軍戦では5試合に登板した[43]

シーズンオフの10月29日に戦力外通告を受けたと報道された[44]。この報道の中では、8月29日に「左肘鏡視下関節内遊離体摘出術」を受けてリハビリ中であるため、育成選手として再契約が検討されている[44]。11月5日に球団より戦力外通告が発表されたが[45]、同月20日に育成選手での再契約が発表された[46]。年俸は現状維持の750万円(金額は推定)。背番号は143に変更された[47]

2018年10月31日、自由契約公示[48]

選手としての特徴[編集]

独特のトルネード投法からオーバースローで投げる。これは小学生の時、小柄な体をめいっぱい大きく使うために生み出したといい[1]、プロでもこのスタイルを貫くとしている[49]直球は大学三年生の時に自己最速150km/hを計測した[50]

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
2015 ソフトバンク 2 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 9 2.0 1 0 2 0 0 2 0 0 0 0 0.00 1.50
通算:1年 2 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 9 2.0 1 0 2 0 0 2 0 0 0 0 0.00 1.50
  • 2018年度シーズン終了時

記録[編集]

背番号[編集]

  • 39 (2015年 - 2017年)
  • 143 (2018年)

登場曲[編集]

  • 「Ocean」HY(2015年)
  • 「My Way」Def Tech(2016年 - )

[51]

代表歴[編集]

脚注[編集]

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注釈[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b c d 島袋“沖縄悲願”叶えた783球!興南が春夏連覇 スポニチ Sponichi Annex 2010年8月22日掲載
  2. ^ 2014年ドラフト ◇ソフトバンク5位指名 スポニチ Sponichi Annex
  3. ^ 第81回選抜高校野球 3月26日第1試合結果 スポニチ Sponichi Annex
  4. ^ 第91回高校野球選手権 8月8日第2試合結果 スポニチ Sponichi Annex
  5. ^ 62発男今宮 投打に活躍!サヨナラ呼んだ スポニチ Sponichi Annex 2009年8月9日掲載
  6. ^ 第82回選抜高校野球 3月26日第1試合結果3月29日第3試合結果3月31日第3試合結果4月2日第1試合結果4月3日第1試合結果 スポニチ Sponichi Annex
  7. ^ 島袋198球完投!興南初優勝!! スポニチ Sponichi Annex 2010年4月4日掲載
  8. ^ 第92回高校野球選手権 8月10日第4試合結果8月15日第2試合結果8月17日第4試合結果8月18日第2試合結果8月20日第1試合結果8月21日第1試合結果 スポニチ Sponichi Annex
  9. ^ 島袋“沖縄悲願”叶えた783球!興南が春夏連覇 スポニチ Sponichi Annex 2010年8月22日掲載
  10. ^ 興南の優勝旗展示!野球部に県民栄誉賞も スポニチ Sponichi Annex 2010年9月13日掲載
  11. ^ 中大・島袋ソフトB5位指名に号泣 日刊スポーツ 2014年10月24日紙面から
  12. ^ 興南・島袋、松坂に並ぶ11勝目/夏の甲子園 日刊スポーツ 2010年8月21日掲載
  13. ^ 日米親善野球メンバー 島袋、一二三らを選出 スポニチ Sponichi Annex 2010年8月21日掲載
  14. ^ 日本選抜が帰国 島袋、3冠宣言! スポニチ Sponichi Annex 2010年9月9日掲載
  15. ^ 横浜 島袋もリストアップ 東洋大、佛教大左腕も照準 スポニチ Sponichi Annex 2010年8月24日掲載
  16. ^ オリックス 島袋ら70人を候補にリストアップ スポニチ Sponichi Annex 2010年7月1日
  17. ^ プロガックリ…興南・島袋は大学進学へ スポニチ Sponichi Annex 2010年9月6日掲載
  18. ^ 興南・島袋ら甲子園経験者4人が中大合格 スポニチ Sponichi Annex 2010年12月10日
  19. ^ 甲子園V左腕“48年ぶり”もほろ苦デビュー スポニチ Sponichi Annex 2011年4月6日掲載
  20. ^ 島袋が東浜倒しようやく1勝/東都大学 日刊スポーツ 2011年5月14日紙面から
  21. ^ 島袋が新人賞に輝く 東都大学春季リーグ 防御率2位0.99 琉球新報 2011年6月8日掲載
  22. ^ 島袋 15回226球21K熱投!サヨナラ勝ち引き寄せた スポニチ Sponichi Annex 2012年4月2日掲載
  23. ^ 左肘痛の中大・島袋 抑えで5カ月ぶり白星 最速146キロ スポニチ Sponichi Annex 2012年9月19日掲載
  24. ^ a b c 野球太郎」No.013 廣済堂出版 136頁
  25. ^ 来秋ドラフト候補 島袋が中大新主将に就任 スポニチ Sponichi Annex 2013年11月14日掲載
  26. ^ 中大・島袋2回途中KOも打線がカバー 日刊スポーツ 2014年4月9日紙面から
  27. ^ 中大勝ち、駒大優勝決定はお預け 日刊スポーツ 2014年 10月16日掲載
  28. ^ 週刊ベースボール 12・10号増刊 「大学野球秋季リーグ戦決算号」 ベースボール・マガジン社発行 23頁
  29. ^ 阪神 中大・島袋指名へ 藤浪と史上初の甲子園春夏V腕コンビに スポニチ Sponichi Annex 2014年10月4日掲載
  30. ^ 【ドラフト】1位は松本投手!計13人を指名! 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト
  31. ^ ソフトBドラ5島袋、工藤カーブ習得だ 日刊スポーツ 2014年11月21日紙面から
  32. ^ 新人入団会見で松本投手、栗原選手らが活躍誓う 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト
  33. ^ 公示(出場選手登録・抹消) 2015年9月 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト
  34. ^ ソフトバンク島袋1回0封デビュー「ようやく1歩」 日刊スポーツ 2015年9月26日紙面から
  35. ^ 2015年9月25日 千葉ロッテ 対 福岡ソフトバンク 成績詳細 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト
  36. ^ 2015年度 福岡ソフトバンクホークス 個人投手成績(ウエスタン・リーグ)”. NPB.jp 日本野球機構. 2017年12月23日閲覧。
  37. ^ 非公式戦個人成績 投手成績(ホークス)2015年9月27日現在”. 福岡ソフトバンクホークス オフィシャルサイト. 2016年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月23日閲覧。
  38. ^ 2016年度 福岡ソフトバンクホークス 個人投手成績(ウエスタン・リーグ)”. NPB.jp 日本野球機構. 2017年12月23日閲覧。
  39. ^ 3軍選手成績 非公式戦個人成績 投手成績 2016年12月1日現在”. 福岡ソフトバンクホークス オフィシャルサイト. 2017年1月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月23日閲覧。
  40. ^ 2016アジアウインターベースボールリーグ(AWB) NPBメンバー表 NPB.jp 日本野球機構
  41. ^ 球員個人紀錄 島袋 洋奨 39 亞洲冬季棒球聯盟全球資訊網
  42. ^ 2017年度 福岡ソフトバンクホークス 個人投手成績(ウエスタン・リーグ)”. NPB.jp 日本野球機構. 2017年12月23日閲覧。
  43. ^ 3軍選手成績 非公式戦個人成績 投手成績 2017/11/16(木)現在”. 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト (2017年11月16日). 2017年12月23日閲覧。
  44. ^ a b ソフトバンク大隣が戦力外 山田とリハビリ中島袋も 日刊スポーツ
  45. ^ 2017/11/05(日) プレスリリース 来季契約について”. 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト (2017年11月5日). 2017年11月11日閲覧。
  46. ^ ソフトバンク島袋が育成契約「覚悟はできていた」”. 日刊スポーツ (2017年11月20日). 2017年11月20日閲覧。
  47. ^ ソフトB・島袋、育成で再契約 背番号143 左肘は順調回復「チャンスもらえた」”. スポニチ Sponichi Annex (2017年11月20日). 2017年11月23日閲覧。
  48. ^ 自由契約選手(育成選手)|2018年度公示”. NPB.jp 日本野球機構 (2018年10月31日). 2018年11月11日閲覧。
  49. ^ ソフトBドラ5島袋「トルネード」貫く 日刊スポーツ 2014年12月2日紙面から
  50. ^ 中大・島袋が自己最速150キロ/東都大学 日刊スポーツ 2013年10月18日掲載
  51. ^ 球場使用曲一覧 福岡ソフトバンクホークス・オフィシャルサイト

関連項目[編集]

外部リンク[編集]