駿台甲府小学校・中学校・高等学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
駿台甲府小学校・中学校・高等学校
Sundai Kofu High School.JPG
駿台甲府高等学校(2011年2月撮影)
過去の名称 山梨自動車工業高等学校
山梨工業高等学校
甲府北星高等学校
国公私立の別 私立学校
設置者 学校法人駿台甲府学園
理念 愛情教育
チャレンジング・スピリット
設立年月日 1980年
共学・別学 男女共学
中高一貫教育 併設型
課程 全日制課程
通信制課程
単位制・学年制 学年制(全日制)
単位制(通信制)
設置学科 普通科
美術デザイン科
学期 3学期制(全日制)
2学期制(通信制)
高校コード 19504K
所在地 400-0026
山梨県甲府市塩部2-8-1
高等学校普通科
北緯35度40分15秒東経138度33分26.4秒座標: 北緯35度40分15秒 東経138度33分26.4秒
山梨県甲府市上今井町1279-2
美術デザイン・通信制課程・中学校・小学校
北緯35度37分20.46秒東経138度34分33.59秒座標: 北緯35度37分20.46秒 東経138度34分33.59秒
外部リンク 公式サイト
Portal.svg ウィキポータル 教育
Project.svg ウィキプロジェクト 学校
テンプレートを表示

駿台甲府小学校・中学校・高等学校(すんだいこうふしょうがっこう・ちゅうがっこう・こうとうがっこう)は、山梨県甲府市にある私立小学校中学校高等学校。県内では唯一の美術系専門課程美術デザイン科を持つことで知られる。 通称「駿台」「駿高」(すんこう)。

沿革[編集]

1956年、山梨自動車工業高等学校として設立される(この時点では後述の駿台予備学校とは無関係)。翌年山梨工業高等学校と改称した。さらに1974年、普通科併設にともなって甲府北星高等学校と改称した。

その後1980年、提携校を探していた学校法人甲府北星高等学校と、学校法人駿台予備学校が提携する形で発足、同時に「駿台甲府学園」と改称。その後、学校法人名を「駿河台西学園」と改称、さらに2010年度に「駿台甲府学園」に再び改称。学校名は「駿台甲府高等学校」のままである。

当時は、駿台進学研究会(現在の駿台リンデンスクール)が、11月に「駿台甲府高校入試模試」をおこない、その成績が良いと、作文を提出するだけで駿台甲府高校に合格(授業料免除の特待生含む)できたため、多くの有名国立・私立校志願者が滑り止めとして受けた。ただし、山梨県内の受験生は駿台甲府高校を第一志望とするものしかうけいれなかった。八王子市方面から通学する生徒もいたが、県外生はほぼ全員が入寮した。

普通科は当初男子のみだったが、1990年から女子(当初は1クラスのみで3年間別クラス)も受け入れるようになった。1993年より共学2クラス、男子4クラス、女子1クラスの構成となり、現在は共学である。

学校法人駿河台大学駿台予備学校とは姉妹関係にあり、生徒対象に駿台予備学校による講習会が行われるほか、駿台模試の公開会場としてしばしば利用される。駿台予備学校は山梨県内には存在しない。 東京都北区の駿台学園中学校・高等学校とは無関係。

付属の駿台甲府中学・小学校との間で教員の人事による交流・異動が行われており、特に高校と中学に関しては教員に関しては同一に近いところがある。また中学校入学者を内部、高校入学者を外部と呼称して一時期は高校のクラス編成において重視せずに混ぜていたが色々と問題が生じた事で現在では区別されている。ただしこの呼称は便宜的なものでクラス編成以外では特に区別される事は無い。

ハンドボール部・ディベート部の活動が盛んであり、ハンドボール部は全国高等学校総合体育大会に15年連続15回出場(2007年)。また、かつては野球部にも力を入れており、1985年夏の全国高校野球大会県予選で決勝に進出したが、東海大甲府高等学校にサヨナラ負けを喫している。 全国高等学校クイズ選手権には、第7~10回、第22回の計5回、山梨県代表を出している。

2005年から新1年生を対象としての制服の切り替えが進められて2006年度の卒業生を以って旧制服の使用は終了した。なお、以前から制服のネクタイリボンを下げて着用する生徒が多数みられたため、対策として新制服の導入と並行し、ネクタイリボンはすべてフック式へと変わった。また2005年度より高校入学者の定員が増加し新たにH組が新設された、これは2007年より実施された公立高校の全県一区制をにらんでの事である(それ以前にもH組が存在した時期がある)。

概要[編集]

  • 所在地
    • 普通科 山梨県甲府市塩部2-8-1
    • 美術デザイン科 山梨県甲府市上今井町1279-2
    • 通信制課程 山梨県甲府市上今井町884-1
    • 駿台甲府中学校(所在地は通信制課程と同じ)
    • 駿台甲府小学校(所在地は通信制課程と同じ)
  • 高等学校学科
    • 普通科
      • 普通クラス
      • スポーツクラス
    • 美術デザイン科
    • 通信制課程(普通科)

所在地の違いから普通科のある校舎は塩部校舎、美術デザイン科と通信制課程のある校舎は今井校舎として区別されている。

  • 以前は普通部と工業部に分かれ、工業部の中に自動車科とデザイン科が存在していたが、後に自動車科は無くなり、デザイン科が美術デザイン科と改称され存続しており、現在は普通部・工業部といった区別はなくなっている。又、現在の校名になった際、2年間だけだが、旧甲府北星高校の生徒達を対象として、工業部の中に普通科が設けられており、限定的ではあるが『普通科』という科が別々に存在していた。なお、校舎は現在の小中学校が置かれている場所(上記の今井校舎のすぐ脇)に存在した。
  • 前述の通り所在地が違い離れている事から高校普通科と美術デザイン科との間で交流は基本的に存在しない。一部の部活で例外的に見られる程度でありその為、それぞれに在籍している生徒は互いに意識する事は稀であり学園祭も別々の日程と内容で行われている。
  • 学生寮
かつては甲府市内に3箇所のを有し、県外の生徒や海外からの帰国生徒を受け入れていた。特に帰国生徒の受け入れについては、海外の日本人学校などを通して実施していた模擬試験の成績(これは国内各地の駿台予備学校でも実施された)により優先入学の制度を設けるなど、積極的に行っていた。但し全寮制ではなく、むしろ寮生の方が少数派(寮生は1学年約100名程度)であった。
普通科1年生用の4人部屋の「曙寮」が甲府市山宮町の荒川沿いに、普通科2・3年生用の個室部屋の「旭日寮」が甲府市塩部の甲府工業高校の川向かいに、もう1箇所は美術デザイン科のある甲府市上今井町地内に存在していたが、入寮希望者の減少により順次閉鎖された。尚、上今井町に存在した寮に関しては、県外から入学した野球部の部員と、現在は閉鎖された専門学校(下記記載)の生徒を対象とした寮となっていた。
現在、直営の寮は所有しておらず、甲府市内で高校生向けの学生寮を経営する民間業者に委託している。

交通・通学手段[編集]

  • 塩部校舎(普通科)
    • 甲府駅北口より徒歩15分
    • 甲府駅石和温泉駅より山梨交通バス99系統敷島営業所行きに乗車、甲府工業高校バス停下車徒歩1分
    • 山梨交通バス45系統「high school ライナー」朝日小学校入口バス停下車徒歩3分
    • 甲府駅南口3番乗り場より山梨交通バス01・02・03・04・05・06・08・82系統に乗車、塩部停留所下車10分
    • 韮崎駅塩崎駅より山梨交通バス08系統甲府駅行きに乗車、塩部停留所バス停下車徒歩10分

塩部停留所は山の手通りにあり、甲府駅北口と甲府市北西部を結ぶ路線の殆どが経由しており利便性は高く1系統のみしか経由せず利便性の低い甲府工業高校前停留所とは対照的である。

  • 今井校舎(美術デザイン科・通信制・小学校・中学校)

バス通学をしている生徒の中には、経由地や便数の関係から南甲府警察署バス停や甲府商業高校入口バス停、上今井町西バス停を利用している生徒も少なからずいる。

  • 通学手段
何れの校舎ともに半数以上の生徒が甲府周辺から自転車通学する。塩部校舎については甲府駅北口から徒歩15分程度の好立地にあるため、JR中央線・身延線や南口バスターミナル発着の路線バスを利用する生徒が多い。保護者の車による通学も少数ではあるが存在。2007年4月より富士吉田市内~駿台甲府中学~駿台甲府高校を結ぶスクールバスが本格運行を開始しており、富士吉田・河口湖方面からの通学利便性向上が実現した。ただし、それ以前から富士急行線沿線~中央線経由の通学者や富士急行バス甲府駅~富士吉田駅(現・富士山駅)線利用の通学者が一定数存在した。
今井校舎に付いては甲府市の南の外れと言う事もあり甲府市西部及び甲府駅より直通してくる山梨交通の駿台今井キャンパス線が、美術デザイン科校舎敷地内にある駿台今井キャンパス停留所まで乗り入れてくる。その名の通りにほぼ今井校舎に通う生徒と中学校・小学校の為の専用路線と化している為平日と土休日でのダイヤの差が大きく、通学時間帯には混雑の為に途中停留所を通過する事も多い。
身延線甲斐住吉駅より徒歩または自転車にて通う生徒も多く、中にはバスの混雑と本数の少なさを嫌って甲府駅より自転車にて通学する生徒も存在する。
また県外、主に東京都西部長野県諏訪地方からの通学者も少数だが存在し、一例を挙げるとお笑い芸人である藤森慎吾オリエンタルラジオ)は普通科に在籍していた為に、諏訪地方から甲府駅まで電車通学をしていた。

著名な関係者[編集]

出身者[編集]

元教員[編集]

その他[編集]

以前、美術デザイン科のある上今井町地内(今井校舎)に『駿台自動車専門学校(後に『駿台理工専門学校』と改称)』が設置されていたが、現在は廃校となり跡地は小学校の校舎となり一部が通信制課程にて使われている模様である。

校風も同じ高校ではあるが普通科やスポーツクラスに比べ、美術デザイン科の方が圧倒的に自由度が高く、他の高校から驚かれる程のびのびとした校風である。

年に十数回、駿台予備学校の講師による特別講座が行われる。また、駿台模試の甲府会場として頻繁に使用されることで知られる。

2005年と2006年の秋には秋山仁による講演会が駿台甲府中学と合同で、計2回開催された。

塩部校舎に関しては5階建ての新校舎(本館)が2007年1月に完成し、続いての旧校舎(北館・旧本館)の解体および西館の改修工事はほぼ完了し、同時に行われている駐車場・駐輪場の移設、校庭や旧校舎跡地の整備も順次完了している。

また道路挟んで北側にある甲府工業高校の校舎がガラス張りであることから晴天時には陽光が反射し、主に北館や西館の構内に注ぎ込み非常にまぶしい時があった。また非常に老朽化していた北館が現役の時には生徒達の間では真新しい工業高校校舎とを比較しあう事も見られた。

南館1階の職員室と事務室はそれまで南館2階、北館・西館1階に各学年ごとに分散していた職員室と中館1階の事務室を統合したものでかつては南館完成と共に設置された屋内プールの敷地であった。この屋内プールは数年使用された後に設計ミスと想定以上の結露による障害等により使用が停止されて10年近く放置されていたが、北館の老朽化等の諸要因により施設の有効利用と言う観点で改修工事とプールの埋め立てを経て職員室と事務室に改造され2004年より使用が開始された。

2004年度まで塩部校舎の生徒向けのコンピュータ室に置かれていたパソコンは老朽化していたMacであったが、2005年度よりWindowsXP搭載の最新型に置き換えられている。

甲府北星高校時代アマチュア無線呼出符号JH1ZSXが存在した。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]