谷町九丁目駅
谷町九丁目駅 | |
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![]() 2号出入口(2018年10月22日撮影) | |
たにまち9ちょうめ Tanimachi 9-chome | |
所在地 | 大阪市天王寺区生玉前町 |
所属事業者 | 大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro) |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 計3面4線 |
乗車人員 -統計年度- |
36,629人/日(降車客含まず) -2017年- |
乗降人員 -統計年度- |
74,850人/日 -2017年- |
開業年月日 | 1968年(昭和43年)12月17日 |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | ●谷町線 |
駅番号 | T25 |
キロ程 | 16.1km(大日起点) |
◄T24 谷町六丁目 (0.9km) | |
所属路線 | ●千日前線 |
駅番号 | S18 |
キロ程 | 6.6km(野田阪神起点) |
◄S17 日本橋 (1.0km) (1.1km) 鶴橋 S19► | |
乗換 |
近鉄大阪線 近鉄難波線(近鉄奈良線) (大阪上本町駅) |
備考 | キロ程は営業キロ |
谷町九丁目駅(たにまちきゅうちょうめえき)は、大阪市天王寺区生玉前町にある大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro) の駅。駅番号は谷町線がT25、千日前線がS18。
目次
概要[編集]
当駅は近鉄大阪線・難波線(奈良線・阪神線直通)の大阪上本町駅との連絡駅となっている。
大阪上本町駅とは地下通路で連絡している。
乗り入れ路線[編集]
歴史[編集]
- 1968年(昭和43年)12月17日:2号線(現在の谷町線)の谷町四丁目 - 天王寺間延伸時に開業。
- 1969年(昭和44年)7月25日:5号線(現在の千日前線)の当駅 - 今里間が開業、乗換駅及び同線の終着駅となる。
- 1970年(昭和45年)3月11日:千日前線が当駅から桜川まで延伸し野田阪神まで直結、途中駅となる。
- 2018年(平成30年)4月1日:大阪市交通局の民営化に伴い、大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro) の駅となる。
駅構造[編集]
谷町線は地下1階で相対式2面2線ホーム、千日前線は地下2階で可動式ホーム柵が設置されている島式1面2線ホームである。谷町線のホームの直下を近鉄難波線が通っている。
後述のアンダーパスが駅の直上に位置する関係で、谷町線の相対式ホームの上下線の間を開けて電気室・機械室としている。谷町線ホーム中央付近に千日前線ホームなんば寄りにつながる連絡階段があり、千日前線ホームなんば寄りは谷町線ホームの改札内連絡通路を兼ねるほか、野田阪神行きの列車が停車する(2013年12月21日初発から[1]。前日までは南巽行きの列車と同じく、東改札寄りに停車していた)。改札外にも連絡通路がある。
改札口は谷町線ホーム双方に1ヶ所ずつ、千日前線ホーム中央付近に1ヶ所、合計3ヶ所ある。トイレは改札外に2箇所に設置されている。
谷町線南行きホームは、改札を隔てて、近鉄大阪上本町駅連絡通路と同一フロアーであるが、北行きホームは千日前線ホームを経由する必要がある。隣の日本橋駅となんばウォークも、これらと同様な構造となっている。
当駅は、平野管区駅に所属しており、駅長が配置され、当駅および谷町六丁目駅を管轄する。
千日前線ホームの東端(近鉄大阪上本町駅側)に使用されていない階段と改札口用地があるが、仮囲いで閉鎖されている。また、谷町線ホーム北側に閉鎖された階段が存在し、走行中の列車から見ることができる。
のりば[編集]
番線 | 路線 | 行先 |
---|---|---|
谷町線ホーム | ||
1 | ![]() |
天王寺・八尾南方面[2] |
2 | 東梅田・都島・大日方面[2] | |
千日前線ホーム | ||
1 | ![]() |
鶴橋・南巽方面[2] |
2 | なんば・野田阪神方面[2] |
利用状況[編集]
2017年11月14日の1日乗降人員は74,850人(乗車人員:36,629人、降車人員:38,221人)である[3]。
年度 | 調査日 | 乗車人員 | 降車人員 | 乗降人員 |
---|---|---|---|---|
1985年 | 11月12日 | 30,237 | 30,755 | 60,992 |
1987年 | 11月10日 | 31,405 | 31,703 | 63,108 |
1990年 | 11月 | 6日42,882 | 43,739 | 86,621 |
1995年 | [注 1]2月15日 | 37,339 | 38,165 | 75,504 |
1998年 | 11月10日 | 38,497 | 40,170 | 78,667 |
2007年 | 11月13日 | 35,848 | 37,157 | 73,005 |
2008年 | 11月11日 | 36,324 | 37,538 | 73,862 |
2009年 | 11月10日 | 35,051 | 36,543 | 71,594 |
2010年 | 11月 | 9日35,022 | 36,325 | 71,347 |
2011年 | 11月 | 8日34,434 | 35,875 | 70,309 |
2012年 | 11月13日 | 34,424 | 36,212 | 70,636 |
2013年 | 11月19日 | 35,329 | 36,710 | 72,039 |
2014年 | 11月11日 | 35,156 | 36,694 | 71,850 |
2015年 | 11月17日 | 35,532 | 37,412 | 72,944 |
2016年 | 11月 | 8日36,758 | 37,994 | 74,752 |
2017年 | 11月14日 | 36,629 | 38,221 | 74,850 |
駅周辺[編集]
谷町9交差点[編集]
谷町9交差点は、谷町筋と千日前通が交叉する交差点で、当駅はこの地下に位置する。当交差点付近一帯のエリアは通称谷九(たにきゅう)と呼ばれる。千日前通は上下合わせて9車線(交差点へ進入する方が5車線)、谷町筋は上下合わせて8車線となっており、そのうち中央4車線分が千日前通をくぐるアンダーパスとなっている。このアンダーパスは、まだ大阪市電(九条高津線)が交差点を横切っていた昭和40年代前半に、交差点付近の交通量が飽和状態に達したため、地下鉄駅と一体で整備されたものである。なお、大阪市電は1969年(昭和44年)まで交差点を通っていたが、近傍には停留所はなかった(上本町6が最寄り)。
社寺等[編集]
学校[編集]
公共施設等[編集]
- 大阪市立天王寺図書館
- 大阪国際交流センター
- 大阪府盲人福祉センター
- 関西電力高津変電所
- 天王寺上汐郵便局
商業施設[編集]
その他[編集]
バス[編集]
最寄停留所は、谷町九丁目、上本町六丁目、上本町六丁目南、上本町六丁目東となる。以下の路線が乗り入れ、大阪シティバスにより運行されている。
谷町九丁目
上本町六丁目、上本町六丁目南、上本町六丁目東
ホテル街[編集]
駅の南側は大阪有数のラブホテル街がある。数十件のホテルが集まっており、ホテル街附近のことを谷九(たにきゅう)以外に生玉(いくたま)、上六(うえろく)とも呼ばれる。
隣の駅[編集]
- 大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro)
谷町線
- 谷町六丁目駅 (T24) - 谷町九丁目駅 (T25) - 四天王寺前夕陽ヶ丘駅 (T26)
千日前線
- 括弧内は駅番号を示す。
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
- ^ “千日前線における電車の停止位置変更について”. 大阪市交通局 (2013年12月6日). 2014年11月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年1月28日閲覧。
- ^ a b c d “Osaka Metro|谷町九丁目” (日本語). www.osakametro.co.jp. 2018年8月12日閲覧。
- ^ 路線別駅別乗降人員(平成29年11月14日 交通調査日) (PDF) - Osaka Metro
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 谷町九丁目駅(谷町線) - Osaka Metro
- 谷町九丁目駅(千日前線) - Osaka Metro
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