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谷町四丁目駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
谷町四丁目駅
9号出入口(2018年10月)
たにまち4ちょうめ
Tanimachi 4-chome
地図
所在地 大阪市中央区谷町四丁目
北緯34度40分54.89秒 東経135度31分2.23秒 / 北緯34.6819139度 東経135.5172861度 / 34.6819139; 135.5172861座標: 北緯34度40分54.89秒 東経135度31分2.23秒 / 北緯34.6819139度 東経135.5172861度 / 34.6819139; 135.5172861
所属事業者 大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro)
駅構造 地下駅
ホーム 4面4線(各線2面2線)
乗車人員
-統計年度-
44,392人/日(降車客含まず)
-2023年-
乗降人員
-統計年度-
91,038人/日
-2023年-
開業年月日 1967年昭和42年)3月24日
乗入路線 2 路線
所属路線 谷町線
駅番号  T23 
キロ程 14.2 km(大日起点)
T22 天満橋 (0.9 km)
(1.0 km) 谷町六丁目 T24
所属路線 中央線
駅番号  C18 
キロ程 11.1 km(コスモスクエア起点)
C17 堺筋本町 (1.0 km)
(1.3 km) 森ノ宮 C19
備考 キロ程は営業キロ
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谷町四丁目駅(たにまちよんちょうめえき)は、大阪府大阪市中央区谷町四丁目にある、大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro) の谷町線中央線の2路線が乗り入れる。駅番号は谷町線がT23、中央線がC18

歴史

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駅構造

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谷町線・中央線ともに相対式ホーム2面2線の地下駅。谷町線ホームの方が中央線ホームより下層にあり、中央線ホーム本町寄りに、谷町線ホーム天王寺寄りに通じる連絡階段が設けられている。改札口は中央線ホーム双方の本町寄りに1ヵ所ずつあるほか、森ノ宮寄り付近と東梅田寄り付近にも1ヵ所ずつあり、合計4ヵ所。

当駅は、阿波座管区駅に所属しており、阿波座副管区駅長により当駅および森ノ宮駅を管轄している。

のりば

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番線 路線 行先
谷町線ホーム
1 T 谷町線 天王寺八尾南方面[2]
2 東梅田都島大日方面[2]
中央線ホーム
1 C 中央線 森ノ宮長田生駒学研奈良登美ヶ丘方面[2]
2 本町大阪港コスモスクエア方面[2]

配線図

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Osaka Metro 谷町四丁目駅 構内配線略図
谷町線
東梅田都島大日方面

中央線
阿波座大阪港
コスモスクエア
方面
Osaka Metro 谷町四丁目駅 構内配線略図
中央線
森ノ宮長田生駒
学研奈良登美ヶ丘
方面
↓ 谷町線
天王寺文の里八尾南方面
凡例
出典:[3][4][5]


特徴

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  • 当駅付近に谷町線 - 中央線の短絡線が存在する。谷町線の車両の森之宮検車場への回送時などに使用されている。
  • 駅名・所在地ともに谷町四丁目となっているが、谷町線の駅施設は大半が谷町三丁目に位置する(中央線の駅施設は大手前四丁目に所在)。かつて谷町筋を通っていた大阪市電谷町線本町通との交点に谷町三丁目電停、農人橋通(現・中央大通西行き)との交点に谷町四丁目電停を設置していたこともあって、谷町筋の地下を通る谷町線と中央大通の地下を通る中央線の乗換駅である当駅の駅名には谷町四丁目が採用されている。
  • 中央線ホームに設置されているホームドアは、今後実施されるリニューアルの構内デザインに合わせ[6]、Osaka Metroでは初めてかつ現状唯一の黒い筐体となっている。

利用状況

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2023年11月7日の1日乗降人員91,038人(乗車人員:44,392人、降車人員:46,646人)である。Osaka Metroの全107駅中第11位である。谷町線の駅では天王寺駅東梅田駅に次ぐ第3位である。2017年の調査で第4位の天満橋駅を上回った。中央線の駅では本町駅堺筋本町駅に次ぐ第3位である。

各年度の特定日利用状況は下表の通り。なお1969・1995年度の記録については、それぞれ1970・1996年に行われた調査である。

年度別特定日利用状況[統計 1][統計 2][統計 3]
年度 調査日 乗車人員 降車人員 乗降人員 出典
メトロ
1967年(昭和42年) 11月14日 9,236 9,982 19,218 [大阪府 1]
1968年(昭和43年) 11月12日 12,900 12,102 25,002 [大阪府 2]
1969年(昭和44年) 01月27日 21,134 22,709 43,843 [大阪府 3]
1970年(昭和45年) 11月06日 23,677 25,724 49,401 [大阪府 4]
1972年(昭和47年) 11月14日 24,549 26,987 51,536 [大阪府 5]
1975年(昭和50年) 11月07日 28,023 29,951 57,974 [大阪府 6]
1977年(昭和52年) 11月18日 28,853 30,564 59,417 [大阪府 7]
1981年(昭和56年) 11月10日 31,244 32,434 63,678 [大阪府 8]
1985年(昭和60年) 11月12日 31,678 33,355 65,033 [大阪府 9]
1987年(昭和62年) 11月10日 35,380 37,146 72,526 [大阪府 10]
1990年(平成02年) 11月06日 37,884 38,828 76,712 [大阪府 11]
1995年(平成07年) 02月15日 37,858 37,562 75,420 [大阪府 12]
1998年(平成10年) 11月10日 38,883 41,727 80,610 [大阪府 13]
2007年(平成19年) 11月13日 41,719 43,265 84,984 [大阪府 14]
2008年(平成20年) 11月11日 42,100 43,892 85,992 [大阪府 15]
2009年(平成21年) 11月10日 43,597 43,967 87,564 [大阪府 16]
2010年(平成22年) 11月09日 42,372 43,958 86,330 [大阪府 17]
2011年(平成23年) 11月08日 40,987 42,669 83,656 [大阪府 18]
2012年(平成24年) 11月13日 39,884 40,779 80,663 [大阪府 19]
2013年(平成25年) 11月19日 40,602 41,679 82,281 [大阪府 20] [メトロ 1]
2014年(平成26年) 11月11日 40,912 42,328 83,240 [大阪府 21] [メトロ 2]
2015年(平成27年) 11月17日 44,497 44,976 89,473 [大阪府 22] [メトロ 3]
2016年(平成28年) 11月08日 44,740 45,391 90,131 [大阪府 23] [メトロ 4]
2017年(平成29年) 11月14日 45,809 47,549 93,358 [大阪府 24] [メトロ 5]
2018年(平成30年) 11月13日 45,484 46,633 92,117 [大阪府 25] [メトロ 6]
2019年(令和元年) 11月12日 45,533 46,901 92,434 [大阪府 26] [メトロ 7]
2020年(令和02年) 11月10日 38,932 39,425 78,357 [大阪府 27] [メトロ 8]
2021年(令和03年) 11月16日 37,769 39,109 76,878 [大阪府 28] [メトロ 9]
2022年(令和04年) 11月15日 38,897 40,494 79,391 [大阪府 29] [メトロ 10]
2023年(令和05年) 11月07日 44,392 46,646 91,038 [メトロ 11]

路線別の内訳(1998年度まで)

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最新の路線別データである1998年調査によると、谷町線のみの乗降人員は東梅田駅・天満橋駅・天王寺駅・谷町九丁目駅に次ぐ5位。ただし乗り入れる2路線の合計はこの時点で谷町九丁目駅を上回っていた。

また中央線のみの乗降人員は堺筋本町駅・弁天町駅・本町駅・森ノ宮駅阿波座駅に次ぐ6位で、線内の大阪市中心部の区間としては少ない数字となっている。ただし、インバウンド等の影響を大きく受けている駅の1つであるため、現在は当時とは状況が異なっている可能性がある。

路線別利用状況[統計 1]
年度 調査日 路線 乗車人員 降車人員 乗降人員 出典
1967年(昭和42年) 11月14日 2号線 7,492 7,753 15,245 [大阪府 1]
4号線 1,744 2,229 3,973
1968年(昭和43年) 11月12日 2号線 10,559 9,169 19,728 [大阪府 2]
4号線 2,341 2,933 5,274
1970年(昭和45年) 11月06日 谷町線 17,710 19,041 36,751 [大阪府 4]
中央線 5,967 6,683 12,650
1972年(昭和47年) 11月14日 谷町線 18,932 20,710 39,642 [大阪府 5]
中央線 5,617 6,277 11,894
1975年(昭和50年) 11月07日 谷町線 19,565 21,071 40,636 [大阪府 6]
中央線 8,458 8,880 17,338
1977年(昭和52年) 11月18日 谷町線 20,331 21,587 41,918 [大阪府 7]
中央線 8,522 8,977 17,499
1981年(昭和56年) 11月10日 谷町線 22,761 23,518 46,279 [大阪府 8]
中央線 8,483 8,916 17,399
1985年(昭和60年) 11月12日 谷町線 23,339 24,286 47,625 [大阪府 9]
中央線 8,339 9,069 17,408
1987年(昭和62年) 11月10日 谷町線 26,440 27,527 53,967 [大阪府 10]
中央線 8,940 9,619 18,559
1990年(平成02年) 11月06日 谷町線 28,136 28,937 57,073 [大阪府 11]
中央線 9,748 9,891 19,639
1995年(平成07年) 02月15日 谷町線 27,481 27,356 54,837 [大阪府 12]
中央線 10,377 10,206 20,583
1998年(平成10年) 11月10日 谷町線 27,680 29,725 57,405 [大阪府 13]
中央線 11,203 12,002 23,205

駅周辺

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難波宮跡法円坂遺跡の最寄駅で、大手前の官公庁街および大坂城追手口にも近接する。谷町筋側に高架橋地下道を設けた天満橋(土佐堀通)・谷町6(長堀通)・谷町9(千日前通)の各交差点と異なり、谷町4交差点(中央大通)では谷町筋側は平面道路のみで、中央大通側に高架橋を設けて渋滞緩和が図られている。

施設

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企業・法人等

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教育機関

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公的機関等

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商業施設

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バス路線

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駅東側の上町筋には大阪シティバス馬場町停留所と国立病院大阪医療センター停留所があり(62号系統大阪駅前行と住吉車庫前行が停車)、いずれもバスの車内放送で「地下鉄谷町四丁目」と案内される。

2008年3月29日まで赤バス中央ループ)の谷町四丁目停留所が8号出入口付近に設置されていたが、路線廃止とともに停留所も廃止された。また、2014年3月31日まで4号出入口付近に105号系統天満橋行が停車する谷町三丁目停留所が存在していたが、こちらも路線廃止とともに廃止された。

隣の駅

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大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro)
T 谷町線
天満橋駅 (T22) - 谷町四丁目駅 (T23) - 谷町六丁目駅 (T24)
C 中央線
堺筋本町駅 (C17) - 谷町四丁目駅 (C18) - 森ノ宮駅 (C19)

脚注

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記事本文

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注釈

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出典

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  1. ^ 中央線 谷町四丁目駅の可動式ホーム柵の運用開始について”. Osaka Metro. 2024年8月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月14日閲覧。
  2. ^ a b c d Osaka Metro|谷町四丁目”. www.osakametro.co.jp. 2023年6月10日閲覧。
  3. ^ 「特集 短絡線ミステリー6」、『鉄道ファン』、通巻第502号 2003年2月号、10頁、交友社、2003
  4. ^ 井上孝司 『配線略図で広がる鉄の世界 - 路線を読み解く&作る本』 ISBN 978-4-7980-2200-0秀和システム、178頁、2009
  5. ^ 大阪市交通局公式ホームページ - 各駅案内・谷町四丁目駅
  6. ^ ワクワクする魅力的な駅へ ~ Osaka Metro 地下空間の大規模改革 ~”. Osaka Metro. 2024年3月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月14日閲覧。

利用状況

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  1. ^ a b 大阪府統計年鑑 - 大阪府
  2. ^ 大阪市統計書 - 大阪市
  3. ^ 路線別駅別乗降人員 - 大阪市高速電気軌道
大阪市高速電気軌道
大阪府統計年鑑

関連項目

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外部リンク

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