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喜連瓜破駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
喜連瓜破駅
駅改札口(2008年頃)
きれうりわり
Kire-Uriwari
T32 平野 (1.4 km)
(1.3 km) 出戸 T34
地図
所在地 大阪市平野区喜連二丁目
北緯34度36分33.38秒 東経135度33分3.40秒 / 北緯34.6092722度 東経135.5509444度 / 34.6092722; 135.5509444座標: 北緯34度36分33.38秒 東経135度33分3.40秒 / 北緯34.6092722度 東経135.5509444度 / 34.6092722; 135.5509444
駅番号  T33 
所属事業者 大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro)
所属路線 谷町線
キロ程 24.6 km(大日起点)
駅構造 地下駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
10,738人/日(降車客含まず)
-2023年-
乗降人員
-統計年度-
21,333人/日
-2023年-
開業年月日 1980年昭和55年)11月27日
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喜連瓜破駅(きれうりわりえき)は、大阪府大阪市平野区喜連二丁目にある、大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro) 谷町線。駅番号はT33。難読駅の一つとして知られている。敷津長吉線の終着駅となる予定である。

歴史

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年表

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駅名の由来

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工事期間中の仮称駅名は喜連駅(きれえき)だったが、当駅が喜連瓜破の町界(駅北側が平野区喜連2丁目、駅南側が平野区瓜破2丁目)にあたることから瓜破側住人が反発。両者の境が摂津国(旧喜連村)と河内国(旧瓜破村)の国境であること、喜連も瓜破も古くからの由緒ある地名であること[1]も相まって議論は平行線を辿り、結局、『喜連』と『瓜破』を一緒にしてこのような駅名となった。なお、この両町名は難読地名として知られる。

駅構造

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島式ホーム1面2線の地下駅である。改札口は1ヵ所のみ。八尾南方にY形折り返し線があり、平日のラッシュ時には都島行きの始発電車も運転される。夜間にはY形折り返し線に車両が留置される(八尾南から回送)。逆に到着後、八尾車庫へ回送される列車もある。

当駅は、平野管区駅に所属しており、駅長が配置され、当駅と出戸駅を管轄している。トイレは改札内のみ。

のりば

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番線 路線 行先
1 T 谷町線 八尾南方面[2]
2 天王寺東梅田大日方面[2]
  • 2006年夏以降に1番線ホームで駅舎壁面の改善工事大規模な工事が行われた[注 1]。1番線の工事終了後すぐに2番線も工事が開始されたが、完成は当初予定していた2006年9月より2ヵ月遅れとなり、同年11月となった。

利用状況

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2023年11月7日の1日乗降人員21,333人(乗車人員:10,738人、降車人員:10,595人)である[3]

年度別利用状況(大阪府統計年鑑より)
年度 調査日 乗車人員 降車人員 乗降人員
1990年 11月06日 11,506 11,426 22,932
1995年 [注 2]2月15日 10,141 10,199 20,340
1998年 11月10日 10,341 10,395 20,736
2007年 11月13日 10,889 10,663 21,552
2008年 11月11日 11,355 11,066 22,421
2009年 11月10日 10,991 10,778 21,769
2010年 11月09日 10,517 10,369 20,886
2011年 11月08日 10,853 10,695 21,548
2012年 11月13日 10,649 10,429 21,078
2013年 11月19日 10,940 10,748 21,688
2014年 11月11日 11,101 10,837 21,938
2015年 11月17日 11,032 10,842 21,874
2016年 11月08日 10,854 10,667 21,521
2017年 11月14日 10,957 10,866 21,823
2018年 11月13日 11,361 11,177 22,538
2019年 11月12日 11,579 11,346 22,925
2020年 11月10日 10,258 10,081 20,339
2021年 11月16日 10,328 10,204 20,532
2022年 11月15日 10,581 10,448 21,029

駅周辺

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谷町線は当駅付近から大阪府道42号・179号線長居公園通に沿う。

前述のように喜連と瓜破の区域境に位置しているが、駅名を地名のように扱い、駅西側の東住吉区住道矢田5丁目付近まで含めて「喜連瓜破(店)」と称する店舗等が少なくない。

商業施設

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イオン喜連瓜破ショッピングセンター(2007年11月)

学校

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大阪府立東住吉総合高等学校(2007年8月)

公共施設

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大阪府平野警察署(2018年11月、新庁舎)

金融機関

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その他

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バス路線

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最寄り停留所は、地下鉄喜連瓜破となる。以下の路線が乗り入れ、大阪シティバスにより運行されている。

「地下鉄喜連瓜破(駅前)」:長居公園通側

「地下鉄喜連瓜破(南)」:府道179号線側

その他

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  • 現在では設置例の多い地下鉄駅のエレベーターであるが、日本の地下鉄駅で初めてエレベーターが設置されたのがこの喜連瓜破駅である。身障者団体の要望を受ける形で1980年11月27日の駅開業時に設置された[4]。しかし、2016年に高校生が閉じ込められるなど、老朽化に伴う事故も起き、2018年にリニューアルされた。
  • 住之江公園駅から当駅までを結ぶ地下鉄の構想路線(敷津長吉線)が存在するが、建設のめどが立たない状態が続いている。

隣の駅

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大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro)
T 谷町線
平野駅 (T32) - 喜連瓜破駅 (T33) - 出戸駅 (T34)
  • ( ) 内は駅番号を示す。

脚注

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注釈

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  1. ^ 既存の壁の上から新たに壁を取り付ける工事のこと。
  2. ^ 1996年に行われた調査であるが、会計年度上は1995年度となる。

出典

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  1. ^ 喜連・瓜破コース(約5.8キロメートル)”. 大阪市平野区. 2023年12月3日閲覧。
  2. ^ a b 喜連瓜破”. Osaka Metro. 2021年4月16日閲覧。
  3. ^ 路線別駅別乗降人員(2023年11月7日 交通調査日)” (PDF). Osaka Metro. 2024年12月3日閲覧。
  4. ^ 毎日新聞大阪発行120年:興す!地域の明日 街づくり 人にやさしいバリアフリー 毎日新聞 2008年11月23日

関連項目

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外部リンク

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