富山新聞
| 富山新聞 | |
|---|---|
 富山新聞社本社がある「富山新聞会館」 | |
| 種類 | 日刊紙 |
| サイズ | ブランケット判 |
|
| |
| 事業者 | 北國新聞社 |
| 本社 | 富山本社 |
| 代表者 | 髙澤基 |
| 創刊 | 1923年5月1日 |
| 言語 | 日本語 |
| 価格 |
1部 140円 月極 3,380円 |
| 発行数 |
4万2602部 （日本ABC協会調べ、2019年1-6月[1]） |
| ウェブサイト | https://www.hokkoku.co.jp/list/toyama |
| 株式会社 北國新聞社富山本社 THE TOYAMA SHIMBUN | |
| 本社所在地 |
 日本〒930-8520 富山県富山市大手町5番1号 |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 資本金 | 4億9800万円 |
| 売上高 | 非公表 |
富山新聞（とやましんぶん）は、北國新聞社富山本社が発行する朝刊専売の富山県の地方紙。1923年創刊。発行部数は4万2602部（日本ABC協会調べ、2019年1-6月）[1]で、富山県内でのシェアは約1割で3位[1]。
沿革
- 1923年5月1日 - 中越附録が創刊[2]。当時の本社所在地は高岡市一番町[3]。
- 1924年1月1日 - 中越附録を越中新聞に改題[2]。
- 1940年8月1日 - 休刊[4]。
- 1946年3月11日 - 越中新聞復刊し、富山新聞に改題[5]。同時に本社を高岡市御旅屋町に置く[3]。
- 1952年11月 - 朝夕刊セット制となる（1968年まで）[4]。
- 1953年6月 - 現在地の富山市大手町に本社社屋（富山新聞会館）を建設し、移転[6]。
- 1954年 - 北國新聞社と合併[3]。
- 1968年11月1日 - 夕刊を廃止、朝刊専売紙へ移行[7]。
- 1985年4月1日 - 富山エフエム放送（FMとやま）が開局。この日から同局で『富山新聞ニュース』の放送を開始[8]。
- 1992年5月7日 - 富山市大手町に現本社社屋（富山新聞会館）竣工[9]。
- 2021年2月1日 - 公式ウェブサイトを有料化し、「富山新聞デジタル」として電子版の運用を開始[10]。
特徴
金沢市の北國新聞社で紙面を製作・印刷しており、紙面は一部を除いて北國新聞と共有している。また論調は北國新聞と同様で、富山と名乗るが石川県民を指向した記事や社説が多い[要出典]。夕刊は1952年11月から発行した[4]が、1968年に発行を終了している。なお、富山県西部の小矢部市や高岡市、富山市の一部のコンビニエンスストアでは、富山新聞と北國新聞が併売されている。[要出典]
別の県で製作・印刷されている県紙はほかに大阪府の大阪日日新聞（日本海新聞グループ、鳥取県の新日本海新聞社で印刷）、福井県の日刊県民福井（中日新聞グループ、岐阜県の中日新聞岐阜工場で印刷）、奈良県の奈良新聞（大阪府の朝日新聞堺工場で印刷）がある（その他県域ではなかったが、常陽新聞が2014年に復刊した際、東京都の毎日新聞系・東日印刷で委託印刷をした事例もあったが、休刊中）。かつては北日本新聞社も石川県で「北陸新聞」の題号で発行していたが、北陸新聞は中日新聞社に経営権を譲渡し、現在の「北陸中日新聞」となった[11]。
かつて国民の祝日の発行号では、親会社の北國新聞と共に題字近くに「祝日には国旗を掲げましょう」の表記があった[12]。
地域面
北國新聞のように地域ごとの紙面はなく、主に「北陸総合」・「富山総合」・「地域ニュース」の3面で構成されている。
テレビ・ラジオ欄
最終面
番組解説は4番組。
中面
北國新聞の系列ラジオ局であるラジオたかおかの番組解説が掲載されていた時期があるが、現在は廃止されている。なお、ラジオたかおかを除く富山県内のほかのコミュニティ放送局の番組表は掲載されていない。掲載サイズは原則4分の1サイズ。
- BS日テレ・4K、BS朝日・4K、BS-TBS・4K、BSテレ東・4K、BSフジ・4K、WOWOW（プライム・ライブ・シネマ）、スター・チャンネル（1から3）、BS11 イレブン、BS12、BSスカパー!、放送大学（BSキャンパスon）
- ラジオ
- 隣県のテレビ
2018年11月30日付までは新潟テレビ21、新潟放送の番組表も掲載されていた。
関連放送事業者
脚注
- ^ a b c “読売新聞メディアデータ2020 上位3紙朝刊販売部数・世帯普及率” (PDF). 読売新聞広告局. 2020年10月2日閲覧。
- ^ a b 富山新聞 2003, p. 16.
- ^ a b c 富山大百科事典 下巻（1994年8月1日、北日本新聞社発行）472ページ
- ^ a b c 富山県大百科事典（1976年8月1日、富山新聞社発行）632ページ
- ^ 富山新聞 2003, p. 138.
- ^ 『北國新聞創刊100年記念誌』（1993年8月5日、北國新聞社発行）64ページ。
- ^ 『北國新聞社創刊100年を迎えて』北國新聞社、1994年12月28日、263頁。
- ^ 『北國新聞社創刊100年を迎えて』北國新聞社、1994年12月28日、338頁。
- ^ 富山新聞 2003, p. 489.
- ^ 北國新聞富山新聞デジタル
- ^ 『中日新聞社の130年』中日新聞社、2016年9月1日、38頁。
- ^ 富山新聞 1997年11月23日付1面より。
参考文献
- 『富山新聞に見るふるさと80年』富山新聞社、2003年6月10日。
関連項目
- 富山新聞ニュース
- 北國新聞
- 藤子不二雄Ⓐ - 氷見市出身。かつて勤務しており、彼の作である自伝漫画『まんが道』では「立山新聞」という本紙をモデルとした新聞が登場する。
- 高岡コロッケ - 富山新聞において「高岡コロッケ物語」を掲載していた。
- 浜辺美波 - 富山新聞のCMキャラクター。
外部リンク
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脚注
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