ホンダ・オデッセイ
ホンダ・オデッセイ | |
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5代目(左)と3代目(右) | |
概要 | |
別名 |
いすゞ・オアシス(初代のいすゞ自動車向け) ホンダ・ラグレイト((2代目北米仕様の日本国内向け) |
製造国 | 日本 |
販売期間 | 1994年 ー |
ボディ | |
ボディタイプ | 5ドアミニバン |
オデッセイ(ODYSSEY)は、本田技研工業が生産・販売する高級ミニバンである。
概要
1994年に初代モデルが発売され、現行型は5代目である。ホンダが提唱した「クリエイティブ・ムーバー(生活創造車)」の第1弾として発売された初代から現在までヒットを続けており、ホンダの基幹車種のひとつに位置付けられている。
当時のホンダは、いすゞ自動車からビッグホーンのOEM供給を受けホライゾンとして細々と販売していた程度で、「RVを持っていないのが致命的」と言われるほどセダン・クーペ以外の車種展開に出遅れ、業績が低迷していた。
そんな中、開発費の厳しい制約からアコードのプラットフォームを用いて開発を行ったオデッセイは、発売間もなく同社の業績を回復させるほどの大ヒットとなり、同時期に販売されていた他社の類似車種と共に低ルーフミニバンブームの火付け役となった。ボディサイズをアコードと同じ生産ラインに流せる限界のサイズとし、当時のワンボックスカーでは常識であった後席スライドドアを採用できなかったことによる感覚や、4輪ダブルウィッシュボーンによる走りの良さが評価され、日本での大ヒットに繋がったとされる。ファミリー層のユーザーだけではなく、当時ホンダが生産していたスポーツモデルからの乗り換えユーザーからも人気を得た。
乗用車ベースのミニバンとしてセダン同等の運動性能を持つほか、3代目以降は「低床」「低重心」をキャッチコピーとし、なおかつセダンよりも広い室内空間を売りにしている。また、初代 - 4代目までは一般的なセダン型乗用車と同様、前ヒンジドアを採用していたが、5代目モデルではエリシオンとの統合による更なる低床化と車高アップに伴い、両側スライドドアに変更された。
3列目シートの床下収納機構がシリーズ通しての特徴で、3代目では電動格納式(一部グレードに標準装備またはオプション設定)のものも採用されていた。
初代 RA1/2/3/4/5型(1994年 - 1999年)
ホンダ・オデッセイ(初代) RA1/2/3/4/5型 | |
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前面(豪州仕様、初期型) | |
後面(豪州仕様、初期型) | |
概要 | |
別名 |
欧州名:シャトル いすゞ自動車 OEM:いすゞ・オアシス |
製造国 | 日本 |
販売期間 | 1994年10月 - 1999年12月 |
デザイン | 岩倉信弥 |
ボディ | |
乗車定員 | 6 - 7名 |
ボディタイプ | 5ドア ミニバン |
駆動方式 | 前輪駆動 / 四輪駆動 |
パワートレイン | |
エンジン |
F22B型:2.2L 直4 SOHC F23A型:2.3L 直4 SOHC VTEC J30A型:3.0L V6 SOHC VTEC |
変速機 | 4速AT |
前 |
前:ダブルウィッシュボーン 後:ダブルウィッシュボーン |
後 |
前:ダブルウィッシュボーン 後:ダブルウィッシュボーン |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,830mm |
全長 | 4,750mm |
全幅 | 1,770mm |
全高 | 1,645-1,660mm |
車両重量 | 1,470-1,610kg |
その他 | |
販売終了前月までの新車登録台数の累計 | 43万3028台[1] |
1994年10月20日に発表された(発売は翌10月21日)。
発売当初の月販目標台数は4,000台程度と控え目であったが、予想外の大ヒットにより後に生産ラインが増強された。当時のミニバンにはない独特な乗用車的プロポーションが特徴[注 1]であった。シフトレバーは、コラムシフトを採用し、前席から後席へのウォークスルーを可能にしていた。
エンジンはF22B型のみの設定で、アコードに設定されていたVTEC仕様は後のマイナーチェンジの際に採用された。トランスミッションは「プロスマテック(TYPE II)」と呼ばれる4速ATが搭載された。増加した車重に対して最終減速比を高めたためエンジン回転数は若干高めであり、以後のモデルに対して燃費が劣る。
ホンダの同排気量クラスの車の中では珍しく、タコメーターが標準装備されなかったため、発売開始から半年後には純正オプションとして用意された[注 2]。グレード体系は「B」・「S」・「L」の3グレードで、「B」は7人乗り仕様のみ、「S」と「L」は6人乗り仕様と7人乗り仕様が選べる。
それまで、排気量2L以上の3ナンバー普通自動車クラスの販売台数では、長年の首位を維持していたトヨタ・クラウンを抜き去り、1995年には、12万5,590台の販売台数を記録。1994年には日本カー・オブ・ザ・イヤーの特別賞を、1995年にはRJCカー・オブ・ザ・イヤーを受賞した。ヒットを後押ししたのはハード面だけでなく、当時、映画化された『アダムスファミリー』の出演者を総動員した販売戦略としてのソフト面での成功もある。
初代は北米や欧州でも発売されたが(欧州では「シャトル」という名前で販売)、アメリカ人の感覚では「小さい、狭い、非力(日本国内では大きいとされる3ナンバー車で、2.2Lエンジンが搭載されていても)」と判断され、よりパワフルなV6エンジン搭載モデルの登場を挟んで、ラグレイトが北米仕様の2代目オデッセイとなり、独自の進化を遂げている。また、欧州市場ではディーゼルエンジン車とマニュアルトランスミッション車の設定が無かったことが災いし、販売は振るわなかった。
日本国内では、日の丸自動車グループの日の丸リムジンがワゴンタクシーとして採用したほか(現在は2012年秋から4代目が採用されている)、北米では(現地のタクシーとしては)小排気量で非力だが燃費が良く荷物が積めて効率性に優れるとして、いすゞ自動車にOEM供給されたオアシスと併せてニューヨークのイエローキャブに採用されていた。
- 1996年1月
- 一部改良。シフトレバーの形状を改善し、セカンド/サードシート上をガラストップとした「サンシャインルーフ」のオプション設定や、最上級モデル「エクスクルーシブ」が追加された。
- 1996年9月2日
- マイナーチェンジを発表(販売は翌9月3日)。「L」はアルミホイールをメッシュタイプに変更、「S」をベースにオートエアコン、ルーフレール、プライバシーガラス、1列目シートのアームレストを装備した「M」の追加、両席エアバッグとABSの標準装備化、コラムシフトの操作感改良、ハザードスイッチ位置の移設などが行われる。カーナビゲーションはVICS対応型に改良された。同時に、停車時に2名が就寝できるFRP製のポップアップルーフを装着した「フィールドデッキ」が設定された(「S」・「M」の2グレードのみ)。なお、「M」の追加に伴い最廉価グレードの「B」を廃止した。
- 1997年8月22日
- マイナーチェンジ。エンジンを2.3LのF23A型に変更し、フロントグリルのフェイスリフトを実施。この他、全グレードでタコメーター付の新メーターパネルが採用され、「M」と「L」には外気温表示機能付トリップメーターも追加されたほか、電波式キーレスエントリーも標準装備された。さらに、ロアスカート(フロント・リア)や高輝度タイプ専用アルミホイール、ボディ同色のドアハンドルやサイドプロテクターなどを採用した「Sキット」をメーカーオプションとして設定。同時に「エクスクルーシブ」は廃止された。
- 1997年10月2日
- 3.0L・V型6気筒エンジンの「J30A型」を搭載した「プレステージ」が新たに追加。FF車のみで、グレードは「VG」と「VZ」の2つからなる。
- 1997年12月15日
- 「M」をベースに、エアロパーツ、ボディ同色グリル・ドアアウターハンドル・リアガーニッシュ、ダークグレーの専用シート地とドアライニング、ブラックタイプの木目調パネルや革巻きステアリングホイールなどを装備した特別仕様車「エアロスピリット」を発表(販売は1998年1月4日)。ボディカラーは新色を含む4色が設定される。
- 1998年5月25日
- プレステージ「VZ」をベースに、専用アルミホイール、ルーフサイドガーニッシュ&サイドシル、ブラウン系の専用内装を施した特別仕様車「リミテッド」を発表。
- 1998年11月26日
- 新グレードとして、「M」をベースに専用アルミホイール、ライトブラウン木目調のインパネ、クロームメッキ調のインナードアハンドル、ブラウンのシート地を採用した「ファインスピリット」、プレステージ「VG」をベースにエアロパーツ、ボディ同色フロントグリル、専用ダイヤカット15インチアルミホイール、フロント電動サンルーフなどを装備した「VGツーリング」を発表。同時に他のグレードも一部改良が行われ、「エアロスピリット」は価格は据え置いたままでフロント電動サンルーフが標準装備化された。また、ボディカラーに新色を追加するとともに、オプションカラーの適応グレードを拡大し、プレステージではボディカラーに合わせてインテリアカラーを選べる「フリーチョイス」を新設。オプションの本革シートには7人乗り仕様が追加された。
- 1999年5月20日
- 「M」をベースに、ホンダ・ナビゲーションシステム、木目調ラジオパネル、ボディ同色フロントグリル・リアライセンスガーニッシュ・アウタードアハンドルなどを装備した特別仕様車「ナビスピリット」を発表。
- 1999年8月19日
- 「S」をベースに、プライバシーガラス(リアドア・リアサイド・テールゲート)、ボディ同色フロントグリル・リアライセンスガーニッシュ・アウタードアハンドルを装備した特別仕様車「スマートスピリット」を発表。ボディカラーはプレステージ専用色を含む4色を設定した。
- 1999年11月[2]
- 生産終了。在庫対応分のみの販売となる。
- 1999年12月
- 2代目と入れ替わる形で販売終了。
-
初期型 L 前面
サンシャインルーフ -
初期型 L 後面
サンシャインルーフ -
改良型 M 前面
-
改良型 M 後面
-
オデッセイプレステージ
-
日の丸リムジンタクシー
-
シャトル
2代目 RA6/7/8/9型(1999年 - 2003年)
ホンダ・オデッセイ(2代目) RA6/7/8/9型 | |
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初期型 前面 | |
初期型 後面 | |
概要 | |
製造国 | 日本 中国 |
販売期間 | 1999年10月 - 2003年10月 |
ボディ | |
乗車定員 | 6 - 7名 |
ボディタイプ | 5ドア ミニバン |
駆動方式 | 前輪駆動 / 四輪駆動 |
パワートレイン | |
エンジン |
F23A型:2.3L 直4 SOHC VTEC J30A型:3.0L V6 SOHC VTEC |
変速機 | 4速AT / 5速AT |
前 |
前:ダブルウィッシュボーン 後:ダブルウィッシュボーン |
後 |
前:ダブルウィッシュボーン 後:ダブルウィッシュボーン |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,830mm |
全長 | 4,770-4,835mm |
全幅 | 1,795-1,800mm |
全高 | 1,630-1,655mm |
車両重量 | 1,570-1,760kg |
その他 | |
別名 | ホンダ・ラグレイト(北米仕様車の国内向け) |
販売終了前月までの新車登録台数の累計 | 27万370台[3] |
1999年10月18日、同年10月23日から開催された第33回東京モーターショーで出品されるプロトタイプの概要を発表し[4]、12月2日にフルモデルチェンジを発表(発売は2.3L車(S・M・L)が翌12月3日、V6 3.0L車(VG・VZ)は少し遅れて2000年1月21日)。初代の大ヒットを受け、デザインやコンセプトなどは共通化されたが、先代よりスポーティー志向の走りとなった。
エンジンは先代の後期型と同様のF23A型とJ30A型の2種類だが、J30A型は200PSから210PSと若干のスペック向上が図られている。トランスミッションは4速AT(2.3L)と5速AT(3.0L)が適用された。シフトレバーはそれまでのコラム式からインパネに移動され、同じコンポーネンツを持つアヴァンシアと異なり、Sマチック付きのゲート式を採用。エンジンの種類に関わらず、それぞれ6人乗りと7人乗りが設定された。
中国やオーストラリアなどでも発売された。中国仕様のみリアバンパーの運転席(左)側にリアフォグランプを装備している。先代まで販売が行われていた北米地域では、代わりとしてより大型な現地生産車が「オデッセイ」の名称を引き継いで発売され、日本でも後に「ラグレイト」として販売が行われた。
- 2000年6月22日
- 助手席が電動で回転・乗降するリフトアップシートを採用した福祉車両「アルマス」を発表(販売は7月17日)。グレードは2.3L車の3グレードで7人乗り仕様のみ設定された。
- 2000年8月31日
- 「M」をベースに、ディスチャージヘッドライト(ロービーム)、ボディ同色サイドガーニッシュ、本革巻ステアリングホイール、フロントツィータースピーカーなどを追加し、装備を充実しながら、カスタマイズがしやすいオーディオレス仕様とした「MQ」を追加。
- 2001年2月1日
- 「M」をベースに、MD/CD一体型プレーヤー、フロントツイータースピーカー、オーディオリモートコントロールスイッチ、ボディ同色サイドシルガーニッシュを装備した特別仕様車「サウンドスピリット」を発表。
- 2001年11月21日
- マイナーチェンジ。ローダウンサスペンションや17インチアルミホイールなどを採用し、走行性能を高めたスポーティーモデルの「アブソルート(Absolute)」を新たに追加。また、他のグレードにおいてもフロント周りなどを変更し、低重心フォルムを強調したデザインとなった他、シート地やドアミラー形状の変更、遮音材の最適配置、アンサーバック機能付キーレスエントリーとISO FIX対応チャイルドシート固定バーの追加を行い、「L」と「VZ」にはリアカメラ付ホンダ・DVDナビゲーションシステムも装備された。
- 2002年10月24日
- マイナーチェンジ。「S」を除く全グレードにボディ同色フロントロアスカートとサイドプロテクターを採用し、全グレードのフロントサイトターンランプとサイドマーカーレンズがクリア色に変更された。「アブソルート」は、1台当たり約1.2kg軽量化された新デザインのアルミホイールが採用された。さらに「S」を除く全グレードでディスチャージヘッドライト(ロービーム)と自発光式メーターを標準装備し、全グレードに採用の電波式キーレスエントリーシステム用のリモコンを2個に増量した。
- 2003年2月6日
- 「MQ」をベースに、BOSEサウンドシステム、16インチアルミホイール、メタルビーティング(鍛金)調の装備を施しながらも、ベース車に対して5万円高に抑えた特別仕様車「プレミアムサウンドスピリット」を発表。
- 2003年5月8日
- 特別仕様車として、「アブソルート」をベースに専用ボディカラーと専用アルミホイールを採用し、メタルビーティング調パネル、本革&メタルビーティング調コンビステアリングホイールなどを装備した「アブソルート リミテッド」、「M」をベースに専用ボディカラーを採用するとともに、メタリックグレーのフロントグリル、クロームメッキアウタードアハンドル、専用木目調パネルを装備している。「ファインスピリット」を発表。「ファインスピリット」は5年振りに名称が復活した。
- 2003年9月[5]
- 生産終了。在庫対応分のみの販売となる。
- 2003年10月
- 3代目と入れ替わって販売終了。
-
改良型 ファインスピリット 前面
-
改良型 ファインスピリット 後面
-
初期型 プレステージ
-
改良型 プレステージ
-
アブソルート 前面
-
アブソルート 後面
-
中国仕様
-
J30A型エンジン
3代目 RB1/2型(2003年 - 2008年)
ホンダ・オデッセイ(3代目) RB1/2型 | |
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2003年10月初期型 前面 | |
2003年10月初期型 後面 | |
車内 | |
概要 | |
製造国 | 日本 中国 |
販売期間 | 2003年10月 - 2008年10月 |
ボディ | |
乗車定員 | 7名 |
ボディタイプ | 5ドア ミニバン |
駆動方式 | 前輪駆動 / 四輪駆動 |
パワートレイン | |
エンジン | K24A型:2.4L 直4 DOHC i-VTEC |
最高出力 | 160PS/5,500rpm |
最大トルク | 22.2kgf·m/4,500rpm |
変速機 | CVT / 5速AT |
前 |
前:ダブルウィッシュボーン 後:ダブルウィッシュボーン |
後 |
前:ダブルウィッシュボーン 後:ダブルウィッシュボーン |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,830mm |
全長 | 4,765mm |
全幅 | 1,800mm |
全高 | 1,550-1,570mm |
車両重量 | 1,610-1,760kg |
その他 | |
販売終了前月までの新車登録台数累計 | 25万1479台 |
2003年10月17日、フルモデルチェンジを発表(発売は10月24日)。新開発の低床プラットフォームにより、ミニバンとしては異例である機械式立体駐車場へ入庫可能の1,550mm(四輪駆動車は1,570mm)という低全高スタイルとしながら、3列シート7名乗車のシートレイアウトを実現した。車名ロゴは初代から継続されていた「ODYSSEY」から「OdyssEy」に変更された[6]。
エンジンは、アコードなどと共通のK24A型(標準:160PS、アブソルート:200PS)の2種類のみとなり、先代まで続いたV6エンジンを搭載した「プレステージ」を廃止した。「アブソルート」のエンジンはボア・ストロークは他仕様と同一であるが、プレミアムガソリン仕様に改められた上で圧縮比が高められている。トランスミッションは「M」と「L」のFFには7速マニュアルモード付CVTを、「アブソルート」や「S」および「M」「L」の4WD車には5速ATを搭載。また、上級グレードにはオプションで4代目アコードワゴンに採用されている電動式リアテールゲートが装備され、「L」には電動格納3列目シートが標準装備された。乗員定数は7人乗りのみ。タイヤ・ホイールは「アブソルート」が前後17インチホイールを、その他のモデルは前後16インチホイールが装着された。
ミニバンとは異なる運動性能やスポーティなデザインから、若年層やホンダが過去に生産していたスポーツモデルからの乗り換えユーザーに人気を博した。その一方で全高の低さに起因する開放感のなさを敬遠する向きもあり、当代モデルのキープコンセプトとして登場した4代目では、モデル末期頃における販売台数低下の原因ともなった。
- 2004年12月24日
- 一部改良。「アブソルート」は立体自発光メーターやボタンの照明色にブルーを追加するとともに、専用内装色が設定された。ボディカラーも追加された。さらに、Hondaスマートカードキーシステムをオプション設定に、「パワーユーティリティパッケージ」からAC100V電源を削除した(なお、Hondaスマートカードキーシステムのオプション化と「パワーユーティリティパッケージ」の装備内容変更は「M」にも適応)。「L」は1列目シート用i-サイドエアバッグシステムとサイドカーテンエアバッグをオプション設定にしたことで車両本体価格の引き下げを行った。また、「M」および「L」専用のボディカラーが変更された。
- 2005年6月30日
- 「M」をベースに、リアカメラ付き音声認識Honda・HDDナビゲーションシステム+プログレッシブコマンダー、1列目シートアームレスト、木目調1列目シートセンターテーブルを装備した特別仕様車「HDDナビ エディション」を発表。
- 2005年10月31日
- 一部改良。ディスチャージヘッドランプにオートレベリング機構を、フロントフェンダーにサイドマーカーをそれぞれ追加し、それまでのHondaスマートカードキーシステムからHondaスマートキーシステムに改められ、最廉価グレードの「S」を廃止した。併せて「M」をベースに、「アブソルート」に採用されているエアロダイナミクス・カラードバンパー(フロント・リア)、エアロダイナミクス・カラードサイドガーニッシュ、カラードサイドモールディング、専用エンブレムを装備した特別仕様車「M・エアロ エディション」が発売された。
- 2006年4月13日
- マイナーチェンジ。外装・内装のデザインを変更しているが、特にリアは大幅な変更が行われ、リアコンビネーションランプはLED式となり、テールゲートガーニッシュが追加された。さらに車名ロゴの位置をテールゲート中央に変更された。また、ドアミラーは前期型がサブピラーに付いていたのに対し、後期型はドアパネルに移設のうえドアミラーウインカーが追加された。「アブソルート」は足回りの強化、オデッセイ初となる18インチアルミホイールの採用、フロントグリルとリアガーニッシュのクロームメッキ化、自発光式メーターの照明色統一などの変更が行われた。また、初代前期型以来となる「B」をシンプル装備と求めやすい価格設定の新廉価グレードとして復活するとともに、「M」には特別仕様車「エアロエディション」に相当する装備品をそろえた「エアロパッケージ」が追加された。さらに、ボディカラー4色、インテリアカラー3色を追加した。
- 2007年2月15日
- 一部改良。「S」を再設定するとともに、「S」にエアロフォルムバンパーやサイドシルガーニッシュなどを装備した「S・エアロパッケージ」を追加。さらに、「M」は16インチアルミホイールを、「L」はリアカメラ付音声認識Honda・HDDナビゲーションシステム+プログレッシブコマンダーを、「アブソルート」は「コンフォートビューパッケージ」の装備品がそれぞれ標準装備化された。
- 2007年8月30日
- 「L」をベースに、本革巻ATセレクトレバーを追加した「L・Kパッケージ」を追加。同時にリアカメラ付音声認識Honda・HDDナビゲーションシステム+プログレッシブコマンダーを装備した特別仕様車「HDDナビ スペシャルエディション」と「HDDナビ スペシャルエディション」に「エアロパッケージ」の装備を加えた「エアロ HDDナビ スペシャルエディション」を発表。前者はHDDナビ標準装備の「L」を除く3グレードに設定されており、「S」はこれに電波式キーレスエントリー一体型キーを1個追加、「M」は木目調リアドアパネルを追加装備している。後者は「S」と「M」の2グレードに設定される。
- 2008年9月[7]
- 生産終了。在庫対応分のみの販売となる。
- 2008年10月
- 4代目とバトンタッチして販売終了。
-
2006年4月改良型 前面
-
2006年4月改良型 後面
4代目 RB3/4型(2008年 - 2013年)
ホンダ・オデッセイ(4代目) RB3/4型 | |
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2008年10月初期型 アブソルート 前面 | |
2008年10月初期型 アブソルート 後面 | |
2008年10月初期型 室内 | |
概要 | |
製造国 | 日本 中国 |
販売期間 | 2008年10月-2013年10月 |
ボディ | |
乗車定員 | 7名 |
ボディタイプ | 5ドアミニバン |
駆動方式 | 前輪駆動 / 四輪駆動 |
パワートレイン | |
エンジン | K24A型:2.4L 直4 DOHC i-VTEC |
変速機 | CVT / 5速AT |
前 |
前:ダブルウィッシュボーン 後:ダブルウィッシュボーン |
後 |
前:ダブルウィッシュボーン 後:ダブルウィッシュボーン |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,830mm |
全長 | 4,800mm |
全幅 | 1,800mm |
全高 | 1,545-1,565mm |
車両重量 | 1,600-1,690kg |
その他 | |
販売終了前月までの新車登録台数の累計 | 7万2211台[8] |
2008年10月16日にフルモデルチェンジを正式発表(発売は翌10月17日)。月間目標販売台数は4,000台。
FCXクラリティに似たフロントマスクとなり、テールランプは、初代から継承してきた三角形から横長に変更され、車幅灯は先代後期型のLEDから電球に変更された。また、4代目には新技術として、車両の挙動の乱れを安定方向にアシストする「モーションアダプティブEPS」や魚眼CCDカメラにより死角の低減や車庫入れなどの支援をする「マルチビューカメラシステム」を搭載する。また、初めてECONボタンが搭載された。
室内に関しては、1,220mmの室内高は変わらず、室内長は60mm拡大された。2列目シート座面裏を削り込み、3列目シートの足元空間を拡大し、後席ドアの開口部も広げられた。視界に関しては、Aピラーを30%細めて後退させることで改善。2-3-2のシートは全席で前方視界が確保できるよう、V字に配列した。荷室はフィット同様にスペアタイヤを廃止し(代わりにオデッセイでは初となるパンク修理キットを装備)、荷室床下のアンダーボックスを設置した。この恩恵もあり、車体重量は先代よりも軽量化された。
エンジンは3代目と同じくK24A型が搭載されるが、ハイオクガソリン指定の「Absolute(アブソルート)」が206PS(151kW)・23.7kgf·m(232N·m)(4WDは204PS(150kw)・23.5kgf・m(230N・m)、その他が173PS(127kW)・22.4kgf·m(220N·m))にパワーアップされるのと同時に燃費も向上され、特に「M」・「L」・「Li」のFF車は「平成22年度燃費基準+25%」を達成した。また4代目では「アブソルート」を含め、全車「平成17年排出ガス基準75%低減レベル(☆☆☆☆)」認定を取得した。トランスミッションは従来同様FF車がCVT、4WD全車と「アブソルート」が5速ATとなる[注 3]。また、「アブソルート」を除くFF車のステアリング脇には、エンジン・CVT・エアコンの制御を燃費重視にする「ECON」ボタンが備わる。
外観やコンセプトなどを中心に3代目の特徴を色濃く残している一方、足まわりや車体剛性、ステアリング性能が磨かれており、特に走行性能は多くの車評論家・ユーザーから賞賛を受けた。 3代目に引き続き車高を機械式立体駐車場に入庫可能な1,550mmに抑え、大都市圏の消費者を主なターゲットとした。しかし、モデル末期頃は大都市圏の消費者の間でいわゆる車離れが進んだこと、当代オデッセイはユーザーからステーションワゴンのような車だ、と認識されがちだったこと、また駐車場に制約の少ない地方都市ではその車高が敬遠され、全高が高いハイルーフタイプのミニバンに人気が集まるなど、販売面では苦戦を強いられ[9]当車の良い面があまり理解されないまま、次代モデルにバトンタッチした。
- 2009年2月
- ホンダのミニバンとして2車種目[10]となる「国内累計販売台数100万台達成」を達成した。
- 2009年9月3日
- 一部改良。「M」をベースに装備内容を見直し、求めやすい価格設定にした「M・ファインスピリット」を追加。「M」は16インチアルミホイールとコンフォートビューパッケージの装備品を標準装備化(コンフォートビューパッケージについては「アブソルート」も標準装備化)。同時にこれら2グレードには「アブソルート」で採用されているエアロパーツや専用ブラック内装を施した「エアロパッケージ」も設定される。さらに、全グレードでHonda HDDインターナビシステム、マルチビューカメラシステム、テレビチューナーをパッケージングした「マルチナビパッケージ」を設定し、オプションカラーの「プレミアムナイトブルー・パール」を追加した。
- 2011年10月6日
- マイナーチェンジ。フロントグリルやリアコンビネーションランプのデザインを変更し、テールランプとストップランプは前期型の電球からLEDに変更した。メーター内の照明色でエコドライブ度を確認できるコーチング機能を追加し、ECONスイッチが「アブソルート」にも装備された。安全面では3点式ELRシートベルトとヘッドレストを全席に備え、VSAを標準装備した。全グレードでの変更のほかに、各グレードでアルミホイールのデザイン変更やパドルシフトの採用(パドルシフトは「M エアロパッケージ」・「Li」に採用)、装備の充実化などを図った。グレード体系が変更となり、既存グレードは「M」・「M エアロパッケージ」・「Li」・「アブソルート」の4グレードに整理するとともに、グレージュの内装色を採用した最廉価グレード「M・S」を追加した。
- 2012年7月5日
- 一部改良。新グレードとして、Hondaインターナビ+リンクアップフリー+プログレッシブコマンダー+ETC車載器(ナビゲーション連動)、フロアカーペット、木目調リアドアパネルなどを標準装備した「MX」、「MX」の装備に18インチアルミホイールなどを追加した「MX・エアロパッケージ」を追加した。なお、この2グレードは「平成27年度燃費基準」を達成した。
- 2013年10月[11]
- 生産終了。在庫対応分のみの販売となる。
- 2013年11月
- 5代目にバトンタッチして販売終了。
-
2011年10月改良型 アブソルート 前面
-
2011年10月改良型 アブソルート 後面
-
ECONボタン
-
エンジンルーム内部(アブソルート)
5代目 RC1/2/4型(2013年 - )
ホンダ・オデッセイ(5代目) ホンダ・オデッセイ アブソルート RC1/2/4型 | |
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2020年11月改良型 e:HEV ABSOLUTE EX | |
2017年11月改良型 HYBRID ABSOLUTE・EX Honda SENSING | |
概要 | |
製造国 | 日本 中国 |
販売期間 | 2013年11月- |
ボディ | |
乗車定員 | 7/8名 |
ボディタイプ | 5ドアミニバン |
駆動方式 | 前輪駆動 / 四輪駆動 |
パワートレイン | |
エンジン |
ガソリンモデル K24W型:2.4L 直4 DOHC i-VTEC K24W型:2.4L 直4 DOHC i-VTEC 直噴 ハイブリッドモデル LFA型:2.0L 直4 DOHC i-VTEC |
モーター |
H4型 交流同期電動機 (ハイブリッドモデルのみ) |
変速機 |
ガソリンモデル CVT (アブソルートは7速マニュアルモード付) ハイブリッドモデル 非搭載 |
前 |
前:マクファーソンストラット式 後:車軸式(前輪駆動)/ ド・ディオンアクスル式(四輪駆動) |
後 |
前:マクファーソンストラット式 後:車軸式(前輪駆動)/ ド・ディオンアクスル式(四輪駆動) |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,900mm |
全長 | 4,855mm |
全幅 |
1,800mm 1,820mm(アブソルート) |
全高 | 1,695-1,725mm |
車両重量 | 1,700-1,880kg |
その他 | |
2015年6月までの新車登録台数の累計 | 5万1074台[12] |
2013年9月26日に5代目の公式ティーザーサイトを開設し、車両の一部仕様を公開した[13]。先行公開された写真では、歴代初となる両側スライドドアの採用と、8人乗りの設定が明らかになった。11月1日から発売を開始した[14]。
エクステリアは、2013年4月20日の上海モーターショーに出展されたコンセプトモデル「Concept M」に似たものとなっている[15]。3代目以来の設計思想となる「超低床プラットフォーム」が大幅に刷新された。フロアの骨格構造だけでなく、フロア下の燃料タンクの薄型化や排気システムのレイアウトの工夫等によって低床化を徹底。セカンドシートのステップ位置で高さを先代モデルから60mm下げた300mmとし、全高を140-150mm上げた。これは超低床プラットフォームの採用により、全高を高めてもオデッセイらしい走りを実現できると判断したためである[16]。また、大開口タイプのメッキフロントグリルを採用し、スポーツグレードの「ABSOLUTE(アブソルート)」ではフロントメッキグリルの真下にメッキバーを3本配置し、エアロバンパーやドアロアガーニッシュの下部にクローム調モールを配置した。リアのエンブレムはリアライセンスガーニッシュ上に移動し、一体成型デザインとなった。
インテリアは、インパネにソフトパッドを採用。3列目シートは3人掛けでリクライニング構造を3分割し、左右席と中央席でリクライニング角度を変えることで、各乗員の肩に触れることなく3名が座れるように工夫された。2列目シートは乗員人数によって異なり、従来からの7人乗り仕様はシートバックを倒すと連動でシートクッション前面の角度が持ち上がる構造となり、内蔵式オットマン・中折れ機構付シートバック・ロングスライド機構を備えたプレミアムクレードルシートが採用された。新設の8人乗り仕様は、6:4分割スライドシートが採用された。なお、「G」と「ABSOLUTE」のFF車は7人乗り仕様・8人乗り仕様の選択が可能で、EX系は7人乗り仕様のみ、「B」のFF車及び全グレードの4WD車は8人乗り仕様のみの設定である。また、EX系はメーカーオプションで本革シートの設定が可能である。
エンジンは、次世代環境技術「EARTH DREAMS TECHNOLOGY(アース・ドリームス・テクノロジー)」を投入し、新開発のK24W型を採用した。「アブソルート」は、これまでのプレミアムガソリン仕様から無鉛レギュラーガソリン仕様に変更した。同型エンジンを直噴化することによって、出力は標準の175PSから190PS(4WDは185PS)に向上した。組み合わされるトランスミッションはCVTとなり、併せてドライブ・バイ・ワイヤとCVTの協調制御「G-design Shift」を採用した。「アブソルート」は7スピードモード+パドルシフトが備わった。なお、燃費向上により、「B」は「平成27年度燃費基準」を、「B」を除くFF車・8人乗り仕様と4WD車は「平成27年度燃費基準+10%」を、FF車・7人乗り仕様は「平成27年度燃費基準+20%」をそれぞれ達成した。
足回りは、プラットフォームの刷新に伴い、形式を大幅に変更した。アームやロッド類などの剛性を強化し、前後にZFザックス製の振幅感応型ダンパーを採用した。その他、液封コンプライアンスブッシュの採用、リアダンパーマウントを入力分離式に、バネ下重量の低減など改良箇所は多岐にわたる。
装備面は、自動ブレーキによる支援で衝突の回避や軽減を図る「低速域衝突軽減ブレーキ」と前方に障害物がある状況でアクセルペダルを踏み込んだ場合に急な発進を防止する「誤発進抑制機能」で構成される「シティブレーキアクティブシステム」と、1列目シート用i-サイドエアバッグシステムとサイドカーテンエアバッグシステムをセットにした「あんしんパッケージ」を新たに設定した。EX系は、衝突の危険がある場合に回避や被害軽減を図る「衝突軽減ブレーキ(CMBS、E-プリテンショナー付)」をメーカーオプションに設定。「G・EX」・「ABSOLUTE」・「ABSOLUTE・EX」にはカメラで駐車枠を自動認識し、バックや縦列での駐車時にステアリングが自動で回転して運転操作をアシストする「Hondaスマートパーキングアシストシステム」もメーカーオプションに設定した。
タイプ体系は標準モデルと「ABSOLUTE」の2本立て構成を継続した。標準モデルはベーシックグレードの「B」、快適装備をプラスした充実グレードの「G」、上級グレードの「G・EX」の3タイプ。「アブソルート」は「G」の仕様内容をベースとした「ABSOLUTE」と、最上位モデルの「ABSOLUTE・EX」の2タイプ。
年表
- 2014年5月15日
- 新グレード「G・エアロパッケージ」を追加(6月5日発売)。主な装備内容は「ABSOLUTE」と同デザインの大開口フロントグリル(クロームメッキ)をはじめ、エアロダイナミクス・カラードバンパーとドアロアガーニッシュ、17インチアルミホイール、ブラックカラーのファブリックを採用するインテリアなど。同時に、「G・EX」と「ABSOLUTE・EX」にディーラーオプションのHonda純正ナビを手軽に装着できる「ナビ装着用スペシャルパッケージ」を標準装備した[17]。
- 2014年8月7日
- 中華人民共和国で広汽本田汽車が新型オデッセイ(奥徳賽)を発売開始[18]。
- 2014年9月
- 香港にて販売開始。日本仕様の「ABSOLUTE」に相当するモノグレード設定となる。
- 2014年10月17日
- 発売20周年を記念した特別仕様車「ABSOLUTE・20th Anniversary」を発売[19]。
- 外観は、大開口フロントグリルをベルリナ・ブラック(最上部はダーククロムメッキ)に、通常はロゴ同色のリアエンブレムをブラッククロームメッキに、17インチアルミホイールは専用デザインにそれぞれ変更し、ベルリナ・ブラックのフォグライトリングと20th Anniversary 専用エンブレム(リアドア左右)を装着。内装はコンビシート(プライムスムース×ファブリック)のファブリックをブラックからバイオレットに、専用照明メーターの照明色をレッドからバイオレットにそれぞれ変更した。装備面では運転席8ウェイパワーシートと2列目大型ロールサンシェードを特別装備したほか、通常はオプション設定となっているナビ装着用スペシャルパッケージ+ETC車載器(FF車・8人乗り仕様と4WD車に特別装備、FF車・7人乗り仕様はベース車に標準装備)、あんしんパッケージ(FF車・8人乗り仕様のみ特別装備、FF車・7人乗り仕様と4WD車はベース車に標準装備)、Cパッケージ(リア右側パワースライドドア、LEDルームランプ、LEDアウターウェルカムライト。コンフォートビューパッケージはFF車のみ特別装備(4WD車はベース車に標準装備)、LEDヘッドライトはベース車に標準装備)を特別装備した。
- 2015年1月22日
- 一部改良(1月23日発売)[20]。
- 従来はEX系にメーカーオプション設定されていた衝突軽減ブレーキ<CMBS>や誤発進抑制機能に、先行車発進お知らせ機能、標識認識機能、LKAS<車線維持支援システム>、路外逸脱抑制機能、ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)を追加し、ミリ波レーダーに加えてフロントウィンドウ内上部に単眼カメラを設置した安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」をEX系、「ABSOLUTE」のFF・7人乗り仕様と4WD車に標準装備、「G」、「G・エアロパッケージ」及び「ABSOLUTE」のFF車・8人乗り仕様にメーカーオプション設定した。
- なお、従来メーカーオプションに設定されていた「あんしんパッケージ」は「Honda SENSING」の設定に伴ってシティブレーキアクティブシステムが廃止されたため、1列目シート用i-サイドエアバッグシステム<容量変化タイプ>+サイドカーテンエアバッグシステム<1〜3列目シート対応>に変更した。
- また、タイプ体系を一部変更し、特別仕様車として発売されていた「ABSOLUTE・20th Anniversary」は前述の「Honda SENSING」を標準装備する改良を受け、「ABSOLUTE・20th Anniversaryパッケージ」としてラインナップされた一方、最廉価タイプの「B」を廃止した。
- 2015年6月17日
- 台湾向けを発表。同月19日より販売を開始した。グレードは日本向けの「ABSOLUTE」に相当する「2.4APEX」と「G・EX」に相当する「2.4ELITE」の2種。
- 2015年9月17日
- 特別仕様車「ABSOLUTE・Advance」、「ABSOLUTE・EX Advance」を設定(9月18日発売)[21]。
- 「ABSOLUTE」及び「ABSOLUTE・EX」をベースに、2タイプ共通でマルチビューカメラシステム、Hondaスマートパーキングアシストシステム、Honda インターナビ+リンクアップフリー+ETC車載器、IRカット<遮熱>ガラス(フロントウインドウ&フロントドア)+スーパーUVカットガラス(フロントドア)を装備したほか、「ABSOLUTE・Advance」には、「ABSOLUTE・20th Anniversary」と同一デザインの専用エクステリア(ベルリナ・ブラック大開口フロントグリル&フォグライトリング、17インチアルミホイール)と専用インテリア(コンビシート<プライムスムース×ファブリック>、バイオレット照明メーター)、Cパッケージ(右側パワースライドドア、LEDルームランプ、コンフォートビューパッケージ、LEDアウターウエルカムライト)、運転席8ウェイパワーシートも装備し、さらに、FF車・8人乗り仕様には、FF車・7人乗り仕様と4WD車に標準装備されている「Honda SENSING」、1列目シート用i-サイドエアバッグシステム+サイドカーテンエアバッグシステム、マルチインフォメーション・ディスプレイも装備。「ABSOLUTE・EX Advance」には後退出庫サポートとリアエンターテインメントシステム(9インチワイドディスプレイ<格納式>、間接照明、ワイヤレスリモコン)も装備した。
- 2015年11月20日
- 東風本田汽車が広州国際モーターショーにて2代目「エリシオン」を発表。オデッセイとはデザインが異なる姉妹車である。
- 2015年12月25日
- ハイブリッドモデルを2016年2月から発売することを発表、ホームページで先行公開を行った[22]。
- 2016年2月4日
- ハイブリッドモデルを追加。併せて、ガソリンモデルを一部改良(2月5日発売)[23]。
- ハイブリッドモデルはHondaの上級ミニバンでは初採用となる「SPORTS HYBRID i-MMD」を搭載し、モーターは構造を巻線方式に刷新することで従来型よりも小型・軽量化を図りながらも高トルク・高出力化を実現しており、リチウムイオンバッテリーを1列目シート床下にコンパクト配置することでガソリンモデルと変わりない広い室内空間と使い勝手を実現している。ハイブリッドのシステム最高出力は215PS。ガソリンモデル同様、標準モデルの「オデッセイ ハイブリッド」とドレスアップモデルの「オデッセイ ハイブリッド アブソルート」の2本立てで用意されており、標準タイプは「HYBRID」と「HYBRID ABSOLUTE Honda SENSING」で、それぞれのタイプに「EXパッケージ」と「Advancedパッケージ」が設定される。
- ガソリンモデルは運転席大型アームレスト(「EX Honda SENSING」系に装備)やプラズマクラスター技術搭載フルオートエアコンディショナー(「G」と「ABSOLUTE」を除く全タイプに装備)などの快適装備を充実した。また、タイプ体系の見直しを行い、標準モデルは「G」と「G EX Honda SENSING」の2タイプに、アブソルートは「ABSOLUTE」・「ABSOLUTE X Honda SENSING」・「ABSOLUTE X Honda SENSING Advancedパッケージ」・「ABSOLUTE EX Honda SENSING」の4タイプとなった。
- 2017年11月16日
- マイナーモデルチェンジ(11月17日発売)[24]。
- 既採用の「Honda SENSING」において、新たに歩行者事故低減ステアリングが追加されるとともに、ハイブリッドモデルはACCに渋滞追従機能が追加。また、これまでメーカーオプション設定だったタイプにも拡大され、全タイプ標準装備となった。
- 外観はフロントフェイス(バンパー・グリル)やアルミホイールのデザインが変更され、フォグライトをLED化して全タイプに標準装備された。リアライセンスガーニッシュもデザインが変更された為、車名ロゴが4代目以来となるエンブレムに戻ってリア左下に装着され、「ABSOLUTE」系(ガソリンモデル・ハイブリッドモデル問わず)はリア右下に「ABSOLUTE」エンブレムが装着された。ボディカラーは「ホワイトオーキッド・パール(オプションカラー)」と「モダンスティール・メタリック」を「コバルトブルー・パール」と「プラチナホワイト・パール(オプションカラー)」に入れ替えた。
- タイプ体系が変更され、ハイブリッドモデルは「HYBRID」と「HYBRID ABSOLUTE Honda SENSING EXパッケージ」を「HYBRID Honda SENSING」と「HYBRID ABSOLUTE・EX Honda SENSING」にそれぞれ改名され、「HYBRID」の「Advancedパッケージ」と「EXパッケージ」及び「HYBRID ABSOLUTE Honda SENSING Advancedパッケージ」が廃止された。ガソリンモデルは「G」系を2016年2月の一部改良時に廃止されていた「エアロ(AERO)」の名称を復活した「G・AERO Honda SENSING」に集約、「ABSOLUTE」系は継続設定の「ABSOLUTE・EX Honda SENSING」以外のタイプを「ABSOLUTE Honda SENSING」に集約された。これにより、ハイブリッドモデル・ガソリンモデル共に標準モデル1タイプ・「ABSOLUTE」2タイプの計3タイプに統一された。
- なお、ハイブリッドモデルは「平成30年排出ガス基準75%低減レベル(☆☆☆☆☆)」認定とWLTCモードの認可を新たに取得した。
- 2019年11月
- 仕様変更。
- ボディカラーの設定が変更され、黒系は「クリスタルブラック・パール」から「プレミアムスパークルブラック・パール(有料色)」に入れ替え、「コバルトブルー・パール」、「プレミアムスパイスパープル・パール(有料色)」の2色を廃止、「モダンスティール・メタリック」を追加し、6色(「ABSOLUTE」専用色1色を含む)に整理された。
- ガソリンモデルはWLTCモードによる燃料消費率並びに排出ガスに対応し、ハイブリッドモデル同様に「平成30年排出ガス基準75%低減レベル(☆☆☆☆☆)」認定を取得した。
- 2020年11月5日
- 2度目のマイナーモデルチェンジが発表された(11月6日発売)[25]。
- 外観はフロントフェイスが刷新され、フードに厚みを増し、グリルが大型化され、ヘッドライトを薄型化。リアコンビランプは立体的なデザインとなり、メッキ加飾が施され、前後ウインカーはシーケンシャルターンシグナルランプとした。ボディカラーは「プレミアムディープロッソ・パール(有料色)」と「モダンスティール・メタリック」の2色を廃止する替わりに、新色の「オブシダンブルー・パール」を追加し、5色に整理された。
- 内装はインストルメントパネルのデザインが変更され、加飾パネルを上部に、ソフトパッドを手に触れる位置に配置。コンビメーターパネル内の高精細フルカラー液晶を3.5インチから7インチに大型化され、ドリンクホルダーを運転席側(収納式)にも追加、リッド付インパネアッパーボックスを設けるなど収納性能を改善した。
- 機能面では、日本国内で初となる流れる光に手をかざしてパワースライドドアの開閉操作を行うジェスチャーコントロール・パワースライドドアを採用、Honda車で初採用となるパワースライドドアが閉まりきるのを待たずにドアクローズ後の施錠が可能な予約ロック機能が標準装備されたほか、EXタイプでは、リアバンパーの下に足先を出し入れするだけでテールゲートの開閉が可能で、スイッチ操作で開閉途中のテールゲートの保持や開く高さの設定変更も可能なハンズフリーアクセスパワーテールゲートも装備。「Honda SENSING」も機能強化され、後方に障害物があるにもかかわらずアクセルペダルを踏み込んだ場合にパワーシステムを抑制することで急発進を防止する後方誤発進抑制機能が追加された。
- ラインナップがスポーツ仕様の「ABSOLUTE」のみに集約され、タイプ名称も「ABSOLUTE・Honda SENSING」から「ABSOLUTE」に、「ABSOLUTE・EX Honda SENSING」から「ABSOLUTE EX」にそれぞれ改名するとともに、ハイブリッドモデルは2モーターハイブリッドシステムの呼称をグローバル統一呼称の「e:HEV(イーエイチイーブイ)」[注 4]に改めたことに伴い、「HYBRID ABSOLUTE Honda SENSING」は「e:HEV ABSOLUTE」に、「HYBRID ABSOLUTE・EX Honda SENSING」は「e:HEV ABSOLUTE EX」にそれぞれ改名され、左右サイドフェンダーに装着されていた「HYBRID」エンブレムが省かれ、リア右下の「ABSOLUTE」エンブレムの下に配置されるエンブレムが「e:HEV」エンブレムへ変更。また、ガソリンモデルに設定されている福祉車両のサイドリフトアップシート車と助手席リフトアップシート車は従来の「G・AERO Honda SENSING」から「ABSOLUTE」に変更された。
-
2013年11月初期型 ABSOLUTE 前面
-
2013年11月初期型 ABSOLUTE 後面
-
2017年11月改良型 HYBRID ABSOLUTE・EX Honda SENSING 後面
-
2013年11月初期型 HYBRID・EX Package 後面
-
中国仕様初期型
-
中国仕様改良型
-
中国向け姉妹車の2代目「エリシオン」
車名の由来
「長い冒険旅行」という意味の英語で、ギリシャ神話のオデュッセイアを語源とする。
搭載エンジン
初代
- 標準グレード
- ホンダ・F22B型
- エンジン種類:水冷直列4気筒横置き
- 弁機構:SOHCベルト駆動 吸気2 排気2
- 最高出力:107kW(145PS)/ 5,600rpm
- 最大トルク:196N·m(20.0kgf·m)/ 4,600rpm
- 総排気量:2,156cc
- 内径×行程:85.0mm × 95.0mm
- 圧縮比:8.8
- 燃料供給装置形式:電子制御燃料噴射式(ホンダPGM-FI)
- 使用燃料種類:無鉛レギュラーガソリン
- 燃料タンク容量(前輪駆動):65L
- 燃料タンク容量(四輪駆動):60L
- ホンダ・F23A型
- エンジン種類:水冷直列4気筒横置き
- 弁機構:SOHCベルト駆動 吸気2 排気2 VTEC
- 最高出力:110kW(150PS)/ 5,600rpm
- 最大トルク:204N·m(20.8kgf·m)/ 4,700rpm
- 総排気量:2,253cc
- 内径×行程:86.0mm×97.0mm
- 圧縮比:9.3
- 燃料供給装置形式:電子制御燃料噴射式(ホンダPGM-FI)
- 使用燃料種類:無鉛レギュラーガソリン
- 燃料タンク容量:初代F22B型を参照
- プレステージ
- ホンダ オブ アメリカ・J30A型
- エンジン種類:水冷V型6気筒横置き
- 弁機構:SOHCベルト駆動 吸気2 排気2 VTEC
- 最高出力:147kW(200PS)/5,500rpm
- 最大トルク:265N·m(27.0kgf·m)/4,700rpm
- 総排気量:2,997cc
- 内径×行程:86.0mm × 86.0mm
- 圧縮比:9.4
- 燃料供給装置形式:電子制御燃料噴射式(ホンダPGM-FI)
- 使用燃料種類:無鉛レギュラーガソリン
- 燃料タンク容量:初代F23A型を参照
2代目
- 標準グレード
- ホンダ・F23A型
- エンジン種類:水冷直列4気筒横置き
- 弁機構:SOHCベルト駆動 吸気2 排気2 VTEC
- 最高出力:110kW(150PS)/ 5,800rpm
- 最大トルク:206N·m(21.0kgf·m)/ 4,800rpm
- 総排気量:2,253cc
- 内径×行程:86.0mm × 97.0mm
- 圧縮比:9.5
- 燃料供給装置形式:電子制御燃料噴射式(ホンダPGM-FI)
- 使用燃料種類:無鉛レギュラーガソリン
- 燃料タンク容量:65L
- プレステージ
- ホンダ・J30A型
- エンジン種類:水冷V型6気筒横置き
- 弁機構:SOHCベルト駆動 吸気2 排気2 VTEC
- 最高出力:154kW(210PS)/5,800rpm
- 最大トルク:270N·m(27.5kgf·m)/5,000rpm
- 総排気量:2,997cc
- 内径×行程:86.0mm × 86.0mm
- 圧縮比:10.0
- 燃料供給装置形式:電子制御燃料噴射式(ホンダPGM-FI)
- 使用燃料種類:無鉛レギュラーガソリン
- 燃料タンク容量:2代目F23A型を参照
3代目
- 標準グレード(B、S、Sエアロパッケージ、M、Mエアロパッケージ)
- ホンダ・K24A型
- エンジン種類:水冷直列4気筒横置き
- 弁機構:DOHCチェーン駆動 吸気2 排気2 i-VTEC
- 最高出力:118kW(160PS)/5,500rpm
- 最大トルク:218N·m(22.2kgf·m)/4,500rpm
- 総排気量:2,354cc
- 内径×行程:87.0mm × 99.0mm
- 圧縮比:9.7
- 燃料供給装置形式:電子制御燃料噴射式(ホンダPGM-FI)
- 使用燃料種類:無鉛レギュラーガソリン
- 燃料タンク容量(前輪駆動):65L
- 燃料タンク容量(四輪駆動):60L
- アブソルート
- ホンダ・K24A型
- エンジン種類:水冷直列4気筒横置き
- 弁機構:DOHCチェーン駆動 吸気2 排気2 i-VTEC
- 最高出力(前輪駆動):147kW(200PS)/6,800rpm
- 最高出力(四輪駆動):140kW(190PS)/6,800rpm
- 最大トルク(前輪駆動):232N·m(23.7kgf·m)/4,500rpm
- 最大トルク(四輪駆動):228N·m(23.2kgf·m)/4,500rpm
- 総排気量:2,354cc
- 内径×行程:87.0mm × 99.0mm
- 圧縮比:10.5
- 燃料供給装置形式:電子制御燃料噴射式(ホンダPGM-FI)
- 使用燃料種類:プレミアムガソリン
- 燃料タンク容量:3代目K24A型標準グレードを参照
4代目
- 標準グレード(M、L、Li)
- ホンダ・K24A型
- エンジン種類:水冷直列4気筒横置き
- 弁機構:DOHCチェーン駆動 吸気2 排気2 i-VTEC
- 最高出力:127kW(173PS)/6,000rpm
- 最大トルク:222N·m(22.6kgf·m)/4,300rpm
- 総排気量:2,354cc
- 内径×行程:87.0mm × 99.0mm
- 圧縮比:10.0
- 燃料供給装置形式:電子制御燃料噴射式(ホンダPGM-FI)
- 使用燃料種類:無鉛レギュラーガソリン
- 燃料タンク容量:60L
- アブソルート
- ホンダ・K24A型
- エンジン種類:水冷直列4気筒横置き
- 弁機構:DOHCチェーン駆動 吸気2 排気2 i-VTEC
- 最高出力(前輪駆動):151kW(206PS)/7,000rpm
- 最高出力(四輪駆動):150kW(204PS)/7,000rpm
- 最大トルク(前輪駆動):232N·m(23.7kgf·m)/4,300rpm
- 最大トルク(四輪駆動):230N·m(23.5kgf·m)/4,300rpm
- 総排気量:2,354cc
- 内径×行程:87.0mm × 99.0mm
- 圧縮比:11.0
- 燃料供給装置形式:電子制御燃料噴射式(ホンダPGM-FI)
- 使用燃料種類:プレミアムガソリン
- 燃料タンク容量:4代目K24A型標準グレードを参照
5代目
- 標準グレード(B、G)
- ホンダ・K24W型
- エンジン種類:水冷直列4気筒横置き
- 弁機構:DOHCチェーン駆動 吸気2 排気2 i-VTEC
- 最高出力:129kW(175PS)/6,200rpm
- 最大トルク:225N·m(23.0kgf·m)/4,000rpm
- 総排気量:2,356cc
- 内径×行程:87.0mm × 99.1mm
- 圧縮比:10.1
- 燃料供給装置形式:電子制御燃料噴射式(ホンダPGM-FI)
- 使用燃料種類:無鉛レギュラーガソリン
- 燃料タンク容量(前輪駆動):55L
- 燃料タンク容量(四輪駆動):50L
- アブソルート
- ホンダ・K24W型
- エンジン種類:水冷直列4気筒横置き
- 弁機構:DOHCチェーン駆動 吸気2 排気2 i-VTEC
- 最高出力(前輪駆動):140kW(190PS)/6,400rpm
- 最高出力(四輪駆動):136kW(185PS)/6,400rpm
- 最大トルク(前輪駆動):237N·m(24.2kgf·m)/4,000rpm
- 最大トルク(四輪駆動):235N·m(24.0kgf·m)/4,000rpm
- 総排気量:2,356cc
- 内径×行程:87.0mm × 99.1mm
- 圧縮比:11.1
- 燃料供給装置形式:電子制御燃料噴射式(ホンダPGM-FI、直噴)
- 使用燃料種類:無鉛レギュラーガソリン
- 燃料タンク容量:5代目K24W型標準グレードを参照
- ハイブリッド、ハイブリッドアブソルート
- ホンダ・LFA型(エンジン)
- エンジン種類:水冷直列4気筒横置き
- 弁機構:DOHCチェーン駆動 吸気2 排気2 i-VTEC
- 最高出力:107kW(145PS)/6,200rpm
- 最大トルク:175N·m(17.8kgf·m)/4,000rpm
- 総排気量:1,993cc
- 内径×行程:81.0mm × 96.7mm
- 圧縮比:13.0
- 燃料供給装置形式:電子制御燃料噴射式(ホンダPGM-FI)
- 使用燃料種類:無鉛レギュラーガソリン
- 燃料タンク容量:5代目K24W型標準グレードを参照
- ホンダ・H4型(モーター)
- モーター種類:交流同期電動機
- 最高出力:135kW(184PS)/5,000 - 6,000rpm
- 最大トルク:315N·m(32.1kgf·m)/0 - 2,000rpm
- バッテリー種類:リチウムイオン電池
脚注
注釈
出典
- ^ デアゴスティーニジャパン週刊日本の名車第46号15ページより。
- ^ “オデッセイ(ホンダ)1994年10月~1999年11月生産モデルのカタログ”. リクルート株式会社 (2020年1月22日). 2020年1月21日閲覧。
- ^ デアゴスティーニジャパン週刊日本の名車第23号13ページより。
- ^ ホンダ、「次期 オデッセイ」プロトタイプの概要を発表、第33回 東京モーターショーにて公開ホンダ4輪製品ニュース 1999年10月18日 2013年10月27日閲覧
- ^ “オデッセイ(ホンダ)1999年12月~2003年9月生産モデルのカタログ”. リクルート株式会社 (2020年1月22日). 2020年1月22日閲覧。
- ^ 4代目では再び元に戻されている。なお、Eは大文字でありながら高さは前後の小文字と同じとなっている(各世代の写真参照)
- ^ “オデッセイ(ホンダ)2003年10月~2008年9月生産モデルのカタログ”. リクルート株式会社 (2020年1月22日). 2020年1月22日閲覧。
- ^ デアゴスティーニジャパン週刊日本の名車第85号17ページより。
- ^ “「オデッセイ」の車高が14センチ上がったワケ”. 東洋経済デジタル (東洋経済新聞社). (2013年11月1日) 2014年10月28日閲覧。
- ^ オデッセイ、国内累計販売台数100万台達成
- ^ “オデッセイ(ホンダ)2008年10月~2013年10月生産モデルのカタログ”. リクルート株式会社 (2020年1月22日). 2020年1月22日閲覧。
- ^ デアゴスティーニジャパン週刊日本の名車第92号13ページより。
- ^ 新型「オデッセイ」をホームページで先行公開 - Honda ニュースリリース 2013年9月26日
- ^ 新型上級ミニバン「オデッセイ」「オデッセイ アブソルート」を発売 - Honda ニュースリリース 2013年10月31日
- ^ “Hondaの新価値MPVコンセプトモデル「Concept M」を2013年上海モーターショーで世界初公開”. 本田技研工業ニュースリリース (2013年4月20日). 2015年1月14日閲覧。
- ^ ホンダ、新型「オデッセイ」「オデッセイ アブソルート」CarWatch 2013年10月31日
- ^ "「ODYSSEY(オデッセイ)」に新タイプ「G・エアロパッケージ」を追加し発売" (Press release). 本田技研工業. 15 May 2014. 2014年5月15日閲覧。
- ^ “领航时代,非同凡享 全新奥德赛(ODYSSEY)魅力来袭” (中国語). 広汽本田汽車 (2014年8月8日). 2015年1月14日閲覧。
- ^ "オデッセイ 20周年特別仕様車「ABSOLUTE・20th Anniversary」を発売" (Press release). 17 October 2014. 2014年10月17日閲覧。
- ^ "「ODYSSEY(オデッセイ)」を一部改良し発売 ― 「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を搭載 ―" (Press release). 本田技研工業. 22 January 2015. 2015年1月22日閲覧。
- ^ "「ODYSSEY ABSOLUTE(オデッセイ アブソルート)」に特別仕様車を設定し発売" (Press release). 本田技研工業. 17 September 2015. 2015年9月17日閲覧。
- ^ "新型上級ミニバン「ODYSSEY HYBRID(オデッセイ ハイブリッド)」をホームページで先行公開" (Press release). 本田技研工業. 25 December 2015. 2015年12月25日閲覧。
- ^ "「オデッセイ」「オデッセイ アブソルート」を一部改良し発売〜新たにハイブリッドモデルを追加〜" (Press release). 本田技研工業. 4 February 2016. 2016年2月4日閲覧。
- ^ "「ODYSSEY」をマイナーモデルチェンジして発売" (Press release). 本田技研工業. 16 November 2017. 2017年11月16日閲覧。
- ^ "「ODYSSEY」をマイナーモデルチェンジし発売" (Press release). 本田技研工業. 5 November 2020. 2020年11月5日閲覧。
関連項目
- 本田技研工業
- ホンダ・アコード
- ホンダ・エリシオン - 3代目/4代目オデッセイの派生車種、5代目の中国向け姉妹車。
- ホンダ・ストリーム - 2代目から4代目オデッセイまでの実質的兄弟車。
- ホンダ・ステップワゴン - 5代目オデッセイの実質的兄弟車
- ホンダ・ジェイド
- ホンダ・ラグレイト - 2代目オデッセイの派生車種、北米版オデッセイ
- いすゞ・オアシス - 初代オデッセイのOEM
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