Real Face
「Real Face」 | ||||
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KAT-TUN の シングル | ||||
初出アルバム『Best of KAT-TUN(#1) KAT-TUN 10TH ANNIVERSARY BEST “10Ks!”(通常盤#3)』 | ||||
B面 |
GLORIA Will Be All Right(通常盤) | |||
リリース | ||||
ジャンル | J-POP | |||
時間 | ||||
レーベル | J-One Records | |||
プロデュース | 藤島ジュリー景子 | |||
ゴールドディスク | ||||
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チャート最高順位 | ||||
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KAT-TUN シングル 年表 | ||||
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「Real Face」(リアル フェイス)は、KAT-TUNのデビューシングル。2006年3月22日にJ-One Recordsから発売された。
本作のタイトルを冠した、DVD『Real Face Film』、本曲をアレンジした『Real Face#1』、本曲をリメイクした『Real Face#2』についても本項で触れる。
概要
結成からおよそ5年経ってのCDデビューで、アルバム『Best of KAT-TUN』、DVD『Real Face Film』とともに、デビューを機にジェイ・ストームの内部に設立された、プライベートレーベル「J-One Records」からの同時発売となる。累計売上は104.6万枚(オリコン調べ)。
初回限定盤と通常盤で収録曲が異なる。初回限定盤はジャケット違いが6種類あり、各メンバーがそれぞれセンターに位置するようになっている。また、関連作品として、シングル『Real Face』、アルバム『Best of KAT-TUN』、DVD『Real Face Film』を同梱した、完全限定BOXが発売された。同作品には、32ページのスペシャル・ブックレットや、オリジナルステッカーが付属する。
収録曲
- Real Face (5:10)
- 作詞:スガシカオ、作曲:松本孝弘(B'z)、編曲:CHOKKAKU、Rap詞:JOKER
- 同時発売したアルバム『Best of KAT-TUN』に、アレンジ違いの「Real Face#1」が収録されている。
- 活動再開後にリリースしたシングル「Ask Yourself」に3人体制で新規歌い直しされた「Real Face#2」が収録されている。
- また、田中脱退以降はラップ部分がカットされた状態で歌われてきたが、「Real Face#2」ではラップ詞も新たに書き下ろされ、主に上田が担当しており、Bパートのラップは亀梨が担当している。
- また、PV音源とCD音源では亀梨のボーカル、中丸のビートボックス、舌打ちの音など、一部テイク違いがある。
- 作詞を担当したスガが後に発売したベストアルバム『SugarlessII』にてセルフカバーしている。
- 作詞を担当したスガと作曲を担当した松本は制作当時面識がなく、対面することがないまま楽曲制作が進められた[3]。
- ベストアルバム「KAT-TUN 10TH ANNIVERSARY BEST “10Ks”」に収録されている「君のユメ ぼくのユメ」は「Real Face」のアンサーソングであり、作詞作曲はスガが担当した。
- 今現在、本人歌唱を含め、全体のジャニーズJr.や事務所の先輩や後輩等によるTVやライブで披露する際に、「#2」の歌詞より、本曲の歌詞の方が多い。
- GLORIA (4:32)
- 日本テレビ系『バレーボール・ワールドグランドチャンピオンズカップ2005』テーマソング
- Will Be All Right[注釈 1] (4:42)
- 日本テレビ系『バレーボール・ワールドグランドチャンピオンズカップ2005』応援ソング
- 文化放送『R-One KAT-TUN』エンディングテーマ
- 発売前に日本テレビ系『バレーボール・ワールドグランドチャンピオンズカップ2005』の事前宣伝番組のエンディングにて本曲が流されたが本作収録のアレンジとは異なり、そちらのバージョンは未収録となっている。
- Real Face(オリジナル・カラオケ)
- GLORIA(オリジナル・カラオケ)
- Will Be All Right(オリジナル・カラオケ)
各種記録
- オリコンシングルチャート
- デビューシングルの3週連続首位は、KinKi Kids「硝子の少年」(1997年)以来8年8か月ぶり[4]。
- 発売9週目でミリオンセラーを記録し、デビュー曲でのミリオンはCHEMISTRY「PIECES OF A DREAM」以来5年ぶり[5]。
- 亀梨和也は修二と彰名義でのシングル「青春アミーゴ」に続き、2作連続で1位、ミリオンセラー、および、2年連続デビューでの年間順位首位獲得を記録。
- その他の記録
- 型番によって集計が異なるプラネットシングルチャートでは、初登場で1位が完全限定BOX、2位が通常盤、3位が初回限定盤(亀梨和也)、4位が初回限定盤(赤西仁)、6位が初回限定盤(田口淳之介)、7位が初回限定盤(上田竜也)、8位が初回限定盤(中丸雄一)、9位が初回限定盤(田中聖)と、TOP10に「Real Face」の異なるバージョンが8作ランクインした。
- 同時発売のアルバム、DVDとともにオリコンチャート初登場1位を獲得。この3冠記録は、浜崎あゆみのシングル「SURREAL」、アルバム『Duty』、DVD『ayumi hamasaki concert tour 2000 A 第1幕』(2000年)以来、史上2度目[6]。さらに同曲は着うたランキング・有線のリクエストでも首位を獲得し、5冠と報道された。
- 2006年度の日本音楽著作権協会(JASRAC)の著作権使用料分配額(国内作品)ランキングで「Real Face」が年間6位を獲得した[7]。
Real Face Film
『Real Face Film』 | ||||
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KAT-TUN の DVD | ||||
リリース | ||||
ジャンル | J-POP | |||
時間 | ||||
レーベル | J-One Records | |||
チャート最高順位 | ||||
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ゴールドディスク | ||||
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KAT-TUN 映像作品 年表 | ||||
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『Real Face Film』(リアル フェイス フィルム)は、KAT-TUNの3作目のDVD。2006年3月22日にJ-One Recordsより発売され、収録時間は80分である。音楽DVDとしては当時の日本国内において史上最高売上を記録した[5]。
収録内容
- Real Face(ビデオクリップ)
- ビデオクリップ・メイキング
- インタビュー
- Real Face(ビデオクリップ・6マルチアングル)
出典
- ^ “今年一番売れた曲は? オリコンが年間ヒットチャートを発表”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2006年12月22日) 2022年9月2日閲覧。
- ^ “KAT-TUN、シングル年間トップでよろこびのコメント!”. ORICON NEWS (オリコン株式会社). (2006年12月27日) 2022年9月2日閲覧。
- ^ “スガシカオ、「Real Face」の制作秘話を語る 作曲のB’z松本とは会わないまま…”. ニュースサイトしらべぇ (株式会社NEWSY). (2021年3月15日) 2021年3月18日閲覧。
- ^ 「KAT-TUN、00年代デビュー・アーティスト初の快挙達成!」ORICON STYLE、2006年4月10日。
- ^ a b 「KAT-TUN「Real Face」が100万枚を突破!5年ぶりの快挙!」ORICON STYLE、2006年5月22日。
- ^ 「KAT-TUN、3冠達成!シングル、アルバム、DVD、同時制覇! 」ORICON STYLE、2006年3月27日。
- ^ 2007年 国内作品分配額ベスト10(金・銀・銅賞関連)、日本音楽著作権協会、2007年。
注釈・脚注
- ^ 通常盤のみ収録されている。