鎌倉女子大学短期大学部
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鎌倉女子大学短期大学部 | |
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鎌倉女子大学短期大学部正門前 | |
大学設置 | 1950年 |
創立 | 1943年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人鎌倉女子大学 |
本部所在地 | 神奈川県鎌倉市大船6-1-3 |
学部 | 初等教育学科[注 1] |
研究科 | 初等教育専攻[注 2] |
ウェブサイト | http://www.kamakura-u.ac.jp/ |
鎌倉女子大学短期大学部(かまくらじょしだいがくたんきだいがくぶ、英語: Kamakura Women's University Junior College[1])は、神奈川県鎌倉市大船6-1-3に本部を置く日本の私立大学。1943年創立、1950年大学設置。
概観
[編集]大学全体
[編集]- 神奈川県鎌倉市に所在する日本の私立短期大学で、設置主体は学校法人鎌倉女子大学[1]。
- 国内で最初に認可された短期大学149校[注 3]の1校として、1950年に京浜女子短期大学[2]として2学科体制で開学した[3]。
- 学科数は、存廃を含めて昼間部3、夜間部1となっており、現在は昼間部1学科、専攻科1専攻となっている。
建学の精神(校訓・理念・学是)
[編集]- 鎌倉女子大学短期大学部の教育理念は「感謝と奉仕に生きる人づくり」となっている。
教育および研究
[編集]- 鎌倉女子大学短期大学部では現在、児童教育者や保育者の養成に力をいれている。かつての初等教育科第二部は。始業時間が午後4時で終業時間が午後8時40分、講義は3コマ。日中、幼稚園で助手をしている人、専業主婦の人、公務員として勤務する人など様々な人々が生涯学習の一環として学んでいた。
学風および特色
[編集]- 鎌倉女子大学短期大学部は、大学の学部にある学科と連動性が高いものが設置されている関係上、短大卒業後その大学へ編入学する学生も多い。
沿革
[編集]- 1943年
- 1949年
- 1950年
- 1951年
- 1954年
- 1956年
- 1957年
- 1958年
- 1959年
- 1961年
- 1962年
- 1963年
- 1966年
- 1967年
- 1976年
- 1977年
- 1985年
- 1986年
- 1987年
- 1989年
- 1992年
- 1999年
- 2001年
- 2002年
- 2004年
- 2014年
- 2015年
- 2016年
- 2025年
基礎データ
[編集]所在地
[編集]交通アクセス
[編集]象徴
[編集]- 鎌倉女子大学短期大学部のカレッジマークは鏡をイメージしており、その周囲には放射線状に8本の剣と勾玉が飾られたものとなっている。これは、「己を写す鏡」(徳育)・「己を鍛える剣」(体育)・「己を磨く勾玉」(知育)を意味する。ホームページほか右記資料も参照のこと[注 22]。
教育および研究
[編集]組織
[編集]学科
[編集]学科の変遷
[編集]専攻科
[編集]- 初等教育専攻 入学定員20名[1]
過去にあった専攻課程
[編集]別科
[編集]- なし
取得資格について
[編集]- 初等教育学科では、小学校教諭二種免許状と幼稚園教諭二種免許状・保育士資格が取得できる[注 26]。
- かつての家政科では中学校教諭二種免許状(家庭・保健)と栄養士資格が取得できる課程があった[64]。
- かつての保健科では、中学校教諭二級免許状(保健)が設置されていた[72]。
- 開学当初は、高等学校教諭仮免許状も併設[注 27]。
研究
[編集]- 『湘南生物研究会誌』[75]
学生生活
[編集]部活動・クラブ活動・サークル活動
[編集]- 鎌倉女子大学短期大学部のクラブ活動
学園祭
[編集]- 鎌倉女子大学短期大学部の学園祭は「みどり祭」と呼ばれ毎年、11月に行われている。
大学関係者と組織
[編集]大学関係者一覧
[編集]大学関係者
[編集]施設
[編集]キャンパス
[編集]- ほぼ全て、大学とキャンパスを共同使用している。
対外関係
[編集]系列校
[編集]- 鎌倉女子大学(女子校)
- 鎌倉女子大学中等部・高等部(女子校)
- 鎌倉女子大学初等部(共学)
- 鎌倉女子大学幼稚部(共学)
卒業後の進路について
[編集]編入学・進学実績
[編集]- 系列の鎌倉女子大学への編入学が多い。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]注釈
[編集]注釈グループ
[編集]- ^ a b 現在の文部科学省。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao 女のみ
- ^ a b 入学定員15名。1959年3月31日をもって正式に廃止となる[18]。
- ^ a b 入学定員50名
- ^ a b 入学定員300名[60]。なお、入学定員は正科生のみである。
- ^ a b 入学定員15名[70]
補足
[編集]- ^ ほか学科も参照のこと。
- ^ ほか専攻科も参照のこと。
- ^ うち私立短期大学132校
- ^ 短期大学名 京浜女子短期大学
- ^ 出典[5][6][7]。
- ^ 出典[8][9]
- ^ 出典[10][11][12]
- ^ 出典[13][14]
- ^ 昭和32年度より学生募集停止[19]
- ^ 1958年3月31日をもって正式に廃止となる[20]。
- ^ 右記資料がその記載の初見となっている[18]
- ^ 出典[28]。昨年度の資料[29]及び本年度のそれ[30]も其々参照のこと
- ^ 出典[33]。昨年度の資料[34]及び本年度のそれ[35]も其々参照のこと
- ^ 出典[41][42]。
- ^ 出典[43]。うち1回生 481[44]
- ^ 出典[46][47][48]。
- ^ 平成15年度より学生募集停止[49][50]。
- ^ 2005年3月31日をもって正式に廃止となる[51][52]。
- ^ 平成17年度より学生募集を停止し、それにより従来の初等教育科第一部は、2005年4月1日をもって初等教育科
第一部に改称[51][52]。 - ^ 2007年3月31日をもって正式に廃止となる[53][54]。
- ^ 2024年8月29日をもって認可される[58]。男女共学[59]。
- ^ 出典[61][62]。
- ^ 最終募集となった1956年における体制[63]。
- ^ 最終募集となった2002年における体制[64][65][66]。
- ^ 最終募集となった2004年における体制[67][68][69]。
- ^ 開設が決定した通信教育課程も同様[59]。かつて設置されていた第二部は、小学校教諭二種免許状と幼稚園教諭二種免許状となっていた[71][69]。
- ^ 出典[72][73][74]。
出典
[編集]- ^ a b c d 文部科学省高等教育局大学振興課'2023.
- ^ 日本私立大學協會, 日本私立短期大學協會共編, p. 238.
- ^ 官報 1950年09月14日より。
- ^ 科学技術年鑑 昭和18年版より。
- ^ 文部省a, p. 43.
- ^ 文部省b, p. 2.
- ^ 日本教育年鑑より。
- ^ 全国学校名鑑 昭和25年版より。
- ^ 旺文社1950-01, p. 88.
- ^ 文部省c, p. 4.
- ^ 全国大学大観 昭和30年版より。
- ^ 戦後高等教育の展開と課題 (指導科報告シリーズ ; no.5)より。
- ^ 短期大学一覧 昭和25年5月1日現在より。
- ^ 文部省d, p. 7.
- ^ 学校法人名簿 昭和32年度より。
- ^ 文部省'54, p. 1378.
- ^ 短期大学一覧 昭和31年度 (短期大学資料)-専攻科-より。
- ^ a b c 短期大学一覧 昭和34年度 (短期大学資料 ; 第23号)より。
- ^ a b 短期大学一覧 昭和32年度 (短期大学資料 ; 第18号)より。
- ^ 短期大学一覧 昭和33年度 (短期大学資料 ; 第19号)より。
- ^ 文部省'58, p. 22.
- ^ 文部省'59, p. 20.
- ^ 短期大学一覧 昭和36年度 (短期大学資料 ; 第27号)より。
- ^ 文部省'61, p. 24.
- ^ 短期大学一覧 昭和37年度 (短期大学資料 ; 第30号)より。
- ^ 文部省'62, p. 27.
- ^ 文部省'63, p. 29.
- ^ 短期大学一覧 昭和41年度 (短期大学資料)より。
- ^ 短期大学教育 (19)より。
- ^ 短期大学教育 (20)より。
- ^ 文部省'66, p. 34.
- ^ 文部省'67, p. 34.
- ^ 文部省大学局技術教育課'1976.
- ^ 短期大学教育 (33)より。
- ^ 短期大学教育 (34)より。
- ^ 文部省'76, p. 44.
- ^ 文部省'77, p. 44.
- ^ 文部省'85, p. 56.
- ^ 文部省'86, p. 56.
- ^ 文部省'87, p. 57.
- ^ 文教協会'1989.
- ^ 文部科学省高等教育局'1989.
- ^ 文部省'92, p. 66.
- ^ 旺文社'1992.9, p. 278.
- ^ 文部省'99, p. 69.
- ^ 文教協会'2001.
- ^ 文部科学省高等教育局'2001.
- ^ 沿革|大学概要|鎌倉女子大学より。
- ^ 文教協会'2003.
- ^ 文部科学省高等教育局'2003.
- ^ a b 文教協会'2005.
- ^ a b 文部科学省高等教育局'2005.
- ^ 文教協会'2007.
- ^ 文部科学省高等教育局'2007.
- ^ 大学入試センター'2013, p. 26.
- ^ 大学入試センター'2014, p. 28.
- ^ 大学入試センター'2015, p. 28.
- ^ 鎌倉女子大学短期大学部初等教育学科 通信教育課程(e-learning course)の開設が認可されましたより。
- ^ a b 鎌倉女子大学短期大学部通信教育課程'2024, p. 1.
- ^ 鎌倉女子大学短期大学部通信教育課程募集要項'2024, p. 3.
- ^ 日本私立短期大学協会短期大学広報委員会'1980, p. 159.
- ^ 日本私立短期大学協会'2010.10, p. 164.
- ^ 短期大学一覧 昭和31年度 (短期大学資料)-私立短期大学-より。
- ^ a b 晶文社'02, p. 192.
- ^ 文教協会'2002.
- ^ 文部科学省高等教育局'2002.
- ^ 文教協会'2004.
- ^ 文部科学省高等教育局'2004.
- ^ a b 晶文社'04, p. 180.
- ^ 短期大学一覧 昭和33年度 (短期大学資料 ; 第19号)より。
- ^ 鎌倉女子大学短期大学部'2003.
- ^ a b 文部省e, p. 41.
- ^ 現行法令輯覧 26-2巻 学事2より。
- ^ 教員の資格・給与・恩給詳解より。
- ^ 湘南生物研究会誌より。
参考文献
[編集]1949年短大設置申請分
[編集]- 文部省『申請大学、短期大学等一覧』(PDF)文部省 。
- 文部省『短期大学審査状況』(PDF)文部省 。
- 旺文社『蛍雪時代 19(10);昭和25年1月號』旺文社 。
- 文部省『短期大学審査状況-認可分-』(PDF)文部省 。
- 文部省管理局管理課『昭和25年5月1日現在 短期大学等一覧』(PDF)文部省 。
教員養成機関
[編集]- 文部省大学学術局『教員養成課程認定大学短期大学一覧 : 附指定教員養成機関一覧. (昭和30年) / (編)』(PDF)文部省 。
全国学校総覧
[編集]- 文部省調査局統計課『全国学校総覧 昭和30年版』青葉書房 。
- 文部省『全国学校総覧 昭和34年版』東京教育研究所 。
- 文部省『全国学校総覧 昭和35年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 昭和37年版』東京教育研究所 。
- 文部省『全国学校総覧 昭和38年版』東京教育研究所 。
- 文部省調査局統計課『全国学校総覧 昭和39年版』東京教育研究所 。
- 文部省調査局統計課『全国学校総覧 昭和42年版』東京教育研究所 。
- 文部省調査局統計課『全国学校総覧 昭和43年版』東京教育研究所 。
- 文部省『全国学校総覧 昭和52年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 昭和53年版』東京教育研究所 。
- 文部省『全国学校総覧 昭和61年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 昭和62年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 昭和63年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 1993年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 2000年版』原書房 。
全国短期大学高等専門学校一覧
[編集]- 文部省『短期大学一覧 昭和51年度 (短期大学資料)』文部省大学局技術教育課 。
- 文部省『全国短期大学高等専門学校一覧 平成元年度』文教協会 。
- 短大・高専教育研究会監修『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成13年度』文教協会 。
- 短大・高専教育研究会監修『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成14年度』文教協会 。
- 短大・高専教育研究会監修『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成15年度』文教協会 。
- 短大・高専教育研究会監修『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成16年度』文教協会 。
- 文部科学省『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成17年度』文教協会 。
- 文部科学省『全国短期大学高等専門学校一覧 平成19年度』文教協会 。
全国短期大学一覧
[編集]文部省
[編集]- 文部省『全国短期大学一覧 1989(L)1989』文教協会 。
文部科学省
[編集]- 文部科学省高等教育局『全国短期大学一覧 2001年度』文部科学省高等教育局 。
- 文部科学省高等教育局『全国短期大学一覧 2002年度』文部科学省高等教育局 。
- 文部科学省高等教育局『全国短期大学一覧 2003年度』文部科学省高等教育局 。
- 文部科学省高等教育局『全国短期大学一覧 2004年度』文部科学省高等教育局 。
- 文部科学省高等教育局『全国短期大学一覧 2005年度』文部科学省高等教育局 。
- 文部科学省高等教育局『全国短期大学一覧 2007年度』文部科学省高等教育局 。
- 文部科学省『全国短期大学一覧 令和5年度』文部科学省高等教育局大学振興課 。
短期大学案内
[編集]- 日本私立大學協會, 日本私立短期大學協會『全國私立大學・短期大學入学案内』日本私立大學協會, 日本私立短期大學協會共編 。
日本の私立短期大学
[編集]- 日本私立短期大学協会短期大学広報委員会『日本の私立短期大学』日本私立短期大学協会短期大学広報委員会 。
- 短期大学広報委員会, 日本私立短期大学協会記念誌編纂委員会/編『日本の私立短期大学 平成22年』日本私立短期大学協会短期大学広報委員会 。
短期大学受験案内(晶文社)
[編集]- 晶文社出版編集部『全国短期大学受験案内 2003年度用』晶文社出版 。
- 晶文社出版編集部『短期大学受験案内 2005年度用』晶文社出版 。
蛍雪時代
[編集]短期大学入学案内冊子
[編集]- 鎌倉女子大学短期大学部通信教育課程『鎌倉女子大学短期大学部通信教育課程』鎌倉女子大学短期大学部通信教育課程 。
- 鎌倉女子大学短期大学部通信教育課程『鎌倉女子大学短期大学部通信教育課程 2025 募集要項』鎌倉女子大学短期大学部通信教育課程 。
- 鎌倉女子大学短期大学部『KAMAKURA WOMEN'S UNIVERSITY 2004-鎌倉女子大学 鎌倉女子短期大学部 2004大学案内-』鎌倉女子大学短期大学部 。
大学入試センター
[編集]- 独立行政法人大学入試センター『独立行政法人大学入試センター要覧 2013年度』大学入試センター 。
- 独立行政法人大学入試センター『独立行政法人大学入試センター要覧 2014年度』大学入試センター 。
- 独立行政法人大学入試センター『独立行政法人大学入試センター要覧 2015年度』大学入試センター 。