鎌倉女子大学中等部・高等部

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鎌倉女子大学中等部・高等部
地図北緯35度21分39.5秒 東経139度32分50.4秒 / 北緯35.360972度 東経139.547333度 / 35.360972; 139.547333座標: 北緯35度21分39.5秒 東経139度32分50.4秒 / 北緯35.360972度 東経139.547333度 / 35.360972; 139.547333
過去の名称 京浜女子家政理学専門学校附属中学校
京浜女子短期大学附属高等学校
国公私立の別 私立学校
設置者 学校法人鎌倉女子大学
設立年月日 1943年
共学・別学 女子校
中高一貫教育 併設型
課程 全日制課程
単位制・学年制 学年制
設置学科 普通科
学期 3学期制
学校コード D114320400058 ウィキデータを編集(高等学校)
C114320400050 ウィキデータを編集(中学校)
高校コード 14547F
所在地 247-8511
外部リンク 公式サイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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鎌倉女子大学中等部・高等部の位置(神奈川県内)
鎌倉女子大学中等部・高等部

鎌倉女子大学中等部・高等部(かまくらじょしだいがくちゅうとうぶ・こうとうぶ)は、神奈川県鎌倉市岩瀬にある私立中高一貫校男女別学(女子校)である。

学校法人鎌倉女子大学が運営。同法人は、鎌倉女子大学幼稚部(共学)・鎌倉女子大学初等部(共学)・鎌倉女子大学短期大学部(女子校)・鎌倉女子大学(女子校)・鎌倉女子大学大学院(女子校)も経営している。

中等部は初等部出身者とクラスが混合されている。高等部は進学コースのみ中等部出身者とクラスが混合されており、特進コースは高等部からの募集はされてない。

概要[編集]

鎌倉女子大学の併設校。

沿革[編集]

  • 1943年(昭和18年) - 横浜市神奈川区に、京浜女子家政理学専門学校を設立。
  • 1946年(昭和21年) - 鎌倉市岩瀬の現在地に校舎を得て、戦後の学園再建を始める。
  • 1948年(昭和23年) - 京浜女子家政理学専門学校附属中学校を設立。
  • 1950年(昭和25年) - 鎌倉市岩瀬に京浜女子短期大学(家政科・保健科)を設立。京浜女子短期大学附属高等学校・同附属幼稚園を設立。
  • 1951年(昭和26年) - 京浜女子短期大学附属小学校を設立。
  • 1959年(昭和34年) - 京浜女子大学家政学部家政学科を設立。
  • 1975年(昭和50年) - 学校法人京浜大学を設立。
  • 1989年(平成元年) - 法人名及び運営学校名を、それぞれ学校法人鎌倉女子大学・鎌倉女子大学・鎌倉女子大学短期大学部・鎌倉女子大学高等部同中等部・同初等部・同幼稚部と名称変更。
  • 2003年(平成15年) - 大船キャンパス開設に伴い、岩瀬キャンパスの施設をリニューアル。
  • 2008年(平成20年) - 中等部に6年一貫の難関大学を目指す特進コースを開設。
  • 2023年(令和5年) - 2026年度より、中等部と高等部の男女共学化実施を発表[1]

事故[編集]

2010年5月、高等部で陸上部の部員が投げたハンマーが別の生徒にあたり、頭蓋骨骨折などの重傷や高次脳機能障害などの後遺症が負われる事故が発生[2] し、陸上部顧問の男性教諭に業務上過失致死傷罪の容疑で罰金50万円が命じられた[3] 。男性教諭は投てき範囲に別の部員が進入しないよう注意を呼び掛けるなどの義務を怠り練習を継続した[2]ほか、その場にいて女子生徒が近づいているのに気付いていたが、声を掛けたり、投てきを止めたりしなかったという[4]

著名な出身者[編集]

交通[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 2026年度中等部・高等部の男女共学化”. 鎌倉女子大学中等部・高等部. 学校法人鎌倉女子大学. 2023年12月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月20日閲覧。
  2. ^ a b “ハンマーで生徒重傷、部活顧問教諭に罰金50万円命令/神奈川”. 神奈川新聞. (2012年5月25日). http://www.kanaloco.jp/article/45638/cms_id/45429 2014年7月27日閲覧。 
  3. ^ “ハンマー当たり女子生徒頭蓋骨骨折…陸上部顧問に罰金50万円”. スポーツニッポン. (2012年5月24日). http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/05/24/kiji/K20120524003318900.html 2014年7月27日閲覧。 
  4. ^ “ハンマー投げで女子生徒重傷 顧問教諭に業過傷害容疑”. 共同通信. (2011年10月13日). http://www.47news.jp/CN/201110/CN2011101301000919.html 2014年7月27日閲覧。 
  5. ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.544
  6. ^ 『宝塚おとめ 2020年度版』 宝塚クリエイティブアーツ、2020年、8頁。ISBN 978-4-86649-125-7
  7. ^ 豊かな心と確かな学力を育ててくれる(鎌倉女子大学中等部)”. asahi.com (2010年5月26日). 2014年3月27日閲覧。
  8. ^ きょうは初等部から高等部まで12年間過ごした母校に行って、・・・”. 上坂すみれ公式Twitter (2010年11月27日). 2014年4月4日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]