Virgin Music

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ヴァージン・ミュージック
Virgin Music
親会社ユニバーサル ミュージック合同会社
設立2014年4月15日
(現レーベル設立日。但しパッケージにおける制作表記は同年6月18日発売分より)
設立者藤倉尚
(ユニバーサル ミュージック合同会社社長兼最高経営責任者)
販売元ユニバーサル ミュージック
ジャンルJ-POP
日本の旗 日本
公式サイトVirgin Music(Artist - UNIVERSAL MUSIC JAPAN)

Virgin Music(ヴァージン・ミュージック)は、ユニバーサル ミュージック(UMJ)内の社内カンパニーにあたるレコードレーベル

かつて存在した日本レコード会社・東芝EMI→EMIミュージック・ジャパンのレーベルの一つでもあった。

概要[編集]

元々はヴァージン・レコード全額出資[要出典]で設立された「ヴァージン・ジャパン」が元であるが、英EMIによるヴァージン・レコードの買収に伴い東芝EMIに統合され、同社の一レーベルとなった。法人としての「ヴァージン・ジャパン」は合弁先であったポニーキャニオンが買収、メディア・レモラス(1997年に解散)となった。

洋楽のヴァージン・レコードの日本盤の製品番号は「VJ」で始まるが、本レーベルの場合、統合以前は「TO」から始まる(CDの場合「TOCT-」となる)。この「TO」とは東芝EMI(TOSHIBA EMI)の名残。現在は「TY」[注 1]、「UI」等から始まる。

邦楽のセクションはかつて、Virgin Domestic(二部形式), Virgin TOKYO, Virgin DCT(DREAMS COME TRUE専用レーベル)の3つのレーベルが存在しており、各セクション毎に運営を行なっていた。

2002年、DREAMS COME TRUEの他社への移籍を機にVirgin DCTは運営を終了。2004年4月1日を以て他3セクションも現在のVirgin Musicに吸収統合された。

その後、RESERVOIR RECORDSが設立されたが、2007年10月を以て本レーベルの傘下(実質的には吸収統合)になる。

2012年、EMIミュージック・ジャパンの親会社の英EMI音楽ソフト部門がユニバーサル ミュージック グループに買収されたため、EMIミュージック・ジャパンは2013年3月31日を以て解散。翌4月1日にUMJ一制作部門・EMI Records Japanに集約、Virgin Musicそのものは一旦消滅した。

2014年4月15日、UMJの邦楽レーベルであるEMI RとDelicious Deli Recordsが統合され[1]、Virgin Musicは事実上の復活となった。また同日、Virgin Music内のサブレーベルとしてVirgin Recordsが発足する。同年6月18日よりパッケージにおける制作表記がEMI RとDelicious Deli RecordsからVirgin Musicに全て変更された。また、EMI Rに所属していた全てのアーティストがVirgin Records所属となった。2017年、Delicious Deli Records及びVirgin Recordsの業務を吸収し、両レーベルはVirgin Musicに統合された[2]

所属アーティスト[編集]

Def Jam Recordings[編集]

木梨レコード[編集]

HYBE LABELS関連[編集]

HYBE LABELS所属のアーティストの所属レコードレーベルは例外を除き[注 2]全組がVirgin Musicであるため、本節で記述する。所属事務所は()内に記述。

ディストリビューション[編集]

過去に所属していたアーティスト[編集]

統合前にEMI RやDelicious Deli Records等に所属していたものを含む。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ かつては東芝EMIのアニメ・特撮専門レーベルだったユーメックスTOSHIBA YOUMEX)で使用されていた。
  2. ^ LE SSERAFIMSOURCE MUSIC所属)はEMI Records、MOONCHILDLDHHYBE LABELS JAPANの共同プロデュース)はソニー・ミュージックレーベルズ傘下のソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズに所属している。

出典[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]