門脇誠
読売ジャイアンツ #35 | |
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![]() 2023年5月2日 読売ジャイアンツ球場 | |
基本情報 | |
国籍 |
![]() |
出身地 | 奈良県奈良市 |
生年月日 | 2001年1月24日(22歳) |
身長 体重 |
171 cm 76 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投左打 |
ポジション | 内野手 |
プロ入り | 2022年 ドラフト4位 |
初出場 | 2023年4月2日 |
年俸 | 840万円(2023年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
この表について
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門脇 誠(かどわき まこと、2001年1月24日 - )は、奈良県奈良市出身のプロ野球選手(内野手)。右投左打。読売ジャイアンツ所属。
経歴[編集]
プロ入り前[編集]
奈良市立平城小学校2年の時に西大寺ドリームズで野球を始め、奈良市立平城中学校では2年までリトルシニアの京都木津川シニアに所属し、その後はヤングリーグの北大阪ドラゴンズに所属した[2]。
高校は東京都の創価高等学校に進学。1年夏から公式戦に出場し、2年秋からは主将を務めた。3年夏の西東京大会は準々決勝で勝又温史擁する日大鶴ヶ丘に敗れた[3]。甲子園出場経験はない。
東京新大学野球連盟に所属する創価大学では入学直後の1年春からレギュラーの座を掴んだ。3年秋に首位打者と最多打点、4年秋には首位打者のタイトルを獲得し[4]、ベストナインを5回受賞している[4]。
2022年10月20日に行われたプロ野球ドラフト会議において読売ジャイアンツから4巡目で指名を受け、11月18日に契約金5000万円、年俸840万円(金額は推定)で仮契約を結んだ[1]。背番号は35。
巨人時代[編集]
2023年は、新人野手ではただ一人開幕メンバーに入った。4月2日の開幕3戦目で代打で出場するが二ゴロに倒れる。4月5日、開幕から不振の坂本勇人に代わり、8番遊撃手でプロ初スタメンに抜擢される[5]。2回表、第一打席で平良拳太郎から左線二塁打を放ち、これがプロ初安打となった[6]。4月13日の阪神戦では初タイムリー安打と初打点を挙げた[7]。5月9日のDeNA戦では8番三塁手でスタメン出場し、初盗塁、初本塁打を記録した[8]。
選手としての特徴[編集]
身長171cmと小柄ながら、50m5.8秒の俊足に打撃と守備にも定評がある三拍子揃った遊撃手[1]。
高校1年夏の西東京大会初戦から大学4年秋のリーグ戦まで、公式戦116試合全てフル出場(999イニング)を果たしたタフネスさもセールスポイントで[9]、巨人1年目の宮崎春季キャンプでは、監督の原辰徳から「ストロング門脇」とニックネームを付けられた[10]。
詳細情報[編集]
記録[編集]
- 初記録
- 初出場、初打席:2023年4月2日、対中日ドラゴンズ3回戦(東京ドーム)、7回裏に赤星優志の代打として出場、勝野昌慶から二ゴロ[11]
- 初先発出場:2023年4月5日、対横浜DeNAベイスターズ2回戦(横浜スタジアム)、8番・遊撃手で先発出場[5]
- 初安打:同上、2回表に平良拳太郎から左線二塁打[6]
- 初打点:2023年4月13日、対阪神タイガース3回戦(東京ドーム)、2回裏に西純矢から右前適時打[12]
- 初盗塁:2023年5月9日、対横浜DeNAベイスターズ6回戦(HARD OFF ECOスタジアム新潟)、4回表に二盗(投手:トレバー・バウアー、捕手:伊藤光)
- 初本塁打:同上、6回表にトレバー・バウアーから右越2ラン[8]
背番号[編集]
- 35(2023年 - )
登場曲[編集]
- 「Stand Out Fit In」ONE OK ROCK(2023年 - )
- 「POP!」NAYEON(2023年 - )
- 「Wicked Wonderland」Martin Tungevaag(2023年 - )
- 「美しい日」SUPER BEAVER(2023年5月 - )
脚注[編集]
- ^ a b c “巨人ドラ4門脇が仮契約 契約金5000万円で父に親孝行の考え”. デイリースポーツ (2022年11月18日). 2023年2月25日閲覧。
- ^ “【巨人】ドラ4の創価大・門脇誠、ポスト坂本へ走攻守で魅せた「プロで生き抜くには小技絡めないと」”. スポーツ報知 (2022年10月24日). 2023年2月25日閲覧。
- ^ “日大鶴ヶ丘vs創価”. 高校野球ドットコム (2018年7月23日). 2023年2月25日閲覧。
- ^ a b “【巨人】ドラフト4位指名の創価大・門脇誠が仮契約 “ポスト坂本”「1軍にい続けられるように」”. スポーツ報知 (2022年11月18日). 2023年2月25日閲覧。
- ^ a b “【巨人】坂本勇人に代わってドラ4門脇誠がプロ初スタメン抜てき/スタメン”. 日刊スポーツ (2023年4月5日). 2023年4月6日閲覧。
- ^ a b “【巨人】ドラ4門脇誠がプロ初安打「門脇がそして打つ」「勇人も嬉しそう!!」ファン祝福”. 日刊スポーツ (2023年4月5日). 2023年4月6日閲覧。
- ^ “【巨人】ドラ4門脇誠「食らいついて」プロ初打点は“ジャンピング打法”で 坂本勇人の代役先発”. 日刊スポーツ (2023年4月13日). 2023年4月16日閲覧。
- ^ a b “【巨人】門脇誠がDeNAバウアーからプロ初アーチ!3打席時点で3安打4打点1盗塁と大暴れ”. 日刊スポーツ (2023年5月9日). 2023年5月9日閲覧。
- ^ “巨人4位の門脇誠、大学まで公式戦116試合999イニングフル出場継続中「けがなくアピールしたい」”. 中日スポーツ (2023年1月8日). 2023年2月25日閲覧。
- ^ 坂庭健二 (2023年2月14日). “【巨人】〝ストロング門脇〟が攻守以上に評価される「自己管理能力」 65万円の酸素発生器を持参”. 東スポWEB. 2023年2月25日閲覧。
- ^ “【巨人】ドラ4門脇誠がプロ初打席 高1からの公式戦999イニングフル出場ストップからの出発”. 日刊スポーツ (2023年4月2日). 2023年4月3日閲覧。
- ^ “【巨人】坂本勇人に代わってスタメン起用の門脇誠がプロ初打点 阪神・西純のフォーク捉える”. 中日スポーツ. (2023年4月13日) 2023年4月13日閲覧。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 個人年度別成績 門脇誠 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手プロフィール - 読売巨人軍公式WEBサイト